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動物に異様に好かれる手
55 決めた
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「……行かなきゃ」
「ああ、レンテドールもだな」
「うん……」
俺は決めたんだ。魔王を倒すって。アリルレオン様に仲良くしてもらい、獣人達は皆、優しい。レジール様は馬鹿みたいに俺を甘やかすし、可愛がってくれる。
レンテドール様はいつでも俺が一番嬉しくなる答えを見つけ、見守ってくれている。
「みゃー!」「みゅう?」「みゃん!」
レオセント様の三つ子の姫様達も俺の事を気に入ってくれて、遊びに行くと必ず膝の上によじ登って引っ張っても取れないし。リオルド様はその隙間に割り込んで来て妹達に引っ掻かれている。
「俺に守る力があるんだ」
だから、使おうって。はっきり言えば人間はまだどうでも良い。俺を認めて愛してくれる獣人の為に、俺は魔王を倒す手伝いがしたい。
その意思をアリルレオン様に伝えたら、深く感謝された。
「私の持てる力の全ての加護をシロウに」
「ありがとうございます」
そして、旅立たなければならない日はすぐにやってきた。
「……レオニー様とミシェル様がいる方向に……行かなきゃならない気がする」
禍々しい、とても気持ちの悪い感じがするんだ。
「レザント王国の方か」
レジールは目を細めた。
旅支度を急いで整えて、俺たちは出発した。早く、魔王を倒してしまうんだ。このリリーシュアが設置したと言う魔王システムはアリルレオン様に撤去された。
この魔王が倒されれば、次の魔王は現れる事はないと聞いている。
「だったら俺たちがやってやる」
「あにさま、行かれるのですね」
「うん。頑張ってみるよ」
「ご武運を祈っております」
一度神殿により、アリルレオン様に報告した。
『差し向けておいて、なのですが無事で……無事で帰って来てね、わたくしの愛し子』
「はい、アリルレオン様」
マリルに手を振りまだ朝靄が立ち込める中、馬車を走らせた。
「お爺ちゃま、あにさまが出立なされました」
「うむ。では我らも行うぞ!」
「はい!」
「神殿はこれより全ての業務を停止し、積層護符の構築に入る!完成している術式に神力を注げ!我らが神子と勇者を少しでも助けるのだ!皆が無事にこの地に戻るまで祈り続けよ!」
「はい!教皇さま!」
「他神殿にも連絡を!レースールの聖アリルレオン神殿にも助力を仰ぐぞ!」
「はい!」
「祈りの間を開け!一般市民の力も借りるんだ!」
「我らの祈りを神子へ!」
神子様だけには戦わせぬぞと、一丸となって祈り続ける。
「ああ、レンテドールもだな」
「うん……」
俺は決めたんだ。魔王を倒すって。アリルレオン様に仲良くしてもらい、獣人達は皆、優しい。レジール様は馬鹿みたいに俺を甘やかすし、可愛がってくれる。
レンテドール様はいつでも俺が一番嬉しくなる答えを見つけ、見守ってくれている。
「みゃー!」「みゅう?」「みゃん!」
レオセント様の三つ子の姫様達も俺の事を気に入ってくれて、遊びに行くと必ず膝の上によじ登って引っ張っても取れないし。リオルド様はその隙間に割り込んで来て妹達に引っ掻かれている。
「俺に守る力があるんだ」
だから、使おうって。はっきり言えば人間はまだどうでも良い。俺を認めて愛してくれる獣人の為に、俺は魔王を倒す手伝いがしたい。
その意思をアリルレオン様に伝えたら、深く感謝された。
「私の持てる力の全ての加護をシロウに」
「ありがとうございます」
そして、旅立たなければならない日はすぐにやってきた。
「……レオニー様とミシェル様がいる方向に……行かなきゃならない気がする」
禍々しい、とても気持ちの悪い感じがするんだ。
「レザント王国の方か」
レジールは目を細めた。
旅支度を急いで整えて、俺たちは出発した。早く、魔王を倒してしまうんだ。このリリーシュアが設置したと言う魔王システムはアリルレオン様に撤去された。
この魔王が倒されれば、次の魔王は現れる事はないと聞いている。
「だったら俺たちがやってやる」
「あにさま、行かれるのですね」
「うん。頑張ってみるよ」
「ご武運を祈っております」
一度神殿により、アリルレオン様に報告した。
『差し向けておいて、なのですが無事で……無事で帰って来てね、わたくしの愛し子』
「はい、アリルレオン様」
マリルに手を振りまだ朝靄が立ち込める中、馬車を走らせた。
「お爺ちゃま、あにさまが出立なされました」
「うむ。では我らも行うぞ!」
「はい!」
「神殿はこれより全ての業務を停止し、積層護符の構築に入る!完成している術式に神力を注げ!我らが神子と勇者を少しでも助けるのだ!皆が無事にこの地に戻るまで祈り続けよ!」
「はい!教皇さま!」
「他神殿にも連絡を!レースールの聖アリルレオン神殿にも助力を仰ぐぞ!」
「はい!」
「祈りの間を開け!一般市民の力も借りるんだ!」
「我らの祈りを神子へ!」
神子様だけには戦わせぬぞと、一丸となって祈り続ける。
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