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初めての(R18です)

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*R18です。良い子や苦手な方は飛ばしても大丈夫ですよ*

 

 結婚式の日以来1か月の謹慎処分を受けていたユリウス様はデビュタント前に謹慎部屋から出てきたが、デビュタントまで私との接触禁止をお義母さまから言い渡された。

 そしてデビュタント当日にはお義母さましか外せない、魔力無効化のネックレスをつけられた。もう、本当にどこまで信用がないんだろう。

 デビュタントで国王陛下や王妃様、アンソニー殿下、クリス様にご挨拶に行くと、ユリウス様は皆さんから色々ひやかされていたなぁ。

 無事ファーストダンスも終わり、次はお義父さまと踊ろうと思っていたのに、ユリウス様はお義母さまのところへ飛んでいき、ネックレスを外してもらっていた。

 そして私のところへ戻ってくるなり、私を横抱きにし、なにやら呪文を唱えた。あぁ、また移動魔法か。
 まぁ、仕方ないな。長いことおあずけしてたんだものね。

 ユリウス様が謹慎しているときにクリス様から散々言われていた「長いことおあずけされてるんだもの、出てきたら怖いわよ。ヴィオ、今のうちに体力作りしときなさいよ」って。

 まさか、閨の事があんなに体力がいることだなんてその時は全く思わず、クリス様は大袈裟だわと思っていた。

 ユリウス様はデビュタントのドレスを脱がしていった。
「ごめん、もう限界」
「だめですわ。まだ湯浴みもしていません」
「大丈夫だ」

 ん? 何か大丈夫なんだろう。

 抵抗は試みたが、身体の大きさも体力も違う。ユリウス様に押さえつけられてしまえば抗う事はできない。
 ユリウス様にコルセットも脱がされてしまった。いつも隠している大きな胸が丸見えになる。
 ユリウス様は驚いているようだ。そりゃそうだよね。こんな大きな胸変だよね。ユリウス様も呆れてるんだろうな。

 私はそのままベッドに押した押された。ユリウス様は私の胸に顔を埋めている。

 あぁやっぱり猫ちゃんだったんだ。私も猫ちゃんの胸やお腹に顔を埋めてもふもふを堪能するのが大好きだもの。

 そんなことを思っていたら、ユリウス様が顔を上げ、いきなり口づけできた。
なんだろ、息ができない。

 そして胸の先を指で触り出した。くりくりしている。

 ええ~。何? 何この感覚。

 私の口から離れたユリウス様の唇は顎から首筋を吸いつきながら胸まで降りてくる。きゅっと吸いつかれたところはちょっと痛い。
 そして、胸の先を吸ったり舐めたり、甘噛みしたりしてる。もう片方の胸の先は指で撫で回す。

 今まで感じたことの無い感覚に私は自分のものじゃないような声を初めて聞いた。恥ずかしくて口を押さえてしまう。
「だめたよ。ヴィオの可愛い声聞かせて」
可愛くなんかないよ。変な声だよ。ユリウス様は耳がおかしいのか?

 それからはもう意識があるような無いような状態で誰にも見せたことが無い秘密の場所を見るだけじゃなく、舐められたり、触られたり、舌や指を入れられて、なんだかわからなくなったりした。
 気持ちいい。
 こんなに気持ちがいいなんて恥ずかしい。

 こんな恥ずかしい場所をさらけ出し、舌や指で何度も触られ、私は恥ずかしい声を出し、何度も頭が白くなった。
 その度にユリウス様は「上手にイケたね」と褒めてくれた。これがイクと言うことなのか?

 その行為が何時間も続いたように思えた。私は足がガクガクしている。

 ユリウス様は下着を脱いだ。私の目の前には初めて見る未知のものがあった。閨の勉強をした時に聞いてはいたが、それは私の予想をはるかに超えた大きさ、長さ、太さだった。

「大丈夫。優しくするから、はじめは少し痛いけど、すぐに気持ちよくなるから、安心してほしい」

 ユリウス様は私の髪をなでる。

 そして初めては痛いと聞いていたけれど、痛いなんてもんじゃない。そもそもあんなに大きなものが私の小さな秘密の場所からお腹に入るなんて信じられなかった。 

 ゆっくりゆっくり痛みを軽減する魔法を掛けながら、口づけしたり、胸を触ったりし、ユリウス様は私の中に入ってきた。痛みも凄いけど圧迫感も凄い。骨が開くような感じすらする。

 しばらくすると、私のいちばん奥にユリウス様のものが当たった。そしてぐいぐい押される。
 その瞬間頭が真っ白になった。

 私の上にいるユリウス様の顔は少し汗が滲んでいて色っぽい。

「ヴィオ、愛してる」

 何度もそう言う。

しばらくしたら、痛みはマシになってきた。

「ヴィオ、動くよ」

 そう言うと同時にユリウス様は動き出した。

 何これ、嫌だ。無理無理。気持ち良すぎて何もわからなくなる。
 ユリウス様は何度も何度も挿入をくりかえす。
 私はまた頭が白くなった。

 それから何時間もそんな事が続いた。クリス様が体力をつけろと言った時にちゃんと言うことを聞いておくべきだった。後悔してももう遅い。
 私の意識がなくなる度に回復魔法がかけられる。そしてまた、私はユリウス様に翻弄される。

 何度かユリウス様がお水を飲ませてくれたり、食事を食べさせてくれたりしたが、あまり記憶にない。
 もう私はユリウス様にされるがまま訳がわからなくなっていた。

 気がついたらベッドに寝かされていた。綺麗に清められているようだ。
 回復魔法もかかっているみたいだけれど、身体がだるくて関節がいたい。
 顔を上げるとベッドに脇に座っていたユリウスさまと目があった。

「おはようヴィオ。無理をさせてごめん。母上にめちゃくちゃ叱られたよ」
 どうやら私はあれから1週間、この部屋でユリウス様とまぐわっていたらしい。

 蜜月ってみんなそうなの?

 今日からユリウス様は仕事だったそうだ。騎士は辞めだけれど王太子殿下の側近なのでお城に行かなくてはならない。
 そういえば、私も側近だった。私は行かなくてもいいのか?

「じゃあヴィオ行ってくるよ」

 見送りをするのに起きあがろうとするけど身体が動かない。

「まだゆっくり寝てればいいよ」

 そう言って私に口づけをし、ユリウス様は部屋を出て行った。

 もう少し眠ろう。私はまた布団に潜り込んだ。
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