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10 奴隷を買う
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「おい、俺を買ってくれ。おまえのように弱そうなやつを守ってやる。俺は強いぞ。おまけに安い」
そんなに傷だらけなのに、随分威勢のいいことで!!
「いくら?」と執事さんのほうを見ると
「金貨三枚。返品は受けない」
「奴隷って。その主人には逆らえないのでは?」と聞くと
「逆らえないのは逆らうと苦痛が与えられるからだ。堪えて逆らおうとするやつも、いる。こいつのようにな・・・だが、こいつほど逆らうやつもあまりいない」
「おまえの言う事は聞くぞ」と奴隷は言うと、重ねて
「そこの檻に入っている犬も一緒に買ってくれ」と言った。
「犬?・・・・・犬が好きなのか?」と聞くと、執事さんが
「あぁ奴隷のくせに犬を・・・・ふざけやがって、いまいましい」執事さん口調が荒くなってる。
「犬は死にかけてるがな」と執事さんが言うので、よく見てみたが、そうだなと思った。
「頼む、せめて手当をしてやりたい・・・・俺の腕の中で、最後を・・・・頼む」強そうでえらそうなやつが、こんなになるとは、犬一匹で・・・・・なにかあるのか?と思ったら口が勝手に
「わかった。買う。犬はいくらだ?」と言っていた。ダメだよ、好奇心は命を縮めるのに・・・・
「おまけにしてやる」そう来たか、すかさず
「ありがとう。犬の体をおおう布もつけて欲しいな」と言うと執事さんは
「承知しました。手続きを致します。参りましょう」
と執事の言葉に戻った。
事務室で待っていると、犬を抱いた奴隷をつれて執事さんが入って来た。
書類にサインをして代金を払うと奴隷の首輪にわたしの血をたらした。
「売りたい時は奴隷商に行けば首輪を無効に出来ます。奴隷を解放したい時も奴隷商、もしくは役所で手続き出来ます。ほかに奴隷が欲しいときは、この奴隷と一緒にくれば少しお安くなります。ではお買い上げありがとうございます」
「はい」
「おっと忘れる所でした。奴隷が死亡した場合首輪は自動的に外れます。回収できた時はこちらにお持ち下さい。次の奴隷を格安で提供します」
「はい・・・・・回収できないときは?」
「残念ながら・・・なんとも」
「はい、どうも」と答えると執事さんにドアを開けて貰って外に出た。
宿に戻らずに人のいない所を探したわたしは、公園の隅の木の切り株に奴隷を座らせた。
「いいからあなたが座って」そして自家用のポーションを出して渡した。
「飲ませてみて」
犬はぐったりとしていたので、奴隷が犬を仰向けに抱いてわたしが瓶から少しずつポーションを注ぎ込んだ。
犬の状態は酷くて、右前足は付け根から、後ろ足の半分も切られていた。
様子をみていると「ワオ」と犬が鳴いた。意識が戻ったようだ。出血も止まったようだ。そこでまたポーションを少しずつ口に入れると飲んでいる。
だんだん、目に力が出て来た。そしたら、今度は眠そうになって寝てしまった。気絶じゃないよね。
体力ない所に治療も大変だったかな?あとは目が覚めてからだ。
残ったポーションは奴隷に飲ませた。
見る見る傷が治った。奴隷は汚いので、少し洗おうと水の塊を出した。
「その水を使って体を洗って水が汚れたらまた出すからどんどん使って。犬はわたしが抱いてるから」
そういうとためらう奴隷から、犬を奪い取ってリュックに入れた。
着ている服ごと奴隷は体を洗っている。服も買わないといけないわね。
そんなに傷だらけなのに、随分威勢のいいことで!!
「いくら?」と執事さんのほうを見ると
「金貨三枚。返品は受けない」
「奴隷って。その主人には逆らえないのでは?」と聞くと
「逆らえないのは逆らうと苦痛が与えられるからだ。堪えて逆らおうとするやつも、いる。こいつのようにな・・・だが、こいつほど逆らうやつもあまりいない」
「おまえの言う事は聞くぞ」と奴隷は言うと、重ねて
「そこの檻に入っている犬も一緒に買ってくれ」と言った。
「犬?・・・・・犬が好きなのか?」と聞くと、執事さんが
「あぁ奴隷のくせに犬を・・・・ふざけやがって、いまいましい」執事さん口調が荒くなってる。
「犬は死にかけてるがな」と執事さんが言うので、よく見てみたが、そうだなと思った。
「頼む、せめて手当をしてやりたい・・・・俺の腕の中で、最後を・・・・頼む」強そうでえらそうなやつが、こんなになるとは、犬一匹で・・・・・なにかあるのか?と思ったら口が勝手に
「わかった。買う。犬はいくらだ?」と言っていた。ダメだよ、好奇心は命を縮めるのに・・・・
「おまけにしてやる」そう来たか、すかさず
「ありがとう。犬の体をおおう布もつけて欲しいな」と言うと執事さんは
「承知しました。手続きを致します。参りましょう」
と執事の言葉に戻った。
事務室で待っていると、犬を抱いた奴隷をつれて執事さんが入って来た。
書類にサインをして代金を払うと奴隷の首輪にわたしの血をたらした。
「売りたい時は奴隷商に行けば首輪を無効に出来ます。奴隷を解放したい時も奴隷商、もしくは役所で手続き出来ます。ほかに奴隷が欲しいときは、この奴隷と一緒にくれば少しお安くなります。ではお買い上げありがとうございます」
「はい」
「おっと忘れる所でした。奴隷が死亡した場合首輪は自動的に外れます。回収できた時はこちらにお持ち下さい。次の奴隷を格安で提供します」
「はい・・・・・回収できないときは?」
「残念ながら・・・なんとも」
「はい、どうも」と答えると執事さんにドアを開けて貰って外に出た。
宿に戻らずに人のいない所を探したわたしは、公園の隅の木の切り株に奴隷を座らせた。
「いいからあなたが座って」そして自家用のポーションを出して渡した。
「飲ませてみて」
犬はぐったりとしていたので、奴隷が犬を仰向けに抱いてわたしが瓶から少しずつポーションを注ぎ込んだ。
犬の状態は酷くて、右前足は付け根から、後ろ足の半分も切られていた。
様子をみていると「ワオ」と犬が鳴いた。意識が戻ったようだ。出血も止まったようだ。そこでまたポーションを少しずつ口に入れると飲んでいる。
だんだん、目に力が出て来た。そしたら、今度は眠そうになって寝てしまった。気絶じゃないよね。
体力ない所に治療も大変だったかな?あとは目が覚めてからだ。
残ったポーションは奴隷に飲ませた。
見る見る傷が治った。奴隷は汚いので、少し洗おうと水の塊を出した。
「その水を使って体を洗って水が汚れたらまた出すからどんどん使って。犬はわたしが抱いてるから」
そういうとためらう奴隷から、犬を奪い取ってリュックに入れた。
着ている服ごと奴隷は体を洗っている。服も買わないといけないわね。
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