32 / 44
第四幕:愛し合う二人の幸せを求めて
32、部屋から抜け出す方法
しおりを挟む
私はソファから飛び跳ねるようにして立ち上がった。
ベッドサイドのランプがぼんやりと照らし出す暗がりの中、ガウンとネグリジェをベッドに脱ぎ捨てる。クローゼットに隠したリネンの包みをひらき、レースをふんだんに使った男性物のシャツに袖を通した。
「もっとみすぼらしい服かと思っていたわ」
アルが用意してくれたのは、裕福な商人の息子が着るような、小ぎれいな服だった。ブリタンニア王国に渡る歌手二人に扮するから、ある程度成功している音楽家という設定なのかも知れない。
女性のドレスと違って、シャツもウエストコートも背中にボタンがないので、一人で着替えられるのは幸いだった。
タイツの上に半ズボンを履き、裾のボタンを留める。布靴も仮装用に履いていた革のブーツに履き替えた。
首元でレースタイを結び、ジュストコールを羽織った私は、ランプ片手に部屋の隅に据えられた背の高い姿見の前に急いだ。
薄闇の中でランプをかざすと、鏡の周囲を飾る金細工の縁取りが妖しく光を反射した。
「大丈夫そうね」
肩越しに後ろ姿を確認したとき、長い髪が不自然であることに気が付いた。腰まで伸ばしたプラチナブロンドを結い上げた少年などいるはずはない。
「切りましょう」
私は即決した。
髪は女の命ですって? ふん、知ったこっちゃないわ。他人にどう見られるかより、ずっと大切なことがあるのよ。
アルが髪の長さで私を判断するはずないと言い切れるのも心強い。彼はずっと私の内面を見てくれていたから。
クローゼットへ戻ると、並んで掛かっているドレスの中に首を突っ込んだ。奥の棚に護身用の短剣が隠してあるのだ。お父様からはベッド脇のサイドテーブルに入れておくよう言われていたが、刃物を見ながら暮らすのが嫌で、普段目につかないところにしまい込んである。
ランプの灯りはクローゼットの中まで届かない。手探りで短剣を探す指先に、宝石箱があたった。
「そうだわ。高価なアクセサリーを持って行けば、今後の生活の足しになるかも知れない」
私は重い木製の宝石箱を取り出して鏡台に乗せ、ランプを隣に置いた。
貴重そうなネックレスやイヤリングをポケットに詰め込む。普段使いのアクセサリーは鏡台の引き出しにしまっているから、宝石箱に入っているのは特別な日に身に着けるものだ。
宝石を選び終わった私は、家紋の彫られた短剣の取っ手を握った。革製の鞘から抜くと、銀色の刃がランプの灯りを受けて冷たい光を放つ。
鏡台の椅子に座り、髪を解く。まっすぐ鏡を見つめると、ランプのおぼろげな光に照らし出されて、プラチナブロンドの髪をたらした少年が、厳しい表情で座っていた。
「真面目くさった女はいらないですって? 上等だわ」
髪を一房つかみ、思い切って刃を当てる。銀糸のごときやわらかいブロンドがはらりと落ちた。
同じ動作を繰り返し、肩より少し長いくらいに整える。鏡台の引き出しから黒いリボンを出し、うしろでひとつにまとめると、鏡の中には凛とした美少年が映っていた。
いたずら心でほほ笑んでみると、ゆらめくランプの灯りに照らされた蠱惑的な笑みに、我ながら魅せられそうになる。
役目を終えた短剣をクローゼットに戻そうとして、私は考えを改めた。男装しているとはいえ、夜中の運河を一人で移動するのだ。短剣は鞘に納め、ベルトのうしろに下げておくことにした。
宝石箱をクローゼットにしまう前に、守護聖人の彫られたメダルを取り出す。
「お守りに持って行きましょう」
コインを裏返すと、古い言葉で教訓が刻まれていた。
「まことの愛、汝が道を照らせり」
口の中で小さくつぶやいてから、ジュストコールの内ポケットにしまった。
「いよいよ出発ね」
まずはマリアにまた閉められてしまった鎧戸を、静かに開けなければならない。
ガラス扉の脇に置かれた飾り棚の上にランプを乗せ、音を立てないように細心の注意を払って、ガラス扉と鎧戸を開ける。
鎧戸のきしむ音が想像以上に大きく響いて心臓が跳ね上がる。
大丈夫よ、みんな使用人の誰かが閉めた音だと思うに違いないわ。
自分に言い聞かせてバルコニーへ出る。
だが、いざ地上へ降りようと思って見下ろすと、想像以上に高いことに驚いた。私の部屋は二階にあるが、一階分が高いのだ。毎日見てきた景色だけど、今までバルコニーから中庭へ出ようなどと考えたこともないから気付かなかった。
