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第3章
第66話 思惑
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◇ 【アーサー視点】
——タクミと別れてから翌日。
僕とメアリーは王都メルキドから歩いて1日ぐらい離れた森の中にいた。
ここから少し離れた場所にドラゴンから下ろしてもらった。
これ以上王都に近づくと、認識阻害の魔道具を使っていたとしても、誰かにドラゴンに乗っていたところを見られる危険があるからね。
それから休憩を挟みながら、王都まで走って戻ってきた。
王都に着いたときは、お昼を過ぎていた。
冒険者だった頃と比べ、身体が鈍っているな。
けど、軽装でこの距離を走るぐらい大したことではない。
街に入ってからすぐに馬を借り、屋敷で準備を整えてから城へ向かう。
「お兄様、街の様子が変ですわ。どこか殺伐としています」
「メアリーもそう思った? 見るからに軍の関係者が少ない。そして……街に入ってから冒険者を見かけたかい?」
「そういえば、見かけてませんわ。まさか……」
「嫌な予感しかしないよ。早く陛下に会わないとね」
◇
――メルキド城
「アーサーよ。よくぞ戻ってきた」
陛下は覇気がなく、やせ衰えた姿をしていた。
目の下にクマができ、言葉から力が失われている。
別れてから半月ほどで……一体何があったのだ?
「陛下、賊を捕まえることなく戻ってきたことを、どうかお許し下さい」
「そんなことはどうでもいいのだ。それよりもエルドールだ。あやつが防衛戦争と謳い、我が軍と冒険者達を魔族との国境へ連れて行ってしまったのだ」
「ギブソン将軍はどうされたのですか? 将軍は兵士から絶大な人望を集めています。エルフ族の大使であるエルドールの言うことなど聞くとは思えないのですが」
陛下が肩をわなわなと震わせ、肌が紅潮していく。
「……そのギブソンが、此度の計画を立てたのだっ! しかも軍を行軍させてから報告にきたのだ。ギブソンが余の許可なく独断で軍を動かしているなど誰も思うまい。軍の上層部は今でも余の命令だと思って進軍しているのだ。裏には必ずエルドールがいる。しかし、なぜギブソンが……余を裏切るのだ!?」
忠臣を絵に描いたような、あのギブソンが……裏切った?
エルフ族をあんなに嫌っていたのに、そんなことがあるのか?
『ギブソン様が……そんな』
メアリーも驚きを隠せず『念話』で言葉をこぼす。
「陛下の言葉を疑うわけではないのですが、エルドールの企てに対抗するためのギブソン将軍の計略という線はないのでしょうか?」
「アーサーよ。ギブソンのことを父のように慕うお主の気持ちはわかっておる。だが、余はヤツが恐ろしい。余に対して時折殺意のこもった目を向けてくる」
陛下の気のせいだと思いたいが、この怯えようは異常だ。
兵が動いた事実も考慮すると、陛下の言葉の方が正しく思える。
僕の予想では、メルキド王国軍を国境の防衛にまわし、手薄になった王都で冒険者を使いクーデターを起こす。
エルドールの策略はこの線が濃いと思っていた。
しかし、冒険者まで国境へ連れて行った……なぜだ?
何を考えているエルドール。
「余はどうしたらよい? 国境では我が軍、冒険者、エルフ軍の連合軍が、魔族の軍隊を滅ぼすであろう。連合軍はそのまま反転し、この王都に攻めてくるのではないか?」
ギブソンが裏切ったのなら、たしかにその可能性はある。
彼は僕がこの世界に来たとき助けてくれた恩人でもあり、師匠でもあり家族だ。
その彼が裏切るとは思えない。いや、絶対に何かある。
とにかくギブソンと直接話がしたい。
「陛下。私がメルキド王国軍に合流しギブソン将軍と変わり指揮をとります。ギブソン将軍の真意はわからずとも、これならメルキド王国軍の離叛を防げます。そのためにも、どうか勅令をいただけないでしょうか」
「わかった。すぐに用意させよう」
ギブソンのエルフ族に対する計略だった場合、それに加担してもいい。
もし、裏切っていたなら……これが最後の説得する機会になるだろう。
『お兄様、同盟の件を陛下に報告してはどうでしょうか? 陛下にとって好転の兆しになるかと』
このタイミングで報告するのはどうかと思っていたけど、メアリーの言うとおりだ。今の陛下にとっては、明るい材料になる。
「陛下。ドワーフ族、魔族の件で報告がございます」
タクミとミアについては、名前を出さずドワーフ族の大使として、陛下にこれまでのことを説明した。
