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帝国風キノコ
38 見合ったものを
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キノコ宮を出て、王宮へ。
「新龍帝国とは?」
「ゼードラウンと北森林を挟んだ巨大な帝国です……今までは表立って諍いを起こしておりませんでしたが、とうとう来たかと言う所ではあります」
「なるほど」
何かきっかけがあったのかもしれないが、俺達には分かり得ない事だ。
「どうなんだ、セアン」
「まず無理です。おじさま」
「7年じゃ無理か」
「龍は強い」
俺が王だった頃から、ゼードラウンの戦力は低い。俺自身も戦いはからきしだし、乱れた内政を立て直すのが最優先だったからだ。
「俺の時は隣接じゃなかったよな」
「獲りましたから」
領土を拡大したって言ってたもんな。勝てたからやり過ぎたか。
俺たちは国の重鎮が揃った会議室に到着した。侍従が扉を開けると、一斉に視線が集まる。……俺に。
「……そうだった……」
7年。されど7年だが、たかが7年なのだ。俺が拉致された当時の面々も残っているんだった。
「エドヴァルド様!」
そうだった……そうだったんだ。セアン達がずっと俺をキノコ宮に閉じ込めておくから、王宮のほうにほぼ出向いてなかった。忘れてたわー。
手を上げて制し、偉そうな顔をしておく。
「今、解決すべき事を」
皆、1つ頷き席についた。
「前置きは良い。向こうの条件はなんだ?」
ゼードラウンの戦力が低い事を知っての宣戦布告ならば、何かこの国から奪いたい物があってのことかもしれない。
セアンは宣戦布告の使者が持って来たと言う書面を受け取り、読み終わると
「ふざけるな!」
と、机を叩きつけた。余程酷い内容だったのか。
「私も見て良いかな?」
「駄目です!」
きつい口調でセアンが止める。そんなに俺に見せたくない内容なのか?気になるじゃないか。
セアンと……リィム以外の顔を見渡せばほとんど頷いたので、紙を奪い取るように見た。
そこそこの金額の要求とその下の文面を見て思わず吹き出した。
「く、くくっ!帝国といってもそこまで情報収集は、くくっないようだな?」
「お、おじさま!笑い事ではありません!私達には大問題ですっ!」
セアンが食い下がった。
「一体どこからもれたのでしょう!許せません!!」
リィムが怒りを露わにしている。ブラウとアーテルもあり得ない!と憤慨しているが、その他は意味が分からず、と行った所だ。
「そりゃあ、噂はあったよな?アレを丸呑みにしたのか?全く実に下らないが」
怒る4人を見て言わねばならない。
「ずいぶん割のいい取引じゃないか?これで戦争は回避できる」
ざわりと、会議室は揺れた。回避できるとはどういう事なのだと。
「い、嫌です!おじさま!」
「せっかく私達の所に帰ってきてくださったのに!」
吠える子供達に苦言を呈さなければならない。
「では何故、勝てぬ国の側まで手を出した?」
「っ!」
「気付いていないはずはないだろう?この国の戦力が低いのに、領土は広い。守る力は強いかもしれんが、攻め返す力がないことに」
だから、こんな訳の分からない要求を突きつけられるんだ。
「調子に乗るから痛い目をみるんだ、セアン。いい教訓になったろう?」
「しかし!」
「どうしようもないよ。分かっているんだろう?これが最善だと、これ以外方法はないと」
ただならぬやり取りに、口を挟む者がいた。
「王、そしてエドヴァルド様!我々にも分かる様にご説明をお願い致します!」
そうだなぁ、皆んな置いてきぼりだもんなー。子供達がごねるから悪いんだが、説明は必要だな。
「なぁに、私の首一つで済みそうだなと思ってな?」
「エドヴァルド様?!どういう事ですか!!」
いわく、ゼードラウンの王宮には隠された至宝があると。
いわく教会には大聖女様がいて、様々な癒しと奇跡の技を使うと。
いわく高貴な姫君が傅かれているのだとか
署名にはこの三つに当てはまる人物3人を差し出すように、と書かれていた。
馬鹿だねー。
「最後の一つはどうか知らないが、上の二つは私の事だ……多分。子供達のお遊びから生まれた噂に振り回されるとは、なんともお粗末な」
1度言葉を切り、続ける。
「しかし、我が国はそのお粗末な要求を飲まねばならない」
もう誰かを責めたり、過去の行いを悔やんだりする時は過ぎている。
「……嫌です!嫌です!おじさま!」
「わたしも絶対にいやですっ」
「おじさま!どこにも行かないで!」
「お願いします!おじさま!」
……ただの毒キノコをこんなに慕ってくれてありがとうな。ただの17歳の子供なら、その願いは叶えてあげられただろう。
でもお前たち4人はただの子供では無くなった。……大体俺のせいだがな。
「王様って大変だな、セアン」
「嫌です!嫌ですっ!行かないで!!」
泣いているんだね?セアン。それでも俺は行かなくちゃ。もしかしたら、戻ってこれるかも……いや、薄い希望は持たない方が良いだろう。
「まだ17だもんな」
頭を撫でてやる。おーよしよし泣くのはおよし。
「初めて会う顔もあるだろう、久しぶりの顔も多いな。……甥達を頼む」
皆一様に頷いてくれる。俺とエドヴァルドが行った血の断罪で、心ある者しか残さなかった。流石に7年で腐敗されては困るからな!
若い王を諫め、慰め、盛り立てて行くのは何も俺じゃなくても良いはずだ。
「さて、お粗末な要求を飲みに行かねばな?納得してくれれば良いが、ゴネられるとどうしようも無いんだがなあ」
「おじさまっ!」
「……キノコを毟ってでも行かせないっ!」
過激派だな。
「ブラウ、アーテル。取り押さえられたいのか?私を失望させないでくれ」
こう言えば賢い子供達はぐっと己を抑えるのを知っている。ずるいやり方だとは思うが7歳チームがやってくる前に、終わらせておかなければならない。
あのお子様達は自分が子供だという事を十二分に理解し、「子供の特権」を行使して、「大人の算段」を粉々に破壊しようとしてくる。
あの子供達にキノコ握られて、簀巻きにされたら、何も出来なくなる訳だ。子供と言うのは自分のわがままを押し通す為に、色々なものを犠牲にしても許される時がある。
今回は許すわけには行かないが、追い詰められたセアン達がどんな結論を出すか読めない所もある。
「使者殿はまだおられるのだろう?私がお会いしてよろしいか?」
「こちらです!エドヴァルド様!」
見知った顔が私を連れて行ってくれるようだ。助かる。
彼も事を急がねば若い王が間違った判断と暴走をするかもしれないと懸念しているのだ。
何せ、領土拡大を止められなかったのだろうから。
「神龍帝国の使者殿は玉座の間に」
「……分かった」
足早に急ぐ。国の公式の者として会う服装でないのかもしれないが、今は急がねば。
「小さい子供達には気づかれてないか?」
「もうしばらくは持つかと。ファロ様やフォイア様に駄々を捏ねられますと、誰も止める事が出来ません故」
「ははっ!だろうな!」
あの2人が大きくなれば、戦力の点では補ってもらえそうだ。だが、それは今ではない。
「……エドヴァルド様、申し訳ございません」
見知った顔、名前は正直忘れたが……深々と頭を垂れる。良いじゃないか、復活キノコの上手な活用法だと思うぞ?
「7年より前はもっと大変なこともあったじゃないか。それに比べたら難しい事ではないよ」
何せたくさんの味方がいるのだからね。俺は笑って、扉を潜った。
「新龍帝国とは?」
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「なるほど」
何かきっかけがあったのかもしれないが、俺達には分かり得ない事だ。
「どうなんだ、セアン」
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「俺の時は隣接じゃなかったよな」
「獲りましたから」
領土を拡大したって言ってたもんな。勝てたからやり過ぎたか。
俺たちは国の重鎮が揃った会議室に到着した。侍従が扉を開けると、一斉に視線が集まる。……俺に。
「……そうだった……」
7年。されど7年だが、たかが7年なのだ。俺が拉致された当時の面々も残っているんだった。
「エドヴァルド様!」
そうだった……そうだったんだ。セアン達がずっと俺をキノコ宮に閉じ込めておくから、王宮のほうにほぼ出向いてなかった。忘れてたわー。
手を上げて制し、偉そうな顔をしておく。
「今、解決すべき事を」
皆、1つ頷き席についた。
「前置きは良い。向こうの条件はなんだ?」
ゼードラウンの戦力が低い事を知っての宣戦布告ならば、何かこの国から奪いたい物があってのことかもしれない。
セアンは宣戦布告の使者が持って来たと言う書面を受け取り、読み終わると
「ふざけるな!」
と、机を叩きつけた。余程酷い内容だったのか。
「私も見て良いかな?」
「駄目です!」
きつい口調でセアンが止める。そんなに俺に見せたくない内容なのか?気になるじゃないか。
セアンと……リィム以外の顔を見渡せばほとんど頷いたので、紙を奪い取るように見た。
そこそこの金額の要求とその下の文面を見て思わず吹き出した。
「く、くくっ!帝国といってもそこまで情報収集は、くくっないようだな?」
「お、おじさま!笑い事ではありません!私達には大問題ですっ!」
セアンが食い下がった。
「一体どこからもれたのでしょう!許せません!!」
リィムが怒りを露わにしている。ブラウとアーテルもあり得ない!と憤慨しているが、その他は意味が分からず、と行った所だ。
「そりゃあ、噂はあったよな?アレを丸呑みにしたのか?全く実に下らないが」
怒る4人を見て言わねばならない。
「ずいぶん割のいい取引じゃないか?これで戦争は回避できる」
ざわりと、会議室は揺れた。回避できるとはどういう事なのだと。
「い、嫌です!おじさま!」
「せっかく私達の所に帰ってきてくださったのに!」
吠える子供達に苦言を呈さなければならない。
「では何故、勝てぬ国の側まで手を出した?」
「っ!」
「気付いていないはずはないだろう?この国の戦力が低いのに、領土は広い。守る力は強いかもしれんが、攻め返す力がないことに」
だから、こんな訳の分からない要求を突きつけられるんだ。
「調子に乗るから痛い目をみるんだ、セアン。いい教訓になったろう?」
「しかし!」
「どうしようもないよ。分かっているんだろう?これが最善だと、これ以外方法はないと」
ただならぬやり取りに、口を挟む者がいた。
「王、そしてエドヴァルド様!我々にも分かる様にご説明をお願い致します!」
そうだなぁ、皆んな置いてきぼりだもんなー。子供達がごねるから悪いんだが、説明は必要だな。
「なぁに、私の首一つで済みそうだなと思ってな?」
「エドヴァルド様?!どういう事ですか!!」
いわく、ゼードラウンの王宮には隠された至宝があると。
いわく教会には大聖女様がいて、様々な癒しと奇跡の技を使うと。
いわく高貴な姫君が傅かれているのだとか
署名にはこの三つに当てはまる人物3人を差し出すように、と書かれていた。
馬鹿だねー。
「最後の一つはどうか知らないが、上の二つは私の事だ……多分。子供達のお遊びから生まれた噂に振り回されるとは、なんともお粗末な」
1度言葉を切り、続ける。
「しかし、我が国はそのお粗末な要求を飲まねばならない」
もう誰かを責めたり、過去の行いを悔やんだりする時は過ぎている。
「……嫌です!嫌です!おじさま!」
「わたしも絶対にいやですっ」
「おじさま!どこにも行かないで!」
「お願いします!おじさま!」
……ただの毒キノコをこんなに慕ってくれてありがとうな。ただの17歳の子供なら、その願いは叶えてあげられただろう。
でもお前たち4人はただの子供では無くなった。……大体俺のせいだがな。
「王様って大変だな、セアン」
「嫌です!嫌ですっ!行かないで!!」
泣いているんだね?セアン。それでも俺は行かなくちゃ。もしかしたら、戻ってこれるかも……いや、薄い希望は持たない方が良いだろう。
「まだ17だもんな」
頭を撫でてやる。おーよしよし泣くのはおよし。
「初めて会う顔もあるだろう、久しぶりの顔も多いな。……甥達を頼む」
皆一様に頷いてくれる。俺とエドヴァルドが行った血の断罪で、心ある者しか残さなかった。流石に7年で腐敗されては困るからな!
若い王を諫め、慰め、盛り立てて行くのは何も俺じゃなくても良いはずだ。
「さて、お粗末な要求を飲みに行かねばな?納得してくれれば良いが、ゴネられるとどうしようも無いんだがなあ」
「おじさまっ!」
「……キノコを毟ってでも行かせないっ!」
過激派だな。
「ブラウ、アーテル。取り押さえられたいのか?私を失望させないでくれ」
こう言えば賢い子供達はぐっと己を抑えるのを知っている。ずるいやり方だとは思うが7歳チームがやってくる前に、終わらせておかなければならない。
あのお子様達は自分が子供だという事を十二分に理解し、「子供の特権」を行使して、「大人の算段」を粉々に破壊しようとしてくる。
あの子供達にキノコ握られて、簀巻きにされたら、何も出来なくなる訳だ。子供と言うのは自分のわがままを押し通す為に、色々なものを犠牲にしても許される時がある。
今回は許すわけには行かないが、追い詰められたセアン達がどんな結論を出すか読めない所もある。
「使者殿はまだおられるのだろう?私がお会いしてよろしいか?」
「こちらです!エドヴァルド様!」
見知った顔が私を連れて行ってくれるようだ。助かる。
彼も事を急がねば若い王が間違った判断と暴走をするかもしれないと懸念しているのだ。
何せ、領土拡大を止められなかったのだろうから。
「神龍帝国の使者殿は玉座の間に」
「……分かった」
足早に急ぐ。国の公式の者として会う服装でないのかもしれないが、今は急がねば。
「小さい子供達には気づかれてないか?」
「もうしばらくは持つかと。ファロ様やフォイア様に駄々を捏ねられますと、誰も止める事が出来ません故」
「ははっ!だろうな!」
あの2人が大きくなれば、戦力の点では補ってもらえそうだ。だが、それは今ではない。
「……エドヴァルド様、申し訳ございません」
見知った顔、名前は正直忘れたが……深々と頭を垂れる。良いじゃないか、復活キノコの上手な活用法だと思うぞ?
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