22 / 22
22
しおりを挟む
左肩にかけた能力を解きながら諒真の質問に返答する咲良。
傷口をふさぐ分だけを残して氷が解けると、それまで咲良の左肩に埋まっていた刃がべちゃっと地面に落ちる。
「どうして、戦い方があんなに変わったのか不思議だったんですけど、どうやら最後に取り出した武器だけは能力で作り出したものではなかったようですね」
男の手から離れているにもかかわらず、一向に塵と化さずに原形をとどめているその刃を見ながら咲良はつぶやく。
「……ごめん」
男が死亡していると聞きホッとした諒真の口から出たのは謝罪だった。
「どうしたんですか? 敵は倒せましたし二人とも生きています。ことさらに謝られる理由はないと思いますけど?」
「確かに二人とも生きているけど、それでも守ると言った手前、芦沢さんが血まみれなのを見たらやっぱり謝るのが筋かな、と」
「そういうのならこちらも謝らないといけませんね。私の方こそ諒真さんを守ると言ったのに守り切れませんでした」
お互いに謝罪する姿がツボに来たのか思わず吹き出し、二人は大笑いをする。
もちろん二人とも大怪我を負っているので、すぐに笑いは痛みをこらえる声へと変わっていくのだが。
「次は無傷で済むように努力するよ」
「だったら、もっと強くならないといけませんね」
「とりあえず今は、ありがとう……俺の敵を討ってくれて」
「はい。諒真さんの敵を無事に討てて良かったと私も思っています」
思わず笑顔になる二人のもとにブライアンが部下を引き連れてやってくる。
「二人ともお疲れさま。どうやら無事に……とはいかないまでも目標を達成したみたいだね」
部下に指示を出して証拠が残らないように男の死体を回収させながらブライアンは二人をねぎらう。
「はい、所長。傷だらけですけど、諒真さんの敵は討てました」
「ワタシも一般人に被害が出なくてホッとしているよ。とにかく二人はすぐに手当てが必要だね、なにはともあれ諒真君も咲良ちゃんもお疲れさま」
校門を開けて数台のワゴン車が諒真たちのもとへと向かってくる。周りにいる研究所の職員はスプリンクラーの始末などに躍起になっている。
諒真はここに至ってようやく自分が殺されてからの一連の騒動が終息したことを実感した。
もちろん敵を倒せば、はいそれで終わり、というほど高校生は甘くない。
研究所の技術の粋で日常生活に復帰できるほどに回復した諒真と咲良は翌日から学校に行くことになった。
とはいえ、完治したわけでもないので当分激しい運動は無理だろう。
「やあやあ、お二人さん。今日も仲良くご登校……かな?」
これは今日の体育は見学確定か、などと諒真が考えていると後ろから声をかけられる。
「家が近所だからな、わざわざ登校時間をずらすのも不自然だろ」
声の主、彩夏に向かって諒真は無難に返答をする。
「おはようございます、彩夏さん。一日ぶりですね」
「ふっふっふ、家が近所だと体調を崩すのも一緒になるのかな? 昨日は二人してお休みだったじゃないか」
「たまたまだろ? 俺は徹夜で本を読んでた影響での休みだし」
ニヤニヤとした表情で追及してくる彩夏をあらかじめ決めてあった理由で躱そうとする諒真。
「私の方は引っ越しの手続きの関係でしたね。ガスが通ってなかったのでガス屋さんに来ていただいていました」
咲良の方もあらかじめ相談して決めてあった理由を話す。
ただ、これは本当のことで昨日、研究所で特訓していた同時刻にガスの開通を依頼していたらしい。
唯一、嘘なのはそこに立ち会ったのは咲良ではなく研究所の職員だということだ。
「おやおや、昨日まではガスが通ってなかったのかい? それは不便だったろうね」
「はい、今までは寮みたいなところに住んでいたので、実際に一人暮らしをしてみると色々と手続きがあって大変だなと実感しています」
