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とてもよく晴れた日に私とアンセルは結婚式を挙げた。神殿に認められれば同性同士で結婚、出産が認められることのデモンストレーションのような役割もあったけれど、それで良いと思った。
「ユールのドレス見たかったよぉ」
「……それは、家で」
「やった!」
至高神ファールと弟神フィールの結婚は2人とも男性衣装であったからそれに倣って私もアンセルも白いタキシードを着ている。後からダルタンとグリーブ先生の結婚式もするけれど、そちらも2人ともタキシードだ。
女性同士だと両方ドレスになるらしいよ。
沢山の人に祝福されて、私達は誓いのキスをする。ルディがきゃー!と楽しそうに笑い、とても良い式になったと思う。
「……その子可愛い、アンセルそっくりだな。お城の見習いに上げないか?」
「遠慮しておきます」
まだ王太子はアンセル成分を欲しているようで、可愛い息子にルディに目をつけた。絶対にやるもんか!勿論アンセルも王太子にはやらないんだから!
「妙な出来心は起こされませぬよう、殿下。でなければちょん切ってしまうかもしれませんよ?何せ殿下の殿下が使い物にならなくなっても殿下ご自身が跡継ぎ様をお産みなさればよろしいのですからね?」
「うっ?!」
流石新生アンセルは言う事が違う。本当にやっちゃいそうな迫力があって美人は怒らせちゃいけないの典型例だと思う。
私達の結婚に文句をつける者もそりゃいたようだけれど、アンセルとフェルム家によって抹殺されたみたいだった、強い。
それに私達の息子のルディに関して
「男同士の間に産まれた子なんて絶対おかしいに決まってる」
なんて根も葉もない噂を立てる輩も存在したらしいけれど、黒くて冷たい笑顔のフェルム公爵夫妻の手によって丁重に葬られたらしい。あとステファンの両親もニコニコしながら、色々していたようだから、孫って最強かもしれない。
「ルディちゃんはこんなに可愛いのにねー?」
「きゃーう!」
ちょっとでも馬鹿な噂に賛同した貴族とは付き合わないと決めたらしく、慌てふためいた奴らがかなり出たみたい。何せ今のフェルム家は医療分野で大きな力を持っているから、ここにそっぽ向かれると生死に関わるんだよね。
「ちょっと!ユール。私達の結婚式なんだからぼーっとしてないで私に見惚れてよ?」
「あ、うん。ごめんアンセル」
アンセルは今日も美人できれいでキラキラしてる。私はこれからもこのキラキラアンセルを守って行かなくちゃね。私より逞しくなった気もするけれど油断は禁物だ。
「えへへ、ユール大好き!ずっと一緒にいてね?」
「勿論だよ、アンセル。アンセルを幸せにしてやるのは私しかいないからね」
「じゃあ私はユールをいっぱい幸せにしてあげるね!」
アンセルの満点の笑顔、それが一番のご褒美かもしれないな。
こうして私は「俺」が創った世界を変えてしまった。きっと神様も大満足だったんだろう、雨も降らないのに空に大きな虹がかかって、私達を祝福してくれた。きっとこの先「俺」は私としてこの世界で幸せに生きていけるだろう。
不憫令息を幸せにする。責任を取ったつもりがこういうのはちょっと違うと思います!【終】
「ユールのドレス見たかったよぉ」
「……それは、家で」
「やった!」
至高神ファールと弟神フィールの結婚は2人とも男性衣装であったからそれに倣って私もアンセルも白いタキシードを着ている。後からダルタンとグリーブ先生の結婚式もするけれど、そちらも2人ともタキシードだ。
女性同士だと両方ドレスになるらしいよ。
沢山の人に祝福されて、私達は誓いのキスをする。ルディがきゃー!と楽しそうに笑い、とても良い式になったと思う。
「……その子可愛い、アンセルそっくりだな。お城の見習いに上げないか?」
「遠慮しておきます」
まだ王太子はアンセル成分を欲しているようで、可愛い息子にルディに目をつけた。絶対にやるもんか!勿論アンセルも王太子にはやらないんだから!
「妙な出来心は起こされませぬよう、殿下。でなければちょん切ってしまうかもしれませんよ?何せ殿下の殿下が使い物にならなくなっても殿下ご自身が跡継ぎ様をお産みなさればよろしいのですからね?」
「うっ?!」
流石新生アンセルは言う事が違う。本当にやっちゃいそうな迫力があって美人は怒らせちゃいけないの典型例だと思う。
私達の結婚に文句をつける者もそりゃいたようだけれど、アンセルとフェルム家によって抹殺されたみたいだった、強い。
それに私達の息子のルディに関して
「男同士の間に産まれた子なんて絶対おかしいに決まってる」
なんて根も葉もない噂を立てる輩も存在したらしいけれど、黒くて冷たい笑顔のフェルム公爵夫妻の手によって丁重に葬られたらしい。あとステファンの両親もニコニコしながら、色々していたようだから、孫って最強かもしれない。
「ルディちゃんはこんなに可愛いのにねー?」
「きゃーう!」
ちょっとでも馬鹿な噂に賛同した貴族とは付き合わないと決めたらしく、慌てふためいた奴らがかなり出たみたい。何せ今のフェルム家は医療分野で大きな力を持っているから、ここにそっぽ向かれると生死に関わるんだよね。
「ちょっと!ユール。私達の結婚式なんだからぼーっとしてないで私に見惚れてよ?」
「あ、うん。ごめんアンセル」
アンセルは今日も美人できれいでキラキラしてる。私はこれからもこのキラキラアンセルを守って行かなくちゃね。私より逞しくなった気もするけれど油断は禁物だ。
「えへへ、ユール大好き!ずっと一緒にいてね?」
「勿論だよ、アンセル。アンセルを幸せにしてやるのは私しかいないからね」
「じゃあ私はユールをいっぱい幸せにしてあげるね!」
アンセルの満点の笑顔、それが一番のご褒美かもしれないな。
こうして私は「俺」が創った世界を変えてしまった。きっと神様も大満足だったんだろう、雨も降らないのに空に大きな虹がかかって、私達を祝福してくれた。きっとこの先「俺」は私としてこの世界で幸せに生きていけるだろう。
不憫令息を幸せにする。責任を取ったつもりがこういうのはちょっと違うと思います!【終】
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