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第四幕:愛し合う二人の幸せを求めて
31、最大の邪魔、すなわち父の来訪
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マリアが部屋からいなくなるとすぐに私は準備を整えることにした。とにかく急がなくてはならない。
ベッドサイドのランプが照らし出すあえかな光を頼りに、クローゼットから白いリネンの包みを取り出す。だがガウンの紐に指を掛けたとき、最大の邪魔が入った。
「リラ!」
迫力ある声と大きな足音に、
「旦那様、お嬢様はすでにお休みになっております!」
気丈なマリアの抗議が重なる。
「クリスティアーノがとんでもないことをしでかしたんだ!」
父上の声は怒声より悲鳴に近かった。
「アルベルト王太子殿下の婚約者と駆け落ちした! わしはセグレート侯爵家に呼び出されたんだぞ!」
私は大きなため息をつき、アルカンジェロから渡された男装の服をリネンに包んだままクローゼットに隠した。
薄闇の中でソファに腰かけて待っているとすぐに、手燭を持った二人の侍従を従えた父が、部屋の扉を開けた。羊のようにもこもことした白いかつらをかぶり、ロウソクを反射する金糸が目立つジュストコールを着ている。兜をかぶっていた様子はないし、紋章入りのマントも羽織っていないのは、騎士団の仕事帰りではなくセグレート侯爵家を訪れたためだろう。
「リラ、クリスの侍従から聞いたぞ。手紙を預かっているそうだな?」
私は素直に手紙を父に渡した。兄の逃避行を邪魔するような情報は書いていない。少しでも早く礼拝堂に向かいたいから、父にはさっさと出て行って欲しい。
侍従が明かりをかざし、父は険しい表情で手紙に目を走らせた。ゆらめく明かりが父の顔に深い皺を刻む。いつの間に父はこんなに老けたのだろうか。
「何も新しい情報がないではないか! エルヴィーラ嬢が侯爵夫人に残した手紙と変わらん!」
「エルヴィーラ様が?」
驚いた私はつい、おうむ返しに尋ねてしまった。
「うむ。エルヴィーラ嬢は母親を信頼していたようで、侯爵夫人に置き手紙を残したのだ。それで驚いた侯爵家がわが伯爵家に伝令をよこしたんだがな」
エルヴィーラ様は娘思いのお母上に心配をかけたくなかったのだろう。クリスお兄様が私に手紙を置いていったように、残される者のことを考えずにはいられなかったのだ。
二人とも心優しい方なのに、融通の利かない社会のしがらみで幸せになれないなんて理不尽だ。
「クリスの行き先に心当たりはないか、リラ」
父は懇願するように私を見た。
「見当もつきませんわ」
知っていても言いませんけどね。
「クリスティアーノめ、やはりロザリンダの息子だ!」
忌々しそうに父はクリス兄様をののしった。
「お母様の?」
眉をひそめる私を、父はまじまじと見つめた。
「まさかお前、フィオレッティとかいうあの歌手を、女性だと思っていたわけではないだろう?」
薄闇の中、ランプに照らし出されるお父様の顔が他人のように見えて、私は目をしばたたいた。
「お父様は、気付いていらっしゃったのですか?」
「馬鹿にするな」
吐き捨てる父を、私は問い詰めた。
「ではなぜお母様を責められなかったのです?」
「あの女を糾弾してどうなる? 確かにこの国では教会が浮気を禁じている。わしが妻とその浮気相手を殺害しても罪にはならない」
歩く法典と呼ばれるお父様がそう言う以上、恐ろしいことだが事実なのだろう。
「だがあの女はあれで家のことはすべて見ている。伯爵邸の運営に必要なんだよ」
仕事を部下に任せられないお父様が家に帰って来なくても何も問題が起こらないのは、お母様が伯爵夫人として屋敷をしっかり守っているからなのだ。
「とはいえだな、鬼の騎士団長と呼ばれるわしの妻がカストラートを連れ込んでいるなんて外聞が悪い。知っていて見過ごしているなんてさらにまずい。だから騙された振りをしてやっているんだ」
私は唖然として、二の句を継げなかった。父はどこまでもまっすぐで不正を許さない人だと信じていたのに。真面目一徹な騎士団長の姿が単なる外面だったなんて。
お父様も結局、世間体を気にして信念を曲げる貴族の一人にすぎなかったのだ。尊敬していた父が急に矮小な存在に思えて、私は父が小さくつぶやいた次の言葉――
「それに、あの女はお前とクリスの母親だからな」
など耳に入らなかった。
外聞ばかり気にする欺瞞に満ちた父の姿なんて知りたくなかった。自分の心に正直に生きている兄上とエルヴィーラ様のほうが、よほど真摯に人生と向き合っているのでは?
