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「やだぁ!まだ入ってるぅ……」
「ワードでかなとを縛りたくないんだ。かなと、エッチに弱いでしょう?暴れられる前に、気持ちよくなっちゃえば」
「メリ、最低だよぉ!」
ぐすん、ぐすん。僕はちょっと泣いたけど、縋り付く相手はメリしかいないんだ。後、メリのアレがちょっと大きくなったから、嬉しかったの?
「ああ、かなと!泣いてる顔も可愛い。いっぱいやりたい」
「メリの馬鹿ぁ……」
「魔王かなと、本当に申し訳ないと思っています」
「……うう、服着たい」
「着衣プレイだね?」「メリ、黙って!」
僕とメリの乗っている大きなベッドの横に宰相さんと呼ばれた人が立っていて、僕に色々教えてくれた。
メリが王子様のこのウォルター国は旱魃と病気で死に絶える寸前なんだって。外をチラリと見ると、大地は赤茶け、草は枯れて……死にかけた人があちこちにもたれている。
テレビで見たことのある「酷い状態の国」その物だ。
「そこで外道の法と知りながら、私達は魔王召喚を行ったのです。魔王を捉え、その膨大な魔力で国を蘇らせる。それしか思いつかなかった……そして呼ばれた魔王がかなと様だったのです」
「ぼ、僕、普通の人間ですけど?!」
「何をおっしゃる!黒い髪はまごう事なき魔王の証!立派な角もあるではありませんか!」
へ?髪は日本人なら大体黒いし!角はなかったけど
「可愛いのが生えてる」
「ひゃん!!」
ぺろりとメリに角を舐めされた。なんか凄い気持ち良い!硬いのに!って角生えてた。
「かなと様には本当に、本当に申し訳ないと思っておりますが!どうか、どうか我が国の為にお願い致します!」
「ぼ、僕、何にも出来ないんだけど……?」
だってただの人間だったんだよ?!
「そんな事はないよ、かなと。もうかなとのお陰で雨がふったんだ!こんな雨、200年振りだよ、ありがとう。かなりの命が救われた」
「へ?」
「かなとが魔力放出してくれたから……ああ、かなとがイくといっぱい出るんだよ」
「へ、へ……?」
「つまり、かなとと私がやればやるほど国が助かる訳。だから、いっぱいやろうね」
「い、いや、いや待って?!メリ!?」
ぐぷん!僕の中のメリがまた一段と大きくなった。あ、気持ち良い……じゃなくて!
「私もかなとの相手は大好きだよ。かなとは抱き心地も良いし、声も可愛い。何よりイっている時の顔が良いね。ちょっとつらそうに顔を見て歪めながら、私にぎゅっと抱きついて……ああ!堪らないよ、かなと!中に出したい!」
「ちょっと!ちょっとメリぃーーー!あんっ!!」
気持ち良い、メリの精液をいっぱいお腹に貰って、僕はどうやら今日何度目かわからない魔力放出をしたようだ。
「ワードでかなとを縛りたくないんだ。かなと、エッチに弱いでしょう?暴れられる前に、気持ちよくなっちゃえば」
「メリ、最低だよぉ!」
ぐすん、ぐすん。僕はちょっと泣いたけど、縋り付く相手はメリしかいないんだ。後、メリのアレがちょっと大きくなったから、嬉しかったの?
「ああ、かなと!泣いてる顔も可愛い。いっぱいやりたい」
「メリの馬鹿ぁ……」
「魔王かなと、本当に申し訳ないと思っています」
「……うう、服着たい」
「着衣プレイだね?」「メリ、黙って!」
僕とメリの乗っている大きなベッドの横に宰相さんと呼ばれた人が立っていて、僕に色々教えてくれた。
メリが王子様のこのウォルター国は旱魃と病気で死に絶える寸前なんだって。外をチラリと見ると、大地は赤茶け、草は枯れて……死にかけた人があちこちにもたれている。
テレビで見たことのある「酷い状態の国」その物だ。
「そこで外道の法と知りながら、私達は魔王召喚を行ったのです。魔王を捉え、その膨大な魔力で国を蘇らせる。それしか思いつかなかった……そして呼ばれた魔王がかなと様だったのです」
「ぼ、僕、普通の人間ですけど?!」
「何をおっしゃる!黒い髪はまごう事なき魔王の証!立派な角もあるではありませんか!」
へ?髪は日本人なら大体黒いし!角はなかったけど
「可愛いのが生えてる」
「ひゃん!!」
ぺろりとメリに角を舐めされた。なんか凄い気持ち良い!硬いのに!って角生えてた。
「かなと様には本当に、本当に申し訳ないと思っておりますが!どうか、どうか我が国の為にお願い致します!」
「ぼ、僕、何にも出来ないんだけど……?」
だってただの人間だったんだよ?!
「そんな事はないよ、かなと。もうかなとのお陰で雨がふったんだ!こんな雨、200年振りだよ、ありがとう。かなりの命が救われた」
「へ?」
「かなとが魔力放出してくれたから……ああ、かなとがイくといっぱい出るんだよ」
「へ、へ……?」
「つまり、かなとと私がやればやるほど国が助かる訳。だから、いっぱいやろうね」
「い、いや、いや待って?!メリ!?」
ぐぷん!僕の中のメリがまた一段と大きくなった。あ、気持ち良い……じゃなくて!
「私もかなとの相手は大好きだよ。かなとは抱き心地も良いし、声も可愛い。何よりイっている時の顔が良いね。ちょっとつらそうに顔を見て歪めながら、私にぎゅっと抱きついて……ああ!堪らないよ、かなと!中に出したい!」
「ちょっと!ちょっとメリぃーーー!あんっ!!」
気持ち良い、メリの精液をいっぱいお腹に貰って、僕はどうやら今日何度目かわからない魔力放出をしたようだ。
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