この学園には図書委員がいない!

空飛ぶ桂川

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「ただいまー。」
「あ!おかえりー!旅行楽しかったー?」
妹の朝日が俺にかけよってワクワクした顔で聞いてくる。
「旅行っていうほど遠出もしてないけどな・・・っていうか親父とお袋は?」
「2人とも今日も仕事で遅くなるって!」

うちの両親は共働きだ。貧乏だからという理由よりは母親が仕事大好き人間で仕事をやめたくなかったから・・・という理由が大きい。
絵に書いたようなキャリアウーマンだ。
そのため、俺たち兄妹は親が遅くまで帰ってこないことに慣れている。

「ここ最近多いなー・・・ってことは昨日もか・・・ごめんな、1人で寂しかったろ。」
「またそうやって子供扱いする!別に寂しくなんてなかったもん!でも土産話は聞く!」
いや・・・妹のツンデレなんて全く萌えないぞ・・・。
「土産話って言ったって別に友達と5人で海行ってバーベキューしたくらいだぞ?」
「でも女の子もいたんでしょ?・・・夜這いとかしたの?」
「ブォフ!・・・いや、してないしお前どこでそんな言葉覚えたんだよ!」
「最近の中学生を舐めてもらっちゃ困るねー・・・!」
「妹が変なことを覚えて困ってんのはこっちだ!あんまり外で使うなよそんな言葉!」
「・・・でも思春期の男が女の子と1日一緒に過ごしてなにもないなんて・・・もしかしてお兄ちゃん・・・私に惚れてる!?」
「そんなわけねーだろ。どこをどう推理したらそうなったんだよ。」
「いや、極度のシスコン過ぎてそうなったのかと・・・。」
「なんねーよ。・・・んで別に本当に普通に遊んだだけだよ。」
「なんだー!つまんないのー!」

そんな思春期真っ盛りの妹との会話を終えて自分の部屋に入る。
そういえば服を洗濯に出してくるのを忘れたなー・・・ついでに風呂も入ってくるか・・・。
そう思ってリビングに向かう。
リビングに入るとなぜか全裸の妹と鉢合わせる。

「○▲□★◇・・・!?な、なにしてんだお前は!?」
「なに動揺してんのよ・・・お兄ちゃんは妹の裸に興奮とかするタイプなの?」
「するかー!!なにリビングで服脱いでんだって言ってんだよ!!」
「なにって・・・お風呂入るんだけど・・・。」
「じゃあ脱衣所で脱げ!!」
全裸で脱いだ服を持った状態で朝日は脱衣所に向かった。

どんなおてんば娘だよ・・・。
全裸の妹にも萌えないな・・・。
あと、風呂は後で入ろう。

そうして、初めての女子との小旅行が終わった。
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