「ランプを持って行くのは無理そうね」
片手で降りられるはずはない。だが幸い今夜は満月だ。ランプに照らされた室内より、月光を浴びた中庭の方が明るいくらいだから心配はない。
私はランプをサイドテーブルに戻してから、再度バルコニーに出た。だが飛び降りたら足をくじくことは必須。井戸に飛び込むのではなく、これから未来に向かって旅立つのだから、怪我をするわけにはいかない。
冷たい大理石の手すりを握って黙考していた私は、すぐに閃いて部屋に戻った。高い天井から下がる、長くて重いカーテンを見上げる。
「このカーテンを裂いてロープを作るっていうのはどうかしら」
つぶやいた私はすぐに首を振った。腰の短剣を使えばカーテンを裂くことは可能だが、椅子に乗っても窓の上まで届かない。机を移動したら物音で、部屋の前に立つ私兵が気付くに違いない。
「そうだわ、カーテンをまとめるロープをつなげれば――」
私はタッセルのついたロープを手に取った。分厚いカーテンをまとめるため、両腕を広げたくらいの長さがある。部屋にかかっているカーテンは四枚。それぞれがタッセルのついたロープで束ねられていた。
私は室内を飛び回ってロープを回収すると、四本を結び付け、一本の長いロープに仕立てた。
「どうか切れませんように。主よ、私をお守りください」
口の中で祈りの言葉を唱えながら、またバルコニーに出る。外から吹き込む風の音で私兵に気付かれないよう、ガラス扉と鎧戸を閉め、私はロープの一端を大理石の欄干に結びつけた。
吹き付ける夜風にはかすかに潮の匂いが混ざっている。私は一度身震いすると氷のように冷えた大理石の手すりに両手を置き、全体重をかけた。片手にロープを持ち、私はいよいよ欄干の外側に出た。
中庭を見下ろせば、敷石が月光に濡れて白銀に輝いている。
一階の高さは通常の二倍近い。足を滑らせればただでは済まない。
だが私の心は自由を渇望していた。
「行くしかない」
手のひらに食い込むのも構わず、両手でロープを握りしめ、一歩ずつ慎重に壁を伝って降りた。細いロープがみしみしと嫌な音を立てる。
「あともうちょっとだから、もってちょうだい。神様、聖母様、全聖人様方、お願いします」
─ * ─
そもそも無事に中庭へ降りられるのか!?
ベッドサイドのランプがぼんやりと照らし出す暗がりの中、ガウンとネグリジェをベッドに脱ぎ捨てる。クローゼットに隠したリネンの包みをひらき、レースをふんだんに使った男性物のシャツに袖を通した。
「もっとみすぼらしい服かと思っていたわ」
アルが用意してくれたのは、裕福な商人の息子が着るような、小ぎれいな服だった。ブリタンニア王国に渡る歌手二人に扮するから、ある程度成功している音楽家という設定なのかも知れない。
女性のドレスと違って、シャツもウエストコートも背中にボタンがないので、一人で着替えられるのは幸いだった。
タイツの上に半ズボンを履き、裾のボタンを留める。布靴も仮装用に履いていた革のブーツに履き替えた。
首元でレースタイを結び、ジュストコールを羽織った私は、ランプ片手に部屋の隅に据えられた背の高い姿見の前に急いだ。
薄闇の中でランプをかざすと、鏡の周囲を飾る金細工の縁取りが妖しく光を反射した。
「大丈夫そうね」
肩越しに後ろ姿を確認したとき、長い髪が不自然であることに気が付いた。腰まで伸ばしたプラチナブロンドを結い上げた少年などいるはずはない。
「切りましょう」
私は即決した。
髪は女の命ですって? ふん、知ったこっちゃないわ。他人にどう見られるかより、ずっと大切なことがあるのよ。
アルが髪の長さで私を判断するはずないと言い切れるのも心強い。彼はずっと私の内面を見てくれていたから。
クローゼットへ戻ると、並んで掛かっているドレスの中に首を突っ込んだ。奥の棚に護身用の短剣が隠してあるのだ。お父様からはベッド脇のサイドテーブルに入れておくよう言われていたが、刃物を見ながら暮らすのが嫌で、普段目につかないところにしまい込んである。
ランプの灯りはクローゼットの中まで届かない。手探りで短剣を探す指先に、宝石箱があたった。
「そうだわ。高価なアクセサリーを持って行けば、今後の生活の足しになるかも知れない」
私は重い木製の宝石箱を取り出して鏡台に乗せ、ランプを隣に置いた。
