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18 レオン目線
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ガイツが作った朝食は素敵に美味しかった。俺には好みのトロトロオムレツ。サミー様にはやはり好みの少し固めのオムレツ。
軽く温めたパンと、野菜のミルクスープ。俺とガイツは、ステーキも食べた。
食後、サミー様はハーブティ。俺とガイツはコーヒー???これって奴隷の生活なのか?
サミー様がおかしいからだな!!
サミー様が自分の事を教えてくれたのだ。サミー様は異世界から来た番だそうだ。そこまで聞いた時、俺は
「なんで番はあなたを手放したんだ」と叫び、ガイツも
「番を?」と驚いた。
「そうか?」とサミー様は首をひねり
「わたしを鑑定した魔法士・・・・そいつがわたしを能力も魔力もないと言ったんだ。その時、神殿もそいつもわたしの事をおもいきり馬鹿にしたし、そいつらがわたしの仲間にわたしの事を馬鹿にする態度を見せたら、仲間もわたしを馬鹿にして笑いものにした」
そう言ったサミー様は珍しく怒っていた。
「それがある日、神殿で知り合ったおじさんが、ポーション作りを教えてくれて、錬金釜と道具をいろいろくれた。あそこでポーション作りを習わなかったらここにこうしていないかな。でも不思議なのよ。ポーション作る時って魔力を入れるのよ。わたしは魔力を入れてポーションを作れるのに、魔力がないと言われたの」
サミー様はお茶を飲んで息をつくとまた話し始めた。
「で、番のお迎えの日に、番は来なかった。変わりにおばさんが来て家に行った。お風呂用の新しい魔石をくれと言ったらそれを咎められて凄く待遇が悪くなった。見る?」とサミー様がなにか薄い板をこすると、パンとスープ、見るからに不味そうなスープが描いてあった。
「そして夕食がなくて、おなかが空いたと思ったらこのアイテムボックスがあるのがわかった。中には向こうで持っていた物が入っていた」
そう言うとサミー様はなにか箱から茶色の物を出すと
「これはチョコレートと言うお菓子」と言って手渡してくれた。サミー様は
「どうぞ、この銀紙から出して」とやってみせると、それを口に入れた。
俺たちは真似して口に入れた。驚いた。なんだこれは・・・・・サミー様は
「噛まずに口の中で溶けていくのを楽しむの」と言うと目を閉じた。
俺も真似して目をつぶった。香り、甘い。少し苦い。そこが特別な味。
「あとアイテムボックスに入れると魔石は魔力が補充されるし、壊れた武器なんかも元に戻る。これを商売にする気はないけど、便利よね。魔石が空になったらわたしに渡して、補充するから」とさらりとサミー様は言った。
「サミー様、このような食べ物があり、その板がある世界は違うんでしょうね」とガイツが言った。
サミー様は
「そうね。違うわ。進歩の方向が違うし、身分に対する考え方も違う。奴隷はいない。武器持って歩かない」
「そうなんですね」とガイツが言うと
「えぇ、護衛の為とこの世界のことを知りたくて奴隷を買った。レオンがいてくれて助かっている」とサミー様が言った。
「あとは番についていろいろ知りたい」
「二人には番はいるの?」
「いません。番に会えるのは運のいい人だけです。異世界からの番を得られるのは神に選ばれた人です。神殿に名前を書いた石版が現れるのです。名前が書かれた人は準備して番を待ちます。たまに異国の人が選ばれる事もありますが、その人たちはどんなに遠くても迎えに来ます。だからサミー様の番は頭が変です。そしてうわさによると番の能力は結婚すると力を増し、ますます幸せになるそうです」
「結婚って番がいなくても好きな人とするの?」
「好きな人の場合もありますが、親が決めた人とします。しない人もいます」とガイツが答えた。
「番って会ったら分かるの?」
「「そう言われています」」
「実際の番同士を見たことがある?」
「「ありません」」と二人は声を揃えた。
「番って結局わからないって事かな?まぁいいわ。永遠に関係ないから。考えるのは時間の無駄」とサミー様は言い切った。
自分の部屋にサミー様が引っ込んだ後、ガイツはサミー様が好きと言ったレモンパイを作り始めた。
「いい主人、守りがいのある主人に恵まれたかな」と言うと
「あぁ」とガイツが答えた。
軽く温めたパンと、野菜のミルクスープ。俺とガイツは、ステーキも食べた。
食後、サミー様はハーブティ。俺とガイツはコーヒー???これって奴隷の生活なのか?
サミー様がおかしいからだな!!
サミー様が自分の事を教えてくれたのだ。サミー様は異世界から来た番だそうだ。そこまで聞いた時、俺は
「なんで番はあなたを手放したんだ」と叫び、ガイツも
「番を?」と驚いた。
「そうか?」とサミー様は首をひねり
「わたしを鑑定した魔法士・・・・そいつがわたしを能力も魔力もないと言ったんだ。その時、神殿もそいつもわたしの事をおもいきり馬鹿にしたし、そいつらがわたしの仲間にわたしの事を馬鹿にする態度を見せたら、仲間もわたしを馬鹿にして笑いものにした」
そう言ったサミー様は珍しく怒っていた。
「それがある日、神殿で知り合ったおじさんが、ポーション作りを教えてくれて、錬金釜と道具をいろいろくれた。あそこでポーション作りを習わなかったらここにこうしていないかな。でも不思議なのよ。ポーション作る時って魔力を入れるのよ。わたしは魔力を入れてポーションを作れるのに、魔力がないと言われたの」
サミー様はお茶を飲んで息をつくとまた話し始めた。
「で、番のお迎えの日に、番は来なかった。変わりにおばさんが来て家に行った。お風呂用の新しい魔石をくれと言ったらそれを咎められて凄く待遇が悪くなった。見る?」とサミー様がなにか薄い板をこすると、パンとスープ、見るからに不味そうなスープが描いてあった。
「そして夕食がなくて、おなかが空いたと思ったらこのアイテムボックスがあるのがわかった。中には向こうで持っていた物が入っていた」
そう言うとサミー様はなにか箱から茶色の物を出すと
「これはチョコレートと言うお菓子」と言って手渡してくれた。サミー様は
「どうぞ、この銀紙から出して」とやってみせると、それを口に入れた。
俺たちは真似して口に入れた。驚いた。なんだこれは・・・・・サミー様は
「噛まずに口の中で溶けていくのを楽しむの」と言うと目を閉じた。
俺も真似して目をつぶった。香り、甘い。少し苦い。そこが特別な味。
「あとアイテムボックスに入れると魔石は魔力が補充されるし、壊れた武器なんかも元に戻る。これを商売にする気はないけど、便利よね。魔石が空になったらわたしに渡して、補充するから」とさらりとサミー様は言った。
「サミー様、このような食べ物があり、その板がある世界は違うんでしょうね」とガイツが言った。
サミー様は
「そうね。違うわ。進歩の方向が違うし、身分に対する考え方も違う。奴隷はいない。武器持って歩かない」
「そうなんですね」とガイツが言うと
「えぇ、護衛の為とこの世界のことを知りたくて奴隷を買った。レオンがいてくれて助かっている」とサミー様が言った。
「あとは番についていろいろ知りたい」
「二人には番はいるの?」
「いません。番に会えるのは運のいい人だけです。異世界からの番を得られるのは神に選ばれた人です。神殿に名前を書いた石版が現れるのです。名前が書かれた人は準備して番を待ちます。たまに異国の人が選ばれる事もありますが、その人たちはどんなに遠くても迎えに来ます。だからサミー様の番は頭が変です。そしてうわさによると番の能力は結婚すると力を増し、ますます幸せになるそうです」
「結婚って番がいなくても好きな人とするの?」
「好きな人の場合もありますが、親が決めた人とします。しない人もいます」とガイツが答えた。
「番って会ったら分かるの?」
「「そう言われています」」
「実際の番同士を見たことがある?」
「「ありません」」と二人は声を揃えた。
「番って結局わからないって事かな?まぁいいわ。永遠に関係ないから。考えるのは時間の無駄」とサミー様は言い切った。
自分の部屋にサミー様が引っ込んだ後、ガイツはサミー様が好きと言ったレモンパイを作り始めた。
「いい主人、守りがいのある主人に恵まれたかな」と言うと
「あぁ」とガイツが答えた。
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