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第16話 気に食わない王子にあてがう
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お気に入り3人と同じベッドの上で目を覚ました修斗は、水を飲むためにベッドを降り、窓際のテーブルまで歩いて行く。
水をコップに入れて飲み、そのまま窓の外を見る。
夜が明けて暫く過ぎた様だが、まだ庭番が仕事を始めていない、まだまだ早朝と言える時間のようだ。
腹が空いたのか手で腹を抑えると、ガウンだけを羽織って部屋を出て行く。
城内は静かだが、それでも仕事をしているものが居る。
修斗を見れば皆が頭を下げる。
城の中では、いや国の中でも、それなりの立場の者は全員が修斗を知っている。
この城に来て数ヶ月が過ぎたが、すでに国王を含め、修斗に頭の上がる者はいなくなっていた。
「こ、これはシュウト様! このような時間にどうされましたか?」
食堂に入り、料理人が修斗の元に駆け寄ってきた。
「腹が空いた。何か用意しろ」
「かしこまりました! 少々お待ちください!」
食堂などは一介の兵士や城に仕えている者が利用するのだが、修斗は食堂の雰囲気が好きだった。
王族や貴族との会食も良いが、どうしても日本にいた時の食事風景とは違いすぎ、合間を見ては食堂に来ているようだ。
食事をしながら修斗は、この先の事を考えていた。
欲しい物は手に入れたし、実質国を手に入れたといって良い。
しかし王になりたいかと言われればそうではなく、あくまでもキャロライン姫を手に入れるための手段として、国王の座が欲しかったのだ。
ならキャロライン姫を手に入れた今は? 国王には興味がない。
この国の行く末にも興味が無く、今すぐこの国から出て構わないとさえ思っている。しかし少しだけ気になる事がある。
「俺の影響力を、この国に残した方が便利か?」
数年間修斗が居なくなっても、顔を見れば全員がかしずくだろう。
だがその時、国は荒れ果て修斗を歓迎する状態では無かったら面白くない。
なので数名だけ、修斗の駒を残す事にした。
人選はすでに終わっている。
この国最大の貴族であるフロイド公爵令嬢・ナターシャだ。
フロイド公爵の令嬢・ナターシャはこの国の第一王子と仲が良く、修斗が手を出さなければ一途に第一王子を思っていたのだ。
第一王子と結婚させ子を作らせれば、修斗は国に居なくても支配できている事になり、一々突っかかってくる王子を陰で笑ってやれるのもいい。
そう言えば王子がもう一人いたな、と思ったが、第二王子の思い人が思い当たらず、貴族令嬢の中にも第二王子のウワサは聞かなかった。
「あいつはタダのバカだからな」
今から考えれば、キャロラインは兄弟の中で一番優秀だった。
報告会の時に国王がキャロラインに対し『口を出すな』と命令したのは、兄二人の出来の悪さを隠すためだったのだろう。
特に第二王子は気性が荒く、メイドや執事にもよく手をあげている。
「あいつに俺の女をあてがうのか……不細工に相手をさせたいが、俺が嫌だな」
自分の駒として女を残す以上、一度は修斗が相手をしなくてはいけない。
だが手を出した女は気に入っている者であり、ソレが雑に扱われるのは、特に第二王子にされるのは気に入らない。
「ああ、居たな一人。あいつが苦手意識を持っている女が」
同じ王族で、関係が遠いため数回しか顔を見ていないが、少し年上の女がいる。
普段は大人しくしているが、いざとなったら怒涛の如く言葉で攻め立て、相手が謝るまで止めない女・キャシー。
キャシーが城に来た時は、第二王子は毎回とても大人しかった。
一度責められて苦手意識が付いたのだろうか。
「確か現国王の祖父の兄弟のひ孫、だったか」
美しい女性ではあるが、26歳とこの時代では行き遅れであり、口が巧みであるため並の男では太刀打ちできない。
食事を終えた修斗は料理人に手を振り、上機嫌で食堂を出て行く。
「シュウトおかえり。どこにいってたんだい?」
部屋に戻った修斗を待っていたのはパメラだった。
他の2人はまだ眠っている。
窓際のイスに修斗が座ると、パメラはシーツを体に巻き、その隣のイスに座った。
「腹が減ったからメシを食ってきた」
「そっか。ねぇ、これからどうするんだい? この国でやる事、なにかある?」
「なぜそう思う」
