お気に入りのカフェで

しおん

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出会い2

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会社での仕事が増えてしまったためしばらくお気に入りのカフェに行くことが出来なかった。
カフェ間の近くの公園で歩いていると目の前から東雲蓮が歩いて来るのが見えた。
(仕事終わりかこれから仕事かな)
なんて心の中で思いながら通り過ぎる。
「あのカフェによくいるお兄さんですよね」
店に指差しをしながら透き通る声が後ろから聞こえてきた。
振り返ると彼が少し顔を赤らめながら声掛けてきてくれた。
彼には1度しかあのカフェであったことなかった気がするがどこかで会ったのか?と疑問に思った。
「確かにあのカフェはお気に入りだが俺になにか?」
「えっとつい……」
優しく声をかけたつもりだが緊張してしまい冷たい言い方になってしまっただろうか。
最初に声掛けてくれたよりも小さな声になってしまった。
「すまない急に声をかけられたもので驚いてしまって」
「そうですよね!僕あそこのカフェで正式に働くことになったんですよ。こないだまで研修中だったんですけど……」
「そうだったんだなおめでとう。俺もあのカフェが好きでよく行くのでその時はよろしく頼むよ」
あのカフェであったのは1回きりだったと思っていたがそんなに印象的だったのだろうか……
だがさっきよく居ると言っていたよな…
「ありがとうございます!実はお兄さんのこと何度かあのカフェで見かけてたんですよ。
僕もお気に入りであそこによく通い勉強してました。
その時にお兄さんのこと見かけててついついこないだも働き始めに会えて嬉しくて……
今もたまたま会えたんで声掛けちゃいましたすみません。」
「そうだったんだね。声をかけてくれてありがとう
またカフェで会った時は美味しいコーヒーでも入れてくれ。すまないまだ仕事が残っていてここで失礼するよ。」
「忙しい時にすみません。あのどうしてもお名前だけ聞きたくて教えていただいてもいいですか?
僕は楠葵です。よろしくお願いします。」
「名前か……
俺は東雲蓮だ。」
「蓮さん……って呼んでも大丈夫ですか?」
「あぁ構わないが……」
ふと時計を見るそろそろ仕事をしないとまずいと思い続けて声をかける。
「すまない。仕事がまだ終わっていなくてね。
時間が本当に今ないんだ俺はこの辺で失礼するよ。

「ほんとにすみません。
またお店に来てくださいね
それでは失礼します。」
そう言って別れた。
彼名前を聞く時少し顔が赤かったな……
そんなに俺の名前聞きたかったのか?と疑問に思いながら職場に戻る。
心の中で思う 。
また近々あのカフェへ行ってみるかそして葵くんがいたら少し嬉しいなと思った。
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