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第2章 ザナドゥ王国
第72話 魔王復活
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「シュウト様! あそこですあそこ! あそこが私の里でございます!」
崖を登り、中間地点の平地にたどり着くと、ルルナラが嬉しそうに指を差す。
差した先は、崖の根本付近の岩場だった。
「どこだ?」
ルルナラが崖の根元に立ち、更に下を指差す。
20メートルほど下に開けた場所があり、そこには岩をくり抜いた洞窟が沢山ある。
穴からは細い煙が上がっている。
どうやら崖と岩場の色が全く同じため、隙間がある事に気づかなかったようだ。
「これは天然の罠になっています。大体の魔物はコレで落下し、死んでしまうのですが……大型は生き残る物が多く、対処に一苦労しているのです」
20メートルほど下に地面が見えるが、大型、さっき見たアイアンバックならば、生き残っていてもおかしくは無い。
さっきのアイアンバックは50メートル以上落下しただろうから、流石に生きていないだろう。
「それではご案内いたします!」
これまた迷彩色になっている階段を降りると、大きな洞窟の中に案内される。
洞窟の入り口に入ると、奥はいくつも枝分かれしていて、その先の各部屋には木製の扉が付けられている。
洞窟の中は松明と灯りの魔法が併用されていて、とても明るい。
一番大きな部屋に入ると、どうやら広間らしく、沢山のエルフが集まっていた。
「ようこそおいで下さいました、シュウト様!」
エルフの長老が前に出て挨拶をする。
そういえばこのエルフ、建国式典の時に来ていたエルフの長老の1人だ。
長老が挨拶をしたので一応片手をあげて挨拶を返すが、修斗の目はすでに広間に集まっているエルフに移っていた。
やはりハイエルフとは違い、人間に近い。
修斗を見て拝むもの、キャーキャー叫ぶ者、不機嫌な者、様々な感情が見て取れる。
そして何より数が多い。
この広間だけでも50人以上が居るが、これでもこの里の半分以下のようだ。
長老達から魔物が増えた詳しい情報を聞き、周囲の調査をしようと立ち上がった瞬間、外で轟音が鳴り響く。
「ハーッハッハッハ! こんな所にエルフの里がありやがるとはな! 丁度いい、ここを集結の地にしよう!」
さっきの女魔族が魔法をぶっ放し、エルフ達が逃げまどっている。
流石は魔族、あの高さから落ちても生きていたようだ。
空からの攻撃に、エルフ達は何もできないのだろうか。
修斗達が洞窟から出てくると、すでにエルフの里は洞窟以外の穴が沢山開いていた。
流石に魔族は魔法が強力らしい。
「おいお前、ここは俺の里だと言ったはずだ。何をしている」
「! 貴様か! 何をだって? ハン! 決まってるさ、ここを魔族の集結地として、魔王様を復活させる拠点を作るのさ!」
「激ヨワ魔王なんて復活させて、どうするつもりだ?」
「な!? 激……激ヨワだとぉ!? テメーなんて事言っていやがる! 魔王様だぞ! 本当なら勇者なんかに負けるはずが無かったんだ! それなのにあの女2人が不気味な位に勇者を護るから……」
女2人というのは、修斗の傀儡になってしまった勇者の恋人と、パーティーに居るもう一人の男の恋人だ。
確かに修斗はかなりの回数を犯したが、それでも勇者の方が能力が高かった。
恐らくは【勇者を愛せ】という命令を忠実に実行し、魔法使いやヒーラーにもかかわらず、勇者が危険になったら盾となったのだろう。
そんな事など修斗は覚えていないが。
「それはそうと、誰と話をしていると思っている。『降りろ』」
「ごあぁ!?」
修斗が手を振り下ろすと、女魔族は地面にたたきつけられた。
「魔王を復活させるって? 面白そうだから、お前に選択肢をやる」
女魔族の目の前に立つと、地面にめり込んでいる魔族の頭を掴み、起き上がらせる。
「ひとつ、魔王を今すぐに復活させ、後は魔王の好きにさせてやる。そのかわりお前は死なない体となり――」
「ハン! 死なない体だって? 願ったりかなったりだねぇ!」
「死なない体となり、永遠に拷問を受け続ける」
「……は?」
「ふたつ、魔王を今すぐ復活させてやる」
「さっきと同じだろうが!」
「復活させてやる。そして魔王が死なない体となり、永遠に人間にいたぶられ続ける。だがお前は逃がしてやる。さぁ、選べ」
女魔族は言葉を失っている。
まさか人間が、そんな選択肢を出すとは思っていなかったのだろう。
