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16 マジか知らなかった
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「ほぎゃー!」
学園を去って3ヵ月をちょっと過ぎたくらいにダルタンは見事に元気な男の子を出産した。どこから出すのか!?と疑問に思ったが、グリード先生自ら執刀して帝王切開だった。どこでどうやったか知らないけれど先生はものすごい修業を短期間に重ねてそれはそれはきれいにカットしてきれいに縫い留めた。
「先生っ!なんですかこの芸術的な痕は!ああ、私もこれくらい上手になりたい!」
「ふふ、ディルならすぐだよ。そして先生じゃなくて……」
「あ、はい……あの、だ、旦那様……」
相変わらずの二人でなんだか安心する日々である。流石にお乳は出ないので、フェルム家で口の堅い乳母を雇ってくれた。
「まあまあ!最近ってそうなのね!?世の中進んでるわー!」
と、ちょっとズレてる乳母のメアリは驚いたけれど、ダルタンとグリード先生の息子は元気に成長していた。ダルタンの黒髪に、先生の緑の目でどこからどう見ても二人の血を受け継いでいる可愛い男の子。
「これは……君たちの理論、研究は正しいし結果が出たといわざるを得ないなぁ」
「フェルム公爵、実はこれは神話でもあった事だと私は思っているんです」
グリード先生によると、この国の神殿の神話に基づく事だという。
「至高神ファーンは彼の弟のフィーンと交わり、娘のフェーンと息子のフォーンを授かるんです。ですから男性が子を孕めることは何ら不思議ではないんですよ」
「なるほど」
なるほど。ってマジかい……知らなかったよ「俺」。
「至高神の娘フェーンは多産の女神です。ですからその後は女神もたくさん増え、異性同士で結婚出産が増えています。しかし原初、女性がいなかった時はそうであった。そしてフェーンの娘もフォーンの娘と子を授かっております。人にはその可能性が受け継がれていたんですよ!」
「なるほど」
なるほど。ってマジかい……女性同士もアリなんだ、知らなかったよ「俺」。そしたらファーンとフィーンの娘のフェーンとフォーンは何を吸って大きくなったんだ?もしかして弟神は出たのかな、おっぱい。
「どうしたの?ユール。難しい顔をして」
アンセルに聞かれた私は思わず真顔で答えてしまった。
「男性も必要とあれば赤ちゃんに飲ませるおっぱいが出るのかなと。神話ではそうなのかと思って」
「……ユールちょっと胸出して?今からマッサージしておけば出るようになるかもしれない」
嫌ですが……。
「良いからちょっと吸わせてみてよ!」
「アンセル!?何訳の分からない事を言っているの!?」
その後暫くアンセルに追いかけ回されたけれど、今回は逃げ切ったぞ。アンセルに胸を吸われるなんてとんでもない事だよ!!全くアンセルの冗談はたまに笑えないなあ。
学園を去って3ヵ月をちょっと過ぎたくらいにダルタンは見事に元気な男の子を出産した。どこから出すのか!?と疑問に思ったが、グリード先生自ら執刀して帝王切開だった。どこでどうやったか知らないけれど先生はものすごい修業を短期間に重ねてそれはそれはきれいにカットしてきれいに縫い留めた。
「先生っ!なんですかこの芸術的な痕は!ああ、私もこれくらい上手になりたい!」
「ふふ、ディルならすぐだよ。そして先生じゃなくて……」
「あ、はい……あの、だ、旦那様……」
相変わらずの二人でなんだか安心する日々である。流石にお乳は出ないので、フェルム家で口の堅い乳母を雇ってくれた。
「まあまあ!最近ってそうなのね!?世の中進んでるわー!」
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「これは……君たちの理論、研究は正しいし結果が出たといわざるを得ないなぁ」
「フェルム公爵、実はこれは神話でもあった事だと私は思っているんです」
グリード先生によると、この国の神殿の神話に基づく事だという。
「至高神ファーンは彼の弟のフィーンと交わり、娘のフェーンと息子のフォーンを授かるんです。ですから男性が子を孕めることは何ら不思議ではないんですよ」
「なるほど」
なるほど。ってマジかい……知らなかったよ「俺」。
「至高神の娘フェーンは多産の女神です。ですからその後は女神もたくさん増え、異性同士で結婚出産が増えています。しかし原初、女性がいなかった時はそうであった。そしてフェーンの娘もフォーンの娘と子を授かっております。人にはその可能性が受け継がれていたんですよ!」
「なるほど」
なるほど。ってマジかい……女性同士もアリなんだ、知らなかったよ「俺」。そしたらファーンとフィーンの娘のフェーンとフォーンは何を吸って大きくなったんだ?もしかして弟神は出たのかな、おっぱい。
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「アンセル!?何訳の分からない事を言っているの!?」
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