24 / 139
24 変形合体(?)
「うひぃ……尻が痛いよう……」
「私が薬を塗ってやろうか?」
「自分で塗れます!」
朝一番の会話がコレとはどういうことだ。昨日3回戦以降は覚えていないんだが……?
「早く慣れると良いな?慣れると尻穴が縦に割れて来るらしいぞ」
「ひ……」
きちんとケアしないと色々不具合があるらしいが、その辺りは長い側妃の歴史上いい薬も開発されている、らしい。しかし何?!尻穴って変形すんの?俺、大丈夫なのか??そんなの検索したこともないから分かんないよ!!
「怯えている顔も良いな、興が乗った」
「や、止めろ!朝っぱらから……っひぃ!」
服はほぼ着ていない。誰かがガウンのような物を羽織らせていてくれたがそれも軽く結えた腰帯を引けばするりと解けてしまう。
「問題ない、それが仕事だろう?」
「うぐっ……」
分かっている。正妃とは子供を作る時だけしか触れ合わない。かと言ってそこら辺で発散して間違って子供が出来るわけにもいかない。
「ソレイユの期待に応えてるんだろう?」
「ううっホワイト上司を失いたくない……っ」
それにどう頑張っても俺はラムから逃げる事が出来ない。こうしてニヤつきながら冗談混じりに俺の腹を撫でたりしていたって、その気になれば無理矢理押さえつけられれば力で勝てない。
「ディエス」
「わ、分かったよ……」
「あー……」
入る、入ってくる。違和感はあっても痛みは無かった。事前にたっぷり塗られた油だか薬だかの効果らしいが、良くもまあそんな物を作っているなと少しだけ感心する。
「力の抜き方が上手くなったな」
「う……」
きっと「正妃」と「男の側妃」を設けるしきたりの中で生まれていった産物なんだろうな。だからといってこんなでかい物を突っ込まれて苦しくない訳がない。
一体、俺は何をしているんだ?男にのし掛かられて、尻にアレを突っ込まれてせっせと出来もしない子作りに励んでいる。
「こんな、事……して意味なんて」
一番奥に当たってラムは一瞬動きを止めた。ああ、息苦しい。早く、早く終わって欲しい。
「少なくても2人は感謝している。私とソレイユだ。後は私付きの侍従達も胸を撫で下ろしているだろうよ」
「どう言う……?」
「ソレイユは言わずもがな。私もね。何せ側妃候補を絞るのに時間がかかった、ちょうど良い人材がいなくてね。流石に誰でも良いわけじゃないから条件はこう見えて厳しいんだ」
入ったまま、喋る内容に色気はないが、俺は大人しく聞いていた。そりゃあこうして皇帝と言う人間のより近い場所に侍るのだから、誰でも良いわけではないだろうけど。
「ソレイユは美しい。彼女と私は生まれた時からの婚約者であり、彼女は生まれた瞬間から「正妃」だった。そんな彼女を見て育った私はどうも目が肥えすぎてね」
ソレイユ様。まるで太陽のような色味の美女。少しだけまだ柔らかな朝の光のような金色の波打つ髪に、よく似合う空色の瞳。そして艶然と笑う大帝国正妃の気品が備わった人。
「彼女位顔立ちの整った血筋の良い男と言う物は中々居ないんだよ。特に貴族ともなると跡継ぎ問題もあって渋る家も多い」
「そう言う、ものか?」
「ああ、その点ディエスは良いな。全てにおいて合格だ。ソレイユにも気に入られて……最高だよ」
「……っあ……」
言葉が終わる前に緩く動かれて声が漏れる。最高、そんなの俺の覚えている中の人生でもディエスの人生でも言われた事がない言葉だ。
誰かに求められ、褒められるなんて。
「中が柔らかい……やっぱりお前、良いな」
「あ、ち、ちょっと!待って!や、や!」
「私が薬を塗ってやろうか?」
「自分で塗れます!」
朝一番の会話がコレとはどういうことだ。昨日3回戦以降は覚えていないんだが……?
「早く慣れると良いな?慣れると尻穴が縦に割れて来るらしいぞ」
「ひ……」
きちんとケアしないと色々不具合があるらしいが、その辺りは長い側妃の歴史上いい薬も開発されている、らしい。しかし何?!尻穴って変形すんの?俺、大丈夫なのか??そんなの検索したこともないから分かんないよ!!
「怯えている顔も良いな、興が乗った」
「や、止めろ!朝っぱらから……っひぃ!」
服はほぼ着ていない。誰かがガウンのような物を羽織らせていてくれたがそれも軽く結えた腰帯を引けばするりと解けてしまう。
「問題ない、それが仕事だろう?」
「うぐっ……」
分かっている。正妃とは子供を作る時だけしか触れ合わない。かと言ってそこら辺で発散して間違って子供が出来るわけにもいかない。
「ソレイユの期待に応えてるんだろう?」
「ううっホワイト上司を失いたくない……っ」
それにどう頑張っても俺はラムから逃げる事が出来ない。こうしてニヤつきながら冗談混じりに俺の腹を撫でたりしていたって、その気になれば無理矢理押さえつけられれば力で勝てない。
「ディエス」
「わ、分かったよ……」
「あー……」
入る、入ってくる。違和感はあっても痛みは無かった。事前にたっぷり塗られた油だか薬だかの効果らしいが、良くもまあそんな物を作っているなと少しだけ感心する。
「力の抜き方が上手くなったな」
「う……」
きっと「正妃」と「男の側妃」を設けるしきたりの中で生まれていった産物なんだろうな。だからといってこんなでかい物を突っ込まれて苦しくない訳がない。
一体、俺は何をしているんだ?男にのし掛かられて、尻にアレを突っ込まれてせっせと出来もしない子作りに励んでいる。
「こんな、事……して意味なんて」
一番奥に当たってラムは一瞬動きを止めた。ああ、息苦しい。早く、早く終わって欲しい。
「少なくても2人は感謝している。私とソレイユだ。後は私付きの侍従達も胸を撫で下ろしているだろうよ」
「どう言う……?」
「ソレイユは言わずもがな。私もね。何せ側妃候補を絞るのに時間がかかった、ちょうど良い人材がいなくてね。流石に誰でも良いわけじゃないから条件はこう見えて厳しいんだ」
入ったまま、喋る内容に色気はないが、俺は大人しく聞いていた。そりゃあこうして皇帝と言う人間のより近い場所に侍るのだから、誰でも良いわけではないだろうけど。
「ソレイユは美しい。彼女と私は生まれた時からの婚約者であり、彼女は生まれた瞬間から「正妃」だった。そんな彼女を見て育った私はどうも目が肥えすぎてね」
ソレイユ様。まるで太陽のような色味の美女。少しだけまだ柔らかな朝の光のような金色の波打つ髪に、よく似合う空色の瞳。そして艶然と笑う大帝国正妃の気品が備わった人。
「彼女位顔立ちの整った血筋の良い男と言う物は中々居ないんだよ。特に貴族ともなると跡継ぎ問題もあって渋る家も多い」
「そう言う、ものか?」
「ああ、その点ディエスは良いな。全てにおいて合格だ。ソレイユにも気に入られて……最高だよ」
「……っあ……」
言葉が終わる前に緩く動かれて声が漏れる。最高、そんなの俺の覚えている中の人生でもディエスの人生でも言われた事がない言葉だ。
誰かに求められ、褒められるなんて。
「中が柔らかい……やっぱりお前、良いな」
「あ、ち、ちょっと!待って!や、や!」
あなたにおすすめの小説
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。
フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。