男子中学生と宇宙イモムシ

マジカル博士

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宇宙イモムシとの日常

同胞?

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5月27日 木曜日

夕方、帰宅後の話。
「スキャく~ん♪お待たせ~。」
「帰ったか。退屈だったぞ。」
その時、





「キャァァーーーーーー!!!!!!」





「うぇっ!?」「む?」
「お、お母さん!?」
「で、出た…出たのよ…!」
「な、何が?」
「虫…!!」
「はい?いや、虫ここにもいるんだけどさ。」
「その子はいいとして…!庭の低木に…でっかい…芋虫が…!」
「いや、芋虫毎日見てるじゃん。」
「そいつじゃなくて…!あの、緑色の…」
「あぁぁ!もう分かったから!待ってて!」
「た、頼んだわよ…潰さないでね…?」




「あぁ、いたいた。こいつか。」
「其奴はなんだ?」
「うおっ!?びっくりした…スキャくん、ついてきたの?」
「そうだが。」
「そっか。あ、そうそう!見て、こいつスキャくんの仲間?みたいなものじゃない?」
「……?お前は…全体的に緑色だな。」
「確かこれ、アゲハチョウの幼虫じゃない?」
「アゲハチョウ?」
「あぁ、知らないか。アゲハチョウは日本ではよく見かける蝶だよ。で、こいつはそのスキャくんみたいな幼虫みたいな感じだ。」
「こんなものが…?あのたまに見かけるあの美しい…蝶に?」
「信じがたいよね…って、それこれから蝶になる芋虫が言うセリフじゃないでしょ。」
「要するに、我の同胞のようなものか?」
「そういうことだと思うよ。」
「…うまそうだな。」
「ふぇっ!?」
「うまそうではないか。食ってもいいか?」
「駄目駄目駄目!!共食いとか見たくないから!」
「駄目なのか…」
「駄目だよ…」
「…どうしてもか?」
「そんな目で見つめても駄目だからな…」
「……………」
「いや、だから駄目だってば。」
    
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