8 / 35
レティシア・ゲイル
8話 身の振り方
しおりを挟む
それぞれの刑が決まった。王太子は廃嫡の上、北の塔に生涯幽閉。死刑を免れ、平民にはならずに済んだようだ。ただ、ひとりぼっちで幽閉されるのは、案外死刑より辛いかもしれない。ミランダとフィリップは予想通り死刑、ブルーノとコンラートも廃嫡、廃籍され平民になり、労働刑となった。
もともとフィリップはブルーノ達と同じで労働刑だったのだが、私が陛下の枕元に立ち、托卵し、王家を乗っ取る計画を企てていたとチクり、怒り狂った陛下はフィリップを死刑にした。私の時とは違い、きちんと裏を取り証拠を揃えた陛下はさすがに国王だ。約束どおり、フィリップの両親は何も知らなかったということで、監督不行届で領地の1/5を没収されたが、降爵は免れた。フィリップをすでに廃籍していて、公爵家とは関係ないとしたことも功を奏した。
それにしても口から出まかせで、托卵して王家を乗っ取るつもりだと言ったのに、陛下の調べで、本当にフィリップとミランダがそう計画していたとわかった。
いやぁ~、フィリップって本当に悪者だったのね。ミランダにそんな頭はない。主犯はフィリップだったのね。ミランダもそこまで背伸びしないで、子爵家か伯爵家あたりにしておけば、処刑なんてされなくて済んだのに。私も死ぬ事はなかったのになぁ~。
身の程を知るのは大事だと思うよ。
私は名誉を回復され、我が家は王家や側近達の家からかなりの賠償金をもらったが、父はそれらを全額各地の孤児院に寄附したという。さすがお父様だ。
父と母に姿は見せず、お別れの言葉だけ告げた。
「お父様、お母様、全ての決着がつきました。私もそろそろ、天に昇ろうと思います。最後にお別れが言えなかったので、今日参りました。先に天に行くことをお許しくださいませ」
父は上に向かって腕を伸ばしている。
「レティシアか? 姿を、姿を見せてはくれぬか? コンラートやブルーノはお前の姿を見たと言っていると聞いた。私達の前にも現れてくれ。頼む。頼むレティシア」
父も母も涙を流している。姿を現したら別れが辛くならないかしら。でも、本当にお別れだしな……。
私は生きていた頃と同じ姿で父母の前に現れた。
「お久しぶりでございます……」
父が私を抱きしめ、母も抱きつく。
「会いたかった。あの時、私がこの国にいたら、王太子でも成敗してやったのに、実は戻ってすぐ城に行き、部屋で幽閉されていた王太子をボコボコにしてやったが、それでも気がすまなかった」
ボコボコって、お父様ったら。それで、私が行った時、ヴェルナー殿下は微妙に顔が腫れていたり、傷があったのね。
「私も妃殿下に頼んで、殿下に会わせてもらい、顔を引っ掻いてやったわ」
お母様まで。全くふたりとも間違いなく私の親だわ。
「コンラートの父親は腹を掻っ捌いてお前に詫びると自死しようとしていたので、やめさせて、生きている限り、お前の墓守をしてくれと頼んだ。それでいいか?」
「もちろんですわ。子爵は何も悪くありませんもの。コンラートも罪を償ったあと、領地に戻り、一緒に墓守をしてくれるといですね」
コンラートも根は素直な良い子だ。まだ、若いし、更生の余地はある。
「わかった。そうするよ」
「レティシア、まだ慌てて天に行かなくてもいいのでしょう? お祖父様やお祖母様もあなたに会いたがっているの。皆を呼んであなたのお別れ会をしましょう」
母が突飛もないことを言い出した。もう本当にお別れだし、あの時、誰にも挨拶ができなかった。まぁ、いいか。
「ええ。少しくらい遅くなっても大丈夫ですわ。みんなに挨拶をしてから旅立ちます」
結局、祖父母や叔父叔母達、それに友人達が屋敷に詰めかけ、大宴会となった。他国に住む母方の祖父母まで、魔法を使いやってきた。皆、幽霊なのに怖くないようで、生きている時と何ら変わりなく、いや、それ以上に私に優しくしてくれた。
朝、皆が寝ているうちに屋敷を出て、城に向かい、陛下と妃殿下にもお礼を告げた。
さぁ、いよいよお別れだ。私は天に昇る。
しかし、天に昇るにはどうすれば良いのかしら? とりあえず大聖堂の祭壇の前に行き、神の使いを呼んでみた。
「神の使いさん、そろそろ天に昇りたいのですがどうすれば良いでしょうか?」
私の目の前にあの日と同じ、白い服を着て、背中に羽根をつけた神の使いがふわりと現れた。
「レティシア様、魂が身体から抜けてから35日以内でないと天には行けないのです。私はあの時にそう申しましたよね?」
そういえば、そんなことを言っていたような……。
「では、私はずっと幽霊のままなの?」
まぁ、最悪幽霊のままでも、それはそれで楽しいかもしれない。私がそんなことを思っていたら、神の使いは首を振る。
「いえ、あの時、持ち帰って神と相談いたしました。レティシア様は元々の寿命がまだ残っておりますので、なんとかならないものかと皆で思案致しました」
このままずっと幽霊かと思ったが、そうでもないのかしら?
