ステータスを好きにイジって遊んでたら、嫁たちが国造りを始めました

内海

文字の大きさ
338 / 373
第7章 改変された世界

第336話 修斗、復活

しおりを挟む
「ここがマジーク魔法国連邦ですか?」

「そうね、ここのアカデミー学園に2人、ラグナ君が可愛がっていた女性が居るわ」

 フランチェスカ元生徒会長に学園を案内されて、ラグナは2人に会えるのが楽しみで仕方がない。
 最近は女性と体を重ねる事にも慣れ、1人1人の違いを楽しんでいるのだ。
 前回のミュゼウスなどはティナと歳もさほど変わらず、それなのにとてもヤリ慣れていたため、他のメンバーとは違う意味で興奮したようだ。

 アカデミー学園というのだから、若い女性なのだろうと想像し、制服姿でどうやって楽しもうかと考えている。
 そしてあっさりと、本当にあっさりと2人の女性に会う事が出来た。
 2人とも生徒会に所属しており、フランチェスカの案内で生徒会室へ向かうと2人が居たのだ。
 
「あれ? フランチェスカさん、どうされたんですか?」

「お久しぶりねポリン、シャロン。ラグナ君、この2人よ」

 現生徒会長のポリンと副会長のシャロンだが、フランチェスカ元生徒会長が呼んだ男を見ると同時に頭を押さえて苦しみだす。

「きゃ! 頭が……頭が割れるようだわ!」

「頭痛が……響く様に痛いのです!」

 ラグナも流石に2つ同時だと苦しいのか、頭に手を当てて顔をしかめている。
 だが慣れというのは恐ろしいもので、ラグナは頭痛から直ぐに復活し、ポリンとシャロンの介抱を始めた。

「ああ、思い出したぞポリン、シャロン。お前達に会えて嬉しいぞ」

 まだ頭痛で苦しむ2人の額に軽く口づけをすると、優しく頬を撫でる。
 その様子にフランチェスカは首をかしげた。

「ラグナ君……よね?」

「その名前はもういい。修斗と呼べ」

 フランチェスカの目が見開かれ、修斗に抱き付いた。

「シュウト君! シュウト君なのね! 本当に、本当に戻ったのね!」

「ああ俺だ。待たせたな」

「あ、あれ? 私はなんで寝てるの? あ、シュウト君? どうしたの、学園に遊びに来たの?」

「シュウトお兄ちゃんなのです。学園に用事なのです?」

 ポリン同級生(17)は肩にかからない長さで色の濃い銀髪。
 そして幼さを残していた体型はすっかり女っぽくなり、胸は多少大きくなったがCカップのままだ。
 受け答えや所作からしっかりと躾がされているのが分かる。

 シャロン天才幼女(11)は腰よりも下まで伸びる栗色のクセ毛、耳元には小さな三つ編みがされている。
 クリクリと大きな目をしておりコロコロと表情が変わる。

 記憶を取り戻した2人の手を取り、生徒会室を出る修斗とフランチェスカ。
 魔道車まで戻るとルルナラ残念エルフに命令をして、高級宿へと向かわせた。

「あ、あのラグナ様……でございますか?」

「お前は自分のあるじの名前を忘れたのか? 何なら体に叩きこんでやるぞ」

「シュウトさん!」
「シュウト様!」

 キャロライン王女は修斗の胸に顔を埋め、ルルナラは運転中の為抱き付けないが、片手を必死に修斗に伸ばそうとしている。
 その手を取り、珍しくルルナラに優しくする修斗。

 しかしそれを恐れていた者もいる。
 ティナお嬢様だ。
 ティナはラグナとの記憶しかなく、修斗になってしまった場合は自分の事は覚えているのか? 今までの関係はどうなるのか、など不安な事だらけだった。

「ラグ……ナ? ラグナじゃなくなっちゃったの?」

「ラグナの記憶もある。だが人格は修斗だな」

 修斗の袖を掴み、泣きそうな顔で見つめるティナ。
 せめて自分にも修斗との記憶があれば、そう思いもしたが修斗と目が合っても頭痛が起きる事は無く、魔道車は高級宿へと到着する。