「リラ、このままクリスが戻らなければ、お前が爵位を継ぐことになる。女伯爵となる未来もあり得ること、心得ておきなさい」
父に早く部屋から出て行って欲しい私は、無言でうなずいた。だが父は顎を撫でながらつぶやき始めた。
「マリーニ君はすでに子爵家を継いで久しいからなあ。立場的にマリーニ子爵家の利益を第一に考えねばならぬ。わがプリマヴェーラ伯爵家の補佐まで任せるのは難しいかも知れん」
私の意見など一切尋ねずに、腕組みする。
「大体リラが家督を継ぐとなると、その配偶者が子爵ではうちの家格が下がってしまう。理想は家格の釣り合う伯爵家の次男や三男なのだが―― そうだ、騎士団顧問のコンティ伯爵。あいつの五男坊なら、まだ五歳か六歳のはずだから婚約の話は出ていないだろう」
五歳か六歳って私より十歳以上、年下なんですけど!? あまりに身勝手なお父様の様子に、私の心の温度は氷点下まで下がった。眠くてしょうがないとでも言って、部屋から追い出そうかしら?
「だがリラ、もっと最悪の事態も考えられるのだ」
お父様の暗い顔に私はうんざりしていたが、うなずいて先を促した。
「伯爵位は剥奪され、子爵位へ褫爵となることも考えられる。先祖から受け継いだ海上貿易の利権も剥奪されるかも知れん。陛下の沙汰次第だが、王太子の婚約者を連れ出したクリスの罪は重い」
そして私は、その王太子自身を国外へ連れ出す算段というわけ。
「わしも覚悟はしているが、お前も最悪の事態を想定しておくように」
一刻も早く話が終わるよう願いながら私はまたうなずいたが、早春の夜風より冷たい風が心を吹き抜けた。お父様は私個人の幸せなんて望んでいない。伯爵家を支える歯車のひとつとしか見ていないんだわ。
それにひきかえアルは私自身を見つめて愛してくれる。私が心の奥深く、鍵のついた小箱に封じた魂の声に耳を傾けてくれた。
だけどお父様を恨むことはしない。私は自ら、歯車という立場に自分を押し込めてきたんだから。すべて私の選択だったというだけ。
貴族の家に生まれた娘なら当然のことだと思ってきた。自分の心を押し殺すことこそ正しい行いだと信じてきた。家の名誉を守ること、王国のために忠誠を捧げること、教会の教えに忠実に操を守ること――私はこの国の常識にずっと毒されて、それを疑問にさえ感じなかったのだ。
アルカンジェロをカストラート歌手だと信じて疑わなかったころ、貧しい両親が暮らしのために息子の人生を差し出したことに、大きな憤りを感じてはいなかった。この社会はそんなものだと受け入れていたから、庶民にはよくある可哀想な話だと流していたのだ。
でも私たちは、どこかで変わらなくちゃいけない。
「旦那様、そろそろ――」
うしろに控えていた侍従が声をかけると、お父様はうなずいて部屋から出て行った。
「セグレート家に捜索を任せるわけにもいかないからな。王家に話が漏れる前に、なんとしても二人を連れ戻さなければ」
お父様の話し声が遠ざかったのを確認すると、私はソファから飛び跳ねるようにして立ち上がった。
─ * ─
急いでいるのに邪魔くさいパパに時間を奪われたリラですが、しがらみを断ち切れたようです。次回はいよいよ男装!
ベッドサイドのランプが照らし出すあえかな光を頼りに、クローゼットから白いリネンの包みを取り出す。だがガウンの紐に指を掛けたとき、最大の邪魔が入った。
「リラ!」
迫力ある声と大きな足音に、
「旦那様、お嬢様はすでにお休みになっております!」
気丈なマリアの抗議が重なる。
「クリスティアーノがとんでもないことをしでかしたんだ!」
父上の声は怒声より悲鳴に近かった。
「アルベルト王太子殿下の婚約者と駆け落ちした! わしはセグレート侯爵家に呼び出されたんだぞ!」
私は大きなため息をつき、アルカンジェロから渡された男装の服をリネンに包んだままクローゼットに隠した。
薄闇の中でソファに腰かけて待っているとすぐに、手燭を持った二人の侍従を従えた父が、部屋の扉を開けた。羊のようにもこもことした白いかつらをかぶり、ロウソクを反射する金糸が目立つジュストコールを着ている。兜をかぶっていた様子はないし、紋章入りのマントも羽織っていないのは、騎士団の仕事帰りではなくセグレート侯爵家を訪れたためだろう。
「リラ、クリスの侍従から聞いたぞ。手紙を預かっているそうだな?」
私は素直に手紙を父に渡した。兄の逃避行を邪魔するような情報は書いていない。少しでも早く礼拝堂に向かいたいから、父にはさっさと出て行って欲しい。
侍従が明かりをかざし、父は険しい表情で手紙に目を走らせた。ゆらめく明かりが父の顔に深い皺を刻む。いつの間に父はこんなに老けたのだろうか。
「何も新しい情報がないではないか! エルヴィーラ嬢が侯爵夫人に残した手紙と変わらん!」
