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キノコ転生
4 フィル**
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「ヨースケさんは小さいと聞きましたが」
フィルは部屋を掃除しながら俺を見る。
「あー殺されたアルトと一緒に土に埋まってたからな。アルトの体を養分にしたらしい。キノコだからな」
俺も掃除を手伝う。数年分の埃は手強い。
「へえ!じゃあもしかしてアルト様の記憶はどうです?」
「……そこそこありそうだ」
「やった!!ヨースケさん!最高!」
フィルは俺にぎゅっと抱きついて来た。
「おいおい、大丈夫か?腹壊すぞ?」
「あ、ウスベニ裏毒茸でしたっけ?腹痛の薬用意して置かなきゃ!」
こうしてフィルとの生活が始まった。
アルトの色々な事を受け継いだ俺は、色々アルトよりの考えをするようになった。
アルトは俺が思った以上に偉い魔術師で、人造生命……ホムンクルスを造る技術においては、かなりの実力を持っていた。
フィルの話では完全なホムンクルスはアルトしか造った事がなく、アルトが死んだ後は誰もまだ成功していないらしい。
「ふーん。アルトの成功って俺の事?」
「そう!ヨースケしかまだホムンクルスはいないんだ!だから色々教えて欲しい」
まあ、俺にわかる事なら。その日から俺とフィルとの生活が始まった。
何かにつけて人の生活は疲れる。キノコは気楽だよなーなんて思ってもみるが、それは俺の生育場所が良くて、踏まれたり蹴られたり、虫に喰われたりしなかったから。
安全という点ではやはり人間の方が安全か?服を着てフィルに飯を作り水を飲んで……今回は俺も物を食える様だ。
何せほぼ、アルトだ。アルトの体を乗っ取ったのではなく、吸収して再構築した。そんな感じだ。
人間だった頃の記憶があるから体の構造も大体理解している。だから、造れたようだ。
「今回はついてます!ほぼ男だな!」
「今回はってことは、前は?」
「何にもなかった!つるっつる。たぶんその辺はアルトが考えて造らなかったんだろう。手を抜くと人間そっくりにはならんってことだ」
フィルはアルトよりお馬鹿さんだった。
「ねぇ……ヨースケ……内部ってどうなってんの……?」
夜に迫ってきた時は、こいつは阿呆だと確信した。
「良く聞け、フィル。ほぼ人間の形をしているが、俺はキノコだ!」
「知ってるし!」
「ついでに言うと毒キノコだ!完全に腹をこわすぞ!」
「知ってるってば!」
「あーもー知らないからなー!どうなるかなんて、やったことねーもん」
キノコに欲情するか?普通。俺を起こしたフィルをマスターだと認識している。だから、マスターの言う事はなるべく聞いてやりたい……。
「あ、あふ……っ」
濃厚なキスをして……フィルは一週間腹を壊して寝込んだ。
「やっぱりね!」
「ウスベニ裏毒茸の味がわかりました….美味しかったです……」
「阿呆だろ!お前!」
俺の体液はキノコ風味らしい、腹壊すけど。少しアダルトに俺とフィルの暮らしは続いた。
「ヨースケ!ついに出来た!解毒剤!」
「お前、ホント救いようのない阿呆だねー」
ホムンクルスの研究どうした?お前はそのためにアルトの家を受け継いだんだろう?
なのになんで全力でウスベニ裏毒茸の解毒剤作ってんの?
「キノコにナニを突っ込もうとする変態がいる。目の前にいる」
「キノコって気持ちよくなるの?」
「知らん!!」
「あーーーっ!ほ、胞子出ちゃうーーーっ!」
「胞子なんだ!!」
「らめぇ!秋でもないのに出ちゃうのぉーー!!」
結果、たくさん胞子が飛んで、フィルは一週間寝込んだ。
「胞子強烈……」
「ごめん……」
掃除をサボると家のあちこちから、ウスベニ裏毒茸が生えるようになってしまった。
「俺とお前の子供だよ」
「かーっ!毒キノコ!」
フィルはもうちょっと強力な解毒剤を開発し、秋でもないのに俺は胞子を飛ばす生活だ。阿呆だろ?
