保健室の秘め事

桜屋敷 櫻子

文字の大きさ
28 / 42
今井先生「と」初めて

☆9

しおりを挟む
 今井先生が、ゆっくりと息を吐く。


 「ふぅ……。全部入りました、よく頑張りましたね、雛ちゃん」

 「ん、いまいせんせ……っ、んん」

 「ふふ……ちゃんと返事も出来ないほど、気持ち良いんですか?雛ちゃんが感じている顔、すごく可愛いですよ。めちゃくちゃにしたくなるくらい、可愛いです。ねぇ、めちゃくちゃにしても、いいですか……?胸も、繋がっているここも、雛ちゃんが泣くまで、触ったり舐めたりしたいです」

  
 ゆるゆると腰を動かしながら、今井先生がちょっと、いや、かなりえっちなことを言い出す。それに対して、私は、ふるふると首を横に振るのが精一杯だった。


 「……あぁ、そうだ。さっきの言葉の続き、聞きたいです。痛くないです、って、言った時、なにか言いたそうにしていましたよね。言って、くれますか?」


 今井先生は珍しく、低い声でそう囁いて、腰を動かすのをやめた。今井先生の低い声って、あんまり聞けないから、きゅんとしてしまう。


 「いまい、せんせ、途中で、やめないでください……」

 「でも、動かしていたら、ちゃんと喋れそうにありませんよ?ほら……」

 「っ、あ、ぁ……!」

 「ね?ちゃんと喋れないでしょう……?あぁ、もしかして、そういうプレイが好きなんですか?だったら、やっぱり、めちゃくちゃにしたいです。僕の与える快楽に耐えながら、さっきの続き、言ってみてくださいよ」


 いきなり腰を動かされ、私の身体はびくっと跳ね上がった。駄目、小刻みに腰を動かされると、なんかもう、もっともっと、ってなっちゃって、駄目。


 「ねぇ、雛ちゃん。さっき、なにを言おうとしたんです?」

 「ん、んっ……!なんでも、ないです……!」

 「なんでもないのに、こんなに濡らしちゃったんですか?雛ちゃんの中から、ローションじゃない蜜が溢れてきて、シーツも僕の白衣も、びしょびしょなんですけど」


 今井先生の意地悪すぎる言葉に、心だけじゃなく、身体も反応してしまう。

 ……あれ?ちょっと待って。今井先生、今さっきまで、私の身体を、とってもとっても気遣ってくれてなかったっけ?いつからSのスイッチが入ったの?


 「言えませんか?言えないなら、やっぱり、言えるようにやめるしかないですね。さぁ、雛ちゃん。気持ち良くなりたかったら、さっきの続きをどうぞ」

 「うーっ……今井先生の、意地悪」

 「なんとでも。ほら、イきそうだったんでしょう?」


 さっき、私がなにを言おうとしたのか、ちゃんとわかってるじゃないですか!今井先生を潤んだ目で睨むと、ニッコリ、笑顔が返ってきた。
 私が自分の口で言わない限り、今井先生はこれ以上してくれそうにない。私は今井先生の顔から目を逸らすと、小声で、しかし、はっきりと言った。


 「全然痛くなくて、思ってた以上に気持ち良くて、」

 「はい」

 「……イッちゃいそうでした」


 ……顔が熱い、高熱を出している時みたいに熱い。今井先生の顔が近付いてきて、ちゅっと音を立てて、頬にキスをされた。そして、ずっと疼いていた場所に、待ち望んでいた快楽を与えられる。
 今井先生は、ぐちゅぐちゅと水音が立つように、私の感じる場所を重点的に擦り上げた。ひっきりなしに声を上げて、私は喘ぎ続ける。


 「ん、やっ、やだ……いまいせんせ、」
 
 「嫌じゃなくて、良い、でしょう?僕も、気持ち良いですよ。雛ちゃんの中、熱くて、すごく締め付けてきて、もうイッてしまいそうです。ねぇ、一緒にイきましょうか?それとも、まだ物足りないですか?もっと恥ずかしいこと、されたかったりします?今なら、どんなお願いでも聞いてあげますよ」


 今井先生の声、繋がっているところからの水音。耳がどうにかなりそうなほど、聴覚を攻められて。元々、耳が弱い私は、感じすぎて、意識を手放しそうだった。


 「今井せんせ、も、イかせてくださ、い……!」 


 私が泣きそうになりながら強請ると、今井先生は腰の動きを速めた。そして、私の蜜か、ローションか、よくわからないけど、濡れて、ぷっくりと勃っている芽を指先で転がすようにいじる。
 びくんびくん、と、身体が震えるほどの快楽が全身を駆け巡って、頭が真っ白になった。熱の先端で最奥を突かれ、深いところで今井先生を感じてしまうと、もう、理性なんてどこかへいってしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...