「ふむ、それは一人暮らしをしたことのないボクにはわからない苦労だね。大学に行って一人暮らしを始めたら同じ目に合いそうだよ」
大げさなジェスチャーを交えて話す彩夏を加えつつ、三人は学校までの道を歩き出す。
学校が近づくにつれ、周囲にはちらほらと通学途中の学生たちも増えてきている。
「両手に花とは、良いご身分だなリョーマ」
重吾の声が響くと同時にガシっと肩を掴まれる。
「もれなく棘もついてくるだろうけど、それでもいいのなら会話に混ざってきたらどうだ、シゲ」
「棘つきかぁ、でもその程度で怯むオレではない。アヤちゃん、咲良ちゃん、おはよー」
積極果敢に二人に向かって朝の挨拶をする重吾。
「おはようございます、シゲさん」
「まったく、朝っぱらからシゲは騒がしいな。そんな調子じゃあ低血圧女子は逃げ出すよ」
挨拶を受けた二人は、それぞれのリアクションを返す。
「辛辣ぅ、咲良ちゃんは普通に挨拶してくれたけど、アヤちゃんの態度がグサグサと心に突き刺さるほど棘だらけだよリョーマ」
「シゲ、声が大きすぎて耳が痛い」
彩夏のリアクションに対して必要以上のオーバーな反応を見せた重吾に対する諒真の返答も彩夏以上に辛辣だった。
「うわあーん、咲良ちゃん。二人の態度が心に突き刺さるよー、慰めてくれー」
「え、えっと、ドンマイです、シゲさん。……でも、確かに少し声が大きすぎるとは思いますよ、周りの人がかなり注目してますし」
確かに咲良の言う通り、周りにいる通学中の学生はもちろんのことゴミ出ししている主婦や通勤途中のサラリーマンも重吾の声に驚いて四人のことを注目している。
咲良は注目されるのに慣れていないのかキョロキョロと挙動不審になっているが、彩夏と諒真の二人にとってはこの程度のことは日常茶飯事なのかまるで動じていない。
「ところで、昨日は二人して休んでいたけど、まさか二人はお互いの風邪をうつしあうような関係にはなっていないだろうな?」
重吾自身も注目されるのには慣れているのか咲良の忠告をまるっと無視して話を続ける。
「シゲ、その話は先ほどボクが聞いたばかりだよ。二人とも別々の用事で休んでいたみたいだよ」
「まったくだ、シゲは相変わらず一周遅れの話題を提供するな」
「二人の態度はいつも辛辣だけど、咲良ちゃんが転入してきてからはより一層ひどくなっている気がするよ」
「ところで、風邪をうつしあう関係ってどういう関係ですか?」
重吾の叫びに対して咲良が基本的な質問をぶつける。
「それはもちろん、ちゅっちゅっするような関係に決まっているじゃないかっ」
「別に普通に看病をしていてもうつる時はうつるとボクは思うけどね」
「アヤちゃん、それは夢がない、夢がないよ。健全な男子高校生としては看病でうつるよりもイチャイチャしてうつる方がロマンがあるってもんさ」
彩夏の現実的なツッコミに対して重吾は大声で反論する。
周囲にいる通行人は、重吾の叫びに対して苦笑いをしたりうんうんとうなずき声には出さない同意を返したりしている。
「出会って一週間も経ってないのにそんな関係になるわけないだろ。俺はシゲと違って恋愛には慎重なタイプなんだ」
「そうですよ、ただお互いに一生をかけて守りあうと誓い合っただけですよ」
「え?」
「は?」
諒真の言葉に追従して発した咲良のセリフに彩夏と重吾の二人が思わず間の抜けた言葉を漏らす。
「ああ、確かにそれは宣言したな」
「待ってくれ、諒真。それはプロポーズということかい?」
「そういうことじゃない。単純に芦沢さんには多大な恩義があるからこれから一生をかけてその恩を返していくということだ」
「いやいやいや、一生をかけたらそれはもうプロポーズってことだろ?」
「下世話なことを言うなよ、シゲ。俺は芦沢さんに好きだとも愛しているとも言っていないんだからプロポーズなわけないだろ」