 高級宿の一番高く広い部屋を借り、そこで気が済むまで全員の体を味わう。
 ラグナの時の慣れない腰つきも良かったが、やはり女の体を熟知している修斗のテクニックには遠く及ばず、6人の女達は修斗の体に群がる。

「しゅ、シュウトお兄ちゃんのが……や、やっぱり半分しか入らないのです……」

「気にするなシャロン。その替わりお前の中は誰よりも締め付けて気持ちいいぞ」

 小さな体のシャロンに乗りかかり、半分しか入らないイチモツをゆっくりと出し入れする。
 キャロライン王女がシャロンに膝枕し、ポリンとフランチェスカが左右からかすかに膨らんだ胸を撫でる。
 ルルナラ残念エルフは修斗の背中に抱き付き、首筋や背中を舐めている。

「シュウトお兄ちゃん! 私、私またイッちゃうのです!」

「なら次は一緒に行くぞ。シャロン……くっ!」

 大量の精液が放たれ、体の小さなシャロン天才幼女の膣からあふれ出す。
 静かにイチモツを引き抜くと、次はポリン同級生に手をかける。

「シュウト君……ま、またそんなにネチっこく舐めるんだから! や、ダメ……んんん~~!!」

 シャロンの隣にポリンを寝かせ、膣を舐めながら指を少しだけ挿入する。
 だがそれだけでもポリンは果ててしまい、さらなる快楽を求めて修斗のイチモツを掴む。

「お、お願いだから焦らさないで……早く、早く欲し……あ!」

 言い終わる前に挿入し、シャロンとは違い激しく腰を打ち付ける。
 快楽に襲い掛かられて、口を開けたままだらしなくよだれを流すポリン。
 乱暴に腰を前後させ、小ぶりな乳房が激しく揺れる。
 その乳房を口に含み、執拗に乳首を舐め回す。

 ポリンの中にも射精し終わると、ティナに手を伸ばす。
 しかしティナはまだ服を着ており、更には腕を掴まれても抵抗して見せたのだ。
 それならばとお構いなしにスカートの中に頭を突っ込み、ティナを立たせたまま濡れた膣に舌を入れる。

「やだ……ラグナやめて……やめてよぉ……」

 涙を流しながらスカートの上から修斗の頭を押さえ、一応は力を入れてどかそうとするが快楽に流されてしまう。
 どかそうとしていた手は修斗の頭を強く膣に押し付け、涙を流しながらもイッてしまう。
 長いスカートをたくし上げ、修斗はイチモツをあてがうと、ティナの体をイチモツの力だけで持ち上げた。

「ラグナ、ラグナ! 私のラグナ! ラグナぁ……気持ちいいよぅ、どうして、どうして前より気持ちいいのよぉ!」

 ただ自分の快楽のために腰を振っていたラグナとは違い、修斗は女性の体を知り尽くしており、ラグナだった時の記憶からティナの良い所を理解していたのだ。
 尻を鷲掴みにし、ティナの体を上下に動かす。

「お前の体は面白いな。ラグナと呼ぶたびに締りが良くなる。お前は今後もラグナと呼べ」

「うん、うんラグナ! 私のラグナ!」

 キュッと膣が締り、修斗はティナの中に欲望を吐き出した。



「シュウトさん、以前の記憶は全て思い出しましたか?」

「大体は思い出したが……少しモヤがかかった様に思い出せない所もあるな」

 すっかり朝になったが、キャロラインに最後の1発を注ぎ込み、ベッドに寝ころんでいる。

9人の悪夢の騎士トリプルナインの事も覚えているが、名前が出てこない奴が居るな」

「パメラさんですか?」

「パメラ……ダメだ、思い出せないな」

 どうやら人物の記憶があやふやなようで、異世界メンバーの事も思い出せなかった。
 やはり直接会って見つめ合うしかないのだろうか。

「能力はどうですか? すべて元通りに?」

「そうだな……ああ、99%戻っているが、神界天技しんかいてんぎ以外は元通りかな」

「そう言えば、ラグナの時は生活魔法が使えていましたね」

「生活魔法? ……ああ、そう言えば使っていたな。なぜ使えたんだ?」
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...