25 / 44
第三幕:再び動き出した王族暗殺事件
25、劇場に咲き誇る歌劇の徒花
しおりを挟む
チョッチョの仮装みたいに派手な衣装を着た男性ソプラノ歌手が、片手を掲げて堂々と歌い出した。
「トランペットよ、響き渡れ
勝利の喜びよ、闇夜を切り裂け」
物語は初代国王がロムルス神の加護を受け、蛮族を退けた後から始まる。舞台の幕が上がる前に戦は終結しているのに、これから何時間も何を見せられるのかと言うと、色恋沙汰の悲喜こもごもである。
英雄は、蛮族の王の娘と禁断の恋に落ちる。蛮族の娘は、父を倒した男を憎みながらも惹かれてゆく。一方で心優しい英雄は、配下の将軍から蛮族の王を処刑するよう進言されながら、愛する女性の父を害することに苦悩するのだ。
古代の英雄も、今日の台本作家の手にかかれば恋する男に早変わり。ソプラノの美声で愛を歌いあげる。
「恵みの海に豊かな国を築かんと
我は暁に誓う」
男性ソプラノの力強い高音が、トランペットの輝かしい音色と競うかのように響き渡る。だが演奏困難なナチュラルトランペットと比べて、歌手の歌声は自由自在。アルトのような中性的な音域から、女性歌手をもしのぐ最高音まで光の階段を駆け上がる。完全無欠な音の粒が連射され、観客から感嘆のため息が漏れた。お母様などボックス席の手すりから身を乗り出している。
躍動感にあふれ、活力がみなぎるA部分が終わると、歌手は静かにB部分を歌い出した。
「だが勝利の美酒に酔うことはない
わが胸を貫く、美しき貴女の双眸よ」
曲は速度を落とし、流麗な旋律がしっとりと満ちてゆく。男性ソプラノ特有の鋭い高音は鳴りを潜め、フレーズひとつひとつを大切に紡ぐ内省的な歌い方が心地よい。オーボエが時折添えるオブリガートも涙を誘う。
静かな曲調のほうが、この歌手の美声が際立つのではないか? でも観客の受けが良いのは、アクロバティックな歌唱法なのだろう。
「この心が求めるのは戦の勝鬨ではなく
甘く優しい愛の勝利なのだから」
哀愁をたたえた旋律線がくっきりと浮かび上がり、たっぷりと情感の詰まった歌声が胸を打つ。
B部分の終わりに仰々しい変奏を加える歌手も多いが、彼はアリアの書法に沿った落ち着きのある装飾にとどめ、B部分を締めくくった。
私の隣でアルカンジェロが満足そうにうなずいた。彼の趣味にも合っていたらしい。
再びトランペットが加わり、華やかな器楽部分が戻って来たのを聴きながら、私はふとアルはオペラの舞台に立ちたいのではないかと考えていた。彼の正体を知った今なら、不特定多数の目に触れる劇場を避けるために、舞台に立たなかったのだと分かる。
教会の聖歌隊席は普通、信徒の目線より高い場所にあり、聖歌隊員ひとりひとりの顔は見えにくい。暗殺者の魔の手をのがれるために、聖歌隊の仕事や、貴族のサロンといった私的な空間で歌って来たのだろう。
ブリタンニア王国へ渡れば、彼の才能は自由に羽ばたけるのかも知れない。彼は王族である前に、前途有望な一人の若者なのだから。
「トランペットよ、響き渡れ
勝利の喜びよ、闇夜を切り裂け」
繰り返しのA部分が再び始まり、歌手が同じ歌詞を繰り返す。だが作曲家の書いた旋律を巧みに変奏し、思う存分己の技術を見せつける。オリジナルの旋律の三度上から始まったと思ったら、四分音符を十六分音符に分割して、火花を散らすみたいに細かい音符を歌い上げた。
超絶技巧が大好物の観客から歓喜のどよめきが巻き起こる。
トランペット奏者も名演奏家なのだろう、負けじと装飾を加えるが、水のようになめらかな歌手の声にはかなわない。技巧を知り尽くした達人たちの競演に客席が沸き立つ。
「恵みの海に豊かな国を築かんと
我は暁に誓う」
ピンと張った絹糸のように緊張感を保った歌声が、劇場の隅々まで響き渡る。カストラートの歌声は女性歌手のやわらかい音色とは異なる硬質なものだ。ボーイソプラノの透明感を保ってはいるが、遥かに力強く、声量も豊か。裏声を使う古臭い男性歌手の厳かな音色とも異なり、生き生きとした情感に満ちている。
そこまで考えて私はハッとした。アルカンジェロがアルベルト殿下なら、彼は技術を磨いたファルセッティストだったということ!?
