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動物に異様に好かれる手
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「やあ、憎ったらしい獣共。そっちの弱そうなのはレオニーが可愛がってた奴隷だね?あいつらの前でばらばらにしてやったら、きっと良い悲鳴をあげてくれるよな!」
「……ガキか」
「やりにくい」
「多分、ミシェル様が言っていたゼリア第二王子だ……」
「子供が堕ちたのか……早く解き放ってやらんと可哀想だな!」
俺たちは戦闘態勢を取る。と、言っても先頭はレジール様で、俺が後ろで支援魔法を使う。その俺の護衛がレンテドール様なんだ。
「シロウが狙われるのが一番怖い」
「同意だが、シロウの魔法なしでは厳しいと感じる」
「なら、レンテドール。お前が命懸けでシロウを守れ。その方が俺が全力で戦える」
「分かった」
戦闘に関して、俺が口を挟む事はない。俺が弱いのは確かだし、魔法を唱えていたら、無防備になる。
「身体強化から、簡単な結界。空間浄化まで行くね」
「ああ」
俺とレンテドール様はずっと後ろに下がる。
始めます!アリルレオンさま!
シロウ、わたくしも手伝いますわ
近くにアリルレオン様の気配がする。今なら大きな魔法もぽんぽん出せそうだ。
「初めましてだがさようならだ!世界のために死んでもらう!」
「あはは!世界の為だって!私の世界はもうないんだけどねぇーー?!」
元ゼリアだったものにレジール様は突っ込んで行った。
「か、回復を!」
「私は良い!レジール殿に!」
「はいっ!」
レンテドール様はぼろぼろだったけれど、レジール様を優先した。俺は徹底的に狙われたが、レンテドール様も強かった。
全方向から降り注ぐ触手みたいな黒色物を叩き落とし、振り払う。レンテドール様が防いでくれるから、レジール様に結界をかけたり、回復をかけたりしやすい。
シロウ!広範囲浄化よ!
はい!
アリルレオン様のお力で、念じるだけで、大きな魔法が発動する。
ぎゃあああ!!大きなさけび声。闇の下僕が溶けて消えて、魔王もぐらついている。
こんな大きな魔法を発動させても疲労をあまり感じないのは、お爺ちゃまやマリルの力だと気がついた。神殿から、何か暖かい気が常時流れ込んできている。
「あにさま、あにさま!マリルはあにさまを信じております!」
ふわふわの毛布みたいなマリルの笑顔を思い出す。ありがとう、家族の皆!俺、頑張るよ!
「ふざせるな!私は全てなくしたのに!お前たちも死んでしまえ!」
「お前の都合なんてしらねーよ!魔王がいると安心して暮らせねーんだ!」
レジール様の爪が闇を割くがなかなか致命傷を与えられない。
『生まれたばかりの魔王なのに……なかなか強いわ。元の人間の闇が深いのかも』
アリルレオン様の姿が徐々に薄くなって来ている。
『アリルレオン様、もしかして』
『そろそろ限界ね。世界に干渉するのは力を使うわ……ごめんなさい、シロウ。わたくしはここまでだわ』
俺はこくりと頷く。大丈夫、まだまだ俺たちはやれる。頼むわね、と思念を残してアリルレオン様はかき消えた。
「シロウ、女神様が」
「お手伝いはここまでだって。後は俺たちで」
「そうだな」
レンテドール様と短い会話。アリルレオン様は帰る前にレンテドール様を回復して行ってくれた。
「私はしばらく持つ。レジール殿を支援しよう」
「はい!」
レジール様は少しずつ闇を削っている。このまま行けば倒せる、絶対大丈夫だ。
「……ガキか」
「やりにくい」
「多分、ミシェル様が言っていたゼリア第二王子だ……」
「子供が堕ちたのか……早く解き放ってやらんと可哀想だな!」
俺たちは戦闘態勢を取る。と、言っても先頭はレジール様で、俺が後ろで支援魔法を使う。その俺の護衛がレンテドール様なんだ。
「シロウが狙われるのが一番怖い」
「同意だが、シロウの魔法なしでは厳しいと感じる」
「なら、レンテドール。お前が命懸けでシロウを守れ。その方が俺が全力で戦える」
「分かった」
戦闘に関して、俺が口を挟む事はない。俺が弱いのは確かだし、魔法を唱えていたら、無防備になる。
「身体強化から、簡単な結界。空間浄化まで行くね」
「ああ」
俺とレンテドール様はずっと後ろに下がる。
始めます!アリルレオンさま!
シロウ、わたくしも手伝いますわ
近くにアリルレオン様の気配がする。今なら大きな魔法もぽんぽん出せそうだ。
「初めましてだがさようならだ!世界のために死んでもらう!」
「あはは!世界の為だって!私の世界はもうないんだけどねぇーー?!」
元ゼリアだったものにレジール様は突っ込んで行った。
「か、回復を!」
「私は良い!レジール殿に!」
「はいっ!」
レンテドール様はぼろぼろだったけれど、レジール様を優先した。俺は徹底的に狙われたが、レンテドール様も強かった。
全方向から降り注ぐ触手みたいな黒色物を叩き落とし、振り払う。レンテドール様が防いでくれるから、レジール様に結界をかけたり、回復をかけたりしやすい。
シロウ!広範囲浄化よ!
はい!
アリルレオン様のお力で、念じるだけで、大きな魔法が発動する。
ぎゃあああ!!大きなさけび声。闇の下僕が溶けて消えて、魔王もぐらついている。
こんな大きな魔法を発動させても疲労をあまり感じないのは、お爺ちゃまやマリルの力だと気がついた。神殿から、何か暖かい気が常時流れ込んできている。
「あにさま、あにさま!マリルはあにさまを信じております!」
ふわふわの毛布みたいなマリルの笑顔を思い出す。ありがとう、家族の皆!俺、頑張るよ!
「ふざせるな!私は全てなくしたのに!お前たちも死んでしまえ!」
「お前の都合なんてしらねーよ!魔王がいると安心して暮らせねーんだ!」
レジール様の爪が闇を割くがなかなか致命傷を与えられない。
『生まれたばかりの魔王なのに……なかなか強いわ。元の人間の闇が深いのかも』
アリルレオン様の姿が徐々に薄くなって来ている。
『アリルレオン様、もしかして』
『そろそろ限界ね。世界に干渉するのは力を使うわ……ごめんなさい、シロウ。わたくしはここまでだわ』
俺はこくりと頷く。大丈夫、まだまだ俺たちはやれる。頼むわね、と思念を残してアリルレオン様はかき消えた。
「シロウ、女神様が」
「お手伝いはここまでだって。後は俺たちで」
「そうだな」
レンテドール様と短い会話。アリルレオン様は帰る前にレンテドール様を回復して行ってくれた。
「私はしばらく持つ。レジール殿を支援しよう」
「はい!」
レジール様は少しずつ闇を削っている。このまま行けば倒せる、絶対大丈夫だ。
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