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第3章 異世界召喚
第102話 復活の呪文は一瞬です
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「ふん、大口をたたいた割に大した事が無かったな」
修斗達がいた場所の影だけをみて、大魔王はつまらなそうにつぶやく。
一瞬光っただけで修斗達を消滅させ、強烈な光により人が居た場所だけ焦げずに残るなど、一体どういう魔法なのだろうか。
「しかし人間が居なくなってしまったな、まあいい、人間モドキにまた召喚させればよかろう」
「ほう、お前が人間らしき者に召喚をさせていたのか?」
突然近くで声がして、すぐさま左に首を回して確認をする大魔王エルノヴァ。
そこには何事もなかったかのように、修斗が立っていた。
「お前が召喚したらどうなんだ? 能力的には召喚くらいできるんだろう?」
「貴様……なぜ生きている」
「ん? なにがだ?」
不思議そうな顔で大魔王を見る修斗。
しかし大魔王はすぐさま手をかざし、眩い光を放つと、先ほどと同じように修斗が居た場所だけ焦げず、周囲だけが黒く焦げている。
「これで間違いなく消滅したはずだが……」
「短気だな。少しは話に付き合えよ」
今度は右から声がして、焦って振り向くと修斗が頭をかいていた。
「貴様は……一体何者だ、なぜ生きている」
「何ものだって? お前が呼ばせたんだろう? 勇者だよ勇者」
「勇者がこんな能力を持っているはずがなかろう。それに、どうやって我の攻撃を避けているのだ?」
「避けてねーよ、何べんも死んでるわ。ひで―奴だなお前は」
もう一度手をかざし眩い光を放つ。
「ああ、流石に3回も殺されるわけにもいかないんでね、今度は防御するぞ」
強烈な光が修斗に当てられているが、今度は何事もなく立っている。
いや、修斗の周囲で青い幕が静かに波打っているのが見える。
どうやら万物を拒否する盾を使っているようだ。
「なに!? 直撃を受けてなぜ生きているのだ!!!」
「しょぼい攻撃だからだろ」
修斗はしょぼいというが、今の修斗の防御力は1億1千万あるので、その防御力を抜けて即死させた攻撃だ。
そう、修斗は間違いなく2回死んでいる。
「我を愚弄するか! 貴様など本気を出せば一瞬で殺せるのだ!」
大魔王は立ち上がり、全力で拳を振り下ろす。
だが万物を拒否する盾により防がれ、修斗はしゃがんで床に手を付け、何かを持ち上げるように立ち上がると、その手にはアイカとヴァージニアが居た。
まるで地面から頭を掴んで持ち上げたような感じだ。
「あ、あれ? 私どうしたの? なんか眩しくなったけど、あれ?」
「……理解不能」
続いて地面からモヒカンのウェズ、ドレッドヘアーのウィークエンド、聖騎士ラングレンを引っ張り上げた。
「おいおいおい、おりゃ~死んだと思ったがよぅ? なんだこりゃぁ、あ~ん???」
「気が付いたらここにいた、としか言えないが」
「は! きっと女神の祝福があったのだよ! 我々の活躍を見て手を差し伸べてくださったのだ!」
残念ながら手を差し伸べたのは修斗だ。
光が当たる直前の5人を状態保存し、その情報を元に作り直したのだ。
すぐに復活したというだけで、間違いなく全滅はした。
「何を……何をしたのだ今! その様な事、人間にできるはずが無かろう!!!」
「ん? なんだお前、意外と能力が高かったのか? 今のを理解できたのか」
「貴様を……貴様を食わせろ! 貴様を食えば我は!!!」
両手を伸ばして修斗を掴もうとするが、ジャンプして手の隙間からすり抜ける。
「誰が食われるかよ、このデカブツ」
ジャンプして、そのまま顔を覆っているマスクを蹴り破壊する。
悲鳴と共にもんどりうって倒れるが、マスクの下には……女の顔があった。
「おのれ……おのれ人間! なぜ邪魔をする! なぜ食わせぬ!」
「あ? 普通に考えろよ、なぜ食われないといけないんだ? 何なら俺がお前を食ってしまうぞ?」