やっぱり彼の真実について、どうしても訊かずにはいられないわ!
私は横目で隣に座った彼の、ベルトの下あたりを盗み見た。
アリアが終わると劇場は拍手と歓声に包まれ、退場する歌手に向かってアンコールをせがんだ。観客の求めに応じてチェンバロの前に座ったマエストロがオーケストラに合図をすると、同じアリアの前奏が再び始まった。
この調子だからオペラは一向に終わらないのだ。再び男性ソプラノが舞台へ出てきて、同じアリアを繰り返す。
だが彼はダ・カーポで、先ほどにも増して輝かしく難易度の高い変奏を披露した。観客は大喜び。平土間席のゴンドリエーレたちは口笛を鳴らし、お母様はボックス席から落ちそうなほど身を乗り出して、拍手を送っている。
今度こそ本当に主演男性歌手が舞台袖に引っ込むと、お母様はチョッチョが膝に乗せていた台本に目を落とした。
「あら嫌だわ。次、バスのアリアじゃない」
「ロザリンダ様、低い声お嫌いですもんね」
チョッチョがあらかじめ購入した台本のページをめくりながら、クスリと笑う。
「バスって野蛮な感じがするんですもの。テノールはパッとしないだけですけれど」
勝手な感想を述べてからエルヴィーラ嬢とアルカンジェロを振り返り、
「カーテン、閉めてもよろしくて?」
一応、許可を取ってから、ボックス席の端に束ねてあった緋色のカーテンを引っ張った。
一幕が終わるころになると、ロウソクをたくさん焚いた劇場の空気が薄いせいか、私は頭が重くなってきた。狭いボックス席で仮装した六人が座っているのも原因だろう。
絹の手袋をはめた手で額を冷やしていたら、アルカンジェロがすぐに声をかけてくれた。
「リラ、出ようか?」
私たちはボックス席を抜け出し、劇場内のカフェに避難した。
ほかの客を避けてテラス席の一番端に座ると、冷たい夜風が額を撫でて、ほてった頬を冷ましてくれる。
ウェイターがよく冷えた発泡白葡萄酒と、小さな皿に盛られたナッツを運んできた。
「ロムルツィア王国よ、永遠なれ」
「ロムルス神をたたえて」
大建国祭お決まりのセリフで乾杯し、グラスを傾ける。
冷たいプロセッコが喉を流れてゆく。爽やかな酸味と心地よい刺激で、ぼんやりとしていた意識が覚醒した。
目の周りを覆う仮面を上げ、植物の絡んだ大理石の欄干から運河を見下ろす。向かいの建物の明かりが水面の上で踊り、揺れる光を割ってゴンドラがすべってゆく。帽子を軽く傾けたゴンドリエーレの口ずさむ舟歌を聴きながら、私はようやく疑問を口にした。
「こんな質問、とっても失礼なんだけど――」
向かいに座ったアルが少年のように首をかしげた気配がする。私は恥ずかしくて彼の顔を見られない。うつむいたまま、思い切って尋ねた。
「その、アルベルト様のお体は……」
─ * ─
ようやく訊いた! 次回、ついているのかいないのか、明らかになります! そのほかにもアルの子供時代の秘密など、謎が解ける回です。
「トランペットよ、響き渡れ
勝利の喜びよ、闇夜を切り裂け」
物語は初代国王がロムルス神の加護を受け、蛮族を退けた後から始まる。舞台の幕が上がる前に戦は終結しているのに、これから何時間も何を見せられるのかと言うと、色恋沙汰の悲喜こもごもである。
英雄は、蛮族の王の娘と禁断の恋に落ちる。蛮族の娘は、父を倒した男を憎みながらも惹かれてゆく。一方で心優しい英雄は、配下の将軍から蛮族の王を処刑するよう進言されながら、愛する女性の父を害することに苦悩するのだ。