貴重そうなネックレスやイヤリングをポケットに詰め込む。普段使いのアクセサリーは鏡台の引き出しにしまっているから、宝石箱に入っているのは特別な日に身に着けるものだ。
宝石を選び終わった私は、家紋の彫られた短剣の取っ手を握った。革製の鞘から抜くと、銀色の刃がランプの灯りを受けて冷たい光を放つ。
鏡台の椅子に座り、髪を解く。まっすぐ鏡を見つめると、ランプのおぼろげな光に照らし出されて、プラチナブロンドの髪をたらした少年が、厳しい表情で座っていた。
「真面目くさった女はいらないですって? 上等だわ」
髪を一房つかみ、思い切って刃を当てる。銀糸のごときやわらかいブロンドがはらりと落ちた。
同じ動作を繰り返し、肩より少し長いくらいに整える。鏡台の引き出しから黒いリボンを出し、うしろでひとつにまとめると、鏡の中には凛とした美少年が映っていた。
いたずら心でほほ笑んでみると、ゆらめくランプの灯りに照らされた蠱惑的な笑みに、我ながら魅せられそうになる。
役目を終えた短剣をクローゼットに戻そうとして、私は考えを改めた。男装しているとはいえ、夜中の運河を一人で移動するのだ。短剣は鞘に納め、ベルトのうしろに下げておくことにした。
宝石箱をクローゼットにしまう前に、守護聖人の彫られたメダルを取り出す。
「お守りに持って行きましょう」
コインを裏返すと、古い言葉で教訓が刻まれていた。
「まことの愛、汝が道を照らせり」
口の中で小さくつぶやいてから、ジュストコールの内ポケットにしまった。
「いよいよ出発ね」
まずはマリアにまた閉められてしまった鎧戸を、静かに開けなければならない。
ガラス扉の脇に置かれた飾り棚の上にランプを乗せ、音を立てないように細心の注意を払って、ガラス扉と鎧戸を開ける。
鎧戸のきしむ音が想像以上に大きく響いて心臓が跳ね上がる。
大丈夫よ、みんな使用人の誰かが閉めた音だと思うに違いないわ。
自分に言い聞かせてバルコニーへ出る。
だが、いざ地上へ降りようと思って見下ろすと、想像以上に高いことに驚いた。私の部屋は二階にあるが、一階分が高いのだ。毎日見てきた景色だけど、今までバルコニーから中庭へ出ようなどと考えたこともないから気付かなかった。
「ランプを持って行くのは無理そうね」
片手で降りられるはずはない。だが幸い今夜は満月だ。ランプに照らされた室内より、月光を浴びた中庭の方が明るいくらいだから心配はない。
私はランプをサイドテーブルに戻してから、再度バルコニーに出た。だが飛び降りたら足をくじくことは必須。井戸に飛び込むのではなく、これから未来に向かって旅立つのだから、怪我をするわけにはいかない。
冷たい大理石の手すりを握って黙考していた私は、すぐに閃いて部屋に戻った。高い天井から下がる、長くて重いカーテンを見上げる。
「このカーテンを裂いてロープを作るっていうのはどうかしら」
つぶやいた私はすぐに首を振った。腰の短剣を使えばカーテンを裂くことは可能だが、椅子に乗っても窓の上まで届かない。机を移動したら物音で、部屋の前に立つ私兵が気付くに違いない。
「そうだわ、カーテンをまとめるロープをつなげれば――」
私はタッセルのついたロープを手に取った。分厚いカーテンをまとめるため、両腕を広げたくらいの長さがある。部屋にかかっているカーテンは四枚。それぞれがタッセルのついたロープで束ねられていた。
私は室内を飛び回ってロープを回収すると、四本を結び付け、一本の長いロープに仕立てた。
「どうか切れませんように。主よ、私をお守りください」
口の中で祈りの言葉を唱えながら、またバルコニーに出る。外から吹き込む風の音で私兵に気付かれないよう、ガラス扉と鎧戸を閉め、私はロープの一端を大理石の欄干に結びつけた。
吹き付ける夜風にはかすかに潮の匂いが混ざっている。私は一度身震いすると氷のように冷えた大理石の手すりに両手を置き、全体重をかけた。片手にロープを持ち、私はいよいよ欄干の外側に出た。
中庭を見下ろせば、敷石が月光に濡れて白銀に輝いている。
一階の高さは通常の二倍近い。足を滑らせればただでは済まない。
だが私の心は自由を渇望していた。
「行くしかない」
手のひらに食い込むのも構わず、両手でロープを握りしめ、一歩ずつ慎重に壁を伝って降りた。細いロープがみしみしと嫌な音を立てる。
「あともうちょっとだから、もってちょうだい。神様、聖母様、全聖人様方、お願いします」
─ * ─
そもそも無事に中庭へ降りられるのか!?
