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キノ殺
22 シャラ
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「俺は拉致されました」
「はい」
「自由がないのは分かっています」
「そうですね」
「しかし、それなりの扱いはして頂きたいと思うのですが」
「大切に扱っていますよ?」
「俺は男ですよ?」
「ええ、しっかり昨晩確認させていただきました」
「これはないっ!!」
俺はキノコだ!じゃなくて!前ゼードラウン国王・エドヴァルド、34歳!しかし諸事情で24歳をキープしてます!
そんな男にだ!
「白いドレスを着せるんじゃない!」
しかも南国仕様で深い深いスリットが入ってる奴!
「良いではないですか、私と揃いですよ」
「ついでに枷は外して頂きたい!」
金の良い音がする鎖で両手は繋がれている。見ようによってはブレスレットに見えなくもないが、枷は枷だ。
「大丈夫ですよ、こんなおもちゃの鎖。引きちぎることなど簡単です」
おもちゃの鎖をちぎれなくてすみませんね!!キノコ舐めんな!
「あと、変なところ撫でないで!」
そのスリットから手を突っ込んでいる不埒者が1人。
「変ではないです。可愛い所です」
「だからやめ……っあっ!」
そこダメ!そこアウトな所!らめーっ!
「わがままな妻というのも可愛いですが、今は少し静かにして頂きましょうか?」
「妻じゃないし!」
「して、シャラよ。首尾は?」
「エドヴァルド様はここに」
ほうしが……いっこ….ほうしがにこ……ああん、たくさぁん……。
「……助力は得られそうか?」
「お願いすればなんとか」
「そ、そうか」
「成功の暁には、私の妻にエドヴァルド様をお迎えするとこをお許ししていただけますな?父上」
「約束しよう」
ほうしはこんなあついところじゃ休眠しちゃうよおー。
散々鳴された挙句抱き上げられ、何処かに連れて行かれたようだが、頭がふわふわして良くわからなかった。
シャラ殿め!恐ろしい技を持っているな!
「見えますか?エドヴァルド様。あれがレジル火山です」
「見事に活動中ですねぇ」
赤いマグマが見え、黒い煙がもうもうと上がっている。
「半年前、火の精霊王様の怒りが爆発してからあの様子なのです。街は燃え、火山からの灰で作物も全て駄目になり、人々は病に苦しんでおります」
「巫女は立てられました?」
「……巫女、とは?」
そこからでした!俺は頭を抱えてしまった。
「お役に立てることがありそうです……火の精霊王にお伺いをたてましょうか……」
火山に近づけるだけ近づいて
《権限行使 精霊王》
「すいませーん、おじゃましまーす」
「キノコやん。それ以上近づくと焼きキノコやで?」
全くだ。
「でなーーーもうワシ我慢ならんくてドッカンしてまったんよー!なのにこいつらすんませんのひとっこともなくってもーマジ切れる寸前っーかもーどーなってるの?!」
「精霊王様申し訳ございませんっ」
シャラ殿は平伏す。
「どこもなんだけど、精霊王を祀る文化が、廃れてるんだよねー。水の精霊王も1人で寂しかったってさ」
「もーどーなってん!人族!ワシは温厚な精霊王だからここまで我慢してやったのに!もーもー!」
うんうん。分かる分かる!まあこれならすぐなんとかなりそう。
「じゃあすぐに巫女とか、嫁とか取りましょうよ。どんな子が好みですか??今なら好きな子呼べるんじゃないです??」
うーん?火の精霊王は考えて
「じゃあキノコちゃん、嫁になってよ」
「嫌です」
「駄目です!!」
レジル火山はもう一度ドッカンした。
「はい」
「自由がないのは分かっています」
「そうですね」
「しかし、それなりの扱いはして頂きたいと思うのですが」
「大切に扱っていますよ?」
「俺は男ですよ?」
「ええ、しっかり昨晩確認させていただきました」
「これはないっ!!」
俺はキノコだ!じゃなくて!前ゼードラウン国王・エドヴァルド、34歳!しかし諸事情で24歳をキープしてます!
そんな男にだ!
「白いドレスを着せるんじゃない!」
しかも南国仕様で深い深いスリットが入ってる奴!
「良いではないですか、私と揃いですよ」
「ついでに枷は外して頂きたい!」
金の良い音がする鎖で両手は繋がれている。見ようによってはブレスレットに見えなくもないが、枷は枷だ。
「大丈夫ですよ、こんなおもちゃの鎖。引きちぎることなど簡単です」
おもちゃの鎖をちぎれなくてすみませんね!!キノコ舐めんな!
「あと、変なところ撫でないで!」
そのスリットから手を突っ込んでいる不埒者が1人。
「変ではないです。可愛い所です」
「だからやめ……っあっ!」
そこダメ!そこアウトな所!らめーっ!
「わがままな妻というのも可愛いですが、今は少し静かにして頂きましょうか?」
「妻じゃないし!」
「して、シャラよ。首尾は?」
「エドヴァルド様はここに」
ほうしが……いっこ….ほうしがにこ……ああん、たくさぁん……。
「……助力は得られそうか?」
「お願いすればなんとか」
「そ、そうか」
「成功の暁には、私の妻にエドヴァルド様をお迎えするとこをお許ししていただけますな?父上」
「約束しよう」
ほうしはこんなあついところじゃ休眠しちゃうよおー。
散々鳴された挙句抱き上げられ、何処かに連れて行かれたようだが、頭がふわふわして良くわからなかった。
シャラ殿め!恐ろしい技を持っているな!
「見えますか?エドヴァルド様。あれがレジル火山です」
「見事に活動中ですねぇ」
赤いマグマが見え、黒い煙がもうもうと上がっている。
「半年前、火の精霊王様の怒りが爆発してからあの様子なのです。街は燃え、火山からの灰で作物も全て駄目になり、人々は病に苦しんでおります」
「巫女は立てられました?」
「……巫女、とは?」
そこからでした!俺は頭を抱えてしまった。
「お役に立てることがありそうです……火の精霊王にお伺いをたてましょうか……」
火山に近づけるだけ近づいて
《権限行使 精霊王》
「すいませーん、おじゃましまーす」
「キノコやん。それ以上近づくと焼きキノコやで?」
全くだ。
「でなーーーもうワシ我慢ならんくてドッカンしてまったんよー!なのにこいつらすんませんのひとっこともなくってもーマジ切れる寸前っーかもーどーなってるの?!」
「精霊王様申し訳ございませんっ」
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うんうん。分かる分かる!まあこれならすぐなんとかなりそう。
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レジル火山はもう一度ドッカンした。
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