34 / 76
第2章
第34話 バケモノ
しおりを挟む
――公開処刑当日
風のない穏やかな天気だ。
公開処刑にはそぐわないが、旅立には丁度良い。
昨日買ったポーションは、『改ざん』スキルで回復量を『10→90』に強化した。
ハイポーションの回復量が60ぐらいなので、充分すぎる効果だろう。
◇
俺達は今、公開処刑が行われる中央広場から少し離れたところにいる。
ライトセーバーは腰に着けている。
ローブを上から着ているので外から見えることはない。
どんどん人だかりが増えていく。
今回の公開処刑は王都中に告知されているのか?
魔族に「救出に来て下さい」と言っているようなもんだ。
「おい、魔族の処刑が行われるらしいぞ」
「なんでも、人間の村を襲撃して食っているところを、捕まえたらしい」
はぁ……
俺はため息をつく。これ絶対にエルフが吹聴しているな。
ここに多くの人を集めて、魔族に襲撃させる。
犠牲者を出させて魔族と禍根を残すのが狙いか。
おっ、アーサーとメアリーがいるぞ。
2人とも鎧にマント姿だ。
白を基調としたプレートアーマー。渋い深みのある青がアクセントで入っている。
マントも同じ青色だ。ヘルメットは着けていない。
そこだけがハリウッド映画のワンシーンに見えるほど、周りから浮いていた。
俺達はフードを被り、あの2人から見えない位置へ移動した。
幸いなことに昨日の8人組パーティはいないようだ。
しばらくすると会場にざわめきが起こる。
広場に4人の魔族が連れてこられる。
そのまわりを騎士が10人ぐらいで警備していた。
中央広場の群集は、1000人ぐらいに膨れ上がった。
連れてこられた魔族は、その群衆の前にひざまずく格好で並ばされていく。
30~40歳ぐらいのいかにも戦士といった男性が3人。20代半ばぐらいの女性が1人。
全員目の瞳が赤く、それ以外は人族と変わらない。
口には猿ぐつわを着けられ、しゃべれないようにしている。
騎士の格好をした男が群衆の前に出てきた。
「これより罪を犯した魔族を処刑する」
罪状は何も読み上げられない。
この世界でも、それが当たり前ということはないだろう。
この場にエルフが1人もいないことが、仕組まれていることを物語っている。
「うがっ、むぐぐ、ぐむ……」
魔族たちが必死に何か叫んでいるが、猿ぐつわで言葉になっていない。
しばらくすると、あきらめたのか首をうなだれ叫ぶのを止めた。
それを待っていたかのように、顔に覆面を被った男が斧を持って登場する。
あれが死刑執行人か。
ミアは俺の袖をさっきからずっと握っている。
ハラハラしている気持ちが俺にも伝わってくる。
くそっ、ゲイルは何をやってるんだ。
処刑が始まるぞ。間に合わなくなる。
俺は焦る。
けれど、俺達が動くとゲイル達の作戦を台無しにする恐れがある。
動けない……なんてジレンマだ。
死刑執行人が、一番端でひざまずいている魔族の男性の横に立つ。
「人食いを殺せっ!」
「魔族は敵だぁ!」
あちらこちらから扇動するような声が聞こえる。
魔族たちに対する罵声が広場を埋め尽くす。
ミアが俺の袖を強く引く。
俺も我慢の限界に……
「グァァァァァァァァァァアアアアアア!」
突然、空から地を揺るがすほどの咆哮が響く。
音が衝撃となり身体を貫く。なんだこれ。胸が苦しくなりドッと汗が出てきた。
俺の頭の中で早く逃げろと警告が鳴り響く。
「きゃーー」
「逃げろぉぉ!」
「ドラゴンだ。空からドラゴンがきたぞぉ!!」
悲鳴と叫び声が会場にこだまする。
俺は慌てて空を見上げると、そこには突如現れた一匹の赤黒いドラゴンが巨大な翼を広げ、広場から100メートルぐらい離れた場所へ滑空して下りてきた。
爬虫類的な見た目にコウモリのような翼。西洋風のドラゴンだ。
上空にいるときにはわからなかったが、近づくにつれドラゴンの馬鹿げたほどの大きさに唖然とする。
高さは20メートルぐらいあるぞ。
いくらなんでも大き過ぎるだろ……まるで怪獣だ。