「そうですよシゲさん、それに私の方も諒真さんのことを守るつもりですから単なるお相子です」
諒真と咲良は独自の理論を展開するが、彩夏と重吾の方はますます困惑を広げるだけであった。
「くく、あはははは」
「いやいやいや、笑ってる場合じゃないから、オレもアヤちゃんもわけわかんないままだから」
「そうだよ、諒真。シゲと同じ立場というのは業腹なのだからボクにくらいわかるように説明してほしいものだ」
「いやいや、悪い悪い。なんかやっと日常に帰ってきたんだなぁ、と思ったらつい笑いがこみあげてきてな」
「ふふふ、そうですね諒真さん。今日は天気もいいですし、本当に平和って感じですね」
自分自身を殺された事件に決着がつき、諒真はようやく日常へと回帰することができた。
これは仮初の平和であるのかもしれないが諒真にとっては貴重な日常である。
傷口をふさぐ分だけを残して氷が解けると、それまで咲良の左肩に埋まっていた刃がべちゃっと地面に落ちる。
「どうして、戦い方があんなに変わったのか不思議だったんですけど、どうやら最後に取り出した武器だけは能力で作り出したものではなかったようですね」
男の手から離れているにもかかわらず、一向に塵と化さずに原形をとどめているその刃を見ながら咲良はつぶやく。
「……ごめん」
男が死亡していると聞きホッとした諒真の口から出たのは謝罪だった。
「どうしたんですか? 敵は倒せましたし二人とも生きています。ことさらに謝られる理由はないと思いますけど?」
「確かに二人とも生きているけど、それでも守ると言った手前、芦沢さんが血まみれなのを見たらやっぱり謝るのが筋かな、と」
「そういうのならこちらも謝らないといけませんね。私の方こそ諒真さんを守ると言ったのに守り切れませんでした」
お互いに謝罪する姿がツボに来たのか思わず吹き出し、二人は大笑いをする。
もちろん二人とも大怪我を負っているので、すぐに笑いは痛みをこらえる声へと変わっていくのだが。
「次は無傷で済むように努力するよ」
「だったら、もっと強くならないといけませんね」
「とりあえず今は、ありがとう……俺の敵を討ってくれて」
「はい。諒真さんの敵を無事に討てて良かったと私も思っています」
思わず笑顔になる二人のもとにブライアンが部下を引き連れてやってくる。
「二人ともお疲れさま。どうやら無事に……とはいかないまでも目標を達成したみたいだね」
部下に指示を出して証拠が残らないように男の死体を回収させながらブライアンは二人をねぎらう。
「はい、所長。傷だらけですけど、諒真さんの敵は討てました」
「ワタシも一般人に被害が出なくてホッとしているよ。とにかく二人はすぐに手当てが必要だね、なにはともあれ諒真君も咲良ちゃんもお疲れさま」
校門を開けて数台のワゴン車が諒真たちのもとへと向かってくる。周りにいる研究所の職員はスプリンクラーの始末などに躍起になっている。
諒真はここに至ってようやく自分が殺されてからの一連の騒動が終息したことを実感した。
もちろん敵を倒せば、はいそれで終わり、というほど高校生は甘くない。
研究所の技術の粋で日常生活に復帰できるほどに回復した諒真と咲良は翌日から学校に行くことになった。
とはいえ、完治したわけでもないので当分激しい運動は無理だろう。
「やあやあ、お二人さん。今日も仲良くご登校……かな?」
これは今日の体育は見学確定か、などと諒真が考えていると後ろから声をかけられる。
「家が近所だからな、わざわざ登校時間をずらすのも不自然だろ」
声の主、彩夏に向かって諒真は無難に返答をする。
「おはようございます、彩夏さん。一日ぶりですね」
「ふっふっふ、家が近所だと体調を崩すのも一緒になるのかな? 昨日は二人してお休みだったじゃないか」
「たまたまだろ? 俺は徹夜で本を読んでた影響での休みだし」