ドワーフ族の新しい技術により、魔道具への依存を減らせそうなこと。
ドワーフ族、魔族と軍事・技術の同盟が結べそうなこと。
メアリーもここぞとばかりにフォローしてくれた。
この機会を逃すと王国の未来はないと言わんばかりの勢いに、陛下も最初は引き気味だったが、次第に真剣な表情になり纏う空気が変わっていく。
伸縮する木のアーティファクトを見せたとき、陛下は心を決めたようだった。
「さすがアーサーとメアリーだ。よくぞドワーフ族、魔族との縁をつないでくれた。此度の件で目が覚めた。この王都にあちらの手駒がほとんどいない今こそが絶好の機会。この王都からネズミを排除するよう動くとしよう。アーサーとメアリーは、なんとしてもメルキド王国軍を取り戻すのだ。頼んだぞ!」
「「お任せ下さい」」
◇
——王城から屋敷に戻ってきた。
食事と出発準備が終わった頃には夜になっていた。
『携帯念話機』でカルラ王女に、陛下からの伝言を伝えた。
魔王とタクミとミアに伝えてくれるそうだ。
タクミとミアは修行中で、余程のことがない限りは念話するなと魔王から言われているらしい。
『これから、連合軍と合流するため国境に向かいます。今の時点ではメルキド王国軍の状況もわからないので、進展があり次第、またご報告します』
『わかったわ。こちらも魔族軍と合流できたら連絡するわ。ドラゴンをそっちに向かわせる?』
『いえ、僕たちがドラゴンで移動しているところを見られたら、メルキド王国軍の説得は困難になるでしょう。メアリーのスキル『魔法の鞘の加護』を馬にかけて移動するので、二日ぐらいで着けると思います』
こうして念話を切った。
戦場となる魔族と人族の国境までは、ここから馬車で5日ほどかかる。
王都メルキドが大陸のほぼ中央に位置するのが幸いし、そこまで遠くないのだ。
防衛の観点からすると問題ではあるのだが。
それにしても、タクミとミアはあの魔王に鍛えてもらってるのか。
かつて、シラカミダンジョン攻略や魔物殲滅の協力を要請したが、魔王に全て断られたと聞いたことがある。
そしてお伽噺のような『罪』を斬るという伝説の刀『魔刀だんざい』。
これも魔王が所持しているという噂だ。
その魔王から協力を得られたタクミとミア。
カルラ王女を救った功績はあるけど、それだけであの魔王が動くとは思えない……
「お兄様、そろそろ行きませんと」
おっと。危うく考えにふけるところだった。
「そうだね。ギブソンから話を聞かないと。それじゃあ出発しよう」
——タクミと別れてから翌日。
僕とメアリーは王都メルキドから歩いて1日ぐらい離れた森の中にいた。
ここから少し離れた場所にドラゴンから下ろしてもらった。
これ以上王都に近づくと、認識阻害の魔道具を使っていたとしても、誰かにドラゴンに乗っていたところを見られる危険があるからね。
それから休憩を挟みながら、王都まで走って戻ってきた。
王都に着いたときは、お昼を過ぎていた。
冒険者だった頃と比べ、身体が鈍っているな。
けど、軽装でこの距離を走るぐらい大したことではない。
街に入ってからすぐに馬を借り、屋敷で準備を整えてから城へ向かう。
「お兄様、街の様子が変ですわ。どこか殺伐としています」
「メアリーもそう思った? 見るからに軍の関係者が少ない。そして……街に入ってから冒険者を見かけたかい?」
「そういえば、見かけてませんわ。まさか……」
「嫌な予感しかしないよ。早く陛下に会わないとね」
◇
――メルキド城
「アーサーよ。よくぞ戻ってきた」
陛下は覇気がなく、やせ衰えた姿をしていた。
目の下にクマができ、言葉から力が失われている。
別れてから半月ほどで……一体何があったのだ?
「陛下、賊を捕まえることなく戻ってきたことを、どうかお許し下さい」
「そんなことはどうでもいいのだ。それよりもエルドールだ。あやつが防衛戦争と謳い、我が軍と冒険者達を魔族との国境へ連れて行ってしまったのだ」
「ギブソン将軍はどうされたのですか? 将軍は兵士から絶大な人望を集めています。エルフ族の大使であるエルドールの言うことなど聞くとは思えないのですが」
陛下が肩をわなわなと震わせ、肌が紅潮していく。
「……そのギブソンが、此度の計画を立てたのだっ! しかも軍を行軍させてから報告にきたのだ。ギブソンが余の許可なく独断で軍を動かしているなど誰も思うまい。軍の上層部は今でも余の命令だと思って進軍しているのだ。裏には必ずエルドールがいる。しかし、なぜギブソンが……余を裏切るのだ!?」
忠臣を絵に描いたような、あのギブソンが……裏切った?