「だって、キャロラインは手に入れたし、この国は実質シュウトの物だ。王様になりたいんだったらとっくに成ってるし、興味が無いのかなって」
パメラは修斗が思う以上に修斗の事を見ている。
その結果出てきた言葉だが、見事に的を得ていた。
「お前はナターシャとキャシーを覚えているか?」
「公爵令嬢と、王族の遠い親戚だね」
「この2人を俺の駒として国に残す。王子2人に当てがって、子を作らせるんだ」
「ふぅ~ん。あの2人にシュウトは手を出したよね? お気に入りなのに、良いのかい?」
「そこまでのお気に入りでもない。だが王子2人には丁度いいだろう。俺の傀儡だと気づくこともなく、女に操られるのだからな」
「なーるほど。ナターシャはいいけどさ、キャシーはあまり城に来ないよ?」
「呼べば来るだろう。10回か20回も相手をしたら、随分と使い物になるはずだ」
「そ、その……さシュウト。アタイはさ、沢山シュウトに貰ったけど、役に立ってるかい?」
「ん? なにがだ」
「だ、だってさ、バーバラ聖女もキャロライン姫もキレイだし、元々出来が良いからさ、アタイはもう要らないのかなって」
「まだまだお前の方がステータスは高いはずだが?」
「そ、そうじゃなくってさ! もう、いいよ。シュウトのいじわる」
いくら頭が良くても理解できない感情。元々が学生で、恋愛経験もない修斗には、パメラの言葉の意味は理解できないだろう。
朝食を4人で取り、早速ナターシャとキャシーに使いを出した。
ナターシャはこの城下町に居るが、キャシーは隣の街にいるため、到着には数日を要するだろう。
まずは早速現れたナターシャを一晩中遊び倒し、第一王子に言い寄るようにと命令を下す。
抵抗するかと思ったが、どうやら修斗はステータスを改変させたようだ。
名前:ナターシャ
年齢:18歳
HP:24→1024
MP:29→1129
力強さ:20→180
知 力:42→283
防御力:20→199
素早さ:19→183
魅 力:99→343
状 態:魅了状態 修斗の傀儡(隠ぺい中)
スキル:お茶入れLV9
状態に修斗の傀儡と入れる事で、修斗のいう事には抵抗できないようにした。
しかしお茶入れとは一体……?
それにしても箱入り娘だ。勉強は出来るのだろうが、低すぎる。
ナターシャの全てを奪った時、ナターシャの全身どころか、髪にまで精液を塗りたくったのには、意味があるのだろうか。
それから数日後にはナターシャは第一王子の元へ行き、上手く関係を持てたようだ。その翌日には国王に報告があり、フロイド公爵も呼ばれて話合いが行われた。
そしてキャシーが城に来ると、予想取り第二王子の姿は見えなくなった。
同じように一晩……いや、なんと二晩も修斗が相手をしたのだ。
実はキャシー嬢、本物の勇者が現れた場合の伴侶となる使命を持っており、修斗を運命の人と勘違いしていたのだ。
だからこそ3人には負けまいと張り切ったのだが……そこまでだった。
修斗はそこまでのお気に入りでもないため、30回を超える行為の後でステータスを改変したのだ。
名前:キャシー
年齢:26歳
HP:158→3266
MP:92→2812
力強さ:41→333
知 力:59→389
防御力:43→267
素早さ:88→402
魅 力:92→465
状 態:魅了状態 修斗の傀儡(隠ぺい中)
スキル:勇者の花嫁 剣技LV29 基礎魔法LV31
元々のステータスの高さもあいまって、簡単にキャロライン姫を追い越してしまった。これ以上の行為は無いからスグに姫が追い抜くだろうが……恐ろしい娘だ。
そして問題の第二王子だが……逃げ回るかと思いきや、あっさりと陥落させた。
後で話を聞くと、「好きな子をイジメたくなるのは女の子の性」という、逆じゃないかと思うセリフを第二王子に言うと、コロリと落ちたそうだ。
スイッチさえ入らなければ見た目も良く、頭のいい娘だからだろうか。
これでこの国に留まる理由が無くなった。
唯一気がかりなのは、生まれてくる子供の能力はどうなっているのか、だが、それは後の楽しみに取っておくようだ。
翌日には何も言わずに国を出た修斗だが、パメラはもちろんバーバラ聖女もキャロライン姫も黙って付いてきた。
「お前達は国を捨てても良いのか?」
「アタイは国なんて関係ないし」
「私はシュウト様にお仕えしておりますので」
「私はシュウトさんに付いて行きます」
何も言わず足を進め、次の街へと進む修斗達だったが、ある日の晩、小さな虫の大群に襲われて、3人の女たちは虫に食われて死んでしまった。
