ある日突然異世界へ(本編完結.番外編展開中)

ミント

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新しい道を探しましょうかね?

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買い物に出た日から私ユーリは精油を使ってアロマを使ったものを作ることに没頭中です。
もちろん朝は日課となったアルの上半身に包帯を巻く作業をしてからですよ?

因みにどんなものを作ったかと言うと…
アロマキャンドルは眠れない人用、感染予防用、リフレッシュする為用、食欲がない人用。
オイルは眠れない人用、筋肉痛用、むくみ改善用、肩こり改善用、デトックス。

「さて、本日はエアーフレッシュナーを作りたいと思います!」

新たな物作りをしたいと思います!
「お手軽に気分転換出来たり感染予防に…と使えます!スプレーが手に入ったので是非作りたいと思います。」
「お手軽に!と言うのが良いですね!」
「そうよ~マリーもサリーも作ってあげるから待っててね!」
スプレーボトルをまずは無水エタノールで消毒して、乾かしたら無水エタノールを10mI入れて好きな精油を10滴入れて、精製水を40ml入れて振ったら完成。
「今日はハッピーな香りを作ったわよ!オレンジスイートとレモンの組み合わせ。私の好きな香りよ~どうかしら?」
私はそう言って宙に向かってスプレーする。
「甘さの中に程よい酸味があっていい香りですね!」
サリーも大絶賛!
「精油は脂溶性だから必ず振ってから使ってね。」
「しようせいってなんですか?」
マリーがきいてくる。
「脂溶性はね、簡単に言うと水に溶けにくくて、油やアルコールにはよく溶けるのよ。だから必ず使う前はよく振ってから使うのよ。」
「そうなんですね!覚えておきます!」

後は感染症が流行っているみたいだから、ティートリーとユーカリを入れたものも作りましょう。

毎日アロマ尽くしで幸せね。
こんな仕事がしたかったわ~。
秘密のヒーラーじゃ中々動きが取れないし…
なんとか別の活躍の仕方も考えなきゃね。

「ユーリ様、あの~先日買った蜜蝋をまだ使ってないですよね?あれはいつ使われるのですか?」

我慢出来ずサリーが聞いてくる。
そうだった!そろそろ作らなきゃよね?
「じゃあ明日は蜜蝋を使って作りましょうね!」
笑顔で焦らす私です。
さてお待ちかね。(笑)

「本日は新たに蜜蝋でハンドクリームを作りたいと思います!」
「ハンドクリームですか?」
サリーがちょっと驚いている様子です。
この世界はハンドクリームが存在しないみたい。
是非荒れたお手を綺麗にしましょう!
2人とも水仕事をしているからね…ちょっと可哀想な手なのよね。

「まずは蜜蝋を湯煎で溶かします。ホホバオイルと一緒に混ぜます。大体蜜蝋5gにホホバオイル25gで今回は作ってみましょう!溶けたら湯煎から外してしばらく冷ましてから精油を入れます。精油は3滴までよ~何を入れようかな?」

「良い香りの物で治れば最高ですね!」
マリーが嬉しそうに言う。

「修復効果もある薔薇とティートリーにしましょう!混ぜ混ぜしたら後は冷ますだけよ。」
「ユーリ様この数日で売れるほど作りましたね!」
サリーが作った作品たちを見て言う。
「そうでしょ?(笑)」
実は…私売り込みを考えています。
私の勝手な予想だけど、マリアさんも私が作る物を見て商品価値があるかを確かめたくてあんな提案をしたんじゃないかしら?
違うにしろちょっと私、頑張って作った物をお店に置いてもらえないか交渉予定です!



「アル、すっかり傷跡も目立たなくなったわね。」
アルの包帯を外すとそこには先週まであった痛々しい傷は無くなっている。

「ユーリありがとう!すっかり治ったな!」
「もう包帯も巻かなくていいかしら?」
「ユーリに包帯を巻いてもらうのが日課になっていただけに寂しいけど、いつまでもお願いするのも悪いしな~」
アルがウインクしながら言う。
まったく!すぐからかうんだから。
「いつでもお話し相手にはなりますよ?」
「本当か?じゃあ今日出掛けようか?」
アルが笑顔でお誘いしてくれる。
「いいですね~!どちらに行きますか?」
笑顔で返答する。
「ユーリは行きたい場所ある?」

マリアさんの所には寄りたいかな?いいかな?
「出来ればアロマのお店に寄りたいです!」
「もちろん良いよ!じゃあその後は任せてくれるかな?」
「えぇ、楽しみにしています!では支度をしますね!」

アルがいいと言ってくれたので、前回お約束した物をカゴに入れてからマリー達に手伝ってもらって支度をする。
今日は薄いピンク系のワンピース。絶対自分じゃ選べない可愛いワンピース…髪の毛は編み込みにしてくれて、サリーがお化粧もしてくれた。
鏡に映る自分はなんたが別人のよう。

なんか2人とも妙に張り切ってない?