神の使いはファイルの様なものを広げ、私に見せてくれる。
「バーレント王国に病でもうすぐ儚くなる予定の姫様がおります。その姫様の魂が抜けたあと、身体に入り、その姫様として、本来の寿命の年まで生きるのはいかがてしょう? レティシア嬢であれば、他国の姫様となっても何の問題もありません。今度亡くなる時は幽霊になどならず、私が迎えに参りましたら、すぐに天に昇ってください。どうですか? それでよろしいでしょうか?」
他人になって生きるのか。それも楽しいかもしれない。ずっと王太子妃になるために全てを犠牲にして生きてきた。その姫になればやれなかったことがやれるかもしれない。わがまま姫になって暴れるのもいいな。
「神の使いさん、それでお願いします」
「承知致しました。その姫様の身体にレティシア嬢の魂が入る時、生まれてから亡くなるまでの姫様の記憶も共有できるようにしておくのでご安心くださいませ」
「ありがとうございます」
「それでは、今度は年老いたお姿でお会い致しましょう。そうそう、姫様の御名前はレティシア様でございます。同じなので馴染みやすいですね。では、ご武運をお祈りします」
神の使いはそう言うと煙のように消えた。ご武運って? 戦いに行くみたいね。名前が同じなら馴染みやすいわ。レティシア・バーレントはどんな人生を生きてきたのだろう。今度こそ寿命をちゃんと生きて年老いた姿で神の使いさんと会いたいもんだわね。
私は瞼が重くなり、意識を手放した。
もともとフィリップはブルーノ達と同じで労働刑だったのだが、私が陛下の枕元に立ち、托卵し、王家を乗っ取る計画を企てていたとチクり、怒り狂った陛下はフィリップを死刑にした。私の時とは違い、きちんと裏を取り証拠を揃えた陛下はさすがに国王だ。約束どおり、フィリップの両親は何も知らなかったということで、監督不行届で領地の1/5を没収されたが、降爵は免れた。フィリップをすでに廃籍していて、公爵家とは関係ないとしたことも功を奏した。
それにしても口から出まかせで、托卵して王家を乗っ取るつもりだと言ったのに、陛下の調べで、本当にフィリップとミランダがそう計画していたとわかった。
いやぁ~、フィリップって本当に悪者だったのね。ミランダにそんな頭はない。主犯はフィリップだったのね。ミランダもそこまで背伸びしないで、子爵家か伯爵家あたりにしておけば、処刑なんてされなくて済んだのに。私も死ぬ事はなかったのになぁ~。
身の程を知るのは大事だと思うよ。
私は名誉を回復され、我が家は王家や側近達の家からかなりの賠償金をもらったが、父はそれらを全額各地の孤児院に寄附したという。さすがお父様だ。
父と母に姿は見せず、お別れの言葉だけ告げた。
「お父様、お母様、全ての決着がつきました。私もそろそろ、天に昇ろうと思います。最後にお別れが言えなかったので、今日参りました。先に天に行くことをお許しくださいませ」
父は上に向かって腕を伸ばしている。
「レティシアか? 姿を、姿を見せてはくれぬか? コンラートやブルーノはお前の姿を見たと言っていると聞いた。私達の前にも現れてくれ。頼む。頼むレティシア」
父も母も涙を流している。姿を現したら別れが辛くならないかしら。でも、本当にお別れだしな……。
私は生きていた頃と同じ姿で父母の前に現れた。
「お久しぶりでございます……」
父が私を抱きしめ、母も抱きつく。
「会いたかった。あの時、私がこの国にいたら、王太子でも成敗してやったのに、実は戻ってすぐ城に行き、部屋で幽閉されていた王太子をボコボコにしてやったが、それでも気がすまなかった」
ボコボコって、お父様ったら。それで、私が行った時、ヴェルナー殿下は微妙に顔が腫れていたり、傷があったのね。
「私も妃殿下に頼んで、殿下に会わせてもらい、顔を引っ掻いてやったわ」
お母様まで。全くふたりとも間違いなく私の親だわ。
「コンラートの父親は腹を掻っ捌いてお前に詫びると自死しようとしていたので、やめさせて、生きている限り、お前の墓守をしてくれと頼んだ。それでいいか?」
「もちろんですわ。子爵は何も悪くありませんもの。コンラートも罪を償ったあと、領地に戻り、一緒に墓守をしてくれるといですね」
コンラートも根は素直な良い子だ。まだ、若いし、更生の余地はある。
「わかった。そうするよ」
「レティシア、まだ慌てて天に行かなくてもいいのでしょう? お祖父様やお祖母様もあなたに会いたがっているの。皆を呼んであなたのお別れ会をしましょう」
母が突飛もないことを言い出した。もう本当にお別れだし、あの時、誰にも挨拶ができなかった。まぁ、いいか。
「ええ。少しくらい遅くなっても大丈夫ですわ。みんなに挨拶をしてから旅立ちます」
結局、祖父母や叔父叔母達、それに友人達が屋敷に詰めかけ、大宴会となった。他国に住む母方の祖父母まで、魔法を使いやってきた。皆、幽霊なのに怖くないようで、生きている時と何ら変わりなく、いや、それ以上に私に優しくしてくれた。
朝、皆が寝ているうちに屋敷を出て、城に向かい、陛下と妃殿下にもお礼を告げた。
さぁ、いよいよお別れだ。私は天に昇る。
しかし、天に昇るにはどうすれば良いのかしら? とりあえず大聖堂の祭壇の前に行き、神の使いを呼んでみた。
「神の使いさん、そろそろ天に昇りたいのですがどうすれば良いでしょうか?」
私の目の前にあの日と同じ、白い服を着て、背中に羽根をつけた神の使いがふわりと現れた。
「レティシア様、魂が身体から抜けてから35日以内でないと天には行けないのです。私はあの時にそう申しましたよね?」
そういえば、そんなことを言っていたような……。
「では、私はずっと幽霊のままなの?」
まぁ、最悪幽霊のままでも、それはそれで楽しいかもしれない。私がそんなことを思っていたら、神の使いは首を振る。
「いえ、あの時、持ち帰って神と相談いたしました。レティシア様は元々の寿命がまだ残っておりますので、なんとかならないものかと皆で思案致しました」
このままずっと幽霊かと思ったが、そうでもないのかしら?
神の使いはファイルの様なものを広げ、私に見せてくれる。
「バーレント王国に病でもうすぐ儚くなる予定の姫様がおります。その姫様の魂が抜けたあと、身体に入り、その姫様として、本来の寿命の年まで生きるのはいかがてしょう? レティシア嬢であれば、他国の姫様となっても何の問題もありません。今度亡くなる時は幽霊になどならず、私が迎えに参りましたら、すぐに天に昇ってください。どうですか? それでよろしいでしょうか?」
他人になって生きるのか。それも楽しいかもしれない。ずっと王太子妃になるために全てを犠牲にして生きてきた。その姫になればやれなかったことがやれるかもしれない。わがまま姫になって暴れるのもいいな。
「神の使いさん、それでお願いします」
「承知致しました。その姫様の身体にレティシア嬢の魂が入る時、生まれてから亡くなるまでの姫様の記憶も共有できるようにしておくのでご安心くださいませ」
「ありがとうございます」
「それでは、今度は年老いたお姿でお会い致しましょう。そうそう、姫様の御名前はレティシア様でございます。同じなので馴染みやすいですね。では、ご武運をお祈りします」
神の使いはそう言うと煙のように消えた。ご武運って? 戦いに行くみたいね。名前が同じなら馴染みやすいわ。レティシア・バーレントはどんな人生を生きてきたのだろう。今度こそ寿命をちゃんと生きて年老いた姿で神の使いさんと会いたいもんだわね。
私は瞼が重くなり、意識を手放した。
877
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
婚約破棄を望むなら〜私の愛した人はあなたじゃありません〜
みおな
恋愛
王家主催のパーティーにて、私の婚約者がやらかした。
「お前との婚約を破棄する!!」
私はこの馬鹿何言っているんだと思いながらも、婚約破棄を受け入れてやった。
だって、私は何ひとつ困らない。
困るのは目の前でふんぞり返っている元婚約者なのだから。
【完結】離縁したいのなら、もっと穏便な方法もありましたのに。では、徹底的にやらせて頂きますね
との
恋愛
離婚したいのですか? 喜んでお受けします。
でも、本当に大丈夫なんでしょうか?