ニヤニヤとした表情で追及してくる彩夏をあらかじめ決めてあった理由で躱そうとする諒真。
「私の方は引っ越しの手続きの関係でしたね。ガスが通ってなかったのでガス屋さんに来ていただいていました」
咲良の方もあらかじめ相談して決めてあった理由を話す。
ただ、これは本当のことで昨日、研究所で特訓していた同時刻にガスの開通を依頼していたらしい。
唯一、嘘なのはそこに立ち会ったのは咲良ではなく研究所の職員だということだ。
「おやおや、昨日まではガスが通ってなかったのかい? それは不便だったろうね」
「はい、今までは寮みたいなところに住んでいたので、実際に一人暮らしをしてみると色々と手続きがあって大変だなと実感しています」
「ふむ、それは一人暮らしをしたことのないボクにはわからない苦労だね。大学に行って一人暮らしを始めたら同じ目に合いそうだよ」
大げさなジェスチャーを交えて話す彩夏を加えつつ、三人は学校までの道を歩き出す。
学校が近づくにつれ、周囲にはちらほらと通学途中の学生たちも増えてきている。
「両手に花とは、良いご身分だなリョーマ」
重吾の声が響くと同時にガシっと肩を掴まれる。
「もれなく棘もついてくるだろうけど、それでもいいのなら会話に混ざってきたらどうだ、シゲ」
「棘つきかぁ、でもその程度で怯むオレではない。アヤちゃん、咲良ちゃん、おはよー」
積極果敢に二人に向かって朝の挨拶をする重吾。
「おはようございます、シゲさん」
「まったく、朝っぱらからシゲは騒がしいな。そんな調子じゃあ低血圧女子は逃げ出すよ」
挨拶を受けた二人は、それぞれのリアクションを返す。
「辛辣ぅ、咲良ちゃんは普通に挨拶してくれたけど、アヤちゃんの態度がグサグサと心に突き刺さるほど棘だらけだよリョーマ」
「シゲ、声が大きすぎて耳が痛い」
彩夏のリアクションに対して必要以上のオーバーな反応を見せた重吾に対する諒真の返答も彩夏以上に辛辣だった。
「うわあーん、咲良ちゃん。二人の態度が心に突き刺さるよー、慰めてくれー」
「え、えっと、ドンマイです、シゲさん。……でも、確かに少し声が大きすぎるとは思いますよ、周りの人がかなり注目してますし」
確かに咲良の言う通り、周りにいる通学中の学生はもちろんのことゴミ出ししている主婦や通勤途中のサラリーマンも重吾の声に驚いて四人のことを注目している。
咲良は注目されるのに慣れていないのかキョロキョロと挙動不審になっているが、彩夏と諒真の二人にとってはこの程度のことは日常茶飯事なのかまるで動じていない。
「ところで、昨日は二人して休んでいたけど、まさか二人はお互いの風邪をうつしあうような関係にはなっていないだろうな?」
重吾自身も注目されるのには慣れているのか咲良の忠告をまるっと無視して話を続ける。
「シゲ、その話は先ほどボクが聞いたばかりだよ。二人とも別々の用事で休んでいたみたいだよ」
「まったくだ、シゲは相変わらず一周遅れの話題を提供するな」
「二人の態度はいつも辛辣だけど、咲良ちゃんが転入してきてからはより一層ひどくなっている気がするよ」
「ところで、風邪をうつしあう関係ってどういう関係ですか?」
重吾の叫びに対して咲良が基本的な質問をぶつける。
「それはもちろん、ちゅっちゅっするような関係に決まっているじゃないかっ」
「別に普通に看病をしていてもうつる時はうつるとボクは思うけどね」
「アヤちゃん、それは夢がない、夢がないよ。健全な男子高校生としては看病でうつるよりもイチャイチャしてうつる方がロマンがあるってもんさ」
彩夏の現実的なツッコミに対して重吾は大声で反論する。
周囲にいる通行人は、重吾の叫びに対して苦笑いをしたりうんうんとうなずき声には出さない同意を返したりしている。
「出会って一週間も経ってないのにそんな関係になるわけないだろ。俺はシゲと違って恋愛には慎重なタイプなんだ」