大魔王エルノヴァは太陽の様なオレンジ色の長い髪で、まるで濡れ髪のように体にまとわりついている。
薄い紫色の肌、真っ赤な瞳と細いあご、目つきの悪い悪女っぽいが、執拗に修斗を食おうとしている。
「くあっはっは! 我を食うだと? 食えるものならば食ってみるがいい。矮小な人間ごときが、我を食えると思っているのか?」
確かに大魔王は10メートル以上あるが、自分の攻撃が無力化された上に反撃もされているのに、その事に付いては全く考えていないのだろうか。
「そうか? じゃあ食ってやるよ」
修斗の体が……大きくなっていく。
ムクムクと大きくなり、そのサイズは大魔王より少し大きくなった。
「な!? なんなのだ貴様は! 見た目だけ大きくなった所で、我と同等になったつもり……おい! なぜ服を脱いでいるのだ!? って、わ、我の服を脱がせようとするなぁ!!!」
大きな女を見たからには、自らも大きくなって食べてみたかったのだろう……性的な意味で。
「ち、力が、力が入らぬ……なぜじゃ! なぜ力が入らぬのじゃ!」
大魔王は気付いていないが、すでに臨戦態勢の修斗のイチモツを見てしまい、受け入れ準備が完了していたのだ。
そのまま組み伏せられ、大魔王の体に修斗の手が這い始める。
嬌声が鳴り響き、激しく体を痙攣させ、大魔王は初めて……経験をする事となる。
「うわぁ、シュウト君の……おっきい」
「ご主人様の本気……まさかコレ?」
修斗と大魔王の行為を見ながら、まさかアノ巨大な状態が修斗の本気ではないかとハラハラしていた。
そしてたった1回の射精で、大魔王は気を失ってしまう。
「おい? おーい、なんだコイツ、見た目が良いから相手をしてやったのに、たった1回で果てちまったぞ」
「シュウトよぅ、そのアマわよぅ、おぼこだったんじゃね~のかぁ? あ~ん」
「生娘のような反応だったが、まさか本当にそうだったのか?」
「シュウト君、君は女性の初めてを乱暴に……いや、今さら言うまい」
男勇者はすでに諦めているようで、深く追及はしない様だ。
それにしても大魔王が処女? 2千年以上も生きてきて、誰も相手をしなかったのだろうか。
修斗達がいた場所の影だけをみて、大魔王はつまらなそうにつぶやく。
一瞬光っただけで修斗達を消滅させ、強烈な光により人が居た場所だけ焦げずに残るなど、一体どういう魔法なのだろうか。
「しかし人間が居なくなってしまったな、まあいい、人間モドキにまた召喚させればよかろう」
「ほう、お前が人間らしき者に召喚をさせていたのか?」
突然近くで声がして、すぐさま左に首を回して確認をする大魔王エルノヴァ。
そこには何事もなかったかのように、修斗が立っていた。
「お前が召喚したらどうなんだ? 能力的には召喚くらいできるんだろう?」
「貴様……なぜ生きている」
「ん? なにがだ?」
不思議そうな顔で大魔王を見る修斗。
しかし大魔王はすぐさま手をかざし、眩い光を放つと、先ほどと同じように修斗が居た場所だけ焦げず、周囲だけが黒く焦げている。
「これで間違いなく消滅したはずだが……」
「短気だな。少しは話に付き合えよ」
今度は右から声がして、焦って振り向くと修斗が頭をかいていた。
「貴様は……一体何者だ、なぜ生きている」
「何ものだって? お前が呼ばせたんだろう? 勇者だよ勇者」
「勇者がこんな能力を持っているはずがなかろう。それに、どうやって我の攻撃を避けているのだ?」
「避けてねーよ、何べんも死んでるわ。ひで―奴だなお前は」
もう一度手をかざし眩い光を放つ。
「ああ、流石に3回も殺されるわけにもいかないんでね、今度は防御するぞ」
強烈な光が修斗に当てられているが、今度は何事もなく立っている。
いや、修斗の周囲で青い幕が静かに波打っているのが見える。
どうやら万物を拒否する盾を使っているようだ。
「なに!? 直撃を受けてなぜ生きているのだ!!!」
「しょぼい攻撃だからだろ」
修斗はしょぼいというが、今の修斗の防御力は1億1千万あるので、その防御力を抜けて即死させた攻撃だ。