伯爵様・・自滅の道を行ってません?
まあ、徹底的にやらせて頂くだけですが。
収納スキル持ちの主人公と、錬金術師と異名をとる父親が爆走します。
(父さんの今の顔を見たらフリーカンパニーの団長も怯えるわ。ちっちゃい頃の私だったら確実に泣いてる)
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
32話、完結迄予約投稿済みです。
R15は念の為・・
学園では婚約者に冷遇されていますが、有能なので全く気になりません。〜学園でお山の大将されてても、王宮では私の方が有能ですから〜
織り子
恋愛
王都カラディナにある国立魔術学園では、満十六歳の生徒たちの社交界デビューを兼ねた盛大なパーティーが開かれていた。
侯爵令嬢タレイア・オルトランは、婚約者である第二王子アスラン・オグセリアの迎えを待つも、結局ひとりで会場へ向かうことになる。
学園では身分の差がないとはいえ、アスランが公然とタレイアを侮辱し続けてきたことで、彼女は生徒たちから冷笑と蔑視の的となっていた。しかしタレイアは、王城で政務を担ってきた聡明さと矜持を失わず、毅然と振る舞う。
【完結】旦那様、わたくし家出します。
さくらもち
恋愛
とある王国のとある上級貴族家の新妻は政略結婚をして早半年。
溜まりに溜まった不満がついに爆破し、家出を決行するお話です。
名前無し設定で書いて完結させましたが、続き希望を沢山頂きましたので名前を付けて文章を少し治してあります。
名前無しの時に読まれた方は良かったら最初から読んで見てください。
登場人物のサイドストーリー集を描きましたのでそちらも良かったら読んでみてください( ˊᵕˋ*)
第二王子が10年後王弟殿下になってからのストーリーも別で公開中
婚約破棄?悪役令嬢の復讐は爆速で。
ハチワレ
恋愛
「リリム・フォン・アスタロト! 貴様との婚約を破棄する!」
卒業パーティーの最中、婚約者である王太子エリオットから身に覚えのない罪を突きつけられた公爵令嬢リリム。隣には「真実の愛」を語るマシュマロ系男爵令嬢シャーリーの姿。
普通の令嬢なら泣き崩れる場面――だが、リリムは違った。
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
幼馴染に振られたので薬学魔法士目指す
MIRICO
恋愛
オレリアは幼馴染に失恋したのを機に、薬学魔法士になるため、都の学院に通うことにした。
卒院の単位取得のために王宮の薬学研究所で働くことになったが、幼馴染が騎士として働いていた。しかも、幼馴染の恋人も侍女として王宮にいる。
二人が一緒にいるのを見るのはつらい。しかし、幼馴染はオレリアをやたら構ってくる。そのせいか、恋人同士を邪魔する嫌な女と噂された。その上、オレリアが案内した植物園で、相手の子が怪我をしてしまい、殺そうとしたまで言われてしまう。
私は何もしていないのに。
そんなオレリアを助けてくれたのは、ボサボサ頭と髭面の、薬学研究所の局長。実は王の甥で、第二継承権を持った、美丈夫で、女性たちから大人気と言われる人だった。
ブックマーク・いいね・ご感想等、ありがとうございます。
お返事ネタバレになりそうなので、申し訳ありませんが控えさせていただきます。
ちゃんと読んでおります。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる