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「わー・・・すごーい・・・綺麗・・・!」
鶴里がこんなにテンション上がってるの初めて見たな・・・。
俺たちは鶴里と森下のおじいちゃんの提案で近くの公園で花火をすることになった。
それにしてもさすが田舎・・・公園もでかい・・・。
俺は手持ち花火を持ちながら花火にはしゃぐ神沢・桜山・鶴里を見ていた。
・・・あれ?森下と森下のおじいちゃんがいないな・・・。
・・・探しに行くか。
そう思い立ち上がると神沢がそれに気づき声をかける。
「コーちゃん、どっか行くのかい?」
「森下と森下のおじいちゃんが居ないから探してくる。」
「なら、俺が行こうか?」
「別にいいよ。ついでにトイレも行きたいし。」
俺は森下たちを探しに歩き出した。
「・・・追いかけなくていいのかい?」
「えっ!?・・・な、なんで!?」
「桜山さんは本当わかりやすいんだから!・・・本当はコーちゃんと一緒にいたいんじゃない?」
「な・・・そ、そんなわけないでしょ!?」
「隠さなくてもわかるから!好きなんでしょ?」
「す、好きなわけないでしょ!あんな奴!」
「いや、誤魔化してもわかるって!」
「な・・・なんでわかるのよ・・・。」
「咲音ちゃん・・・ずっと車道君のこと・・・目で追ってるから・・・。」
「えっ!?ウソ!?」
「本当だよ!だからわかりやすいって言ったじゃん?」
「・・・そっか・・・でも私はあいつのああいう面倒臭がりのくせに人のことほっとけないところが好きなんだと思うからあいつが琴子ちゃんを探しに行くなら止める筋合いはないよ・・・。」
「強がりだなー・・・。まあ、でもコーちゃんは森下さんに恋心を抱いてるから探しに行くってわけじゃないだろうから安心しなよ。」
「・・・うん。」
公園の割と端の方まで来たが全然見つからんなー・・・。
ん?向こうの方で声がする。
声の方に近寄って見ると森下と森下のおじいちゃんが線香花火に火をつけながら話しているのが目に入った。
・・・こんなところに居たのか・・・せっかくの2人きりだし、邪魔するのも悪いかな・・・。
「いいのか?皆と遊ばなくて。」
「うん。皆とはいつでも会えるけど、おじいちゃんとは次いつ会えるかわかんないし・・・。」
「次か・・・次に会える日があればいいけどな・・・。」
「そ、そんな悲しいこと言わないでよ・・・きっと会えるよ。」
・・・そうか・・・元気すぎて忘れてたけど、森下のおじいちゃんもう長くないんだよな・・・。
「友達・・・見れて良かった・・・皆いい子で安心もしたなー・・・んで、琴子は神沢君か車道君かどっちが好きなんじゃ?」
「えっ!?やめてよおじいちゃん!そんな恥ずかしい質問!」
・・・本当だよ!なに聞いてんだよエロジジイ!
「・・・おじいちゃん・・・私・・・車道君のことが・・・好き。」
・・・・・・・え?今・・・なんて・・・?
鶴里がこんなにテンション上がってるの初めて見たな・・・。
俺たちは鶴里と森下のおじいちゃんの提案で近くの公園で花火をすることになった。
それにしてもさすが田舎・・・公園もでかい・・・。
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・・・あれ?森下と森下のおじいちゃんがいないな・・・。
・・・探しに行くか。
そう思い立ち上がると神沢がそれに気づき声をかける。
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「なら、俺が行こうか?」
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「えっ!?ウソ!?」
「本当だよ!だからわかりやすいって言ったじゃん?」
「・・・そっか・・・でも私はあいつのああいう面倒臭がりのくせに人のことほっとけないところが好きなんだと思うからあいつが琴子ちゃんを探しに行くなら止める筋合いはないよ・・・。」
「強がりだなー・・・。まあ、でもコーちゃんは森下さんに恋心を抱いてるから探しに行くってわけじゃないだろうから安心しなよ。」
「・・・うん。」
公園の割と端の方まで来たが全然見つからんなー・・・。
ん?向こうの方で声がする。
声の方に近寄って見ると森下と森下のおじいちゃんが線香花火に火をつけながら話しているのが目に入った。
・・・こんなところに居たのか・・・せっかくの2人きりだし、邪魔するのも悪いかな・・・。
「いいのか?皆と遊ばなくて。」
「うん。皆とはいつでも会えるけど、おじいちゃんとは次いつ会えるかわかんないし・・・。」
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「友達・・・見れて良かった・・・皆いい子で安心もしたなー・・・んで、琴子は神沢君か車道君かどっちが好きなんじゃ?」
「えっ!?やめてよおじいちゃん!そんな恥ずかしい質問!」
・・・本当だよ!なに聞いてんだよエロジジイ!
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