ステータスを好きにイジって遊んでたら、嫁たちが国造りを始めました

内海

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第4章 学園支配

第122話 ツンデレ生徒会長が落ちる時

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「ね、ねぇシュウト君、ここの意味が分からないんだけど……」

「どれどれ? ああここはね」

 学園の教室で、修斗がポリンに勉強を教えている。
 見事にピッタリとくっついているのだが、これはポリンからくっ付いてきた事で、修斗はまだ手を出していない。
 それを歯ぎしりして見ている男子・女子生徒達。

 すでに女子生徒内で修斗の取り巻きが出来ており、修斗のもう片側にも女子生徒が座っている。
 
「シュウトさんシュウトさん、私にも教えてほしいのです」

 ひと際背の低い女子生徒が、教科書を持って修斗に近づく。
 腰よりも下まで伸びる栗色のクセ毛、耳元には小さな三つ編みがされている。
 クリクリと大きな目、無意識に明るさを振りまく少女の背は130センチメートル程で、他の生徒よりも明らかに幼い。
 そう、シャロンは10歳で入学した天才少女なのだ。

「どこが分からないんだい? シャロン」

 取り巻きには入っていないが、物怖ものおじという言葉すらしならい少女は、修斗の机の前に立って教えてもらおうとする。
 のだが、階段状になっている教室では、下の段からではシャロンが小さすぎて、目の高さに机があるため、教えようとしてもノートも教科書も見えない。

「しゃ、シャロン、イス、イスに乗っていいから、ね?」

 少しだけ涙目になっていたシャロンを、前の席にいた女子生徒が席を譲る。
 イスにのるとようやく修斗の手元が見えるようになった。

「ここと、ここと、それとここも教えてほしいのです」

「ここはね……」

 生徒会に精霊召喚を見せて数日、あれ以降修斗は生徒会のメンバーとは会っていない。
 急ぎの用事もなく、修斗はあまり生徒会室に行かない方がいい立場だからだ。
 しかし修斗、そろそろ我慢が出来なくなってきている。

 夜は夜で城に戻り、とっかえひっかえヤリまくっているのだが、気に入った女に手を出していないため、少々不完全燃焼だった。
 その一人がポリンなのだが、ポリンは顔こそ幼さが残っており、結婚するまでお預けです! というタイプなのだが、言い寄れば間違いなく落とせるだろう。

 他にも教室にはお気に入りがおり、そちらも迫れば問題はない。
 だが問題がある人物が1人いる。
 生徒会長のフランチェスカだ。

 実はフランチェスカ、無意識かどうかは知らないが、なぜか1年である修斗の教室の前をよく通る。
 修斗の事は虫唾が走るほど嫌いなはずだが、修斗が約束を守り、成果を出し、その能力を知ると、興味が出てきて仕方がないようだ。

 もちろん1億1千万という意味不明なステータスのせいだが。
 
 その生徒会長フランチェスカだが、修斗が手を出したい1人なのだ。
 少々頭が固いが、思った以上に周りの意見を聞くし、違う意見で板挟みになった時などの仕草が面白く、興味が湧いている。

 


 昼休み。
 いつも通り女子生徒に囲まれて、今日は異世界から連れ帰ったヴァージニアが作った弁当を食べていた。
 そしていつもなら談笑をするのだが、今日の修斗は眠そうだ。
 それもそうだろう、修斗は今朝まで、いや学園に来る直前までいたしていたのだ。

 どうやら修斗、気に入った女を手に入れないと、性欲が収まらない体になってしまった様だ。
 今日などは城ですれ違うメイド、全てに手を出していたのだ。

 なので少し取り巻きから離れ、静かに眠れる場所を探している。
 中々いい場所が見つからないが、この時間は空いている部屋を思い出して向かう。

 その場所は生徒会室。
 何かの行事が近くなれば別だが、普段は放課後しか使われていないうえ、あまり人が立ちよる事もない。
 扉を開けるとやはり誰もおらず、普段は使われていない来客用のソファーに寝そべり、すぐに寝息を立ててしまう。

 しばらくしてから、普段は人がこない生徒会室の扉が開いた。
 その人物は先客がいる事に驚くも、ソファーで眠る修斗の頭側で腰を下げ、ジッと見つめている。
 恐る恐る髪に手を触れ、起きないことが分かると前髪を左右に分け、額に指を当て、周囲をキョロキョロと見回したかと思うと、大胆にも唇を近づけていく。

 触れるか触れないかで離れてしまったが、実は修斗、すでに起きていた。

「俺の事を嫌っていると思ったが、キスをするほど好きだったのか? 生徒会長」

「いひゃぁああ!!! お、起きていたの!?」

「ああ、入ってきた時にな」

「せ、性格が悪いわよシュウト君!」

「それは言わなくても知っているだろう?」

「それはそうだけど! ああ……恥ずかしぃ~……」

 しゃがみ込んで両手で顔を隠しているが、その仕草が修斗は好きだった。

「俺にキスをしたんだ、責任を取ってもらうぞ」

「ええ!? せ、責任ってなによ! ま、まさかけっこ――きゃ!」

 フランチェスカの手を取って引き寄せると、ソファーの上にいたはずが、底が抜けたように落ちていく。

「キャーーー!」

 落ちたところはザナドゥ王国の修斗の寝室、ベッドの上だった。

「きゃん! え? どこよここは」

 修斗に抱かれたままベッドの上に落ち、見た事もない場所に驚いている。
 そしてベッドの上だと気が付くと、慌てて修斗から離れようとするが……修斗は離さなかった。

「こうなった責任、取ってもらうぞ」

 ズボンの上からでもわかるほどに膨らんだ股間。
 しかも膨らみ方が尋常ではなく、フランチェスカはソレを見て動きが止まる。

「な!? ななななな、なーーー!!!」

 凄い勢いで後ずさり、ベッドから転げ落ちてしまうのだが、手でベッドにつかまり目だけ出して股間を見ている。
 修斗はズボンを脱いで、フランチェスカの手を持ってベッドに戻す。

「さあ、責任の取り方は知っているだろう? 知らなければ手取り足取り教えてやるが」

「お……お願いします……」

 どうやら知識はあれど、経験がないため教えてほしいようだ。
 
「まずはお前も服を脱ぐんだ。いや待て……制服は脱がなくていい、下着だけ脱いで、胸元をはだけさせるんだ」

 ややこしい指示を聞き少し戸惑っていたが、後ろを向くと座ったままショーツを脱ぎ、ブレザーとブラウスを脱ぎ、ブラジャーを外すと、またブラウスに袖を通す。
 その際、ブラウスのすそはスカートに入れるものの、ボタンを留めずにはだけさせている。

 恥ずかしそうに腕で胸元を隠しながら振り向くと、腕の隙間からはしっかりとしたボリュームの胸が見える。

「腕をどかせ」

 恥ずかしそうな顔を真っ赤にし、ゆっくりと腕をどかすと、そこには少し小ぶりな胸があった。
 体がかなり細いため小さく見えるが、恐らくはDカップはあるだろう。
 修斗は手を伸ばし、左胸に手を当てる。

「ひぅっ!」

 まだ触れただけなのだが、フランチェスカの体は痙攣していた。

「お前、胸だけでイったのか?」

「ふえ? いった? いったって……きゃう!?」

 両手で胸を触ると、少しのけ反って口を噛みしめている。
 どうやらフランチェスカ、とてつもなくイきやすいようだ
 面白くなり、ブラウスの隙間から手を入れて全身を撫で始めると、フランチェスカは面白いように体を震わせ、そして何度もイってしまった。

 スカートをめくると、すでにビシャビシャになっている。
 ここを触るとどうなるのだろうかと期待に胸を膨らませ、人差し指でスジをなぞると、声をあげてイってしまった。

「ああああ! アッ、きゅーん、きゅーん んっ きゅーん」

 まるで子犬の様な悲鳴を上げ、修斗に必死に抱き付いて来る。

「ひゅ、ひゅうときゅん……ひゅうときゅん……」

 すでにろれつが回っていないが、これ以上の刺激はフランチェスカには強すぎる……からと言って、止める修斗ではない。
 倒れているフランチェスカに覆いかぶさり、ゆっくり、ゆっくりと、フランチェスカの初めてを味わう様に挿入していく。

「お、おっきい、おっきいよぅしゅうときゅん。私、私の体がしゅうときゅんで貫かれて……あーーー!」

 細身のフランチェスカの体に、修斗の巨大なモノが全て入ると、フランチェスカは我慢する事なく声を上げる。

「しゅうときゅん! しゅうときゅん! すごいの! すごいのー! は、初めては痛いって、聞いたのにー!」

「すべて俺に任せておけばいい。お前も存分に俺を味わえ」

 静かに腰を前後させると、そのたびにフランチェスカは声を上げる。
 スカートをはいたままだが、ほとんどめくれ上がったスカートの中から、チラリチラリと挿入されている所が見え隠れしている。
 そして確かに初めてだった証し、赤い血が付いている。

「悪い子! 私、悪い子になっちゃうよぉ!」

 ブラウスの間から揺れる胸が見え、時々胸が隠れるのだが、ずっと見ていたかったのか、ブラウスを腕の所まで広げ、両手でガッチリと胸を掴む。

「悪い子だなフランチェスカは。悪い子にはお仕置きが必要だ、そうだろう?」

「お、おしおき、おしおきされちゃうの私!」

「そうだ、こんな風にな!」

 乱暴に胸を揉みしだき、更に腰を動かす速度が上がる。

「あ、ああっ! おしおき! もっと、もっとお仕置きしてぇー!」

「本当に悪い子だな生徒会長は! 悪い子なら俺の管理下に入らないといけないぞ!」

「はいる! はいりゅぅー! もっともっと入ってくるー!」

 すでに修斗のモノで支配されてしまった様だ。
 フランチェスカの腰を両手で掴み、そろそろ近くなった感覚を更に強めるべく、腰の振りを早める。

「だ、ダメ! いく、またいっちゃう、いっちゃうよしゅうときゅん!」

「俺もそろそろだ、フランチェスカ、お前はいい女だな! お前の中で俺を受け止めろ!」

「ああっ、あーーー!!!」

 大量の精液がフランチェスカの体内に注ぎ込まれると、フランチェスカは焦点の合わない目で修斗を見つめる。
 まだ興奮が収まらないのか、修斗に抱き付いて首筋をペロペロと舐めている。

 そう、興奮が収まっていないのは修斗も同じだった。

「あ、あれ、おっきい……まま?」

「ああ、このままいくぞ、ふん!」

「!?!? !!!!!」

 声にならない嬌声を上げ、そのまま数回体を重ねるのだった。
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