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19話 超級闇魔法
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「はぁはぁはぁ………ついに」
「ここまで来るのに、随分と早かったのう」
俺の目の前には、ただひたすらに黒い穴が何個も空いていた。これは、魔王から教わった超級闇魔法の1つ。深淵。食らった者は、深淵の中で只管に落ち続ける。発動に時間はかかるものの、これで1つは奥の手を手に入れた。
しばらくすると、俺の目の前の黒い穴は消え、何も無かったように辺りは元に戻る。
深淵はどこまでも続く無。魔王のような空間魔法保持者、もしくは特殊スキルで脱出するか、同じ超級魔法もしくはスキルで相殺するしか対処法は無い。魔王ですら発動に10秒かかる所を見ると、不意打ちで使うくらいしか使い道はないように思えるが、これがあるのと無いのとでは心持ちが全然違う。
「超級闇魔法は手に入れた。次は、空間魔法じゃな」
俺は今、小さい魔物が2体入るくらいの大きさの空間に物をしまうことが出来る空間魔法を習得している。これも熟練度が上がれば入れられる量が増えるらしい。
「闇魔法と空間魔法は相性がいい。先に闇魔法を覚えさせたのもそのためじゃ」
「そうだったんだな。俺も魔王みたいに空間を移動できるようになるのか?」
「いずれはできるじゃろうな。して、お主」
「ん?」
「外に出る準備は出来ておるか?」
「あ、ああ。出来てる。ネイアはどうだ?」
「私はいつでもいけるぞ。この新しい力で早く銀狼の血のやつらをボコボコにしたくてうずうずしている」
「そうか……」
「とりあえず、一度英気を養ってから、冒険者ギルドとやらに向かうとしよう」
そう言って、魔王は魔法で土を堀って固めると、そこに空間魔法でどこからか持ってきたお湯を張り始めた。
「2人とも。臭う。風呂に入るんじゃ」
「は、ははは。そういえば、水浴びは出来ていなかったな」
「ワシはもう入った。お主らで入れ」
「ネイア、先に入っていいぞ」
「何を言う!水臭いことを言うな!一緒に入るぞ」
そう言って服を脱ぎ始めるネイア。俺は情けないことに、恥ずかしくて目を背けてしまう。
「なに!?私の裸が見られないというのか」
「そういうことじゃねぇ!」
「何をしている。お主もとっとと入らんか!」
結局、俺は服を脱がされ、ネイアと風呂に入ることになった。
久しぶりの風呂は気持ちよく、俺たちは一層元気になった。
これで、準備万端だ。
俺は、気持ちを引き締めた。
「ここまで来るのに、随分と早かったのう」
俺の目の前には、ただひたすらに黒い穴が何個も空いていた。これは、魔王から教わった超級闇魔法の1つ。深淵。食らった者は、深淵の中で只管に落ち続ける。発動に時間はかかるものの、これで1つは奥の手を手に入れた。
しばらくすると、俺の目の前の黒い穴は消え、何も無かったように辺りは元に戻る。
深淵はどこまでも続く無。魔王のような空間魔法保持者、もしくは特殊スキルで脱出するか、同じ超級魔法もしくはスキルで相殺するしか対処法は無い。魔王ですら発動に10秒かかる所を見ると、不意打ちで使うくらいしか使い道はないように思えるが、これがあるのと無いのとでは心持ちが全然違う。
「超級闇魔法は手に入れた。次は、空間魔法じゃな」
俺は今、小さい魔物が2体入るくらいの大きさの空間に物をしまうことが出来る空間魔法を習得している。これも熟練度が上がれば入れられる量が増えるらしい。
「闇魔法と空間魔法は相性がいい。先に闇魔法を覚えさせたのもそのためじゃ」
「そうだったんだな。俺も魔王みたいに空間を移動できるようになるのか?」
「いずれはできるじゃろうな。して、お主」
「ん?」
「外に出る準備は出来ておるか?」
「あ、ああ。出来てる。ネイアはどうだ?」
「私はいつでもいけるぞ。この新しい力で早く銀狼の血のやつらをボコボコにしたくてうずうずしている」
「そうか……」
「とりあえず、一度英気を養ってから、冒険者ギルドとやらに向かうとしよう」
そう言って、魔王は魔法で土を堀って固めると、そこに空間魔法でどこからか持ってきたお湯を張り始めた。
「2人とも。臭う。風呂に入るんじゃ」
「は、ははは。そういえば、水浴びは出来ていなかったな」
「ワシはもう入った。お主らで入れ」
「ネイア、先に入っていいぞ」
「何を言う!水臭いことを言うな!一緒に入るぞ」
そう言って服を脱ぎ始めるネイア。俺は情けないことに、恥ずかしくて目を背けてしまう。
「なに!?私の裸が見られないというのか」
「そういうことじゃねぇ!」
「何をしている。お主もとっとと入らんか!」
結局、俺は服を脱がされ、ネイアと風呂に入ることになった。
久しぶりの風呂は気持ちよく、俺たちは一層元気になった。
これで、準備万端だ。
俺は、気持ちを引き締めた。
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