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旧初誘拐事件
事件の謎
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ここは探偵事務所。
現在ここには炎と警察である2人がいた。
「おい!アイテムなんか使うんじゃねぇ!」
「最終的に勝てばいいんだよ」
「このぽりこうが」
炎は青筋を立てながらコントローラーを操作していた。
「てか、さっきから2人ともなにやってるんですか」
「なにて、最近話題のドラゴンスマッシュだが?」
「事件はどうしたんですか!事件は!」
「華、落ち着け」
「先輩もやってるじゃないですか!」
「そもそも、僕たちはあまり情報を持っていない。さらに聞いた情報はさっきので終わり。そして情報を持っている探偵である幻はいまここにいない。なら帰って来るまでゲームするしかないだろ」
「・・・先輩、案外バカですよね」
「よく言われる」
(言われるんだ)
と、思う炎が時計を見たと同時に幻と夢が帰ってきた。
「2人も連れて来れたのか」
「あぁ、まぁ、そうだな」
夢は台所に行き幻は自分の椅子に座る。
「それでは、こちらの調べた事だが。まずは本当に誰も居なかったことだ」
「それは、ホームレスもか」
「そうだ、さらにもう1つ。薬莢が落ちていた」
「そんなバカな。警察に銃撃戦があったという情報は来ていない」
「・・・」
「あぁ、夢のいう通り。何者かによりその情報を消されたのだろう」
(え?あの人今しゃべりました?)
「探偵組からは終わりだ、そちらの情報を」
「分かりました。華」
「は、はい」
華は資料を取り出し手渡す。
「まず、旧初台駅失踪事件の生存者が2人発見された」
「何?」
「発見されたのは2日前。今はこの県の大学病院に収容されている。名前は川城奈美(かわしろなみ)、白石和美(しらいしかずみ)だ」
「それなら明日にでも話を聞きに行くか」
「・・・1つ悪い知らせがある」
「なんだ?」
「・・・川城奈美は、警察の取り調べの最中、その警官に殺害されている」
「!」
幻は目を見開く。
それもそうだ、ただの事情聴取程度の事で重要参考人を殺すだろうか?
それこそ正気を失う行為だ。
「・・・その警官は」
「取り押さえようとした時に自分の拳銃で自殺している」
「・・・そうか」
「姉さん」
「分かってる。まだ情報を持っている者はもう1人いる。それに、その大学病院の中には知り合いがいる」
「そうか、それなら我々も」
その時、華と森川の電話がなる。
「はい、こちら森川・・・何!」
「先輩?」
「華、今すぐ署に帰る」
「せ、先輩、いったい何が」
「・・・副総監が、殺害された」
「!」
「犯人は、春崎文(はるさきあや)だ」
現在ここには炎と警察である2人がいた。
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「このぽりこうが」
炎は青筋を立てながらコントローラーを操作していた。
「てか、さっきから2人ともなにやってるんですか」
「なにて、最近話題のドラゴンスマッシュだが?」
「事件はどうしたんですか!事件は!」
「華、落ち着け」
「先輩もやってるじゃないですか!」
「そもそも、僕たちはあまり情報を持っていない。さらに聞いた情報はさっきので終わり。そして情報を持っている探偵である幻はいまここにいない。なら帰って来るまでゲームするしかないだろ」
「・・・先輩、案外バカですよね」
「よく言われる」
(言われるんだ)
と、思う炎が時計を見たと同時に幻と夢が帰ってきた。
「2人も連れて来れたのか」
「あぁ、まぁ、そうだな」
夢は台所に行き幻は自分の椅子に座る。
「それでは、こちらの調べた事だが。まずは本当に誰も居なかったことだ」
「それは、ホームレスもか」
「そうだ、さらにもう1つ。薬莢が落ちていた」
「そんなバカな。警察に銃撃戦があったという情報は来ていない」
「・・・」
「あぁ、夢のいう通り。何者かによりその情報を消されたのだろう」
(え?あの人今しゃべりました?)
「探偵組からは終わりだ、そちらの情報を」
「分かりました。華」
「は、はい」
華は資料を取り出し手渡す。
「まず、旧初台駅失踪事件の生存者が2人発見された」
「何?」
「発見されたのは2日前。今はこの県の大学病院に収容されている。名前は川城奈美(かわしろなみ)、白石和美(しらいしかずみ)だ」
「それなら明日にでも話を聞きに行くか」
「・・・1つ悪い知らせがある」
「なんだ?」
「・・・川城奈美は、警察の取り調べの最中、その警官に殺害されている」
「!」
幻は目を見開く。
それもそうだ、ただの事情聴取程度の事で重要参考人を殺すだろうか?
それこそ正気を失う行為だ。
「・・・その警官は」
「取り押さえようとした時に自分の拳銃で自殺している」
「・・・そうか」
「姉さん」
「分かってる。まだ情報を持っている者はもう1人いる。それに、その大学病院の中には知り合いがいる」
「そうか、それなら我々も」
その時、華と森川の電話がなる。
「はい、こちら森川・・・何!」
「先輩?」
「華、今すぐ署に帰る」
「せ、先輩、いったい何が」
「・・・副総監が、殺害された」
「!」
「犯人は、春崎文(はるさきあや)だ」
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