修斗は体中が食われ、今は内臓を丸出しで蝕まれている。
その心臓は……止まっていた。
水をコップに入れて飲み、そのまま窓の外を見る。
夜が明けて暫く過ぎた様だが、まだ庭番が仕事を始めていない、まだまだ早朝と言える時間のようだ。
腹が空いたのか手で腹を抑えると、ガウンだけを羽織って部屋を出て行く。
城内は静かだが、それでも仕事をしているものが居る。
修斗を見れば皆が頭を下げる。
城の中では、いや国の中でも、それなりの立場の者は全員が修斗を知っている。
この城に来て数ヶ月が過ぎたが、すでに国王を含め、修斗に頭の上がる者はいなくなっていた。
「こ、これはシュウト様! このような時間にどうされましたか?」
食堂に入り、料理人が修斗の元に駆け寄ってきた。
「腹が空いた。何か用意しろ」
「かしこまりました! 少々お待ちください!」
食堂などは一介の兵士や城に仕えている者が利用するのだが、修斗は食堂の雰囲気が好きだった。
王族や貴族との会食も良いが、どうしても日本にいた時の食事風景とは違いすぎ、合間を見ては食堂に来ているようだ。
食事をしながら修斗は、この先の事を考えていた。
欲しい物は手に入れたし、実質国を手に入れたといって良い。
しかし王になりたいかと言われればそうではなく、あくまでもキャロライン姫を手に入れるための手段として、国王の座が欲しかったのだ。
ならキャロライン姫を手に入れた今は? 国王には興味がない。
この国の行く末にも興味が無く、今すぐこの国から出て構わないとさえ思っている。しかし少しだけ気になる事がある。
「俺の影響力を、この国に残した方が便利か?」
数年間修斗が居なくなっても、顔を見れば全員がかしずくだろう。
だがその時、国は荒れ果て修斗を歓迎する状態では無かったら面白くない。
なので数名だけ、修斗の駒を残す事にした。
人選はすでに終わっている。
この国最大の貴族であるフロイド公爵令嬢・ナターシャだ。
フロイド公爵の令嬢・ナターシャはこの国の第一王子と仲が良く、修斗が手を出さなければ一途に第一王子を思っていたのだ。
第一王子と結婚させ子を作らせれば、修斗は国に居なくても支配できている事になり、一々突っかかってくる王子を陰で笑ってやれるのもいい。
そう言えば王子がもう一人いたな、と思ったが、第二王子の思い人が思い当たらず、貴族令嬢の中にも第二王子のウワサは聞かなかった。
「あいつはタダのバカだからな」
今から考えれば、キャロラインは兄弟の中で一番優秀だった。
報告会の時に国王がキャロラインに対し『口を出すな』と命令したのは、兄二人の出来の悪さを隠すためだったのだろう。
特に第二王子は気性が荒く、メイドや執事にもよく手をあげている。
「あいつに俺の女をあてがうのか……不細工に相手をさせたいが、俺が嫌だな」
自分の駒として女を残す以上、一度は修斗が相手をしなくてはいけない。
だが手を出した女は気に入っている者であり、ソレが雑に扱われるのは、特に第二王子にされるのは気に入らない。
「ああ、居たな一人。あいつが苦手意識を持っている女が」
同じ王族で、関係が遠いため数回しか顔を見ていないが、少し年上の女がいる。
普段は大人しくしているが、いざとなったら怒涛の如く言葉で攻め立て、相手が謝るまで止めない女・キャシー。
キャシーが城に来た時は、第二王子は毎回とても大人しかった。
一度責められて苦手意識が付いたのだろうか。
「確か現国王の祖父の兄弟のひ孫、だったか」
美しい女性ではあるが、26歳とこの時代では行き遅れであり、口が巧みであるため並の男では太刀打ちできない。
食事を終えた修斗は料理人に手を振り、上機嫌で食堂を出て行く。
「シュウトおかえり。どこにいってたんだい?」
部屋に戻った修斗を待っていたのはパメラだった。
他の2人はまだ眠っている。
窓際のイスに修斗が座ると、パメラはシーツを体に巻き、その隣のイスに座った。
「腹が減ったからメシを食ってきた」
「そっか。ねぇ、これからどうするんだい? この国でやる事、なにかある?」
「なぜそう思う」
「だって、キャロラインは手に入れたし、この国は実質シュウトの物だ。王様になりたいんだったらとっくに成ってるし、興味が無いのかなって」
パメラは修斗が思う以上に修斗の事を見ている。
その結果出てきた言葉だが、見事に的を得ていた。
