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アルがいない生活は…
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朝になってアルを送り出す時間が近づく。
昨日の事があって中々ベッドから出られない私。
だけど…しばらく会えなくなると思うと、今会わなきゃと思う。
「私らしくないよね。ちゃんと送り出そう!」
口に出してから起き上がる。
「ユーリ様おはようございます。」
サリーがいた!私の独り言聞かれてしまったよね?
「おはよう、サリー。支度急がなきゃね。」
サリーは私の心境を知ってか特に独り言に対するコメントはなく支度を手伝ってくれた。
「アル…気を付けて行って来て下さいね。」
「ユーリ耳貸して」
突然耳に触れられ驚く。
「何かあってもこれがあれば遠く離れていても声が聞けるんだ。用事がある時はこれに触れながら話をしてみて!」
アルが私の耳に金属製のカフを付けてくれた。
よく見るとアルの耳にも同じ物がはまっている。
電話みたいな物かな?
「ありがとうございます。アルもお時間ある時に是非お話しして下さいね。」
「あぁ。じゃあ行ってきます。」
そう行ってアルは出掛けて行きました。
一週間も離れる私をアルは心配してくれていたのね。カフを鏡で見てみる。何か模様の様な物が書いてある。
「ユーリ様、それは2つでついになっているんですよ。貴族の方の御用達の魔道具屋さんで人気らしいですよ?私は初めて見ました!」
マリーが教えてくれる。
「便利な物があるのね。」
アルを見送ってから私はひたすらお仕事に没頭中。
「ユーリ様そろそろお食事の時間です。」
そう言われて夕方まで作り続けていた事に気付く。
「アルは今頃どうしているかしら?ご飯食べれているかな?」
「ユーリ様気になります?」
サリーがニコニコしながら聞いてくる。
なんだか居心地が悪く感じるのは何故だろう?
「そりゃ毎日一緒だったから…」
言い訳も言い訳にならない気がして最後まで言えない私。
「もう夕飯を食べに行きましょう!」
逃げました!(笑)
夕飯を食べて、湯浴みの後ベッドに正座で座る私。
アルにおやすみを言うか言わまいか悩んでおります。
まだ任務中じゃ悪いし…ん~
悩んでいるところで、頭の中に声が聞こえてきた!
「ユーリ。聞こえる?」
アルの声だわ!慌ててカフに触れる。
「聞こえます!アル!そちらは順調ですか?」
「大丈夫だよ。少し前に宿に到着したんだ。ユーリはそろそろ寝る時間だろ?」
「ありがとうございます!アル、ゆっくり休んで明日も頑張って下さいね。」
「ユーリにもらったアロマを使って寝るよ!おやすみ」
「おやすみなさい。」
忙しい中連絡をくれたアルに感謝だわ。
危険と隣り合わせな任務だろうから余計に心配なんだよね。
日本じゃこんなに心配な事は中々ないんだろうなぁ~ってか日本じゃこんな心配する相手も居なかったわね。…なんだろう。虚しいぞ?
アルが連絡をくれ安心したのか私はその後ぐっすり朝まで眠りました。
アルが居ない生活5日目に突入です。
毎日夜にはアルが連絡をくれている。
お陰様で思ったよりは安心してアルを待っていられてる。
私は今日も朝から相変わらずお仕事してます。
今日は前回好評のハンドクリーム作りです!
お昼はマリーたちが気分転換にとお庭にランチを用意してくれたそうで今から行きます。
いい天気です!
そよ風が心地良いです。
「マリー、サリー、お昼は一緒に食べましょう?」
「ユーリ様!いけませんよ!」
サリーが言う。
「こんな素敵なロケーションなのに1人で食べろって言うの?じゃあもうお願いよ~!」
結局後で2人が怒られないためにセバスにもお願いをしてランチを一緒に食べても良い許可をもらった!
サリーはまだちょっと納得していないようだけど、マリーは嬉しそうにサンドウィッチを頬張っている。
「サリーも遠慮しないで食べてね。」
声を掛けるとやっとサリーもポテトに手を伸ばしてくれた。
「ユーリ様、ここでは身分の違いで色んな事が区別されています。命に関わる事もございますので、重々気を付けて下さいね。ユーリ様に何かあったらアルフレッド様が悲しみますから…」
サリーが心配して言ってくれる。
「わかったわ。気を付けます。」
身分差には慣れないけど、ここで生きていく上で必要なら慣れなくてはよね。
「ユーリ様、それでもこうしてランチに誘って下さって嬉しく思っています。」
サリーが小さな声で言ってくれた事がとっても嬉しかったです。
夜になってアルからの連絡を待つ私。
だけどいつもの時間を過ぎても連絡が無い。
どうしたのかしら?