「エルヴィーラ様が?」
驚いた私はつい、おうむ返しに尋ねてしまった。
「うむ。エルヴィーラ嬢は母親を信頼していたようで、侯爵夫人に置き手紙を残したのだ。それで驚いた侯爵家がわが伯爵家に伝令をよこしたんだがな」
エルヴィーラ様は娘思いのお母上に心配をかけたくなかったのだろう。クリスお兄様が私に手紙を置いていったように、残される者のことを考えずにはいられなかったのだ。
二人とも心優しい方なのに、融通の利かない社会のしがらみで幸せになれないなんて理不尽だ。
「クリスの行き先に心当たりはないか、リラ」
父は懇願するように私を見た。
「見当もつきませんわ」
知っていても言いませんけどね。
「クリスティアーノめ、やはりロザリンダの息子だ!」
忌々しそうに父はクリス兄様をののしった。
「お母様の?」
眉をひそめる私を、父はまじまじと見つめた。
「まさかお前、フィオレッティとかいうあの歌手を、女性だと思っていたわけではないだろう?」
薄闇の中、ランプに照らし出されるお父様の顔が他人のように見えて、私は目をしばたたいた。
「お父様は、気付いていらっしゃったのですか?」
「馬鹿にするな」
吐き捨てる父を、私は問い詰めた。
「ではなぜお母様を責められなかったのです?」
「あの女を糾弾してどうなる? 確かにこの国では教会が浮気を禁じている。わしが妻とその浮気相手を殺害しても罪にはならない」
歩く法典と呼ばれるお父様がそう言う以上、恐ろしいことだが事実なのだろう。
「だがあの女はあれで家のことはすべて見ている。伯爵邸の運営に必要なんだよ」
仕事を部下に任せられないお父様が家に帰って来なくても何も問題が起こらないのは、お母様が伯爵夫人として屋敷をしっかり守っているからなのだ。
「とはいえだな、鬼の騎士団長と呼ばれるわしの妻がカストラートを連れ込んでいるなんて外聞が悪い。知っていて見過ごしているなんてさらにまずい。だから騙された振りをしてやっているんだ」
私は唖然として、二の句を継げなかった。父はどこまでもまっすぐで不正を許さない人だと信じていたのに。真面目一徹な騎士団長の姿が単なる外面だったなんて。
お父様も結局、世間体を気にして信念を曲げる貴族の一人にすぎなかったのだ。尊敬していた父が急に矮小な存在に思えて、私は父が小さくつぶやいた次の言葉――
「それに、あの女はお前とクリスの母親だからな」
など耳に入らなかった。
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「リラ、このままクリスが戻らなければ、お前が爵位を継ぐことになる。女伯爵となる未来もあり得ること、心得ておきなさい」
父に早く部屋から出て行って欲しい私は、無言でうなずいた。だが父は顎を撫でながらつぶやき始めた。
「マリーニ君はすでに子爵家を継いで久しいからなあ。立場的にマリーニ子爵家の利益を第一に考えねばならぬ。わがプリマヴェーラ伯爵家の補佐まで任せるのは難しいかも知れん」
私の意見など一切尋ねずに、腕組みする。
「大体リラが家督を継ぐとなると、その配偶者が子爵ではうちの家格が下がってしまう。理想は家格の釣り合う伯爵家の次男や三男なのだが―― そうだ、騎士団顧問のコンティ伯爵。あいつの五男坊なら、まだ五歳か六歳のはずだから婚約の話は出ていないだろう」
五歳か六歳って私より十歳以上、年下なんですけど!? あまりに身勝手なお父様の様子に、私の心の温度は氷点下まで下がった。眠くてしょうがないとでも言って、部屋から追い出そうかしら?
「だがリラ、もっと最悪の事態も考えられるのだ」
お父様の暗い顔に私はうんざりしていたが、うなずいて先を促した。
「伯爵位は剥奪され、子爵位へ褫爵となることも考えられる。先祖から受け継いだ海上貿易の利権も剥奪されるかも知れん。陛下の沙汰次第だが、王太子の婚約者を連れ出したクリスの罪は重い」
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アルカンジェロをカストラート歌手だと信じて疑わなかったころ、貧しい両親が暮らしのために息子の人生を差し出したことに、大きな憤りを感じてはいなかった。この社会はそんなものだと受け入れていたから、庶民にはよくある可哀想な話だと流していたのだ。
でも私たちは、どこかで変わらなくちゃいけない。
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うしろに控えていた侍従が声をかけると、お父様はうなずいて部屋から出て行った。
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