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21 私の知る根回しと私の知らない根回し
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「ああ!オイルマッサージ良いですわね。なんでも粗塩マッサージが流行っていたらしいのですが、あれは痛くて」
「あれは人を選びますからね」
私はあちこちの発言力の高いご夫人にエステをご堪能いただき、協力を取り付けて行く。怪我や不調はお茶会などを通じて治して差し上げたり……え?個人的な事にしか使ってないですって?
仕方がないじゃない。お祖父様に止められてるもの。だからお祖父様の目がない女性達だけのお茶会でコソコソしているのよね。
どうもお祖父様は私が「何か」するのをやめさせたいみたいなのよね。うーん、女性は大人しく着飾って笑っていれば良いって考え方の人ではないはずなんだけれど。
勉強もしようとしたけれど、家庭教師も最低限で良いと言われるし。とりあえず、女官の1人に語学に詳しい人がいたから言葉だけは教えて貰っているわ。何か私の知らない所で知らない事が起こっているんでしょうね。
「ゲームとその世界で生きているのは訳が違うものね」
シシリーが学園に行ける歳なのに行っていないのもその辺に理由があるのかもしれないわね。
「エドガーとの接点がないのよねぇ」
エドガーはシシリーの婚約者だけれども、ゲームでは落とし易くてチョロい。シシリーとの仲が冷え切っているのでコロリとルーナに寝返る。
「ま、シシリーも悪い」
シシリーはエドガーの事を蔑んでいる。
「皇女である私が何故降嫁しなきゃならないの!」
そりゃ皇女だからだろ、とゲーム画面に何度かツッコミを入れた。でもエドガーは公爵家の跡取り息子だからこの国では最高に近い位素晴らしい嫁入り先なのに、シシリーは何故か知らないがもっと良い嫁入り先を求めた。意味が分からない所よ。そしてデブ専な隣国へ出荷されちゃうんだけどね。
「エドガーで良いじゃん……むしろエドガー良いよ、イケメンだし」
ちょっとシシリーに対して気弱な一面を持っているが、それはずっとシシリーが虐めて来たからで……。
「……これから謝っても無理かな……」
溜息をつくしかない。今までのシシリーの悪行でエドガーとの関係は最悪のままだし、きっとルーナはエドガーを攻略してると思う。だってチョロいもん。
そして……私は太陽の王子と星の騎士を選ぶ資格を持っていない。
「あーあ。宝物って何で4個なんだろう。5個有れば良かったのに」
シェリー、イヴォンヌ、ニーナ、サンドラに宝物を渡してしまったから私の分はない。
だって仕方がないわ。ゲームであの4人の死に様は酷い物ばかりだったもの。友人がそんな目に遭うのを知りながら無視なんて出来なかった。
「私は痩せれば何とかなる気がするし……」
あの4人より権力もあるから、何とかなると信じてるしゲームでも死ぬとは明記されてなかったから……。
「エドガーに手紙書いてみよう。無視されるかもだけど……」
エドガー嫌いじゃないんだよねぇ……茶色の髪に緑の瞳のわんこ系攻略者を思い出してちょっとニンマリしてしまった。
「あれは人を選びますからね」
私はあちこちの発言力の高いご夫人にエステをご堪能いただき、協力を取り付けて行く。怪我や不調はお茶会などを通じて治して差し上げたり……え?個人的な事にしか使ってないですって?
仕方がないじゃない。お祖父様に止められてるもの。だからお祖父様の目がない女性達だけのお茶会でコソコソしているのよね。
どうもお祖父様は私が「何か」するのをやめさせたいみたいなのよね。うーん、女性は大人しく着飾って笑っていれば良いって考え方の人ではないはずなんだけれど。
勉強もしようとしたけれど、家庭教師も最低限で良いと言われるし。とりあえず、女官の1人に語学に詳しい人がいたから言葉だけは教えて貰っているわ。何か私の知らない所で知らない事が起こっているんでしょうね。
「ゲームとその世界で生きているのは訳が違うものね」
シシリーが学園に行ける歳なのに行っていないのもその辺に理由があるのかもしれないわね。
「エドガーとの接点がないのよねぇ」
エドガーはシシリーの婚約者だけれども、ゲームでは落とし易くてチョロい。シシリーとの仲が冷え切っているのでコロリとルーナに寝返る。
「ま、シシリーも悪い」
シシリーはエドガーの事を蔑んでいる。
「皇女である私が何故降嫁しなきゃならないの!」
そりゃ皇女だからだろ、とゲーム画面に何度かツッコミを入れた。でもエドガーは公爵家の跡取り息子だからこの国では最高に近い位素晴らしい嫁入り先なのに、シシリーは何故か知らないがもっと良い嫁入り先を求めた。意味が分からない所よ。そしてデブ専な隣国へ出荷されちゃうんだけどね。
「エドガーで良いじゃん……むしろエドガー良いよ、イケメンだし」
ちょっとシシリーに対して気弱な一面を持っているが、それはずっとシシリーが虐めて来たからで……。
「……これから謝っても無理かな……」
溜息をつくしかない。今までのシシリーの悪行でエドガーとの関係は最悪のままだし、きっとルーナはエドガーを攻略してると思う。だってチョロいもん。
そして……私は太陽の王子と星の騎士を選ぶ資格を持っていない。
「あーあ。宝物って何で4個なんだろう。5個有れば良かったのに」
シェリー、イヴォンヌ、ニーナ、サンドラに宝物を渡してしまったから私の分はない。
だって仕方がないわ。ゲームであの4人の死に様は酷い物ばかりだったもの。友人がそんな目に遭うのを知りながら無視なんて出来なかった。
「私は痩せれば何とかなる気がするし……」
あの4人より権力もあるから、何とかなると信じてるしゲームでも死ぬとは明記されてなかったから……。
「エドガーに手紙書いてみよう。無視されるかもだけど……」
エドガー嫌いじゃないんだよねぇ……茶色の髪に緑の瞳のわんこ系攻略者を思い出してちょっとニンマリしてしまった。
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