「そうですよ、ただお互いに一生をかけて守りあうと誓い合っただけですよ」
「え?」
「は?」
諒真の言葉に追従して発した咲良のセリフに彩夏と重吾の二人が思わず間の抜けた言葉を漏らす。
「ああ、確かにそれは宣言したな」
「待ってくれ、諒真。それはプロポーズということかい?」
「そういうことじゃない。単純に芦沢さんには多大な恩義があるからこれから一生をかけてその恩を返していくということだ」
「いやいやいや、一生をかけたらそれはもうプロポーズってことだろ?」
「下世話なことを言うなよ、シゲ。俺は芦沢さんに好きだとも愛しているとも言っていないんだからプロポーズなわけないだろ」
「そうですよシゲさん、それに私の方も諒真さんのことを守るつもりですから単なるお相子です」
諒真と咲良は独自の理論を展開するが、彩夏と重吾の方はますます困惑を広げるだけであった。
「くく、あはははは」
「いやいやいや、笑ってる場合じゃないから、オレもアヤちゃんもわけわかんないままだから」
「そうだよ、諒真。シゲと同じ立場というのは業腹なのだからボクにくらいわかるように説明してほしいものだ」
「いやいや、悪い悪い。なんかやっと日常に帰ってきたんだなぁ、と思ったらつい笑いがこみあげてきてな」
「ふふふ、そうですね諒真さん。今日は天気もいいですし、本当に平和って感じですね」
自分自身を殺された事件に決着がつき、諒真はようやく日常へと回帰することができた。
これは仮初の平和であるのかもしれないが諒真にとっては貴重な日常である。
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
時き継幻想フララジカ
日奈 うさぎ
ファンタジー
少年はひたすら逃げた。突如変わり果てた街で、死を振り撒く異形から。そして逃げた先に待っていたのは絶望では無く、一振りの希望――魔剣――だった。 逃げた先で出会った大男からその希望を託された時、特別ではなかった少年の運命は世界の命運を懸ける程に大きくなっていく。
なれば〝ヒト〟よ知れ、少年の掴む世界の運命を。
銘無き少年は今より、現想神話を紡ぐ英雄とならん。
時き継幻想(ときつげんそう)フララジカ―――世界は緩やかに混ざり合う。
【概要】
主人公・藤咲勇が少女・田中茶奈と出会い、更に多くの人々とも心を交わして成長し、世界を救うまでに至る現代ファンタジー群像劇です。
現代を舞台にしながらも出てくる新しい現象や文化を彼等の目を通してご覧ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
勇者パーティのサポートをする代わりに姉の様なアラサーの粗雑な女闘士を貰いました。
石のやっさん
ファンタジー
年上の女性が好きな俺には勇者パーティの中に好みのタイプの女性は居ません
俺の名前はリヒト、ジムナ村に生まれ、15歳になった時にスキルを貰う儀式で上級剣士のジョブを貰った。
本来なら素晴らしいジョブなのだが、今年はジョブが豊作だったらしく、幼馴染はもっと凄いジョブばかりだった。
幼馴染のカイトは勇者、マリアは聖女、リタは剣聖、そしてリアは賢者だった。
そんな訳で充分に上位職の上級剣士だが、四職が出た事で影が薄れた。
彼等は色々と問題があるので、俺にサポーターとしてついて行って欲しいと頼まれたのだが…ハーレムパーティに俺は要らないし面倒くさいから断ったのだが…しつこく頼むので、条件を飲んでくれればと条件をつけた。
それは『27歳の女闘志レイラを借金の権利ごと無償で貰う事』
今度もまた年上ヒロインです。
セルフレイティングは、話しの中でそう言った描写を書いたら追加します。
カクヨムにも投稿中です
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる