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ん?キノコの様子が……?
51 側妃
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「デタラメだとよかったのだがな。どうなのだ?イルセリオ公爵?」
マルマルーンの後ろで彼女そっくりなまん丸がガタガタ震えている。
「マ、マデリーン……冗談だと思っていたのに……本気で、本気で正妃様に楯突こうと思ったのか……今まで陛下のお慈悲で後宮に住まわせてもらっておったのに!も、申し訳!申し訳ございません!」
まん丸オヤジは……確かドンナ・イルセリオ公爵。俺が来た頃はニヤニヤと笑う薄汚いオヤジだったが、改革が進むにつれさっと転身して真面目になった金融大臣だ。
転身してからの働きぶりは大した者で、誰からの賄賂を受け取る事もなく、評価に値する人物だ。
床に平伏し、イルセリオ公爵は涙した。
「我が娘が許されざる事を致しました。陛下より賜りし、領地も全てお返し致します。後始末は我が手で引かせてくださりますようお願い申し上げます」
「お父様?!何をおっしゃるのです?!わたくしは陛下の為を思って、あの得体の知れない男娼を排除しようとしただけです!正しいことなのですわ!」
イルセリオ公爵の青い顔は白を通り越して土気色に変わった。娘の頭を掴んて、ゴッといい音が響くくらい、床に打ち付けた。
「たわけ者!!ここまで頭のおかしい娘だとは思わなんだ!龍巫女様の占いの方、更には帝国千年の礎を築いた方によりにもよって得体の知れないだと?!」
「い、たあい……おとうさまぁ!だってへいかはぁあすより、その男娼をすて、わたくしのところにまいられますのよぉ?」
ゼルを見上げるでもなくイルセリオ公爵は娘を怒鳴りつける。
「そんなことある訳なかろう!!何年も後宮に置いていただいても1度も陛下に触れていただいたこともないお前の所にいらっしゃる訳がない!」
俺はちらっと隣ゼルを見ると目が合う。
「そうなの?」
「俺にも好みと言う物があるからな」
「明日から食べたくなるんだ?」
「明日も同じキノコを食べるんだが?嫉妬か?可愛いな」
あ、そうですか。毒があるからお気をつけくださーい。
「え……違うの?マデリーン様……陛下が早いうちに正妃を捨てるから、わたくしとマデリーン様でお慰めしましょうねと約束したのに……!」
青くなって今更ながらにナハシュラはガタガタと震えだした。
「エドヴァルド様はもう御寵愛を失っておられるから、使用人はすぐに解雇されるって……今やめるのも、後でやめるのも変わらないから……辞めさせても良いんだって」
「御寵愛失ったってよ?」
俺はこそこそとゼルに話しかける。
「そうか、それは知らなかった、俺も初耳だ。使用人もいなくなっては不便だろう?俺の部屋に住み込ませてやろう。何せお前の宮はたまに入れて貰えないからな」
「ははっ!頼もしいだろう?」
主人は俺のはずなんだがなぁと笑う。うちの使用人は本当に頼もしい。
「やだぁナハシュラ様ぁ嘘じゃないですよぉ。明日になれば分かりますぅ明日、あの席に座っているのは間違いなくわたくしなのですから」
マデリーンの口から出た言葉が、正しい物ではないと、流石のナハシュラも気がついた。しかも何の根拠も見当たらない、異常な妄想だと言う事に。
「うそ……うそよ!わ、わたくしは騙されたのよ!」
ナハシュラはキョロキョロと辺りを見回し、誰が自分を擁護してくれる人を探す。排斥寸前の側妃を喜んで庇うものは誰一人としていない。
「え……エドヴァルド様!お助け下さい!わたくしは騙されたのです!全てマデリーンの妄言に騙されたのです!」
何で俺に言うかなー?ちらりとゼルを見ると好きにしろと言っている。
「私に尽くしてくれたメイドに謝って貰いましょうか」
「何故!メイドごときに謝らねばならないのですか!」
俺は大仰にため息をついた。
「陛下、もう良いようです」
「お待ち下さい!エドヴァルド様!!わたくしは騙されたのです!!」
なんなんだ。謝るのは嫌、でも助けてくれとは。都合良すぎてだろう?被害者を気取れば許して貰えると思っているのかな?
