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21 その釣り堀はどこかなー?
衣食住。足りなければ足らしたい。足りればもっと上を目指したい。
「美味いもん食いたい……あーーーー!」
俺は流れ流れていくつか国を辺り、今はこのマルムークという大きな国に来ている。何というか緩い国で治安はあまり良く無い、まあ適当な俺には丁度いい。
割と適当な場所に住んで適当に仕事して……そして適当に食う。なんてしてると思い出すのは故郷の味。
「くっ!ジャンクフードが食べたいっ」
この世界では味わえないハンバーガー、コンビニ弁当、冷食……。絶対に食えないなら諦めもつく。しかし俺は味わう方法を知って、知ってるんだぁあああ……!
「う、うう……ど、どうする?どうする、俺ぇ」
悩んで悩んだ結果。なんか乙女っぽい思考に行き着いた挙句。
「ふ、どうせ汚れた身体よ……もうオトコを知らないお嬢ちゃんじゃないわ……」
スレたお姉さんみたいな心境に至った。心が決まると次は美味しそうなオトコ漁りだな。
「……いや、違うそうじゃなくて、俺は美味しいものをおおお!」
一人自分に言い訳をして頭を抱えたりしていた。結局自分では良い案が思い浮かばず、俺の上前を跳ねて暮らすダークに声をかけた。
「なーダーク。どうやったら身分の高い男と知り合いになれる?」
「馬鹿言うな、リク。俺ら底辺人間がそんなお偉いさんと仲良くなれる訳ねーだろ。ていうか早く今日の売りもん寄越せ!なんか掘り出して来たんだろ?」
「そうだよなぁーーー無理だよなぁ」
だよなぁ~!そして売り物ね、売り物。俺はまたゴミ捨て場に住んでいてまたゴミを直して生活していた。今度は慎重に、そしてこのダークに一旦売る事で俺自身が前に出ないように気を遣って暮らしていたんだ。
さて、少し前に食って治しておいた奴が少しあったはず。
「このいかにも高そうな指輪とか」
「金メッキか?良いね、高そうに見える」
綺麗な装飾で派手だけど、ちょこっと削れば地金が見えそうな指輪。なんか美味かった気がしたけど、小さくて良くわからなかったなぁ。
「もう無いの?」
「ネックレスとかあったけど、石がないがっかりな奴とか……」
「まあこのゴミ捨て場に捨てるもんならそんな感じか」
安物の石でも嵌めれば良いと、ダークはニコニコと懐に詰め込んだ。そして俺に安い金をくれて、この何倍の値段で誰かに売りつけるんだろうなぁ。まあ良いけど。
「で?なんで偉い人とお知り合いになりたいんだ?」
「お知り合いって言うかお尻合いに……いや、忘れてくれ」
まさか美味しそうな奴と1発ヤりたいなんてとんでもねーこと言えないわ!しかしぶっちゃけそういう出会いってどこでするんだ??どこかに出会いバーでもあるんのかな??ないよなー!
ダークはジロジロ俺の顔を見てニヤリと笑う。
「リクがよーその可愛い顔で尻でも振りながらエロい声出せば釣れるんじゃねぇ?」
ダークはかなり下品な冗談を言ったつもりだったんだろう、だが、それだーー!
「その釣り堀はどこかな?!?!」
「マジかよ?」
「マジ、割とマジ」
物凄い顔でこっちを見てくるけど、他人の趣味趣向、味覚に関してケチをつけるもんじゃねーぞ。
「美味いもん食いたい……あーーーー!」
俺は流れ流れていくつか国を辺り、今はこのマルムークという大きな国に来ている。何というか緩い国で治安はあまり良く無い、まあ適当な俺には丁度いい。
割と適当な場所に住んで適当に仕事して……そして適当に食う。なんてしてると思い出すのは故郷の味。
「くっ!ジャンクフードが食べたいっ」
この世界では味わえないハンバーガー、コンビニ弁当、冷食……。絶対に食えないなら諦めもつく。しかし俺は味わう方法を知って、知ってるんだぁあああ……!
「う、うう……ど、どうする?どうする、俺ぇ」
悩んで悩んだ結果。なんか乙女っぽい思考に行き着いた挙句。
「ふ、どうせ汚れた身体よ……もうオトコを知らないお嬢ちゃんじゃないわ……」
スレたお姉さんみたいな心境に至った。心が決まると次は美味しそうなオトコ漁りだな。
「……いや、違うそうじゃなくて、俺は美味しいものをおおお!」
一人自分に言い訳をして頭を抱えたりしていた。結局自分では良い案が思い浮かばず、俺の上前を跳ねて暮らすダークに声をかけた。
「なーダーク。どうやったら身分の高い男と知り合いになれる?」
「馬鹿言うな、リク。俺ら底辺人間がそんなお偉いさんと仲良くなれる訳ねーだろ。ていうか早く今日の売りもん寄越せ!なんか掘り出して来たんだろ?」
「そうだよなぁーーー無理だよなぁ」
だよなぁ~!そして売り物ね、売り物。俺はまたゴミ捨て場に住んでいてまたゴミを直して生活していた。今度は慎重に、そしてこのダークに一旦売る事で俺自身が前に出ないように気を遣って暮らしていたんだ。
さて、少し前に食って治しておいた奴が少しあったはず。
「このいかにも高そうな指輪とか」
「金メッキか?良いね、高そうに見える」
綺麗な装飾で派手だけど、ちょこっと削れば地金が見えそうな指輪。なんか美味かった気がしたけど、小さくて良くわからなかったなぁ。
「もう無いの?」
「ネックレスとかあったけど、石がないがっかりな奴とか……」
「まあこのゴミ捨て場に捨てるもんならそんな感じか」
安物の石でも嵌めれば良いと、ダークはニコニコと懐に詰め込んだ。そして俺に安い金をくれて、この何倍の値段で誰かに売りつけるんだろうなぁ。まあ良いけど。
「で?なんで偉い人とお知り合いになりたいんだ?」
「お知り合いって言うかお尻合いに……いや、忘れてくれ」
まさか美味しそうな奴と1発ヤりたいなんてとんでもねーこと言えないわ!しかしぶっちゃけそういう出会いってどこでするんだ??どこかに出会いバーでもあるんのかな??ないよなー!
ダークはジロジロ俺の顔を見てニヤリと笑う。
「リクがよーその可愛い顔で尻でも振りながらエロい声出せば釣れるんじゃねぇ?」
ダークはかなり下品な冗談を言ったつもりだったんだろう、だが、それだーー!
「その釣り堀はどこかな?!?!」
「マジかよ?」
「マジ、割とマジ」
物凄い顔でこっちを見てくるけど、他人の趣味趣向、味覚に関してケチをつけるもんじゃねーぞ。
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