だが修斗の目を見て、本気でそう考えていることが分かると、背筋に悪寒が走る。
「へ、へへ、人間ごときが、ただの人間が、魔族に傷を付けられると思っているのかってんだい! 魔族はただの人間には……あ、あああ! 何やってる! やめ、やめろぉ!!!」
修斗は胸周辺に生えている下着の様な毛を握ると、力を入れて引きちぎり始めた。
魔族は頭を掴まれているため、必死に抵抗するが逃げる事が出来ない。
ブチブチを音を立てて毛がむしり取られるが、本数が多かったせいか皮膚ごと引きちぎられたようだ。
「いぎゃぁああああぁぁぁあ!!!」
魔族の悲鳴と共に捨てられた毛には、大量の血と、皮膚だけではない肉も付いていた。
「拷問はこんなもんじゃないぞ? 本番では痛覚を数倍に上げてやる」
すでに聞こえていないのか、女魔族は涙を流し、必死に回復魔法を使おうとしている。
「そんな事をしていないで、選べと言っている」
引きちぎった胸に爪を当て、ガリガリとひっかいている。
それで回復魔法は中断され、ひと際大きな悲鳴が響き渡った。
「魔王様、魔王様助けてください! こいつ頭おかしいよ! こいつをブチ殺してください!!!」
すでに何もできず、ひたすらいない魔王に助けを求めているが……修斗がその願いをかなえるようだ。
「痛いのは嫌か? 分かった、魔王を復活させて、お前は逃がしてやろう」
頭を掴んでいた手が、頭の中にめり込む。
潰したのではない、手が魔族の頭の中に侵入したのだ。
「かっ きぱっ あ あっ ぱひぃ」
脳みそをいじられ、記憶を読み取られていく。
「う~ん、コイツかな? まあいい、やってみよう」
頭に手を突っ込んだまま、近くに岩場に移動する。
残った手を岩に当て、精神を集中させると……岩が形を変え、大きな人型になる。
人型の岩はさらに形を変え、10メートル近い人形となり、頭からは角が生え、目、鼻、口が形を整え、黒いマント、黒い服装、顔が形を整えると……目をあけた。
さっきまで岩だった物は、生き物としての柔らかさを持ち、鼓動し、自らの意思で動き始めた。
「……ここは、どこだ? 俺は確か人間に倒されて……バルッサ!? バルバルッサではないか! どうしたのだその姿は! その人間の仕業か!!!」
女魔族の頭から手を抜くと、地面に力なく倒れ込む。
死んではいない様だが、頭の中をいじり回され、意識がもうろうとしているようだ。
「ま、まおおしゃ……ま?」
崖を登り、中間地点の平地にたどり着くと、ルルナラが嬉しそうに指を差す。
差した先は、崖の根本付近の岩場だった。
「どこだ?」
ルルナラが崖の根元に立ち、更に下を指差す。
20メートルほど下に開けた場所があり、そこには岩をくり抜いた洞窟が沢山ある。
穴からは細い煙が上がっている。
どうやら崖と岩場の色が全く同じため、隙間がある事に気づかなかったようだ。
「これは天然の罠になっています。大体の魔物はコレで落下し、死んでしまうのですが……大型は生き残る物が多く、対処に一苦労しているのです」
20メートルほど下に地面が見えるが、大型、さっき見たアイアンバックならば、生き残っていてもおかしくは無い。
さっきのアイアンバックは50メートル以上落下しただろうから、流石に生きていないだろう。
「それではご案内いたします!」
これまた迷彩色になっている階段を降りると、大きな洞窟の中に案内される。
洞窟の入り口に入ると、奥はいくつも枝分かれしていて、その先の各部屋には木製の扉が付けられている。
洞窟の中は松明と灯りの魔法が併用されていて、とても明るい。
一番大きな部屋に入ると、どうやら広間らしく、沢山のエルフが集まっていた。
「ようこそおいで下さいました、シュウト様!」
エルフの長老が前に出て挨拶をする。
そういえばこのエルフ、建国式典の時に来ていたエルフの長老の1人だ。
長老が挨拶をしたので一応片手をあげて挨拶を返すが、修斗の目はすでに広間に集まっているエルフに移っていた。
やはりハイエルフとは違い、人間に近い。
修斗を見て拝むもの、キャーキャー叫ぶ者、不機嫌な者、様々な感情が見て取れる。
そして何より数が多い。
この広間だけでも50人以上が居るが、これでもこの里の半分以下のようだ。
長老達から魔物が増えた詳しい情報を聞き、周囲の調査をしようと立ち上がった瞬間、外で轟音が鳴り響く。
「ハーッハッハッハ! こんな所にエルフの里がありやがるとはな! 丁度いい、ここを集結の地にしよう!」
さっきの女魔族が魔法をぶっ放し、エルフ達が逃げまどっている。
流石は魔族、あの高さから落ちても生きていたようだ。