ズドォォォォォォォン
地面が大きく波打つ。ドラゴンが両足で着地した。
着地したあたりの建物が吹っ飛び、白い煙が上がった。
俺達は振動に耐えられずしゃがみ込む。
ドラゴンの方を見ると、白い煙の上にドラゴンの頭が見えた。
ドラゴンは大きく息を吸い込みだした。
首から口までを覆う鱗が透けるように赤く輝き出す。
どうしよう……嫌な予感しかしない。
まだこの広場には逃げ遅れた人や魔族もいるんだぞ。
俺は振り返り魔族がひざまずいていた場所を見る。
そこには騎士が数名倒れていただけで、魔族はいなかった。
全員がドラゴンに集中しているときに救出したのか、ゲイルやるな。
ということは、ドラゴンはここを躊躇なく攻撃できる……
「ヤバい!」
俺はミアの手をつかみ、広場から逃げ出す。
その瞬間、ドラゴンの口から大きな火の塊が広場めがけて放たれた。
この辺りが地獄絵図になると思ったとき、青白い閃光が大きな火の塊を縦に真っ二つに消し飛ばす。
そして、青白い閃光はそのまま巨大なドラゴンの胸を切り裂いた。
鱗が裂け、大きく肉がえぐれた箇所から血しぶきが上がる。
「「!!」」
なっ、なにが起きた。
青白い閃光の残滓の先には、剣を振り下ろした男の姿があった。
アーサーだ。その後ろにメアリーもいる。
なんだ、あの斬撃の威力は……あれが『剣聖』。
人族最強の男はカイブツだった。
「グァァァァァァァァァァアアアアア!」
ドラゴンが雄叫びをあげる。
俺はアーサーから目を離し、ドラゴンを見ようとしたときだ。
アーサの視界に入らないよう遠回りして、ドラゴンへ向かう10人ぐらいの集団が目に入る。
ゲイル達だ。そうかドラゴンに乗って脱出する作戦なんだな。
けど、今のままだとアーサーにドラゴンを倒され、脱出することもできなくなる。
俺はミアを見た。
「わたし達も行きましょう!」
何ができるかわからないが、俺達はゲイル達の後を追うことにした。
風のない穏やかな天気だ。
公開処刑にはそぐわないが、旅立には丁度良い。
昨日買ったポーションは、『改ざん』スキルで回復量を『10→90』に強化した。
ハイポーションの回復量が60ぐらいなので、充分すぎる効果だろう。
◇
俺達は今、公開処刑が行われる中央広場から少し離れたところにいる。
ライトセーバーは腰に着けている。
ローブを上から着ているので外から見えることはない。
どんどん人だかりが増えていく。
今回の公開処刑は王都中に告知されているのか?
魔族に「救出に来て下さい」と言っているようなもんだ。
「おい、魔族の処刑が行われるらしいぞ」
「なんでも、人間の村を襲撃して食っているところを、捕まえたらしい」
はぁ……
俺はため息をつく。これ絶対にエルフが吹聴しているな。
ここに多くの人を集めて、魔族に襲撃させる。
犠牲者を出させて魔族と禍根を残すのが狙いか。
おっ、アーサーとメアリーがいるぞ。
2人とも鎧にマント姿だ。
白を基調としたプレートアーマー。渋い深みのある青がアクセントで入っている。
マントも同じ青色だ。ヘルメットは着けていない。
そこだけがハリウッド映画のワンシーンに見えるほど、周りから浮いていた。
俺達はフードを被り、あの2人から見えない位置へ移動した。
幸いなことに昨日の8人組パーティはいないようだ。
しばらくすると会場にざわめきが起こる。
広場に4人の魔族が連れてこられる。
そのまわりを騎士が10人ぐらいで警備していた。
中央広場の群集は、1000人ぐらいに膨れ上がった。
連れてこられた魔族は、その群衆の前にひざまずく格好で並ばされていく。
30~40歳ぐらいのいかにも戦士といった男性が3人。20代半ばぐらいの女性が1人。
全員目の瞳が赤く、それ以外は人族と変わらない。
口には猿ぐつわを着けられ、しゃべれないようにしている。
騎士の格好をした男が群衆の前に出てきた。
「これより罪を犯した魔族を処刑する」
罪状は何も読み上げられない。