「私に言わせれば、騙された事が1番の問題です。発言に力のある皇帝の側妃たるものが、なんの裏付けもない妄言に踊らされる。なんと恐ろしくなんと愚かなことか」
簡単に首を切れる地位の者がそれでは、下のものはどうしたら良いのだろう?どうしようもない。
「そ、それは!」「でも…」「だって」
言い訳にすらなっていない言い訳がしどろもどろに流れてくる。面倒だなぁ。
「ナハシュラさん、貴女は側妃になって何かしたのですか?」
「何か?!……何か……へ、陛下の為に……」
言葉が出てこない。そうだろう、だって何もしていないんだから。調べても、植物達に話を聞いても、ナハシュラとマデリーンは何一つ陛下の助けになる事をしていない。
まだ卵が一つも無かったなら、それでも多少は許されたかもしれない。しかし、俺がぽんぽこ産みまくった。
世継ぎの確保も終わり、たくさんのストックもできたのに、卵の1つも産めない側妃は別の実力を示すしかないのに。
「そう言う訳だ。後宮は取り潰す、以上だ」
「わた、わた、わたくしは!わたくしは!!」
ナハシュラはがっくりと膝をつく。何年後宮にいたかは知らないが、見た目はまだ若い。きっと次の嫁ぎ先もあるだろう。
まま!
キィンーー!と高い音が耳を突き抜けた。
はっと目の前に、小さなナイフを振り上げたマデリーンがいた。
「お前が死ねば、その場は私のものよぉおお!!」
刺される!俺は多少刺されても平気だが、卵はどうなる?!割れたら死んでしまう!
どうにか身をよじって、マデリーンから卵を守ろうとする。
ふんす!!
バン!大きな音がして、マデリーンは見えない壁に激突した。
「な、なに……これ」
透明な壁に阻まれて、マデリーンは鼻血を出しながらずるずると落ちて行く。
「衛兵っ!!!」
ゼルの声が遅れて響き、マデリーンは取り押さえられる。
まま、びっくりしたーね。ぱぱ、むのーだ。
辛辣なとても可愛い声が聞こえる。
「む、むのーって……無能、か?」
そう!それ!ままがぴんちだーからおきちゃったー。でもやっぱりねむいからねーるー。またねー!
「もしかして、卵か……」
その後、返事はなかった。
「今のは龍気の結界か?エドヴァルド、龍魔法が使えたのか?」
まさか。俺は首を振った。
「ゼル、むのーだとよ。」
「?!む、無能?!一体誰が」
腹をぽんぽん叩く。
「いやぁ私の子供は優秀だなぁ」
「まさか!卵がしゃべって魔法を使ったのか?!」
さあ?どうだろうね?ただ俺は魔法は使えない。ついでにゼルのことを可愛く「むのー」なんて呼んだりしない。
もっと薄汚い言葉で罵るからね。
……自分の事は「まま」って呼ばないし、「ぱぱ」とも言わない。
眠いって言ってたな、やっぱり卵の中で寝てるんだ。……魔法が使えるとキノコがはいってたりしないかなぁ!
「イルセリオ、お前の働きぶりに対して厳罰はせずともと思っておったが、流石にこれでは無理だ」
「そのお心遣いだけで、私は報われます」
イルセリオ公爵は深々と頭を下げて、衛兵に「牢へ連れて行ってくれ」と願い出た。
「ひぃ!ひぃ!!」
あまりの事にナハシュラは腰を抜かし、リンデールも青い顔をしている。刃物を向けられた俺が1番けろっとしているは場数のせいだな!
あんな小さなナイフでは、俺は殺せんよ?
マルマルーンの後ろで彼女そっくりなまん丸がガタガタ震えている。
「マ、マデリーン……冗談だと思っていたのに……本気で、本気で正妃様に楯突こうと思ったのか……今まで陛下のお慈悲で後宮に住まわせてもらっておったのに!も、申し訳!申し訳ございません!」
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床に平伏し、イルセリオ公爵は涙した。
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「お父様?!何をおっしゃるのです?!わたくしは陛下の為を思って、あの得体の知れない男娼を排除しようとしただけです!正しいことなのですわ!」
イルセリオ公爵の青い顔は白を通り越して土気色に変わった。娘の頭を掴んて、ゴッといい音が響くくらい、床に打ち付けた。
「たわけ者!!ここまで頭のおかしい娘だとは思わなんだ!龍巫女様の占いの方、更には帝国千年の礎を築いた方によりにもよって得体の知れないだと?!」
「い、たあい……おとうさまぁ!だってへいかはぁあすより、その男娼をすて、わたくしのところにまいられますのよぉ?」
ゼルを見上げるでもなくイルセリオ公爵は娘を怒鳴りつける。
「そんなことある訳なかろう!!何年も後宮に置いていただいても1度も陛下に触れていただいたこともないお前の所にいらっしゃる訳がない!」
俺はちらっと隣ゼルを見ると目が合う。
「そうなの?」
「俺にも好みと言う物があるからな」
「明日から食べたくなるんだ?」
「明日も同じキノコを食べるんだが?嫉妬か?可愛いな」
あ、そうですか。毒があるからお気をつけくださーい。
「え……違うの?マデリーン様……陛下が早いうちに正妃を捨てるから、わたくしとマデリーン様でお慰めしましょうねと約束したのに……!」
青くなって今更ながらにナハシュラはガタガタと震えだした。
「エドヴァルド様はもう御寵愛を失っておられるから、使用人はすぐに解雇されるって……今やめるのも、後でやめるのも変わらないから……辞めさせても良いんだって」
「御寵愛失ったってよ?」
俺はこそこそとゼルに話しかける。
「そうか、それは知らなかった、俺も初耳だ。使用人もいなくなっては不便だろう?俺の部屋に住み込ませてやろう。何せお前の宮はたまに入れて貰えないからな」
「ははっ!頼もしいだろう?」
主人は俺のはずなんだがなぁと笑う。うちの使用人は本当に頼もしい。
「やだぁナハシュラ様ぁ嘘じゃないですよぉ。明日になれば分かりますぅ明日、あの席に座っているのは間違いなくわたくしなのですから」
マデリーンの口から出た言葉が、正しい物ではないと、流石のナハシュラも気がついた。しかも何の根拠も見当たらない、異常な妄想だと言う事に。
「うそ……うそよ!わ、わたくしは騙されたのよ!」
ナハシュラはキョロキョロと辺りを見回し、誰が自分を擁護してくれる人を探す。排斥寸前の側妃を喜んで庇うものは誰一人としていない。
「え……エドヴァルド様!お助け下さい!わたくしは騙されたのです!全てマデリーンの妄言に騙されたのです!」
何で俺に言うかなー?ちらりとゼルを見ると好きにしろと言っている。
「私に尽くしてくれたメイドに謝って貰いましょうか」
「何故!メイドごときに謝らねばならないのですか!」
俺は大仰にため息をついた。
「陛下、もう良いようです」
「お待ち下さい!エドヴァルド様!!わたくしは騙されたのです!!」
なんなんだ。謝るのは嫌、でも助けてくれとは。都合良すぎてだろう?被害者を気取れば許して貰えると思っているのかな?
「私に言わせれば、騙された事が1番の問題です。発言に力のある皇帝の側妃たるものが、なんの裏付けもない妄言に踊らされる。なんと恐ろしくなんと愚かなことか」
簡単に首を切れる地位の者がそれでは、下のものはどうしたら良いのだろう?どうしようもない。
「そ、それは!」「でも…」「だって」
言い訳にすらなっていない言い訳がしどろもどろに流れてくる。面倒だなぁ。
「ナハシュラさん、貴女は側妃になって何かしたのですか?」
「何か?!……何か……へ、陛下の為に……」
言葉が出てこない。そうだろう、だって何もしていないんだから。調べても、植物達に話を聞いても、ナハシュラとマデリーンは何一つ陛下の助けになる事をしていない。
まだ卵が一つも無かったなら、それでも多少は許されたかもしれない。しかし、俺がぽんぽこ産みまくった。
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「そう言う訳だ。後宮は取り潰す、以上だ」
「わた、わた、わたくしは!わたくしは!!」
ナハシュラはがっくりと膝をつく。何年後宮にいたかは知らないが、見た目はまだ若い。きっと次の嫁ぎ先もあるだろう。
まま!
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はっと目の前に、小さなナイフを振り上げたマデリーンがいた。
「お前が死ねば、その場は私のものよぉおお!!」
刺される!俺は多少刺されても平気だが、卵はどうなる?!割れたら死んでしまう!
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「な、なに……これ」
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ゼルの声が遅れて響き、マデリーンは取り押さえられる。
まま、びっくりしたーね。ぱぱ、むのーだ。
辛辣なとても可愛い声が聞こえる。
「む、むのーって……無能、か?」
そう!それ!ままがぴんちだーからおきちゃったー。でもやっぱりねむいからねーるー。またねー!
「もしかして、卵か……」
その後、返事はなかった。
「今のは龍気の結界か?エドヴァルド、龍魔法が使えたのか?」
まさか。俺は首を振った。
「ゼル、むのーだとよ。」
「?!む、無能?!一体誰が」
腹をぽんぽん叩く。
「いやぁ私の子供は優秀だなぁ」
「まさか!卵がしゃべって魔法を使ったのか?!」
さあ?どうだろうね?ただ俺は魔法は使えない。ついでにゼルのことを可愛く「むのー」なんて呼んだりしない。
もっと薄汚い言葉で罵るからね。
……自分の事は「まま」って呼ばないし、「ぱぱ」とも言わない。
眠いって言ってたな、やっぱり卵の中で寝てるんだ。……魔法が使えるとキノコがはいってたりしないかなぁ!
「イルセリオ、お前の働きぶりに対して厳罰はせずともと思っておったが、流石にこれでは無理だ」
「そのお心遣いだけで、私は報われます」
イルセリオ公爵は深々と頭を下げて、衛兵に「牢へ連れて行ってくれ」と願い出た。
「ひぃ!ひぃ!!」
あまりの事にナハシュラは腰を抜かし、リンデールも青い顔をしている。刃物を向けられた俺が1番けろっとしているは場数のせいだな!
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