「お前はナターシャとキャシーを覚えているか?」
「公爵令嬢と、王族の遠い親戚だね」
「この2人を俺の駒として国に残す。王子2人に当てがって、子を作らせるんだ」
「ふぅ~ん。あの2人にシュウトは手を出したよね? お気に入りなのに、良いのかい?」
「そこまでのお気に入りでもない。だが王子2人には丁度いいだろう。俺の傀儡だと気づくこともなく、女に操られるのだからな」
「なーるほど。ナターシャはいいけどさ、キャシーはあまり城に来ないよ?」
「呼べば来るだろう。10回か20回も相手をしたら、随分と使い物になるはずだ」
「そ、その……さシュウト。アタイはさ、沢山シュウトに貰ったけど、役に立ってるかい?」
「ん? なにがだ」
「だ、だってさ、バーバラ聖女もキャロライン姫もキレイだし、元々出来が良いからさ、アタイはもう要らないのかなって」
「まだまだお前の方がステータスは高いはずだが?」
「そ、そうじゃなくってさ! もう、いいよ。シュウトのいじわる」
いくら頭が良くても理解できない感情。元々が学生で、恋愛経験もない修斗には、パメラの言葉の意味は理解できないだろう。
朝食を4人で取り、早速ナターシャとキャシーに使いを出した。
ナターシャはこの城下町に居るが、キャシーは隣の街にいるため、到着には数日を要するだろう。
まずは早速現れたナターシャを一晩中遊び倒し、第一王子に言い寄るようにと命令を下す。
抵抗するかと思ったが、どうやら修斗はステータスを改変させたようだ。
名前:ナターシャ
年齢:18歳
HP:24→1024
MP:29→1129
力強さ:20→180
知 力:42→283
防御力:20→199
素早さ:19→183
魅 力:99→343
状 態:魅了状態 修斗の傀儡(隠ぺい中)
スキル:お茶入れLV9
状態に修斗の傀儡と入れる事で、修斗のいう事には抵抗できないようにした。
しかしお茶入れとは一体……?
それにしても箱入り娘だ。勉強は出来るのだろうが、低すぎる。
ナターシャの全てを奪った時、ナターシャの全身どころか、髪にまで精液を塗りたくったのには、意味があるのだろうか。
それから数日後にはナターシャは第一王子の元へ行き、上手く関係を持てたようだ。その翌日には国王に報告があり、フロイド公爵も呼ばれて話合いが行われた。
そしてキャシーが城に来ると、予想取り第二王子の姿は見えなくなった。
同じように一晩……いや、なんと二晩も修斗が相手をしたのだ。
実はキャシー嬢、本物の勇者が現れた場合の伴侶となる使命を持っており、修斗を運命の人と勘違いしていたのだ。
だからこそ3人には負けまいと張り切ったのだが……そこまでだった。
修斗はそこまでのお気に入りでもないため、30回を超える行為の後でステータスを改変したのだ。
名前:キャシー
年齢:26歳
HP:158→3266
MP:92→2812
力強さ:41→333
知 力:59→389
防御力:43→267
素早さ:88→402
魅 力:92→465
状 態:魅了状態 修斗の傀儡(隠ぺい中)
スキル:勇者の花嫁 剣技LV29 基礎魔法LV31
元々のステータスの高さもあいまって、簡単にキャロライン姫を追い越してしまった。これ以上の行為は無いからスグに姫が追い抜くだろうが……恐ろしい娘だ。
そして問題の第二王子だが……逃げ回るかと思いきや、あっさりと陥落させた。
後で話を聞くと、「好きな子をイジメたくなるのは女の子の性」という、逆じゃないかと思うセリフを第二王子に言うと、コロリと落ちたそうだ。
スイッチさえ入らなければ見た目も良く、頭のいい娘だからだろうか。
これでこの国に留まる理由が無くなった。
唯一気がかりなのは、生まれてくる子供の能力はどうなっているのか、だが、それは後の楽しみに取っておくようだ。
翌日には何も言わずに国を出た修斗だが、パメラはもちろんバーバラ聖女もキャロライン姫も黙って付いてきた。
「お前達は国を捨てても良いのか?」
「アタイは国なんて関係ないし」
「私はシュウト様にお仕えしておりますので」
「私はシュウトさんに付いて行きます」
何も言わず足を進め、次の街へと進む修斗達だったが、ある日の晩、小さな虫の大群に襲われて、3人の女たちは虫に食われて死んでしまった。
修斗は体中が食われ、今は内臓を丸出しで蝕まれている。
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