空からの攻撃に、エルフ達は何もできないのだろうか。
修斗達が洞窟から出てくると、すでにエルフの里は洞窟以外の穴が沢山開いていた。
流石に魔族は魔法が強力らしい。
「おいお前、ここは俺の里だと言ったはずだ。何をしている」
「! 貴様か! 何をだって? ハン! 決まってるさ、ここを魔族の集結地として、魔王様を復活させる拠点を作るのさ!」
「激ヨワ魔王なんて復活させて、どうするつもりだ?」
「な!? 激……激ヨワだとぉ!? テメーなんて事言っていやがる! 魔王様だぞ! 本当なら勇者なんかに負けるはずが無かったんだ! それなのにあの女2人が不気味な位に勇者を護るから……」
女2人というのは、修斗の傀儡になってしまった勇者の恋人と、パーティーに居るもう一人の男の恋人だ。
確かに修斗はかなりの回数を犯したが、それでも勇者の方が能力が高かった。
恐らくは【勇者を愛せ】という命令を忠実に実行し、魔法使いやヒーラーにもかかわらず、勇者が危険になったら盾となったのだろう。
そんな事など修斗は覚えていないが。
「それはそうと、誰と話をしていると思っている。『降りろ』」
「ごあぁ!?」
修斗が手を振り下ろすと、女魔族は地面にたたきつけられた。
「魔王を復活させるって? 面白そうだから、お前に選択肢をやる」
女魔族の目の前に立つと、地面にめり込んでいる魔族の頭を掴み、起き上がらせる。
「ひとつ、魔王を今すぐに復活させ、後は魔王の好きにさせてやる。そのかわりお前は死なない体となり――」
「ハン! 死なない体だって? 願ったりかなったりだねぇ!」
「死なない体となり、永遠に拷問を受け続ける」
「……は?」
「ふたつ、魔王を今すぐ復活させてやる」
「さっきと同じだろうが!」
「復活させてやる。そして魔王が死なない体となり、永遠に人間にいたぶられ続ける。だがお前は逃がしてやる。さぁ、選べ」
女魔族は言葉を失っている。
まさか人間が、そんな選択肢を出すとは思っていなかったのだろう。
だが修斗の目を見て、本気でそう考えていることが分かると、背筋に悪寒が走る。
「へ、へへ、人間ごときが、ただの人間が、魔族に傷を付けられると思っているのかってんだい! 魔族はただの人間には……あ、あああ! 何やってる! やめ、やめろぉ!!!」
修斗は胸周辺に生えている下着の様な毛を握ると、力を入れて引きちぎり始めた。
魔族は頭を掴まれているため、必死に抵抗するが逃げる事が出来ない。
ブチブチを音を立てて毛がむしり取られるが、本数が多かったせいか皮膚ごと引きちぎられたようだ。
「いぎゃぁああああぁぁぁあ!!!」
魔族の悲鳴と共に捨てられた毛には、大量の血と、皮膚だけではない肉も付いていた。
「拷問はこんなもんじゃないぞ? 本番では痛覚を数倍に上げてやる」
すでに聞こえていないのか、女魔族は涙を流し、必死に回復魔法を使おうとしている。
「そんな事をしていないで、選べと言っている」
引きちぎった胸に爪を当て、ガリガリとひっかいている。
それで回復魔法は中断され、ひと際大きな悲鳴が響き渡った。
「魔王様、魔王様助けてください! こいつ頭おかしいよ! こいつをブチ殺してください!!!」
すでに何もできず、ひたすらいない魔王に助けを求めているが……修斗がその願いをかなえるようだ。
「痛いのは嫌か? 分かった、魔王を復活させて、お前は逃がしてやろう」
頭を掴んでいた手が、頭の中にめり込む。
潰したのではない、手が魔族の頭の中に侵入したのだ。
「かっ きぱっ あ あっ ぱひぃ」
脳みそをいじられ、記憶を読み取られていく。
「う~ん、コイツかな? まあいい、やってみよう」
頭に手を突っ込んだまま、近くに岩場に移動する。
残った手を岩に当て、精神を集中させると……岩が形を変え、大きな人型になる。
人型の岩はさらに形を変え、10メートル近い人形となり、頭からは角が生え、目、鼻、口が形を整え、黒いマント、黒い服装、顔が形を整えると……目をあけた。
さっきまで岩だった物は、生き物としての柔らかさを持ち、鼓動し、自らの意思で動き始めた。
「……ここは、どこだ? 俺は確か人間に倒されて……バルッサ!? バルバルッサではないか! どうしたのだその姿は! その人間の仕業か!!!」
女魔族の頭から手を抜くと、地面に力なく倒れ込む。
死んではいない様だが、頭の中をいじり回され、意識がもうろうとしているようだ。
「ま、まおおしゃ……ま?」
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