【完結】廃品を直して売る俺は娼婦の息子の奴隷商。聖女でも王子でもないからほっといてくれ！

4 うさぎの使い道は*

「古い傷も……無くなってる。も、もしかして伝説の聖女様！」

「俺、男な」

　リンネがしょぼんとした。男の俺に何、夢見てんだよ！

「良く聞け、リンネ。お前は俺の力を受けて色々治ったように見える。だが忘れるな、俺がお前を捨てれば元に戻る」

　リンネは声もなく、真っ青になった。そりゃそうだろう、綺麗に戻ったのが、また元の酷い状態に戻されるというのだ。恐ろしくて声も出ないはずだ。

「分かったか？俺に逆らうな」

「は、はいっ」

　いい返事だ。これが俺が奴隷達を縛る方法だ。……でも俺は今まで拾った奴隷を一人も捨てた事がないので、捨てたら本当に元に戻るかは知らない……。元に、戻らない……気はするが、やった事がないので知らないのだ。まあでもいいだろう。その事をリンネに話す義務は俺にはないからな。

「おい、リンダどうする？追加は？」

「へ？まだ治すところあるの？こんなにピカピカで可愛いじゃん！」

　白いワンピースを着てちょっと内股で立つリンネはとても可愛らしい。今まで虐待され、奴隷として縄で引きづられていたとは誰も思うまい。でも、そいつは正真正銘ほんのちょっと前まで生きることを諦めた奴隷だった。

「そいつ、可愛いだろう？そんなヤツが男のおもちゃにされなかったとでも思ってんのか？」

「あっ！」

　そう言うとリンダは飛び上がり、リンネは赤いんだか青いんだか緑なんだか分からない顔をして下を向いた。完全に図星だよな。

「お前、ケツが痛くてうまく歩けねーだろ。まだ見てないけど、相当ヤられてんだろ？」

「ひっ」

　小さく悲鳴を上げたのがその証拠だ。よっぽど男に嬲られたな？顔面が土気色になりやがった。もう倒れる寸前だ。

「リンダ、どうすんだよ。そっちの処理はたけーからな+50万上乗せ」

「やって。治してあげて。お金は払う」

　ま、そういうだろうとは思った。安くない金額だが、きっぱりはっきり言い切ったリンダは良い奴だ。この貧民街でガキどもに読み書きなんかを教えてやるくらいいい奴だからな。

「よし、リンネこっち来い」

「あ、あの、僕」

「俺に逆らうのか？」

「いいえ！！」

　部屋の奥にベッドがある。そこはカーテンで囲まれて中は見えないが、そこに寝るように指示をする。

「足を開け」

「う、うう……」

　よっぽどの事をされたんだろう、真っ青になってブルブル震えているが、まあきっちり治して高値で売る。さあて可愛い尻の様子でも覗き見するかな？

「ほう、これは酷い裂けてるな」

「んっ！や、やあ……アッ！アンッ！！」

「奥までかなり突っ込まれたのか、こんな小さいケツに何挿れられたんだ？」

「あっ！ひゃあああんっ！ら、らめえぇらめですうううう！アッやっ！ひ、ひ！」

　だいぶ使われてるな、これは。指を突っ込んだだけで体が跳ねるが、これは痛いからだろうな、そりゃまともに歩けねーわ。

「こっちも随分な事をされてるじゃねえか」

「ひゃあっ！さ、さ、わらないで、やっやん！い、イイ！い、だめえええイク、イクウウウ！！あーーーっ！」

「うわっ！仕込まれすぎだろ！はええ！」

　飛ばすな！俺に白い体液を飛ばすな！酷い扱いを受けてあっちを向いてる兎のアレだが出るもんは出るらしい。機能は治さなくていいみたいだ、こっち向け！ちんこ！素直に従ったわ、偉い偉い。

「あっあっ！もっと、もっと奥ぅ、奥にぃくださあい……」

「お前どんだけ、仕込まれてんだよ」

「ああんっそこぉ！そこの奥ぅ……イ、イくう！お尻でいっちゃうううう！！」

「だからはえええええよ！クソっ！」

「ご、ごひゅじんしゃまああっ、僕、僕わるいこですうう、おひおきいい！おひおきしてくらは……アーッ！」

「せ、性奴隷かよーー！」

「好きィー！イくの好きィイイイ！！」



「ご、ごめん、リーヤ。リンネの事、弟にしようと思ったけど……け、結婚するかもしれない」

「お、おう……幸せになれよ……」

「あふん。ご主人様、気持ちよかったれす」

　とりあえず、綺麗に治しておいた。どこをどう使おうとそりゃご主人様と奴隷の間で決めて欲しいと思う、俺は深くは聞かないぞ！貰った金に見合う仕事はしたと思う！