エルフ族をあんなに嫌っていたのに、そんなことがあるのか?
『ギブソン様が……そんな』
メアリーも驚きを隠せず『念話』で言葉をこぼす。
「陛下の言葉を疑うわけではないのですが、エルドールの企てに対抗するためのギブソン将軍の計略という線はないのでしょうか?」
「アーサーよ。ギブソンのことを父のように慕うお主の気持ちはわかっておる。だが、余はヤツが恐ろしい。余に対して時折殺意のこもった目を向けてくる」
陛下の気のせいだと思いたいが、この怯えようは異常だ。
兵が動いた事実も考慮すると、陛下の言葉の方が正しく思える。
僕の予想では、メルキド王国軍を国境の防衛にまわし、手薄になった王都で冒険者を使いクーデターを起こす。
エルドールの策略はこの線が濃いと思っていた。
しかし、冒険者まで国境へ連れて行った……なぜだ?
何を考えているエルドール。
「余はどうしたらよい? 国境では我が軍、冒険者、エルフ軍の連合軍が、魔族の軍隊を滅ぼすであろう。連合軍はそのまま反転し、この王都に攻めてくるのではないか?」
ギブソンが裏切ったのなら、たしかにその可能性はある。
彼は僕がこの世界に来たとき助けてくれた恩人でもあり、師匠でもあり家族だ。
その彼が裏切るとは思えない。いや、絶対に何かある。
とにかくギブソンと直接話がしたい。
「陛下。私がメルキド王国軍に合流しギブソン将軍と変わり指揮をとります。ギブソン将軍の真意はわからずとも、これならメルキド王国軍の離叛を防げます。そのためにも、どうか勅令をいただけないでしょうか」
「わかった。すぐに用意させよう」
ギブソンのエルフ族に対する計略だった場合、それに加担してもいい。
もし、裏切っていたなら……これが最後の説得する機会になるだろう。
『お兄様、同盟の件を陛下に報告してはどうでしょうか? 陛下にとって好転の兆しになるかと』
このタイミングで報告するのはどうかと思っていたけど、メアリーの言うとおりだ。今の陛下にとっては、明るい材料になる。
「陛下。ドワーフ族、魔族の件で報告がございます」
タクミとミアについては、名前を出さずドワーフ族の大使として、陛下にこれまでのことを説明した。
ドワーフ族の新しい技術により、魔道具への依存を減らせそうなこと。
ドワーフ族、魔族と軍事・技術の同盟が結べそうなこと。
メアリーもここぞとばかりにフォローしてくれた。
この機会を逃すと王国の未来はないと言わんばかりの勢いに、陛下も最初は引き気味だったが、次第に真剣な表情になり纏う空気が変わっていく。
伸縮する木のアーティファクトを見せたとき、陛下は心を決めたようだった。
「さすがアーサーとメアリーだ。よくぞドワーフ族、魔族との縁をつないでくれた。此度の件で目が覚めた。この王都にあちらの手駒がほとんどいない今こそが絶好の機会。この王都からネズミを排除するよう動くとしよう。アーサーとメアリーは、なんとしてもメルキド王国軍を取り戻すのだ。頼んだぞ!」
「「お任せ下さい」」
◇
——王城から屋敷に戻ってきた。
食事と出発準備が終わった頃には夜になっていた。
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魔王とタクミとミアに伝えてくれるそうだ。
タクミとミアは修行中で、余程のことがない限りは念話するなと魔王から言われているらしい。
『これから、連合軍と合流するため国境に向かいます。今の時点ではメルキド王国軍の状況もわからないので、進展があり次第、またご報告します』
『わかったわ。こちらも魔族軍と合流できたら連絡するわ。ドラゴンをそっちに向かわせる?』
『いえ、僕たちがドラゴンで移動しているところを見られたら、メルキド王国軍の説得は困難になるでしょう。メアリーのスキル『魔法の鞘の加護』を馬にかけて移動するので、二日ぐらいで着けると思います』
こうして念話を切った。
戦場となる魔族と人族の国境までは、ここから馬車で5日ほどかかる。
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防衛の観点からすると問題ではあるのだが。
それにしても、タクミとミアはあの魔王に鍛えてもらってるのか。
かつて、シラカミダンジョン攻略や魔物殲滅の協力を要請したが、魔王に全て断られたと聞いたことがある。
そしてお伽噺のような『罪』を斬るという伝説の刀『魔刀だんざい』。
これも魔王が所持しているという噂だ。
その魔王から協力を得られたタクミとミア。
カルラ王女を救った功績はあるけど、それだけであの魔王が動くとは思えない……
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