そう、修斗は間違いなく2回死んでいる。
「我を愚弄するか! 貴様など本気を出せば一瞬で殺せるのだ!」
大魔王は立ち上がり、全力で拳を振り下ろす。
だが万物を拒否する盾により防がれ、修斗はしゃがんで床に手を付け、何かを持ち上げるように立ち上がると、その手にはアイカとヴァージニアが居た。
まるで地面から頭を掴んで持ち上げたような感じだ。
「あ、あれ? 私どうしたの? なんか眩しくなったけど、あれ?」
「……理解不能」
続いて地面からモヒカンのウェズ、ドレッドヘアーのウィークエンド、聖騎士ラングレンを引っ張り上げた。
「おいおいおい、おりゃ~死んだと思ったがよぅ? なんだこりゃぁ、あ~ん???」
「気が付いたらここにいた、としか言えないが」
「は! きっと女神の祝福があったのだよ! 我々の活躍を見て手を差し伸べてくださったのだ!」
残念ながら手を差し伸べたのは修斗だ。
光が当たる直前の5人を状態保存し、その情報を元に作り直したのだ。
すぐに復活したというだけで、間違いなく全滅はした。
「何を……何をしたのだ今! その様な事、人間にできるはずが無かろう!!!」
「ん? なんだお前、意外と能力が高かったのか? 今のを理解できたのか」
「貴様を……貴様を食わせろ! 貴様を食えば我は!!!」
両手を伸ばして修斗を掴もうとするが、ジャンプして手の隙間からすり抜ける。
「誰が食われるかよ、このデカブツ」
ジャンプして、そのまま顔を覆っているマスクを蹴り破壊する。
悲鳴と共にもんどりうって倒れるが、マスクの下には……女の顔があった。
「おのれ……おのれ人間! なぜ邪魔をする! なぜ食わせぬ!」
「あ? 普通に考えろよ、なぜ食われないといけないんだ? 何なら俺がお前を食ってしまうぞ?」
大魔王エルノヴァは太陽の様なオレンジ色の長い髪で、まるで濡れ髪のように体にまとわりついている。
薄い紫色の肌、真っ赤な瞳と細いあご、目つきの悪い悪女っぽいが、執拗に修斗を食おうとしている。
「くあっはっは! 我を食うだと? 食えるものならば食ってみるがいい。矮小な人間ごときが、我を食えると思っているのか?」
確かに大魔王は10メートル以上あるが、自分の攻撃が無力化された上に反撃もされているのに、その事に付いては全く考えていないのだろうか。
「そうか? じゃあ食ってやるよ」
修斗の体が……大きくなっていく。
ムクムクと大きくなり、そのサイズは大魔王より少し大きくなった。
「な!? なんなのだ貴様は! 見た目だけ大きくなった所で、我と同等になったつもり……おい! なぜ服を脱いでいるのだ!? って、わ、我の服を脱がせようとするなぁ!!!」
大きな女を見たからには、自らも大きくなって食べてみたかったのだろう……性的な意味で。
「ち、力が、力が入らぬ……なぜじゃ! なぜ力が入らぬのじゃ!」
大魔王は気付いていないが、すでに臨戦態勢の修斗のイチモツを見てしまい、受け入れ準備が完了していたのだ。
そのまま組み伏せられ、大魔王の体に修斗の手が這い始める。
嬌声が鳴り響き、激しく体を痙攣させ、大魔王は初めて……経験をする事となる。
「うわぁ、シュウト君の……おっきい」
「ご主人様の本気……まさかコレ?」
修斗と大魔王の行為を見ながら、まさかアノ巨大な状態が修斗の本気ではないかとハラハラしていた。
そしてたった1回の射精で、大魔王は気を失ってしまう。
「おい? おーい、なんだコイツ、見た目が良いから相手をしてやったのに、たった1回で果てちまったぞ」
「シュウトよぅ、そのアマわよぅ、おぼこだったんじゃね~のかぁ? あ~ん」
「生娘のような反応だったが、まさか本当にそうだったのか?」
「シュウト君、君は女性の初めてを乱暴に……いや、今さら言うまい」
男勇者はすでに諦めているようで、深く追及はしない様だ。
それにしても大魔王が処女? 2千年以上も生きてきて、誰も相手をしなかったのだろうか。
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