この世界でも、それが当たり前ということはないだろう。
この場にエルフが1人もいないことが、仕組まれていることを物語っている。
「うがっ、むぐぐ、ぐむ……」
魔族たちが必死に何か叫んでいるが、猿ぐつわで言葉になっていない。
しばらくすると、あきらめたのか首をうなだれ叫ぶのを止めた。
それを待っていたかのように、顔に覆面を被った男が斧を持って登場する。
あれが死刑執行人か。
ミアは俺の袖をさっきからずっと握っている。
ハラハラしている気持ちが俺にも伝わってくる。
くそっ、ゲイルは何をやってるんだ。
処刑が始まるぞ。間に合わなくなる。
俺は焦る。
けれど、俺達が動くとゲイル達の作戦を台無しにする恐れがある。
動けない……なんてジレンマだ。
死刑執行人が、一番端でひざまずいている魔族の男性の横に立つ。
「人食いを殺せっ!」
「魔族は敵だぁ!」
あちらこちらから扇動するような声が聞こえる。
魔族たちに対する罵声が広場を埋め尽くす。
ミアが俺の袖を強く引く。
俺も我慢の限界に……
「グァァァァァァァァァァアアアアアア!」
突然、空から地を揺るがすほどの咆哮が響く。
音が衝撃となり身体を貫く。なんだこれ。胸が苦しくなりドッと汗が出てきた。
俺の頭の中で早く逃げろと警告が鳴り響く。
「きゃーー」
「逃げろぉぉ!」
「ドラゴンだ。空からドラゴンがきたぞぉ!!」
悲鳴と叫び声が会場にこだまする。
俺は慌てて空を見上げると、そこには突如現れた一匹の赤黒いドラゴンが巨大な翼を広げ、広場から100メートルぐらい離れた場所へ滑空して下りてきた。
爬虫類的な見た目にコウモリのような翼。西洋風のドラゴンだ。
上空にいるときにはわからなかったが、近づくにつれドラゴンの馬鹿げたほどの大きさに唖然とする。
高さは20メートルぐらいあるぞ。
いくらなんでも大き過ぎるだろ……まるで怪獣だ。
ズドォォォォォォォン
地面が大きく波打つ。ドラゴンが両足で着地した。
着地したあたりの建物が吹っ飛び、白い煙が上がった。
俺達は振動に耐えられずしゃがみ込む。
ドラゴンの方を見ると、白い煙の上にドラゴンの頭が見えた。
ドラゴンは大きく息を吸い込みだした。
首から口までを覆う鱗が透けるように赤く輝き出す。
どうしよう……嫌な予感しかしない。
まだこの広場には逃げ遅れた人や魔族もいるんだぞ。
俺は振り返り魔族がひざまずいていた場所を見る。
そこには騎士が数名倒れていただけで、魔族はいなかった。
全員がドラゴンに集中しているときに救出したのか、ゲイルやるな。
ということは、ドラゴンはここを躊躇なく攻撃できる……
「ヤバい!」
俺はミアの手をつかみ、広場から逃げ出す。
その瞬間、ドラゴンの口から大きな火の塊が広場めがけて放たれた。
この辺りが地獄絵図になると思ったとき、青白い閃光が大きな火の塊を縦に真っ二つに消し飛ばす。
そして、青白い閃光はそのまま巨大なドラゴンの胸を切り裂いた。
鱗が裂け、大きく肉がえぐれた箇所から血しぶきが上がる。
「「!!」」
なっ、なにが起きた。
青白い閃光の残滓の先には、剣を振り下ろした男の姿があった。
アーサーだ。その後ろにメアリーもいる。
なんだ、あの斬撃の威力は……あれが『剣聖』。
人族最強の男はカイブツだった。
「グァァァァァァァァァァアアアアア!」
ドラゴンが雄叫びをあげる。
俺はアーサーから目を離し、ドラゴンを見ようとしたときだ。
アーサの視界に入らないよう遠回りして、ドラゴンへ向かう10人ぐらいの集団が目に入る。
ゲイル達だ。そうかドラゴンに乗って脱出する作戦なんだな。
けど、今のままだとアーサーにドラゴンを倒され、脱出することもできなくなる。
俺はミアを見た。
「わたし達も行きましょう!」
何ができるかわからないが、俺達はゲイル達の後を追うことにした。
10
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる