師匠を育てる弟子の異世界復讐譚

坂神恭也

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初陣の森

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「スライムだぁぁ!」
スアはスライムをみた慌てふためいた、
それを見て、レルカは険しい表情をして
「スライムは反撃をしたりしない、だから
大丈夫……」
__スライムは硬くなるを発動した。
スアは短剣を震える手で持ちそれでスライム
に攻撃をした、だが、スライムは硬くなるを
発動していた為にまるで鉄に攻撃したような
そんなシビレが手から腕全体にまでのぼって
来た。
「イッ!!!タッ!!!」
レルカは何だか見てはならない物を見ている
ような、そんな光景にも見えた。
「回復スキル オートモードON!」
レルカは回復魔法を唱えた。このオートモード
をONにすると、2000以下のダメージは常に
回復状態になる、状態異常の一種だ。
「手が痛くない!」
レルカの状態異常のスキルの一種をスアに
放った。
__スライムが我慢を発動した。
攻撃性のないスキルだから、まだ安心だけれど
いつかは絶対に攻撃を仕掛けているであろう
モンスターは押し寄せて来る。
「闇の短剣がスキルを覚えるまではひたすらに攻撃をするべき!それしか方法がない!」
初陣の森だからこれで許される、それ以上の
場所に行ってしまえば確実に死ぬ。
スア ヴァイアのあの凄まじ程の力はどこに
行ってしまったのだろうか、本当にあれだけの
力を無くしたのか?それとも何処に隠されて
いるのだろうか、ならそれを引き出すしかない。
でも、どうやって、きっと考えても考えても
答えは出ないのだろう。
「うぉぉぉ!」
スアは短剣でただ叩くようにスライムを
攻撃している。
__スライムは我慢を発動した。
「前の師匠ならあんな雑魚モンスターなんて
一撃だったのに……」
師匠が言っていた言葉に気になるのがあった、
それは、私がスライムを倒している時に
「スライムとか余裕!余裕!」
師匠は少し不機嫌そうに、そして師匠は
攻撃したいたレルカの手を師匠は止めながら。
「どのモンスターも自爆って言うスキルを
持っている、それをもしくらってしまえば
どんな上級なジョブでもひとたまりもない!」
「……」
自爆というどのモンスターも持つ最後の最後の
特殊スキル。だがそのスキルが出ているのを
私は見た事が無い。

初陣の森でただひたすらにスライムに攻撃
するスア、こんなにも最初の場所で発動する
なんてあり得ないと思うけど、でも師匠は
どのモンスターもと言っていた、だから
この初陣の森に出て来るこのスライムもまた
そう言う事なのだろう。

レルカはスアがスライムに攻撃をしている
時に、そんな考えごとをしていた。

「どうしたらまたあの頃のように師匠と
一緒に戦えるのだろうか……」
駄目だ。答えなんか出てくる筈も無いのに。
スアが我慢を発動するスライムに苦戦して
いる、前の師匠と合わせてか何だか私の
頭がぐちゃぐちゃになりそう。

強かったあの背中はどこに行ったの?

私が好きだったあの影はどこに?

駄目だ。でも、大好きだな。

スアの戦う姿を見て、そしてふとスライム
にレルカは視線を向けると。

スライムが真っ赤になっていて、いまにでも
火を噴き出しそうなそんな表情をしていた。
「あのスライムって水属性だったはずじゃあ?」
まさか、あれが自爆の合図、だとしたら
危ない。スアが分からずにまたスライムに
更なる打撃を与えようとした瞬間にレルカ
は師匠に掴みかかりスライムとは逆の方に
飛んだ、とそしたらスライムは爆発した。

「え……?」
「よかった!」
「お姉さん……」
「ケガはない?スア?」

__王都 ホログラム城

天井には豪華なシャンデリアそしてそれを
見つめるように金の柱が何本も備え付けら
れている、そして何だかよくわからない
豪華な絵画も飾ってあり、その下には
ホログラム城の王が金ピカの豪華椅子に
座っていた。
「元スア ヴァイアのメンバーの大魔道士
のクルトゥ ラリカよ!よく来てくれた!」
「いえいえ、お呼びして頂いた事感謝
致します!!」
「今日は頼みがあって来た」
「なんでしょうか?」
「スア ヴァイアは火龍との戦いで戦死
したのだと大帝騎士団から報告を受けて
いるが果たして本当なのだろうか?」
「……」
「調べて来て欲しい」
そう言うと、王の室の扉が開き、大帝騎士団
の団長が入って来る。

「戦死ですよ!国王!」
「グレナゴリアよ、疑っているわけではない
ただの確認だ」
「そうですか……」
王都もまたスア ヴァイアの死を受け入れ
られずに居る、嫌、王都じゃなくて国その
ものか。

__初陣の森
庇って傷を多少受けたレルカはそれでも
やはり守っていかないとと言う使命感を
レルカは背負っている。
「お姉さん……?大丈夫ですか?」
「私は大丈夫!」
「スライムにも負けちゃった」
「大丈夫!何か合ったら私が必ず守るから!」
そっか、師匠に言われた言葉を私は師匠に
今言ったんだ。

「レルカ!何か合ったら俺に頼れ
お前がどんな敵に狙われようとも、必ず
俺が守り抜いてやる」

師匠の強さを間近で見て居たから、あの英雄
と言う言葉を心身共々体現をしているのは
あのスア ヴァイアの他以外居ないのだろう
と自信を持って言える。

「……」
でも、何だかちょっとこの感じを受け入れ
てる自分とそうじゃない自分がいる。

「意味わかんないよね……」
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