いつもの当たり前がそうならない時って落ち着かないわよね?
意を決してカフに手をやり私から話しかけてみる。
「アル?聞こえますか?」
「…ユーリ?ちょうど良かった!実は殿下が夕食後に全身に発疹が出て痒がっているんだ!こういう時はどうしたらいい?」
いつものアルと違って慌てた様子だわ。
夕食後全身に?蕁麻疹かしら?
「アル、アルに渡したキズ用のオイルはあるかしら?」
「オイル?あるよ!」
「ラベンダーが入っているから多分効くと思うから塗ってあげて!」
「わかったよ!ありがとう!」
通信が途切れた。
遠くからだけどデンカと呼ばれた人がよくなる事を祈る。
あんなにアルが慌てるなんて滅多にないだろうからきっと大変だったんだろう。
「ユーリ!」
「アル?どうデンカと言う人は治ったの?」
「あぁ、塗ってすぐに痒みがひいて発疹も引っ込んでいったよ!…ユーリ『デンカと言う人』では無く殿下はこの国の第一王子の事だよ。」
「え?王子様の事?あ~だからアルはあんなに焦っていたのね?でも…無事に治って良かったわ。治らなかったらアルに迷惑かけちゃうところだったわね。」
「迷惑なんてないよ!ただ、殿下がオイルに興味津々だよ。」
「そうなの?王子様もアロマ好き?今度何か作ります?って流石に…」
「作ってくれるか?俺つい宣伝しちゃって…」
「アルが王子様に?」
「オイルを使う時に何かを聞かれて…」
アルが王子様にアロマの素晴らしさを伝えているのを想像してしまったらつい吹き出してしまった。
「アル、ありがとう。何かプレゼント用に用意するわ!好きな香りとかあれば聞いておいてね。」
「ユーリありがとう!あと、明日の夕方には多分帰れそうだよ。」
「本当に?待ち遠しいわ。気を付けて帰って来てね。」
「ユーリありがとう!おやすみ。」
「アルもおやすみなさい。」
そう言って通信を終える。
なんだか大変な事になってきたわ。王子様にアロマをプレゼントって実は大変な話じゃないかしら?
明日商品をマリアさんのところへ納品ついでに買い物しなきゃね!
昨日の事があって中々ベッドから出られない私。
だけど…しばらく会えなくなると思うと、今会わなきゃと思う。
「私らしくないよね。ちゃんと送り出そう!」
口に出してから起き上がる。
「ユーリ様おはようございます。」
サリーがいた!私の独り言聞かれてしまったよね?
「おはよう、サリー。支度急がなきゃね。」
サリーは私の心境を知ってか特に独り言に対するコメントはなく支度を手伝ってくれた。
「アル…気を付けて行って来て下さいね。」
「ユーリ耳貸して」
突然耳に触れられ驚く。
「何かあってもこれがあれば遠く離れていても声が聞けるんだ。用事がある時はこれに触れながら話をしてみて!」
アルが私の耳に金属製のカフを付けてくれた。
よく見るとアルの耳にも同じ物がはまっている。
電話みたいな物かな?
「ありがとうございます。アルもお時間ある時に是非お話しして下さいね。」
「あぁ。じゃあ行ってきます。」
そう行ってアルは出掛けて行きました。
一週間も離れる私をアルは心配してくれていたのね。カフを鏡で見てみる。何か模様の様な物が書いてある。
「ユーリ様、それは2つでついになっているんですよ。貴族の方の御用達の魔道具屋さんで人気らしいですよ?私は初めて見ました!」
マリーが教えてくれる。
「便利な物があるのね。」
アルを見送ってから私はひたすらお仕事に没頭中。
「ユーリ様そろそろお食事の時間です。」
そう言われて夕方まで作り続けていた事に気付く。
「アルは今頃どうしているかしら?ご飯食べれているかな?」
「ユーリ様気になります?」
サリーがニコニコしながら聞いてくる。
なんだか居心地が悪く感じるのは何故だろう?
「そりゃ毎日一緒だったから…」
言い訳も言い訳にならない気がして最後まで言えない私。
「もう夕飯を食べに行きましょう!」
逃げました!(笑)
夕飯を食べて、湯浴みの後ベッドに正座で座る私。
アルにおやすみを言うか言わまいか悩んでおります。
まだ任務中じゃ悪いし…ん~
悩んでいるところで、頭の中に声が聞こえてきた!