古代の英雄も、今日の台本作家の手にかかれば恋する男に早変わり。ソプラノの美声で愛を歌いあげる。
「恵みの海に豊かな国を築かんと
我は暁に誓う」
男性ソプラノの力強い高音が、トランペットの輝かしい音色と競うかのように響き渡る。だが演奏困難なナチュラルトランペットと比べて、歌手の歌声は自由自在。アルトのような中性的な音域から、女性歌手をもしのぐ最高音まで光の階段を駆け上がる。完全無欠な音の粒が連射され、観客から感嘆のため息が漏れた。お母様などボックス席の手すりから身を乗り出している。
躍動感にあふれ、活力がみなぎるA部分が終わると、歌手は静かにB部分を歌い出した。
「だが勝利の美酒に酔うことはない
わが胸を貫く、美しき貴女の双眸よ」
曲は速度を落とし、流麗な旋律がしっとりと満ちてゆく。男性ソプラノ特有の鋭い高音は鳴りを潜め、フレーズひとつひとつを大切に紡ぐ内省的な歌い方が心地よい。オーボエが時折添えるオブリガートも涙を誘う。
静かな曲調のほうが、この歌手の美声が際立つのではないか? でも観客の受けが良いのは、アクロバティックな歌唱法なのだろう。
「この心が求めるのは戦の勝鬨ではなく
甘く優しい愛の勝利なのだから」
哀愁をたたえた旋律線がくっきりと浮かび上がり、たっぷりと情感の詰まった歌声が胸を打つ。
B部分の終わりに仰々しい変奏を加える歌手も多いが、彼はアリアの書法に沿った落ち着きのある装飾にとどめ、B部分を締めくくった。
私の隣でアルカンジェロが満足そうにうなずいた。彼の趣味にも合っていたらしい。
再びトランペットが加わり、華やかな器楽部分が戻って来たのを聴きながら、私はふとアルはオペラの舞台に立ちたいのではないかと考えていた。彼の正体を知った今なら、不特定多数の目に触れる劇場を避けるために、舞台に立たなかったのだと分かる。
教会の聖歌隊席は普通、信徒の目線より高い場所にあり、聖歌隊員ひとりひとりの顔は見えにくい。暗殺者の魔の手をのがれるために、聖歌隊の仕事や、貴族のサロンといった私的な空間で歌って来たのだろう。
ブリタンニア王国へ渡れば、彼の才能は自由に羽ばたけるのかも知れない。彼は王族である前に、前途有望な一人の若者なのだから。
「トランペットよ、響き渡れ
勝利の喜びよ、闇夜を切り裂け」
繰り返しのA部分が再び始まり、歌手が同じ歌詞を繰り返す。だが作曲家の書いた旋律を巧みに変奏し、思う存分己の技術を見せつける。オリジナルの旋律の三度上から始まったと思ったら、四分音符を十六分音符に分割して、火花を散らすみたいに細かい音符を歌い上げた。
超絶技巧が大好物の観客から歓喜のどよめきが巻き起こる。
トランペット奏者も名演奏家なのだろう、負けじと装飾を加えるが、水のようになめらかな歌手の声にはかなわない。技巧を知り尽くした達人たちの競演に客席が沸き立つ。
「恵みの海に豊かな国を築かんと
我は暁に誓う」
ピンと張った絹糸のように緊張感を保った歌声が、劇場の隅々まで響き渡る。カストラートの歌声は女性歌手のやわらかい音色とは異なる硬質なものだ。ボーイソプラノの透明感を保ってはいるが、遥かに力強く、声量も豊か。裏声を使う古臭い男性歌手の厳かな音色とも異なり、生き生きとした情感に満ちている。
そこまで考えて私はハッとした。アルカンジェロがアルベルト殿下なら、彼は技術を磨いたファルセッティストだったということ!?
