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二学期がはじまって数日が経った。
今日は委員会の仕事もないし、柴田も振り切ったし、気楽に帰宅できる。
俺は厄日から解放されようとしていた。
「あ、車道君!?」
校門を出たところで声をかけられる。
女子の声!?まさか柴田か!?と思って声の方を見る。
・・・なんだ・・・森下か・・・。
「あ、あの・・・今から・・・ご飯行きたいでござる!!」
久しぶりのござるだなー・・・。
「いいけど・・・俺でいいのか?」
「いや・・・あの・・・ま、前に2人でご飯行こうって言って結局2人じゃなかったから・・・こ、今度こそ!!」
「あー・・・あったなそんなこと・・・じゃあ、行くか。」
「えっ!?あ、うん!!」
2人で駅の方に向かおうとしたとき、校門の横の塀を乗り越えて柴田が飛び出してきた。
「ちょっと待ったーーーっす!!」
来たな疫病神め。
「し、柴田さん!?な、なぜ校門が近くにあるのにわざわざ塀を飛び越えて登場したの!?」
森下・・・丁寧なツッコミをありがとう。
「私から逃げてクラスの女子とデートとは感心できないっすねー!」
「デ、デ、デート!?」
いや、森下・・・どこに食いついてんだよ。
「別にデートってわけじゃねーよ。前にご飯行く約束してたから今日行くってだけだよ。っていうかお前もなんでそんな俺につきまとうんだよ。」
「なにを言ってるんすか!そんなの車道君をモノにしたいからに決まってるじゃないっすか!」
だからこいつはなんでこんなサラッととんでもないことを言うんだよ。
「モノ・・・!?ハ、ハレンチ!!」
「男子と2人でご飯食べに行く人の方がよっぽどハレンチっすよ!学級委員さん!抜けがけはズルいっすよ!」
「わ、私はハレンチでもフレンチでもないし、抜けがけとかしてないでござるよー!」
あー・・・もう面倒だ。
よし!ここは逃げよう!
「森下・・・走れるか?」
「えっ?うん・・・」
「よし!じゃあ・・・」
俺は森下の手をとり柴田をまくため走り出した。
「えっ!?ちょっと待って!!手繋いでる!?ウキャー!!」
「俺と手を繋ぐのはキャラ変わるほど嫌なのかよ!!」
「いや、逆でござるよー!!テンションアゲアゲでござるー!!」
「なんでだよ!あと、そのキャラやめてくれ!俺の中の森下像が崩れる!」
なんとか柴田をまいて駅の近くに着いた。
「走らせたの悪いな・・・あと、手もすまん。」
「い、いや!ぜ、ぜ、全然大丈夫!むしろ嬉しいからもっと繋いでもいいというか!いや、そんなことは無いけど!いや!でも!全然大丈夫!」
「いや、落ち着けよ!」
「はっ!?・・・はしたないところを見せてしまいました・・・。」
「・・・別にそれはいいけどよ。じゃあ、適当に飯でも行くか。」
「うん!・・・それにしても2人で逃げるなんてスリルあってワクワクしたよ!」
「俺は面倒なことに巻き込まれるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたけどな。」
「2人で走らされてる時点で面倒なことには巻き込まれてるけどね!」
そう言って森下が笑う。全くだ。
そうしていつかの約束通り2人でご飯を食べ、日も暮れてきたところで駅にて解散することになった。
「じゃあな。気をつけて帰れよ。」
「ちょ!ちょっと待って!はい!これ!」
そう言って森下は綺麗に包装された箱を俺に渡す。
「車道君、もうすぐ誕生日でしょ?だから今日はこれを渡したくて!」
「あ、そういえば・・・ありがとう。」
森下は満面の笑みでこちらを見る。
夕日に照らされて笑顔が光って見えた。
同級生の女子に誕生日祝われるのなんて初めてだな・・・。
家に帰って箱を開けてみた。
メガネが入っていた。
森下・・・俺は別にこれ単品が好きなわけではないぞ・・・。