「ユーリ。聞こえる?」
アルの声だわ!慌ててカフに触れる。
「聞こえます!アル!そちらは順調ですか?」
「大丈夫だよ。少し前に宿に到着したんだ。ユーリはそろそろ寝る時間だろ?」
「ありがとうございます!アル、ゆっくり休んで明日も頑張って下さいね。」
「ユーリにもらったアロマを使って寝るよ!おやすみ」
「おやすみなさい。」
忙しい中連絡をくれたアルに感謝だわ。
危険と隣り合わせな任務だろうから余計に心配なんだよね。
日本じゃこんなに心配な事は中々ないんだろうなぁ~ってか日本じゃこんな心配する相手も居なかったわね。…なんだろう。虚しいぞ?
アルが連絡をくれ安心したのか私はその後ぐっすり朝まで眠りました。
アルが居ない生活5日目に突入です。
毎日夜にはアルが連絡をくれている。
お陰様で思ったよりは安心してアルを待っていられてる。
私は今日も朝から相変わらずお仕事してます。
今日は前回好評のハンドクリーム作りです!
お昼はマリーたちが気分転換にとお庭にランチを用意してくれたそうで今から行きます。
いい天気です!
そよ風が心地良いです。
「マリー、サリー、お昼は一緒に食べましょう?」
「ユーリ様!いけませんよ!」
サリーが言う。
「こんな素敵なロケーションなのに1人で食べろって言うの?じゃあもうお願いよ~!」
結局後で2人が怒られないためにセバスにもお願いをしてランチを一緒に食べても良い許可をもらった!
サリーはまだちょっと納得していないようだけど、マリーは嬉しそうにサンドウィッチを頬張っている。
「サリーも遠慮しないで食べてね。」
声を掛けるとやっとサリーもポテトに手を伸ばしてくれた。
「ユーリ様、ここでは身分の違いで色んな事が区別されています。命に関わる事もございますので、重々気を付けて下さいね。ユーリ様に何かあったらアルフレッド様が悲しみますから…」
サリーが心配して言ってくれる。
「わかったわ。気を付けます。」
身分差には慣れないけど、ここで生きていく上で必要なら慣れなくてはよね。
「ユーリ様、それでもこうしてランチに誘って下さって嬉しく思っています。」
サリーが小さな声で言ってくれた事がとっても嬉しかったです。
夜になってアルからの連絡を待つ私。
だけどいつもの時間を過ぎても連絡が無い。
どうしたのかしら?
いつもの当たり前がそうならない時って落ち着かないわよね?
意を決してカフに手をやり私から話しかけてみる。
「アル?聞こえますか?」
「…ユーリ?ちょうど良かった!実は殿下が夕食後に全身に発疹が出て痒がっているんだ!こういう時はどうしたらいい?」
いつものアルと違って慌てた様子だわ。
夕食後全身に?蕁麻疹かしら?
「アル、アルに渡したキズ用のオイルはあるかしら?」
「オイル?あるよ!」
「ラベンダーが入っているから多分効くと思うから塗ってあげて!」
「わかったよ!ありがとう!」
通信が途切れた。
遠くからだけどデンカと呼ばれた人がよくなる事を祈る。
あんなにアルが慌てるなんて滅多にないだろうからきっと大変だったんだろう。
「ユーリ!」
「アル?どうデンカと言う人は治ったの?」
「あぁ、塗ってすぐに痒みがひいて発疹も引っ込んでいったよ!…ユーリ『デンカと言う人』では無く殿下はこの国の第一王子の事だよ。」
「え?王子様の事?あ~だからアルはあんなに焦っていたのね?でも…無事に治って良かったわ。治らなかったらアルに迷惑かけちゃうところだったわね。」
「迷惑なんてないよ!ただ、殿下がオイルに興味津々だよ。」
「そうなの?王子様もアロマ好き?今度何か作ります?って流石に…」
「作ってくれるか?俺つい宣伝しちゃって…」
「アルが王子様に?」
「オイルを使う時に何かを聞かれて…」
アルが王子様にアロマの素晴らしさを伝えているのを想像してしまったらつい吹き出してしまった。
「アル、ありがとう。何かプレゼント用に用意するわ!好きな香りとかあれば聞いておいてね。」
「ユーリありがとう!あと、明日の夕方には多分帰れそうだよ。」
「本当に?待ち遠しいわ。気を付けて帰って来てね。」
「ユーリありがとう!おやすみ。」
「アルもおやすみなさい。」
そう言って通信を終える。
なんだか大変な事になってきたわ。王子様にアロマをプレゼントって実は大変な話じゃないかしら?
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