「ユーリ様お綺麗です。」
「ユーリ様アルフレッド様と楽しい1日を過ごして下さいね。」







ー侍女サイドー
「サリー。アルフレッド様は絶対ユーリ様がお好きよね?毎朝あんなに上機嫌でユーリ様の部屋に来るし。」
「そうね。でもイマイチ押しが弱いのよね。」
「オマケにユーリ様は多分鈍いからちゃんとはアルフレッド様の気持ちに気付いていないわよね?」
「じゃあアルフレッド様が、頑張っている時には私達もできる限り頑張りましょうね!」


侍女2人は2人をくっつける作戦を実行中~
当の2人はもちろん気付いていませんが…(笑)





アルのエスコートで馬車に乗りこむ。
こちらの世界に来て約1カ月位になるかな?
馬車の移動にも慣れてきたし、何よりこちらの生活にも随分慣れてきたと感じる。

でもアルとのお出掛けはやっぱりちょっとドキドキするわね。

「アル、いつもありがとうございます。
アルに出会っていなければこんなに穏やかで楽しい毎日を送ることは出来ていないと思います。本当に感謝してもしきれないほどです。」
「そんなにあらたまって言わなくていいよ。俺こそユーリとの毎日は楽しいし!」
「ありがとうございます!そう言って貰えると私も嬉しいです。人間言葉に出して感謝を伝えるって簡単なようで難しいんです。ですから私は意識して感謝は伝えたいと思います。」
「じゃあ俺もそうするよ。」
「はい!」
2人で感謝合戦をしている間にお店に到着。

「アル、ちょっとマリアさんにお届けものをしてきます。よかったらお庭のベンチで待っててくださいね。」
そう言ってお店に入る。

さて、私の異世界生活初の積極的活動の記念すべき1歩です(笑)

「こんにちは~マリアさん。先日言ってたものを持ってきました!」
お店にはマリアさんだけだったのですぐに声を掛ける。
「いらっしゃいユーリ嬢。さっそく持ってきてくれたのね?楽しみにしてたわ!」
そう言って渡したカゴをのぞき込むマリアさん。
本当に楽しみにしてくれてたみたい。
ざっと中のものを説明する。
マリアさんはふんふんと聞いてくれる。

「思ってた以上にすごいわ!」
と言う一言をいただきました。
「あの~マリアさん、私の作るものをこちらで売ってはもらえませんか?」
とうとう本日の要件を言いました!
「ユーリ嬢、こちらこそお願いしたいわ!」
とんとん拍子に商談成立です!
今回のものは全てマリアさんが買い取ってくれました!
次回からは売り上げたらお金が発生するシステムに。万が一売れ行きが悪かったらマリアさんに申し訳ないですから。割合は7:3で私が7割貰えることに!
初めての稼げるお仕事です!自活への第1歩?

今日は思わぬ収入がもらえたのでアルになにかプレゼントしたいですね。

何がいいかな?とても嬉しいです!
また材料を買い足してカゴへ入れる。
また近いうちに作った商品を持って来ることを約束してお店を出る。

「アルお待たせでした!」
「ユーリ、なんか嬉しそうだね。何かあった?」
「わかる?実はね……」
さっきの話を伝える。
「ユーリよかったな!ユーリの作るものはきっとよく売れるよ!でもあまり無理しないでくれよ?」
「ありがとう。やっと私にも出来ることが見つかったみたいで嬉しいわ!」
「ユーリがそうして笑って過ごせるならいいな。」
そう言ってくれるアルには本当に感謝だわ!

