TAKE TIME WORLD

areafa krain

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56編

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俺が全知全能の神を
倒したのは十数年前だ。
当時、レベル75で挑んだ俺は
敵の攻撃防御力も魔法防御力も高い上、
素早く攻撃と魔法攻撃を連発してくるので
避けるだけで必死だった。
その時は機転を利かせて
状態異常をかけてわずかな隙に
剣技と魔法攻撃で地道にダメージを与えて
やっと倒すことが出来たのであったが、
この十数年でモンスターが強敵化している
実態を見て、最後のラスボスである
全知全能の神も更に
パワーアップしているに違いない。
もしかしたら、俺の時にはあった弱点が
全く無くなっているかもしれない。

しかし、俺は彼女達にも全てのモンスターを
倒した後に込み上げてくる達成感と自分達が
この街や大切な人を救ったんだという
嬉しさを味わって欲しかった。
しかし、俺は後から非常に
後悔することになる。
俺のこの考えが甘すぎた事に気付くのが
遅すぎたからだ。
まさかあんな展開になるとは全く
予想だにしなかったのである。

「ところで、全知全能の神って
何処にいるの?」 
「俺の時はある場所に
着いた時に現れたな。」 
「時生さん、ある場所って
どこなんですか?」 
俺が全知全能の神を倒したのは十数年前だ。
当時、レベル75で挑んだ俺は
敵の攻撃防御力も魔法防御力も高い上、
素早く攻撃と魔法攻撃を連発してくるので
避けるだけで必死だった。
その時は機転を利かせて
状態異常をかけて僅かな隙に
剣技と魔法攻撃で地道にダメージを与えて
やっと倒すことが出来たのであったが、
この十数年でモンスターが強敵化している
実態を見て、最後のラスボスである全知全能の
神も更にパワーアップしているに違いない。
もしかしたら、俺の時にはあった弱点が
全く無くなっているかもしれない。
しかし、俺は彼女達にも全てのモンスターを
倒した後に込み上げてくる達成感と自分達が
この街や大切な人を救ったんだという嬉しさを
味わって欲しかった。
しかし、俺は後から非常に後悔することになる。
俺のこの考えが甘すぎた事に気付くのが
遅すぎたからだ。
まさかあんな展開になるとは全く
予想だにしなかった。

「ところで、全知全能の神って
何処にいるの?」 
「俺の時はある場所に
着いた時に現れたな。」 
「時生さん、ある場所って
どこなんですか?」 
「あれ?ここって私達が
通ってる高校の前じゃない。」
「そう。全知全能の神が現れたのは
俺の母校でもあり、君達が在学している
この高校さ!来るぞ!」  

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!」 
「何あの大きさは⁉︎
3メートルくらいは有るんだけど…。」
「あれを相手にしろって言うのか?
冗談は程々にして欲しいぜ…。」
「冗談なんかじゃない。君達はあれを
相手にするんだ。攻撃してくるぞ!」

「この崇高すうこうなる我を相手にする事は
どう言う事か身体で分からせてやる。
権威者の咆哮ほうこう!」
「ゴォォォォォォォォォォォ!」 
「くっ!これじゃあ身体が動かないぞ!
敵の攻撃を避けきれない!」
「麗華ちゃん!無双モードを使うんだ!
俺は今から君に向けて攻撃を放つ。
HPが少なくなると、無双モードが
発動するからそれでこの特殊な
状態異常を治すんだ!
勿論、死なない様に
すぐに満タンに回復はする。」
「分かりました!
私に向けて攻撃してください!」

「峰打ち!」
「キャァァァァ!
うぅ…。パァァァァァァァ!
無双モードが来たわ!無双モード発動!」 
「良かった…。これで身体が動かせる!
麗華、ありがとう!」
「麗華ちゃん、よくぞ耐えた!
パーフェクトヒール!」

「ほう…。我の咆哮ほうこうを解くとは。
だが、ほんの小手調べに過ぎぬ。
攻撃はこれからだ。
アイアンフィンガー!」
「ここは俺に任せろ!
仁王立ちからのアイアンボディ!」
「ギャギャギャギャァァァ!」  
「何⁉︎俺のアイアンボディでも
攻撃を跳ね返せないだと?
くそっ!ダメージを食らっちまった…。」
「お兄ちゃん!パーフェクトヒール!」 
「雷太は少し休んでて!私が行ってくる!
ファイブアトリビュート
五連撃からの回転斬り!」
「ヒュォォォォォォ!カキィィィィィン!」 
「跳ね返された!攻撃を避けきれないっ!
キャァァァァ!バタッ!」

「胡桃ちゃん!パーフェクトヒール!
やはり生半可な攻撃では、
手も足も出ないか…。
ここは俺が全知全能の神の攻撃を防ぐから
君達は回復に専念しろ!」
私達の力では到底かないっこない。
改めて実感させられた。
時生さんに頼るのは気が引けるけど、
今は指示に従うしか無かった。
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