フィルは部屋を掃除しながら俺を見る。
「あー殺されたアルトと一緒に土に埋まってたからな。アルトの体を養分にしたらしい。キノコだからな」
俺も掃除を手伝う。数年分の埃は手強い。
「へえ!じゃあもしかしてアルト様の記憶はどうです?」
「……そこそこありそうだ」
「やった!!ヨースケさん!最高!」
フィルは俺にぎゅっと抱きついて来た。
「おいおい、大丈夫か?腹壊すぞ?」
「あ、ウスベニ裏毒茸でしたっけ?腹痛の薬用意して置かなきゃ!」
こうしてフィルとの生活が始まった。
アルトの色々な事を受け継いだ俺は、色々アルトよりの考えをするようになった。
アルトは俺が思った以上に偉い魔術師で、人造生命……ホムンクルスを造る技術においては、かなりの実力を持っていた。
フィルの話では完全なホムンクルスはアルトしか造った事がなく、アルトが死んだ後は誰もまだ成功していないらしい。
「ふーん。アルトの成功って俺の事?」
「そう!ヨースケしかまだホムンクルスはいないんだ!だから色々教えて欲しい」
まあ、俺にわかる事なら。その日から俺とフィルとの生活が始まった。
何かにつけて人の生活は疲れる。キノコは気楽だよなーなんて思ってもみるが、それは俺の生育場所が良くて、踏まれたり蹴られたり、虫に喰われたりしなかったから。
安全という点ではやはり人間の方が安全か?服を着てフィルに飯を作り水を飲んで……今回は俺も物を食える様だ。
何せほぼ、アルトだ。アルトの体を乗っ取ったのではなく、吸収して再構築した。そんな感じだ。
人間だった頃の記憶があるから体の構造も大体理解している。だから、造れたようだ。
「今回はついてます!ほぼ男だな!」
「今回はってことは、前は?」
「何にもなかった!つるっつる。たぶんその辺はアルトが考えて造らなかったんだろう。手を抜くと人間そっくりにはならんってことだ」
フィルはアルトよりお馬鹿さんだった。
「ねぇ……ヨースケ……内部ってどうなってんの……?」
夜に迫ってきた時は、こいつは阿呆だと確信した。
「良く聞け、フィル。ほぼ人間の形をしているが、俺はキノコだ!」
「知ってるし!」
「ついでに言うと毒キノコだ!完全に腹をこわすぞ!」
「知ってるってば!」
「あーもー知らないからなー!どうなるかなんて、やったことねーもん」
キノコに欲情するか?普通。俺を起こしたフィルをマスターだと認識している。だから、マスターの言う事はなるべく聞いてやりたい……。
「あ、あふ……っ」
濃厚なキスをして……フィルは一週間腹を壊して寝込んだ。
「やっぱりね!」
「ウスベニ裏毒茸の味がわかりました….美味しかったです……」
「阿呆だろ!お前!」
俺の体液はキノコ風味らしい、腹壊すけど。少しアダルトに俺とフィルの暮らしは続いた。
「ヨースケ!ついに出来た!解毒剤!」
「お前、ホント救いようのない阿呆だねー」
ホムンクルスの研究どうした?お前はそのためにアルトの家を受け継いだんだろう?
なのになんで全力でウスベニ裏毒茸の解毒剤作ってんの?
「キノコにナニを突っ込もうとする変態がいる。目の前にいる」
「キノコって気持ちよくなるの?」
「知らん!!」
「あーーーっ!ほ、胞子出ちゃうーーーっ!」
「胞子なんだ!!」
「らめぇ!秋でもないのに出ちゃうのぉーー!!」
結果、たくさん胞子が飛んで、フィルは一週間寝込んだ。
「胞子強烈……」
「ごめん……」
掃除をサボると家のあちこちから、ウスベニ裏毒茸が生えるようになってしまった。
「俺とお前の子供だよ」
「かーっ!毒キノコ!」
フィルはもうちょっと強力な解毒剤を開発し、秋でもないのに俺は胞子を飛ばす生活だ。阿呆だろ?
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