「さてそろそろ次に行こうか。」
また2人で馬車に乗り移動する。
窓から見える景色は段々森に進んでいる様子。
馬車から見える景色はいつの間にか知らない街になっていた。

「ここは君を見つけたソフィーの森を反対に通り抜けた方の街だよ。」
「隣町になるの?」
「そうだね。ところでユーリは動物は好きかい?」
「動物ですか?そうですね。好きなほうだと思いますよ。」
小さい頃は動物園に行くのが好きだったし。
実家では犬を飼ってたっけ。
「実は今から行くところでは色々な動物が見れるんだよ。」
「そうだったんですね!楽しみです。」

しばらくすると馬車が止まる。
外へ出てみると今度は公園の様なところみたい。
処々柵で囲われていたり檻が置かれている。
その中にはどうやら動物がいるらしい。
歩いて見ると、柵の中の方は草食動物で、檻の方は獰猛な肉食動物が入れられているよう。
要はきっと動物園ね。
見慣れた動物と全く知らない動物がいるみたい!
「馬に牛に鹿にヤギに象までいるのね!こっちにはうさぎに猫にハムスター!可愛いわ~」
「よく知ってるな!こっちのは?」
「虎ね!それにこれは……」
首が長くて尻尾も長い、おまけに翼があるみたい。
「まるでドラゴンみたい!でもちっちゃくて可愛いわね!」
ミニドラゴンは檻の中にいた。私の声に反応してかこっちを見ている。
あれ?怪我している?翼の部分がえぐれて出血しているようだった。
「アル、あの子怪我してるみたい。可哀想だね。」
アルが檻をのぞき込む。
「本当だ、怪我をして捕獲されたのかな?」
「私今ラベンダーのスプレーがあるけど…かけてあげてもいいかな?」
アルが頷いてくれたので檻に近付く。
「えっと、ドラゴンちゃん?こっちにおいで。手当してあげるから。大丈夫よ。」
しばらく警戒していたようだったけど、根気強く声掛けをしていたら近寄ってきてくれた。
檻越しではあるけれど、ラベンダー水をスプレーして回復を願う。
するとみるみる間に傷が治っていく。
ドラゴンが翼を広げて見せてくれているようだ。
「元気になってよかったね。」
そう言って立ち去る。
でもあの子ずっと檻の中なのかな?
「ユーリは動物も治せるんだな。あのドラゴンいつか恩返しに来たりしてな!」
「まさか~(笑)」



アルが笑いながら言ったこの冗談が後日本当になるとは夢にも思って無かった2人でした。



一通り動物たちを見て、小動物と戯れて楽しいひとときを過ごした私達はそろそろ空が暗くなってきたことに気付く。
「もう夕方になってしまったのね。あっという間だったわ!」
「また森を通らなくてはだからそろそろ出ようか。」
「そうですね。最後にドラゴンちゃんに会ってから帰りましょう!」
「ユーリはドラゴン好きなのか?」
アルがちょっと驚いているようだった。
「私の世界にはいない架空の生き物だけど、実際見てみたらミニドラゴンは可愛いし賢そうだったからね」
「ドラゴンちゃん元気になってよかったね!バイバイ!」
声掛けすると返事を返すように
「キュウ~ン」
と鳴いた!
「ドラゴンちゃんの鳴き声初めて聞いた!」
「俺もだ!」
2人でちょっとテンション上がってしまった。
立ち去り際に飼育員らしき人がすれ違う。
「あれ?ミニドラゴンの傷どこいった?治ったのか?じゃあもう森に返すしかないかな~」
やっぱり怪我をしていたからなんだ。よかった!
ホッとしながら馬車に乗り込む。
「ユーリ、動物園どうだった?」
「楽しかったです!珍しい動物も見れたし!」
「よかったよ。実はここを教えてくれたのはエドワードなんだ。」
「エドワードさんが?」
「ユーリをどこかへ連れて行ってやりたくても、俺そう言うの疎くて……」
ちょっと照れながらいうアルがちょっと可愛く見えたのは内緒です。

「アルありがとうございます!エドワードさんにもよろしく伝えて下さいね!今度マッサージオイルをプレゼントしますね!」

森の中に突入する頃には結構暗くなっていた。
小さな小川を渡る時、ふと外を見ると無数の小さな黄色い明かりが空を舞っていた。
「アル!見て見て!綺麗よ!」
思わず声が大きくなる。
「ホタルだな。この時期にしか見られないんだよ。」
「素敵ね~。」
ホタルを見ながら森を抜ける。
無事に魔物に遭遇することもなく帰ることが出来ました。
「ただいま!」
「「おかえりなさいませ!楽しかったですか?」」
かえると満面の笑みで2人が出迎えてくれる。
そして2人の顔を見て思い出す。
「忘れてた。」
「何をですか?」
「プレゼント……」
折角収入を得られたからアルと2人に何か買おうと思っていたのに…すっかり自分が楽しんで買い忘れました。
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