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16話 騎士
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この世界に来て30年、魔王との冒険は今でも覚えている。
『魔族め!』
人間と魔族は長い間敵対関係にあり、人間の村へ行けば脅えられるような事もあり孤独の中を彷徨っているときに魔王と出会ったのだ。
自信が魔族でありながら、人間(?)を三人も連れて歩いていた。
一人はクローンで、目を疑うほどに驚いた。
「クローン……!?」
「勇者だ」
「へ?」
「魔法陣から召喚される者を勇者と呼ぶらしい」
クローンと呼ばれる事のない『勇者』と、魔族が皆元は人間だったという事実には驚かされたが一緒に度しているうちに彼らの事がドンドン大切になっていった。
魔王がついに国を作った、ある滅びた王国をベースに差別の無い旅人が集まった国だった。
自分はまだ少し未熟な部分を鍛えたいと、魔王の元を一旦離れてある国のコロシアムで戦いの日々をおくっていたのだが
【大至急、国に帰ってきて欲しい】
魔王の右腕であるイチから手紙が届いて、急遽帰ってきた。
会いたい者たちは山ほどいるがイチは常に冷静で賢く、そんな彼が冗談でこんな手紙を送ってくる訳が無く嫌な事が起きてしまったのではと不安が大きかった。
街はずれの料理屋から、やけに国が賑わっているのが見えた。
馬すら目を丸くするほどの人数で町中に装飾、何があったのか聞きたいが何せ旅人の国なので庶民では城の事など何も知らないかもしれない。
「これは……」
「おや?ヘリウズさんじゃないですか!!」
「すまん、俺には勇者の見分けがつかん」
「私は鍛冶屋の勇者ですよ、良かったですね間に合って」
「何に?」
「決まってるじゃないですか、魔王様の結婚式ですよ」
「・・・・・・え?」
「まさか、知らずに帰ってきたんですか?ここで盛大に魔王様が告白したんですよ」
「しかも王族がこんな所で告白したのか!?」
お相手いったいどんな方なんだ、城から逃げたアクロバティックな姫とかならあり得なくはないが隣国にいる姫は虫も殺せないような大人しい性格だと聞いている。
「相手は勇者なんですが」
「勇者ぁ!?」
顔シリーズごとに全部一緒だぞ、何が決め手で告白したんだよ
そして『勇者』ってほぼ男なんだがこの世界『性転換』どうやるんだ
『新日本国』なら5分もあれば性別は薬でぱっと変えられる
「うーん」
「こんな所でうなってないで、お城へ行ってあげては?」
「教えてくれた事、感謝する」
馬を走らせて兎に角城へ急いだ、だが先ほどまでの顔とは違っていた
あの恋愛のれの字も知らない魔王が結婚するのだ
聞いた瞬間に脳裏に浮かんだ言葉
『王妃の騎士』
いつかは国に戻ろうかと思っていた、この状況では悪意から守る為に王妃の傍には信用出来る者しかおいておけないだろう。
「急ぐぞ、エフワン!(馬の名前)」
『魔族め!』
人間と魔族は長い間敵対関係にあり、人間の村へ行けば脅えられるような事もあり孤独の中を彷徨っているときに魔王と出会ったのだ。
自信が魔族でありながら、人間(?)を三人も連れて歩いていた。
一人はクローンで、目を疑うほどに驚いた。
「クローン……!?」
「勇者だ」
「へ?」
「魔法陣から召喚される者を勇者と呼ぶらしい」
クローンと呼ばれる事のない『勇者』と、魔族が皆元は人間だったという事実には驚かされたが一緒に度しているうちに彼らの事がドンドン大切になっていった。
魔王がついに国を作った、ある滅びた王国をベースに差別の無い旅人が集まった国だった。
自分はまだ少し未熟な部分を鍛えたいと、魔王の元を一旦離れてある国のコロシアムで戦いの日々をおくっていたのだが
【大至急、国に帰ってきて欲しい】
魔王の右腕であるイチから手紙が届いて、急遽帰ってきた。
会いたい者たちは山ほどいるがイチは常に冷静で賢く、そんな彼が冗談でこんな手紙を送ってくる訳が無く嫌な事が起きてしまったのではと不安が大きかった。
街はずれの料理屋から、やけに国が賑わっているのが見えた。
馬すら目を丸くするほどの人数で町中に装飾、何があったのか聞きたいが何せ旅人の国なので庶民では城の事など何も知らないかもしれない。
「これは……」
「おや?ヘリウズさんじゃないですか!!」
「すまん、俺には勇者の見分けがつかん」
「私は鍛冶屋の勇者ですよ、良かったですね間に合って」
「何に?」
「決まってるじゃないですか、魔王様の結婚式ですよ」
「・・・・・・え?」
「まさか、知らずに帰ってきたんですか?ここで盛大に魔王様が告白したんですよ」
「しかも王族がこんな所で告白したのか!?」
お相手いったいどんな方なんだ、城から逃げたアクロバティックな姫とかならあり得なくはないが隣国にいる姫は虫も殺せないような大人しい性格だと聞いている。
「相手は勇者なんですが」
「勇者ぁ!?」
顔シリーズごとに全部一緒だぞ、何が決め手で告白したんだよ
そして『勇者』ってほぼ男なんだがこの世界『性転換』どうやるんだ
『新日本国』なら5分もあれば性別は薬でぱっと変えられる
「うーん」
「こんな所でうなってないで、お城へ行ってあげては?」
「教えてくれた事、感謝する」
馬を走らせて兎に角城へ急いだ、だが先ほどまでの顔とは違っていた
あの恋愛のれの字も知らない魔王が結婚するのだ
聞いた瞬間に脳裏に浮かんだ言葉
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いつかは国に戻ろうかと思っていた、この状況では悪意から守る為に王妃の傍には信用出来る者しかおいておけないだろう。
「急ぐぞ、エフワン!(馬の名前)」
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