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22 これに抗える奴がいたら見てみたい
「なあリク、まじでか?」
「うるせえなあマジだよ。俺みたいなド貧民でも入って良い店なんだろう?」
なんでか知らないがゴネるダークから聞き出した「なんかよく分からないがちょっと偉そうな人とムニャムニャ致せる店」に入ろうとしたら止められる。うるせえなあ、ホントに。
「だからよ、マジでかって。ほんとに偉いおっさんに抱かれてぇの?」
「おっさんはともかく偉い奴が良いな。しかも後腐れなく一回だけでいい」
そんなに毎日食いたい……味わいたい訳じゃない。この懐かしい気持ちを満たせれば良い。満たしたら暫くは普通メシで良いし。変に顔見知りになると貴族って言う奴らは面倒だ。あー美味い奴だといいなあ。
俺はちょっとだけ見られる格好になってから教えられた店の扉を開けた。普通の酒場の様だけど、何が違うのかな?
「な、なあ、リク。やっぱり帰るぞ」
「何でだよ、お前こそ帰れよダーク。付き添いは要らねえし、てか何で着いてきてんだよ」
変態かっつーの!俺が男漁りすんのを見物しに来たんなら趣味悪りぃぞ!
俺達が入り口でごちゃごちゃやってるから、中で飲んでいた奴らの視線を集めてしまう。悪目立ちはしたくないんだけどなぁ。
「もう帰れよダーク」
ぐいっと扉の方に押しやると、とうとうダークは不機嫌になったようであからさまにムッとした顔をする。な、なんだよ?!俺は何にもしてねーだろ!
「ちょっと来い」
「は?」
俺はダークに手を掴まれて、店の奥の扉に引っ張り込まれた。
「今度は何だよ、離せー」
俺は美味そうな奴を物色しないといけないんだ。入るといくつか扉が並んだ廊下で、そのうちの一つに迷わずダークは入ってしまった。なんだ?コイツ、ここに詳しいのか??
入ると中は狭くて小さな机と椅子が一つ、そしてベッドが備え付けられていたが、他は何もない部屋だった。
「なんだここ?」
俺より少し背の高いダークを見上げればまだ顔が険しいまま。なんなんだよー全く。
「男に抱かれたいなら俺が抱いてやる」
はあ?!何言ってんの??
「やだよ!何でお前みたいな俺の上前を跳ねて生きてる平民とやんなきゃいけないんだよ?!俺は貴族が良いって……うわっ!」
ベッドに投げつけられた俺はそのままゴロンと転がった。元々運動神経が死滅しているんだ。受け身とかなんとか出来るわけがない。
「おい、ダーク!いい加減に……うおっ!?」
うつぶせにひっくり返った俺のズボンに手をかけて力任せに引っ張り下ろす。嘘だろ、本当にヤる気なのか!?ベルトもしていたはずなのにパンツ事全部ずり降ろされて、俺は押さえる暇もなかった。
「やめろ、やめろって!この馬鹿野郎!」
こいつこんなに力が強かったのか!?いや、俺が弱っちいだけか?仰向けにひっくり返されて必死で閉じようとした股の間に体を入れられる……ああ、これはもう何をしても無駄な奴だ。俺はこの状況からヤられずに逃げ出せたことは一度もない……いいや、どうせ汚れた体だ。今更失うものなんてない。
俺が抵抗をやめたのを良い事に、ダークは俺の穴にモノを押し付けてぐいっとナカへ入ってきた。
「ぅあ……っ」
つぷっと音がした気がする。何せ誰かと寝るなんて久しぶりだ。無理やりこじ開けられる痛みに涙がに滲む。馬鹿ダーク。ちゃんと解してなんか塗ってから入れろよ……俺だから入ったけど、本当なら入らねえし流血沙汰だぞ、これ。
「ああ、あああ……あ」
ぐいぐいと腰を押し付けて来て、奥の奥まで入ろうとする。やめろ流石の俺もそんなに丈夫には出来ていないっ!もっとゆっくり、ゆっくり……ってあっ!
「リクッ……」
「やっ!」
ビクン!と大きく跳ねたと思ったら、中にもう出しやがった!早すぎるだろう!?だけれども俺は……。
「えっ……嘘だろ……す、凄いっ……!」
俺の大好物ビーフカレーの味だった!!うめええええっこのカレーうめええええっ!!カレーの辛みの中に牛肉の濃厚さがあり、それでいてとろみがあって……ほぐれるほど煮込んである。玉ねぎは完全に溶け込んでいて、人参も良く味が染みている。ああ、コンソメの風味とか……!
