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15 秘密がござる
「あ」
「あ」
「え?」
「え?」
こっそりお出かけしようとした瞬間をレイ殿とオル殿に見つかって我等は正座させられている、とほほ。
「何やら声が聞こえて来まして、気になって扉を開けさせて貰ったら、何ですかこれは! 」
「ひぃっ!我がスタンダップの能力のスチッピーフンガーで、ちょっと時空を裂いただけですぅ」
「わかるように言いなさい!」
「ひいっ!ですから、隣に立つのでスタンダップと呼ぶことに……」
「分かるように!」
「びええええーー!」
マシェと相談しながらなんとかはぐらかそうとしたがバレてしまった。
「あ、兄者ー!兄者ーー!私は兄者を売りませんぞーー!」
「弟よーー!信じておるぞー! 」
「お黙りなさい!リュキはこっち!」
「マシェの話は私が聞きましょう」
「「あーーっ!!」」
俺達は引き離されると途端に弱くなるー、ような気がする。そして俺はレイ殿に尋問されているのである。
「まず、黙って何処かに行っては行けません!心配するでしょう!」
「はひ」
基本的なことから怒られてしまった。
「あ、食べたいと仰っていたケーキを買って来ましたよ」
「うわー!ありがとうでござるよーレイ殿」
そしてうっかりすっかり全部喋ってしまったのだ……。
「フィフナーの城の隠し部屋に古代魔法の本がありましての。幼少のみぎり、マシェと共に覚えてしまったんでござる。やべー物らしかったんでござるが、お前達なら良いかと女神様も仰ってまして」
「時空を、裂く? 」
論より証拠、やってみせた方が早いようだ。
「こうやって、両手を握って前に突き出す……必要はないでござるが、そうして叫ぶのです!スチッピーフンガー!」
「あはは!叫ぶ必要もないんでござるけどね。叫ぶと気合いが違うんでござるよー」
空間が裂けて人が通れるくらいの大きさが開いた頃にマシェのオル殿と戻って来た。
「ささ、我らについて来てくだされ。ドワーフの工場へ繋がっておるのです」
レイ殿もオル殿も目をぱちぱちさせているが、もしかしてドワーフはあまり馴染みのない存在だったんだろうか??
「ド、ドワーフ?物語の中で聞いたことがある、鍛冶と匠の?」
「多分そうでござろうなぁ。無類の酒好きでござってな?」
先頭を歩いて、と言っても3歩も進めばそこはドワーフ達にお任せしている酒造工場だ。
「おーい、アイアン殿ー!」
声を張れば我らより背が低くずんぐりむっくりの髭面親父が赤ら顔で振り返る。
「おー!ヒョロ双子。今日は人間も一緒か?」
「お世話になっているレイ殿とオル殿でござるよー」
ドワーフは気難しいとか言われてるけど、酒さえ有ればいい奴揃いなんだよ。うんうん。
「あ」
「え?」
「え?」
こっそりお出かけしようとした瞬間をレイ殿とオル殿に見つかって我等は正座させられている、とほほ。
「何やら声が聞こえて来まして、気になって扉を開けさせて貰ったら、何ですかこれは! 」
「ひぃっ!我がスタンダップの能力のスチッピーフンガーで、ちょっと時空を裂いただけですぅ」
「わかるように言いなさい!」
「ひいっ!ですから、隣に立つのでスタンダップと呼ぶことに……」
「分かるように!」
「びええええーー!」
マシェと相談しながらなんとかはぐらかそうとしたがバレてしまった。
「あ、兄者ー!兄者ーー!私は兄者を売りませんぞーー!」
「弟よーー!信じておるぞー! 」
「お黙りなさい!リュキはこっち!」
「マシェの話は私が聞きましょう」
「「あーーっ!!」」
俺達は引き離されると途端に弱くなるー、ような気がする。そして俺はレイ殿に尋問されているのである。
「まず、黙って何処かに行っては行けません!心配するでしょう!」
「はひ」
基本的なことから怒られてしまった。
「あ、食べたいと仰っていたケーキを買って来ましたよ」
「うわー!ありがとうでござるよーレイ殿」
そしてうっかりすっかり全部喋ってしまったのだ……。
「フィフナーの城の隠し部屋に古代魔法の本がありましての。幼少のみぎり、マシェと共に覚えてしまったんでござる。やべー物らしかったんでござるが、お前達なら良いかと女神様も仰ってまして」
「時空を、裂く? 」
論より証拠、やってみせた方が早いようだ。
「こうやって、両手を握って前に突き出す……必要はないでござるが、そうして叫ぶのです!スチッピーフンガー!」
「あはは!叫ぶ必要もないんでござるけどね。叫ぶと気合いが違うんでござるよー」
空間が裂けて人が通れるくらいの大きさが開いた頃にマシェのオル殿と戻って来た。
「ささ、我らについて来てくだされ。ドワーフの工場へ繋がっておるのです」
レイ殿もオル殿も目をぱちぱちさせているが、もしかしてドワーフはあまり馴染みのない存在だったんだろうか??
「ド、ドワーフ?物語の中で聞いたことがある、鍛冶と匠の?」
「多分そうでござろうなぁ。無類の酒好きでござってな?」
先頭を歩いて、と言っても3歩も進めばそこはドワーフ達にお任せしている酒造工場だ。
「おーい、アイアン殿ー!」
声を張れば我らより背が低くずんぐりむっくりの髭面親父が赤ら顔で振り返る。
「おー!ヒョロ双子。今日は人間も一緒か?」
「お世話になっているレイ殿とオル殿でござるよー」
ドワーフは気難しいとか言われてるけど、酒さえ有ればいい奴揃いなんだよ。うんうん。
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