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84 とても楽しい毎日
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俺はリオットとリリージャを産んだ2年後にレミヤとレシルの女の子を産んで更に2年後にリファルとリシャルと頑張った。
「流石にもう良いだろ?!」
「良く頑張った!」
「もっと居ても良いのにー!みんな可愛いわぁ!」
うちの母さんは孫達を転がしたり、ひっくり返したり、小突き返したりと慣れたものだ。
「でもリーヤは体力の事もありますし、まだ聖女の仕事もしてるし……十分ですよ」
デリウス様も孫を棒切れ一本でであしらっている。
「くそっ!何で後ろから襲いかかってんのにディリーちゃんにあたんねぇんだ!」
「ディリーちゃん、後ろに目ぇあんだろ!!」
リオットとリリージャは俺の真似をしてしまって口が悪い……すまねぇ……。ついでに考え方が脳筋だ。
「気配ですよ、気配。でも同じ事をお祖父様方にしちゃ駄目ですよ。あの人達はかげんが効かないから孫だろうと真っ二つにしそうです」
「そんな事したらわたしがカリウス様を4つにちょん切ってやるわっ!」
「フローラちゃん!かっこ良いぜ!」
「流石だぜ!フローラちゃん!」
クォンツに住み着いて10年位になるけど、こっちの生活にも慣れてきた。フローラ母さんは俺の子供達にお祖母様と呼ばれることを断固拒否したのでちゃん付けである。
そのせいでデリウス様まで愛称にちゃん付けだ。
俺もどんどん取り繕うのが下手になって
「口の悪りぃ聖女様もいたもんだなぁ?」
「うっせぇ!直さんぞ!」
こんなやり取りが普通になってしまった。直す人は相変わらず絞っていて、月に2.3人のフリー枠を馬鹿な貴族連中に高値で売っている。
勿論、まだたまに現れるデズモンドの被害者は別枠で直すし、恐竜狩りのフローラ村のハンター達も別枠で直している。
「はあ?足がもげたからハンター引退?ふっざけんなよ!もっと働けよ!オラァ!」
使える人材は使わなければ!帝国から脳筋達がたびたび送られて来ては、ムッキムキになって帰って行く。
「なんか、人間相手じゃ手応えがないっつーか、何つーか?」
「まあ、あいつらと毎日やり合ってりゃなぁ。人間にゃ、硬い鱗も鋭い牙もないからなあ……」
「暗殺者はどうして一撃で死んでしまうんだろうな……もっと殺り合おうぜ」
ちょっと方向性が間違ってきた。後、全員肉を焼くのが上手い。
本格的に国王をレントに譲ってしまったアダライム様は、まだ毎日ウチの父さんとやり合っていて、早朝の二人の喧嘩は朝の目覚ましみたいになっているらしい。
「カリウス様達がいると、ゆっくり寝られない!」
母さんとデリウス様は王宮に避難してきている。母さんと言うストッパーが居ないとウチの父さんは強くなり、デリウス様が居ないとレントの父さんは弱くなる。きっと今回はウチの勝ち越しだろう。
俺の子供達がバタバタと王宮を走り回る。やはり王族の子供に合わせて貴族達は子供を産む傾向にあるから、沢山の子供達がバタバタ、バタバタ走り回る。割れやすい調度品の壺や格好の餌食になりそうな高い絵も、高価な壁掛けも全部撤去して、巨大な保育園みたいになっている。
「リーヤ様ぁーー!レミヤ様がいらっしゃいませーんっ!」
「うわー!誰だここに落とし穴掘ったの!」
毎日が大パニックだ。そしてとても楽しい。
「流石にもう良いだろ?!」
「良く頑張った!」
「もっと居ても良いのにー!みんな可愛いわぁ!」
うちの母さんは孫達を転がしたり、ひっくり返したり、小突き返したりと慣れたものだ。
「でもリーヤは体力の事もありますし、まだ聖女の仕事もしてるし……十分ですよ」
デリウス様も孫を棒切れ一本でであしらっている。
「くそっ!何で後ろから襲いかかってんのにディリーちゃんにあたんねぇんだ!」
「ディリーちゃん、後ろに目ぇあんだろ!!」
リオットとリリージャは俺の真似をしてしまって口が悪い……すまねぇ……。ついでに考え方が脳筋だ。
「気配ですよ、気配。でも同じ事をお祖父様方にしちゃ駄目ですよ。あの人達はかげんが効かないから孫だろうと真っ二つにしそうです」
「そんな事したらわたしがカリウス様を4つにちょん切ってやるわっ!」
「フローラちゃん!かっこ良いぜ!」
「流石だぜ!フローラちゃん!」
クォンツに住み着いて10年位になるけど、こっちの生活にも慣れてきた。フローラ母さんは俺の子供達にお祖母様と呼ばれることを断固拒否したのでちゃん付けである。
そのせいでデリウス様まで愛称にちゃん付けだ。
俺もどんどん取り繕うのが下手になって
「口の悪りぃ聖女様もいたもんだなぁ?」
「うっせぇ!直さんぞ!」
こんなやり取りが普通になってしまった。直す人は相変わらず絞っていて、月に2.3人のフリー枠を馬鹿な貴族連中に高値で売っている。
勿論、まだたまに現れるデズモンドの被害者は別枠で直すし、恐竜狩りのフローラ村のハンター達も別枠で直している。
「はあ?足がもげたからハンター引退?ふっざけんなよ!もっと働けよ!オラァ!」
使える人材は使わなければ!帝国から脳筋達がたびたび送られて来ては、ムッキムキになって帰って行く。
「なんか、人間相手じゃ手応えがないっつーか、何つーか?」
「まあ、あいつらと毎日やり合ってりゃなぁ。人間にゃ、硬い鱗も鋭い牙もないからなあ……」
「暗殺者はどうして一撃で死んでしまうんだろうな……もっと殺り合おうぜ」
ちょっと方向性が間違ってきた。後、全員肉を焼くのが上手い。
本格的に国王をレントに譲ってしまったアダライム様は、まだ毎日ウチの父さんとやり合っていて、早朝の二人の喧嘩は朝の目覚ましみたいになっているらしい。
「カリウス様達がいると、ゆっくり寝られない!」
母さんとデリウス様は王宮に避難してきている。母さんと言うストッパーが居ないとウチの父さんは強くなり、デリウス様が居ないとレントの父さんは弱くなる。きっと今回はウチの勝ち越しだろう。
俺の子供達がバタバタと王宮を走り回る。やはり王族の子供に合わせて貴族達は子供を産む傾向にあるから、沢山の子供達がバタバタ、バタバタ走り回る。割れやすい調度品の壺や格好の餌食になりそうな高い絵も、高価な壁掛けも全部撤去して、巨大な保育園みたいになっている。
「リーヤ様ぁーー!レミヤ様がいらっしゃいませーんっ!」
「うわー!誰だここに落とし穴掘ったの!」
毎日が大パニックだ。そしてとても楽しい。
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