やっぱり彼の真実について、どうしても訊かずにはいられないわ!
私は横目で隣に座った彼の、ベルトの下あたりを盗み見た。
アリアが終わると劇場は拍手と歓声に包まれ、退場する歌手に向かってアンコールをせがんだ。観客の求めに応じてチェンバロの前に座ったマエストロがオーケストラに合図をすると、同じアリアの前奏が再び始まった。
この調子だからオペラは一向に終わらないのだ。再び男性ソプラノが舞台へ出てきて、同じアリアを繰り返す。
だが彼はダ・カーポで、先ほどにも増して輝かしく難易度の高い変奏を披露した。観客は大喜び。平土間席のゴンドリエーレたちは口笛を鳴らし、お母様はボックス席から落ちそうなほど身を乗り出して、拍手を送っている。
今度こそ本当に主演男性歌手が舞台袖に引っ込むと、お母様はチョッチョが膝に乗せていた台本に目を落とした。
「あら嫌だわ。次、バスのアリアじゃない」
「ロザリンダ様、低い声お嫌いですもんね」
チョッチョがあらかじめ購入した台本のページをめくりながら、クスリと笑う。
「バスって野蛮な感じがするんですもの。テノールはパッとしないだけですけれど」
勝手な感想を述べてからエルヴィーラ嬢とアルカンジェロを振り返り、
「カーテン、閉めてもよろしくて?」
一応、許可を取ってから、ボックス席の端に束ねてあった緋色のカーテンを引っ張った。
一幕が終わるころになると、ロウソクをたくさん焚いた劇場の空気が薄いせいか、私は頭が重くなってきた。狭いボックス席で仮装した六人が座っているのも原因だろう。
絹の手袋をはめた手で額を冷やしていたら、アルカンジェロがすぐに声をかけてくれた。
「リラ、出ようか?」
私たちはボックス席を抜け出し、劇場内のカフェに避難した。
ほかの客を避けてテラス席の一番端に座ると、冷たい夜風が額を撫でて、ほてった頬を冷ましてくれる。
ウェイターがよく冷えた発泡白葡萄酒と、小さな皿に盛られたナッツを運んできた。
「ロムルツィア王国よ、永遠なれ」
「ロムルス神をたたえて」
大建国祭お決まりのセリフで乾杯し、グラスを傾ける。
冷たいプロセッコが喉を流れてゆく。爽やかな酸味と心地よい刺激で、ぼんやりとしていた意識が覚醒した。
目の周りを覆う仮面を上げ、植物の絡んだ大理石の欄干から運河を見下ろす。向かいの建物の明かりが水面の上で踊り、揺れる光を割ってゴンドラがすべってゆく。帽子を軽く傾けたゴンドリエーレの口ずさむ舟歌を聴きながら、私はようやく疑問を口にした。
「こんな質問、とっても失礼なんだけど――」
向かいに座ったアルが少年のように首をかしげた気配がする。私は恥ずかしくて彼の顔を見られない。うつむいたまま、思い切って尋ねた。
「その、アルベルト様のお体は……」
─ * ─
ようやく訊いた! 次回、ついているのかいないのか、明らかになります! そのほかにもアルの子供時代の秘密など、謎が解ける回です。
38
あなたにおすすめの小説
【完結】幼い頃からの婚約を破棄されて退学の危機に瀕している。
桧山 紗綺
恋愛
子爵家の長男として生まれた主人公は幼い頃から家を出て、いずれ婿入りする男爵家で育てられた。婚約者とも穏やかで良好な関係を築いている。
それが綻んだのは学園へ入学して二年目のこと。
「婚約を破棄するわ」
ある日突然婚約者から婚約の解消を告げられる。婚約者の隣には別の男子生徒。
しかもすでに双方の親の間で話は済み婚約は解消されていると。
理解が追いつく前に婚約者は立ち去っていった。
一つ年下の婚約者とは学園に入学してから手紙のやり取りのみで、それでも休暇には帰って一緒に過ごした。
婚約者も入学してきた今年は去年の反省から友人付き合いを抑え自分を優先してほしいと言った婚約者と二人で過ごす時間を多く取るようにしていたのに。
それが段々減ってきたかと思えばそういうことかと乾いた笑いが落ちる。
恋のような熱烈な想いはなくとも、将来共に歩む相手、長い時間共に暮らした家族として大切に思っていたのに……。