「お、おいしひぃ…‥‥だーく、おいひぃ……もっとぉ」
おかわりを要求する!!俺は一瞬で堕ちた。
「うるせえなあマジだよ。俺みたいなド貧民でも入って良い店なんだろう?」
なんでか知らないがゴネるダークから聞き出した「なんかよく分からないがちょっと偉そうな人とムニャムニャ致せる店」に入ろうとしたら止められる。うるせえなあ、ホントに。
「だからよ、マジでかって。ほんとに偉いおっさんに抱かれてぇの?」
「おっさんはともかく偉い奴が良いな。しかも後腐れなく一回だけでいい」
そんなに毎日食いたい……味わいたい訳じゃない。この懐かしい気持ちを満たせれば良い。満たしたら暫くは普通メシで良いし。変に顔見知りになると貴族って言う奴らは面倒だ。あー美味い奴だといいなあ。
俺はちょっとだけ見られる格好になってから教えられた店の扉を開けた。普通の酒場の様だけど、何が違うのかな?
「な、なあ、リク。やっぱり帰るぞ」
「何でだよ、お前こそ帰れよダーク。付き添いは要らねえし、てか何で着いてきてんだよ」
変態かっつーの!俺が男漁りすんのを見物しに来たんなら趣味悪りぃぞ!
俺達が入り口でごちゃごちゃやってるから、中で飲んでいた奴らの視線を集めてしまう。悪目立ちはしたくないんだけどなぁ。
「もう帰れよダーク」
ぐいっと扉の方に押しやると、とうとうダークは不機嫌になったようであからさまにムッとした顔をする。な、なんだよ?!俺は何にもしてねーだろ!
「ちょっと来い」
「は?」
俺はダークに手を掴まれて、店の奥の扉に引っ張り込まれた。
「今度は何だよ、離せー」
俺は美味そうな奴を物色しないといけないんだ。入るといくつか扉が並んだ廊下で、そのうちの一つに迷わずダークは入ってしまった。なんだ?コイツ、ここに詳しいのか??
入ると中は狭くて小さな机と椅子が一つ、そしてベッドが備え付けられていたが、他は何もない部屋だった。
「なんだここ?」
俺より少し背の高いダークを見上げればまだ顔が険しいまま。なんなんだよー全く。
「男に抱かれたいなら俺が抱いてやる」
はあ?!何言ってんの??
「やだよ!何でお前みたいな俺の上前を跳ねて生きてる平民とやんなきゃいけないんだよ?!俺は貴族が良いって……うわっ!」
ベッドに投げつけられた俺はそのままゴロンと転がった。元々運動神経が死滅しているんだ。受け身とかなんとか出来るわけがない。
「おい、ダーク!いい加減に……うおっ!?」
うつぶせにひっくり返った俺のズボンに手をかけて力任せに引っ張り下ろす。嘘だろ、本当にヤる気なのか!?ベルトもしていたはずなのにパンツ事全部ずり降ろされて、俺は押さえる暇もなかった。
「やめろ、やめろって!この馬鹿野郎!」
こいつこんなに力が強かったのか!?いや、俺が弱っちいだけか?仰向けにひっくり返されて必死で閉じようとした股の間に体を入れられる……ああ、これはもう何をしても無駄な奴だ。俺はこの状況からヤられずに逃げ出せたことは一度もない……いいや、どうせ汚れた体だ。今更失うものなんてない。
俺が抵抗をやめたのを良い事に、ダークは俺の穴にモノを押し付けてぐいっとナカへ入ってきた。
「ぅあ……っ」
つぷっと音がした気がする。何せ誰かと寝るなんて久しぶりだ。無理やりこじ開けられる痛みに涙がに滲む。馬鹿ダーク。ちゃんと解してなんか塗ってから入れろよ……俺だから入ったけど、本当なら入らねえし流血沙汰だぞ、これ。
「ああ、あああ……あ」
ぐいぐいと腰を押し付けて来て、奥の奥まで入ろうとする。やめろ流石の俺もそんなに丈夫には出来ていないっ!もっとゆっくり、ゆっくり……ってあっ!
「リクッ……」
「やっ!」
ビクン!と大きく跳ねたと思ったら、中にもう出しやがった!早すぎるだろう!?だけれども俺は……。
「えっ……嘘だろ……す、凄いっ……!」
俺の大好物ビーフカレーの味だった!!うめええええっこのカレーうめええええっ!!カレーの辛みの中に牛肉の濃厚さがあり、それでいてとろみがあって……ほぐれるほど煮込んである。玉ねぎは完全に溶け込んでいて、人参も良く味が染みている。ああ、コンソメの風味とか……!
「お、おいしひぃ…‥‥だーく、おいひぃ……もっとぉ」
おかわりを要求する!!俺は一瞬で堕ちた。
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