38
あなたにおすすめの小説
【完結】幼い頃からの婚約を破棄されて退学の危機に瀕している。
桧山 紗綺
恋愛
子爵家の長男として生まれた主人公は幼い頃から家を出て、いずれ婿入りする男爵家で育てられた。婚約者とも穏やかで良好な関係を築いている。
それが綻んだのは学園へ入学して二年目のこと。
「婚約を破棄するわ」
ある日突然婚約者から婚約の解消を告げられる。婚約者の隣には別の男子生徒。
しかもすでに双方の親の間で話は済み婚約は解消されていると。
理解が追いつく前に婚約者は立ち去っていった。
一つ年下の婚約者とは学園に入学してから手紙のやり取りのみで、それでも休暇には帰って一緒に過ごした。
婚約者も入学してきた今年は去年の反省から友人付き合いを抑え自分を優先してほしいと言った婚約者と二人で過ごす時間を多く取るようにしていたのに。
それが段々減ってきたかと思えばそういうことかと乾いた笑いが落ちる。
恋のような熱烈な想いはなくとも、将来共に歩む相手、長い時間共に暮らした家族として大切に思っていたのに……。
そう思っていたのは自分だけで、『いらない』の一言で切り捨てられる存在だったのだ。
いずれ男爵家を継ぐからと男爵が学費を出して通わせてもらっていた学園。
来期からはそうでないと気づき青褪める。
婚約解消に伴う慰謝料で残り一年通えないか、両親に援助を得られないかと相談するが幼い頃から離れて育った主人公に家族は冷淡で――。
絶望する主人公を救ったのは学園で得た友人だった。
◇◇
幼い頃からの婚約者やその家から捨てられ、さらに実家の家族からも疎まれていたことを知り絶望する主人公が、友人やその家族に助けられて前に進んだり、贋金事件を追ったり可愛らしいヒロインとの切ない恋に身を焦がしたりするお話です。
基本は男性主人公の視点でお話が進みます。
◇◇
第16回恋愛小説大賞にエントリーしてました。
呼んでくださる方、応援してくださる方、感想なども皆様ありがとうございます。とても励まされます!
本編完結しました!
皆様のおかげです、ありがとうございます!
ようやく番外編の更新をはじめました。お待たせしました!
◆番外編も更新終わりました、見てくださった皆様ありがとうございます!!
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
【完結】虐げられて自己肯定感を失った令嬢は、周囲からの愛を受け取れない
春風由実
恋愛
事情があって伯爵家で長く虐げられてきたオリヴィアは、公爵家に嫁ぐも、同じく虐げられる日々が続くものだと信じていた。
願わくば、公爵家では邪魔にならず、ひっそりと生かして貰えたら。
そんなオリヴィアの小さな願いを、夫となった公爵レオンは容赦なく打ち砕く。
※完結まで毎日1話更新します。最終話は2/15の投稿です。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
結婚前夜に婚約破棄されたけど、おかげでポイントがたまって溺愛されて最高に幸せです❤
凪子
恋愛
私はローラ・クイーンズ、16歳。前世は喪女、現世はクイーンズ公爵家の公爵令嬢です。
幼いころからの婚約者・アレックス様との結婚間近……だったのだけど、従妹のアンナにあの手この手で奪われてしまい、婚約破棄になってしまいました。
でも、大丈夫。私には秘密の『ポイント帳』があるのです!
ポイントがたまると、『いいこと』がたくさん起こって……?
辺境の侯爵令嬢、婚約破棄された夜に最強薬師スキルでざまぁします。
コテット
恋愛
侯爵令嬢リーナは、王子からの婚約破棄と義妹の策略により、社交界での地位も誇りも奪われた。
だが、彼女には誰も知らない“前世の記憶”がある。現代薬剤師として培った知識と、辺境で拾った“魔草”の力。
それらを駆使して、貴族社会の裏を暴き、裏切った者たちに“真実の薬”を処方する。
ざまぁの宴の先に待つのは、異国の王子との出会い、平穏な薬草庵の日々、そして新たな愛。
これは、捨てられた令嬢が世界を変える、痛快で甘くてスカッとする逆転恋愛譚。
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。
【完結】公爵令嬢の育て方~平民の私が殿下から溺愛されるいわれはないので、ポーション開発に励みます。
buchi
恋愛
ポーシャは、平民の特待生として貴族の学園に入学したが、容貌もパッとしなければ魔力もなさそうと蔑視の対象に。それなのに、入学早々、第二王子のルーカス殿下はポーシャのことを婚約者と呼んで付きまとう。デロ甘・辛辣・溺愛・鈍感コメディ(?)。殿下の一方通行がかわいそう。ポジティブで金儲けに熱心なポーシャは、殿下を無視して自分の道を突き進む。がんばれ、殿下! がんばれ、ポーシャ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる