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彼を監禁したグループの裁判が始まった。
その頃は彼は外科治療をほとんど終えており、郊外の精神病院に入院していた。
パニック障害と解離性障害と診断され、鬱症状も酷かった。彼はほとんどの時間をベッドの上でぼんやりと窓の外を見て過ごしていた。パニック発作に襲われるとしばらくはトイレに起き上がる事も出来なくなり、導尿のために性器を触られる事で余計に酷く怯えた。
食事をする事と自力排泄をする事が、当面の彼の目標だった。
とてもじゃないが、裁判で証言する事などできなかった。被告の弁護人は彼が身体を売って生計を立てていた事実を殊更に強調し、性交渉と売春行為は同意があったと主張し、彼が自殺するのを防止するために、彼自身の求めで足枷を付けたのだと、無罪を主張した。一度だけ、彼は病室で、動画を撮って証言したが、彼の言葉は弱々しく、弁護人の反対尋問に耐える精神ではなかった事もあり、彼の、パニックを必死に抑えてのその証言は証拠としては弱かった。
主犯の男ら2人は、傷害致傷と強制性行で有罪になったが、監禁と管理売春については無罪になり、執行猶予がついた。従犯の男達は不起訴処分になり、彼を買った男達が裁かれる事はなかった。
しかし、裁判の事は、彼にとってはもうどうでも良かった。彼らがどう裁かれようと、そんな事では救われない。自分はもうとうの昔に汚されきっているのだ、どのように扱われても仕方がない存在なのだと、彼は諦めきっていた。
早くここから出て、消えたい。
誰にも見つからないところで、ひっそりと消えて、土になりたい。
彼の願いはただそれだけで、その為だけに彼は必死で医師の言う事を守った。
なるべく食べ、食べたものを吐かないようにし、這ってでもトイレに行って自力排泄した。ストーマを自分で交換し、シャワーを浴びる事のできる日は1人で浴びた。
でも、身体が鉛のように動かない時があった。身体を動かそうとしても、力が全く入らない。
まるで、あの罰のようだ、と彼は思った。あの箱に、閉じ込められているようだ。これは何の罰なのだろう。いつまで続く罰なのだろう。
彼は、物語の世界を思い浮かべた。そこだけが、彼が自由に動ける、自由に感じられる、何にも侵されない彼だけの世界だった。
その後、解離とパニックを繰り返しながら、彼は1年を病院で過ごした。結局、誰にも彼の素性は分からなかった。
彼は、自分の本当の名前が何なのか、どこで、いつ産まれたのかさえ分からないまま、ただ美しい森の中で、ゆっくりと横たわって、独り静かに死んでゆく事だけを夢見て、病院のベッドの上から空を見つめた。物心ついてから初めて、誰からも暴力を振るわれず、犯されもしない、1年だった。彼は、少しずつそのベッドの上で、起き上がる事ができる時間が増えていった。ここは安全なのかもしれない。そう彼の心が少し安心するのに、1年がかかった。
病院では、ようやく退院に向けて、本格的なカウンセリング治療と社会生活に向けての訓練を開始させる計画が練られた。季節がひとまわり巡って夏が来て、彼は本を読む事ができるようにまで、何とか回復していた。彼が読書が好きだと知って、時々訪れる警官の松野や、看護師達が彼に本を差し入れた。松野はまだ独自で、彼の人定捜査をしており、時折、見舞いに来ていた。彼は警察に対して恐怖心が強かったが、松野には少しだけ心を許していた。少なくとも、それほどは怖がらなくなっていた。今年29になる松野は、小柄で化粧気がないのもあって年齢より若く見えた。というより、幼く見えるのだ。それは彼女本人にはあまり喜ばしい事ではなかったが、彼の恐怖心を和らげる要因にはなった。
夏の終わりには、精神科の医師と、定期的に話せるようになった。彼の担当の女性医師、夏目智子は毎日彼の病室を訪れては、他愛のない話をした。彼は聞かれた事にはきちんと答えた。本を読む事が好きだというのも、そんな毎日の雑談の中で分かった。
「どんな本を読んだの?何が好き?」
「いろいろです。宮沢賢治は大好きでした。ハリーポッターシリーズも。あと、枕草子も好きです。」
「本当ね、いろいろなジャンルの本を読んできたのね。」
「はい。本は大好きです。」
「他に好きな事は?何をしている時が楽しかった?」
「…本以外だと…音楽の時間も好きでした。昔、3回だけ、コンサートに連れて行ってもらいました。きれいな音が…なんていうか、すごくすごく、きれいな音の重なりが、たくさんの楽器から溢れ出て来るようで、それで、それに包まれるような気持ちで。あったかい布団の中みたいに、きれいな音に包まれて。素敵でした。それから、CDとかレコードを聴かせてもらった事もあります。それが音楽の時間です。」
「レコード!ずいぶん懐かしいものを聴いてたのね。ここにはレコードはないけれど、CDはありますよ。今度、持ってきてあげる。クラシックがお好きなのかしら?」
「クラシックしか聞いた事はありません。オーケストラです。一番最初に連れて行ってもらったコンサートは、ベルリンフィルハーモニー。シューマンの交響曲第1番と、それからプロコフィエフのバイオリン協奏曲第1番、ストラビンスキーの春の祭典。CDを買ってもらいました。何度も何度も聴きました。夢のような音。今でも目を瞑ると流れます。」
「そう。お好きなんですね。クラシックのCD、持ってきますよ、今度。」
「嬉しい。ずっと音楽は聴けなかったから。
ありがとうございます。」
「その、最初のコンサートに連れて行ってもらった時は、おいくつ位だったの?」
「10歳です。10歳の誕生日でした。」
「もう2回も、誕生日に?」
「いいえ。次はクリスマスの季節で、それから…
それから…もう一度は…もう忘れました。」
彼が何かを思い出し、そして慌ててそれに蓋をしたのが夏目には分かった。これ以上は危険だ。
そう感じた夏目はそっと話を逸らした。
「来週、弁護士の方がみえます。あなたの戸籍をつくるためのお手伝いをしてくれます。退院して、新しい人生を始めるためにも、戸籍をつくる必要があります。あ、でも心配しないで下さいね。今すぐにって訳ではありません。ゆっくり、時間をかけてやっていきましょう。」
「戸籍…僕の名前、分かったのですか?」
「いいえ。あなたについての情報は、今のところ何も分かってないです。でも、そのままでは、あなたの人権が守られない。だから、就籍という手続きを家庭裁判所で行って、新たなあなたの戸籍を作るのです。少し難しい手続きですので、弁護士の先生がお手伝いします。そうすると、色々な行政サービスを受けられます。退院して、暮らしていく為の練習もできます。」
「人権…人間が、生まれながらに持っている権利…
僕にも…こ、戸籍を作ったら、僕にもそれがもらえるのですか?」
「いいえ、今。たった今でも、戸籍がなくても、名前が分からなくても、あなたには今すでに、その権利があります。人間らしく、誰からも脅かされずに生きていく権利。あなたの、生活や、身体についての事や、あなたの時間や、そういったものをあなたが決める権利が、今すでにあなたにはあります。」
「……今すでに…」
「はい。あなたはひどく傷つけられた。それは間違った事でした。あなたの権利を、踏み躙った人達がいる。でも、あなたは、治療を受けて、回復して、生活を立て直して、人生を取り戻す権利があります。戸籍は、そのための助けになると思います。弁護士の先生に、会ってみませんか?」
「はい。よろしくお願いします。」
彼はベッドの上で座り直して正座し、頭を深く下げた。でもその目は、何も捉えてはいなかった。
その頃は彼は外科治療をほとんど終えており、郊外の精神病院に入院していた。
パニック障害と解離性障害と診断され、鬱症状も酷かった。彼はほとんどの時間をベッドの上でぼんやりと窓の外を見て過ごしていた。パニック発作に襲われるとしばらくはトイレに起き上がる事も出来なくなり、導尿のために性器を触られる事で余計に酷く怯えた。
食事をする事と自力排泄をする事が、当面の彼の目標だった。
とてもじゃないが、裁判で証言する事などできなかった。被告の弁護人は彼が身体を売って生計を立てていた事実を殊更に強調し、性交渉と売春行為は同意があったと主張し、彼が自殺するのを防止するために、彼自身の求めで足枷を付けたのだと、無罪を主張した。一度だけ、彼は病室で、動画を撮って証言したが、彼の言葉は弱々しく、弁護人の反対尋問に耐える精神ではなかった事もあり、彼の、パニックを必死に抑えてのその証言は証拠としては弱かった。
主犯の男ら2人は、傷害致傷と強制性行で有罪になったが、監禁と管理売春については無罪になり、執行猶予がついた。従犯の男達は不起訴処分になり、彼を買った男達が裁かれる事はなかった。
しかし、裁判の事は、彼にとってはもうどうでも良かった。彼らがどう裁かれようと、そんな事では救われない。自分はもうとうの昔に汚されきっているのだ、どのように扱われても仕方がない存在なのだと、彼は諦めきっていた。
早くここから出て、消えたい。
誰にも見つからないところで、ひっそりと消えて、土になりたい。
彼の願いはただそれだけで、その為だけに彼は必死で医師の言う事を守った。
なるべく食べ、食べたものを吐かないようにし、這ってでもトイレに行って自力排泄した。ストーマを自分で交換し、シャワーを浴びる事のできる日は1人で浴びた。
でも、身体が鉛のように動かない時があった。身体を動かそうとしても、力が全く入らない。
まるで、あの罰のようだ、と彼は思った。あの箱に、閉じ込められているようだ。これは何の罰なのだろう。いつまで続く罰なのだろう。
彼は、物語の世界を思い浮かべた。そこだけが、彼が自由に動ける、自由に感じられる、何にも侵されない彼だけの世界だった。
その後、解離とパニックを繰り返しながら、彼は1年を病院で過ごした。結局、誰にも彼の素性は分からなかった。
彼は、自分の本当の名前が何なのか、どこで、いつ産まれたのかさえ分からないまま、ただ美しい森の中で、ゆっくりと横たわって、独り静かに死んでゆく事だけを夢見て、病院のベッドの上から空を見つめた。物心ついてから初めて、誰からも暴力を振るわれず、犯されもしない、1年だった。彼は、少しずつそのベッドの上で、起き上がる事ができる時間が増えていった。ここは安全なのかもしれない。そう彼の心が少し安心するのに、1年がかかった。
病院では、ようやく退院に向けて、本格的なカウンセリング治療と社会生活に向けての訓練を開始させる計画が練られた。季節がひとまわり巡って夏が来て、彼は本を読む事ができるようにまで、何とか回復していた。彼が読書が好きだと知って、時々訪れる警官の松野や、看護師達が彼に本を差し入れた。松野はまだ独自で、彼の人定捜査をしており、時折、見舞いに来ていた。彼は警察に対して恐怖心が強かったが、松野には少しだけ心を許していた。少なくとも、それほどは怖がらなくなっていた。今年29になる松野は、小柄で化粧気がないのもあって年齢より若く見えた。というより、幼く見えるのだ。それは彼女本人にはあまり喜ばしい事ではなかったが、彼の恐怖心を和らげる要因にはなった。
夏の終わりには、精神科の医師と、定期的に話せるようになった。彼の担当の女性医師、夏目智子は毎日彼の病室を訪れては、他愛のない話をした。彼は聞かれた事にはきちんと答えた。本を読む事が好きだというのも、そんな毎日の雑談の中で分かった。
「どんな本を読んだの?何が好き?」
「いろいろです。宮沢賢治は大好きでした。ハリーポッターシリーズも。あと、枕草子も好きです。」
「本当ね、いろいろなジャンルの本を読んできたのね。」
「はい。本は大好きです。」
「他に好きな事は?何をしている時が楽しかった?」
「…本以外だと…音楽の時間も好きでした。昔、3回だけ、コンサートに連れて行ってもらいました。きれいな音が…なんていうか、すごくすごく、きれいな音の重なりが、たくさんの楽器から溢れ出て来るようで、それで、それに包まれるような気持ちで。あったかい布団の中みたいに、きれいな音に包まれて。素敵でした。それから、CDとかレコードを聴かせてもらった事もあります。それが音楽の時間です。」
「レコード!ずいぶん懐かしいものを聴いてたのね。ここにはレコードはないけれど、CDはありますよ。今度、持ってきてあげる。クラシックがお好きなのかしら?」
「クラシックしか聞いた事はありません。オーケストラです。一番最初に連れて行ってもらったコンサートは、ベルリンフィルハーモニー。シューマンの交響曲第1番と、それからプロコフィエフのバイオリン協奏曲第1番、ストラビンスキーの春の祭典。CDを買ってもらいました。何度も何度も聴きました。夢のような音。今でも目を瞑ると流れます。」
「そう。お好きなんですね。クラシックのCD、持ってきますよ、今度。」
「嬉しい。ずっと音楽は聴けなかったから。
ありがとうございます。」
「その、最初のコンサートに連れて行ってもらった時は、おいくつ位だったの?」
「10歳です。10歳の誕生日でした。」
「もう2回も、誕生日に?」
「いいえ。次はクリスマスの季節で、それから…
それから…もう一度は…もう忘れました。」
彼が何かを思い出し、そして慌ててそれに蓋をしたのが夏目には分かった。これ以上は危険だ。
そう感じた夏目はそっと話を逸らした。
「来週、弁護士の方がみえます。あなたの戸籍をつくるためのお手伝いをしてくれます。退院して、新しい人生を始めるためにも、戸籍をつくる必要があります。あ、でも心配しないで下さいね。今すぐにって訳ではありません。ゆっくり、時間をかけてやっていきましょう。」
「戸籍…僕の名前、分かったのですか?」
「いいえ。あなたについての情報は、今のところ何も分かってないです。でも、そのままでは、あなたの人権が守られない。だから、就籍という手続きを家庭裁判所で行って、新たなあなたの戸籍を作るのです。少し難しい手続きですので、弁護士の先生がお手伝いします。そうすると、色々な行政サービスを受けられます。退院して、暮らしていく為の練習もできます。」
「人権…人間が、生まれながらに持っている権利…
僕にも…こ、戸籍を作ったら、僕にもそれがもらえるのですか?」
「いいえ、今。たった今でも、戸籍がなくても、名前が分からなくても、あなたには今すでに、その権利があります。人間らしく、誰からも脅かされずに生きていく権利。あなたの、生活や、身体についての事や、あなたの時間や、そういったものをあなたが決める権利が、今すでにあなたにはあります。」
「……今すでに…」
「はい。あなたはひどく傷つけられた。それは間違った事でした。あなたの権利を、踏み躙った人達がいる。でも、あなたは、治療を受けて、回復して、生活を立て直して、人生を取り戻す権利があります。戸籍は、そのための助けになると思います。弁護士の先生に、会ってみませんか?」
「はい。よろしくお願いします。」
彼はベッドの上で座り直して正座し、頭を深く下げた。でもその目は、何も捉えてはいなかった。
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