今日は委員会の仕事もないし、柴田も振り切ったし、気楽に帰宅できる。
俺は厄日から解放されようとしていた。
「あ、車道君!?」
校門を出たところで声をかけられる。
女子の声!?まさか柴田か!?と思って声の方を見る。
・・・なんだ・・・森下か・・・。
「あ、あの・・・今から・・・ご飯行きたいでござる!!」
久しぶりのござるだなー・・・。
「いいけど・・・俺でいいのか?」
「いや・・・あの・・・ま、前に2人でご飯行こうって言って結局2人じゃなかったから・・・こ、今度こそ!!」
「あー・・・あったなそんなこと・・・じゃあ、行くか。」
「えっ!?あ、うん!!」
2人で駅の方に向かおうとしたとき、校門の横の塀を乗り越えて柴田が飛び出してきた。
「ちょっと待ったーーーっす!!」
来たな疫病神め。
「し、柴田さん!?な、なぜ校門が近くにあるのにわざわざ塀を飛び越えて登場したの!?」
森下・・・丁寧なツッコミをありがとう。
「私から逃げてクラスの女子とデートとは感心できないっすねー!」
「デ、デ、デート!?」
いや、森下・・・どこに食いついてんだよ。
「別にデートってわけじゃねーよ。前にご飯行く約束してたから今日行くってだけだよ。っていうかお前もなんでそんな俺につきまとうんだよ。」
「なにを言ってるんすか!そんなの車道君をモノにしたいからに決まってるじゃないっすか!」
だからこいつはなんでこんなサラッととんでもないことを言うんだよ。
「モノ・・・!?ハ、ハレンチ!!」
「男子と2人でご飯食べに行く人の方がよっぽどハレンチっすよ!学級委員さん!抜けがけはズルいっすよ!」
「わ、私はハレンチでもフレンチでもないし、抜けがけとかしてないでござるよー!」
あー・・・もう面倒だ。
よし!ここは逃げよう!
「森下・・・走れるか?」
「えっ?うん・・・」
「よし!じゃあ・・・」
俺は森下の手をとり柴田をまくため走り出した。
「えっ!?ちょっと待って!!手繋いでる!?ウキャー!!」
「俺と手を繋ぐのはキャラ変わるほど嫌なのかよ!!」
「いや、逆でござるよー!!テンションアゲアゲでござるー!!」
「なんでだよ!あと、そのキャラやめてくれ!俺の中の森下像が崩れる!」
なんとか柴田をまいて駅の近くに着いた。
「走らせたの悪いな・・・あと、手もすまん。」
「い、いや!ぜ、ぜ、全然大丈夫!むしろ嬉しいからもっと繋いでもいいというか!いや、そんなことは無いけど!いや!でも!全然大丈夫!」
「いや、落ち着けよ!」
「はっ!?・・・はしたないところを見せてしまいました・・・。」
「・・・別にそれはいいけどよ。じゃあ、適当に飯でも行くか。」
「うん!・・・それにしても2人で逃げるなんてスリルあってワクワクしたよ!」
「俺は面倒なことに巻き込まれるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたけどな。」
「2人で走らされてる時点で面倒なことには巻き込まれてるけどね!」
そう言って森下が笑う。全くだ。
そうしていつかの約束通り2人でご飯を食べ、日も暮れてきたところで駅にて解散することになった。
「じゃあな。気をつけて帰れよ。」
「ちょ!ちょっと待って!はい!これ!」
そう言って森下は綺麗に包装された箱を俺に渡す。
「車道君、もうすぐ誕生日でしょ?だから今日はこれを渡したくて!」
「あ、そういえば・・・ありがとう。」
森下は満面の笑みでこちらを見る。
夕日に照らされて笑顔が光って見えた。
同級生の女子に誕生日祝われるのなんて初めてだな・・・。
家に帰って箱を開けてみた。
メガネが入っていた。
森下・・・俺は別にこれ単品が好きなわけではないぞ・・・。
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