そう思っていたのは自分だけで、『いらない』の一言で切り捨てられる存在だったのだ。
いずれ男爵家を継ぐからと男爵が学費を出して通わせてもらっていた学園。
来期からはそうでないと気づき青褪める。
婚約解消に伴う慰謝料で残り一年通えないか、両親に援助を得られないかと相談するが幼い頃から離れて育った主人公に家族は冷淡で――。
絶望する主人公を救ったのは学園で得た友人だった。
◇◇
幼い頃からの婚約者やその家から捨てられ、さらに実家の家族からも疎まれていたことを知り絶望する主人公が、友人やその家族に助けられて前に進んだり、贋金事件を追ったり可愛らしいヒロインとの切ない恋に身を焦がしたりするお話です。
基本は男性主人公の視点でお話が進みます。
◇◇
第16回恋愛小説大賞にエントリーしてました。
呼んでくださる方、応援してくださる方、感想なども皆様ありがとうございます。とても励まされます!
本編完結しました!
皆様のおかげです、ありがとうございます!
ようやく番外編の更新をはじめました。お待たせしました!
◆番外編も更新終わりました、見てくださった皆様ありがとうございます!!
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
【完結】虐げられて自己肯定感を失った令嬢は、周囲からの愛を受け取れない
春風由実
恋愛
事情があって伯爵家で長く虐げられてきたオリヴィアは、公爵家に嫁ぐも、同じく虐げられる日々が続くものだと信じていた。
願わくば、公爵家では邪魔にならず、ひっそりと生かして貰えたら。
そんなオリヴィアの小さな願いを、夫となった公爵レオンは容赦なく打ち砕く。
※完結まで毎日1話更新します。最終話は2/15の投稿です。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
結婚前夜に婚約破棄されたけど、おかげでポイントがたまって溺愛されて最高に幸せです❤
凪子
恋愛
私はローラ・クイーンズ、16歳。前世は喪女、現世はクイーンズ公爵家の公爵令嬢です。
幼いころからの婚約者・アレックス様との結婚間近……だったのだけど、従妹のアンナにあの手この手で奪われてしまい、婚約破棄になってしまいました。
でも、大丈夫。私には秘密の『ポイント帳』があるのです!
ポイントがたまると、『いいこと』がたくさん起こって……?
辺境の侯爵令嬢、婚約破棄された夜に最強薬師スキルでざまぁします。
コテット
恋愛
侯爵令嬢リーナは、王子からの婚約破棄と義妹の策略により、社交界での地位も誇りも奪われた。
だが、彼女には誰も知らない“前世の記憶”がある。現代薬剤師として培った知識と、辺境で拾った“魔草”の力。
それらを駆使して、貴族社会の裏を暴き、裏切った者たちに“真実の薬”を処方する。
ざまぁの宴の先に待つのは、異国の王子との出会い、平穏な薬草庵の日々、そして新たな愛。
これは、捨てられた令嬢が世界を変える、痛快で甘くてスカッとする逆転恋愛譚。
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。
【完結】公爵令嬢の育て方~平民の私が殿下から溺愛されるいわれはないので、ポーション開発に励みます。
buchi
恋愛
ポーシャは、平民の特待生として貴族の学園に入学したが、容貌もパッとしなければ魔力もなさそうと蔑視の対象に。それなのに、入学早々、第二王子のルーカス殿下はポーシャのことを婚約者と呼んで付きまとう。デロ甘・辛辣・溺愛・鈍感コメディ(?)。殿下の一方通行がかわいそう。ポジティブで金儲けに熱心なポーシャは、殿下を無視して自分の道を突き進む。がんばれ、殿下! がんばれ、ポーシャ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる