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会議
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「エル、殿下がハイディ様に気があるみたいなら、殿下に接触して男爵令嬢を刺激してみるのはどうかしら? 何かアクションを起こしてくるのではないかな?」
マチルダ姉様はそんな事をいう。今日はそれぞれの情報を持ち寄り、報告会が王宮で開かれている。
参加者は国王陛下、王妃様、うちの両親、私、弟のマリウス、マチルダ姉様、巻き込まれたテオ、同じく巻き込まれたテオの婚約者のペネロペ、宰相様、そして姿は見えないが影が何人かいる。
同じ王宮でこんな会議が開かれている事をカール様は全く知らない。
「それにしてもエルの幻影魔法に気が付かず懸想してしまうカールには我が息子ながら情けなくて涙が出るわ」
王妃様が泣き真似をしている。
「やはり国王は無理なのかもな」
国王陛下がぼそっと呟く。
「エルフリーデ嬢ありきの王太子ですからね。本当に婚約解消などということになったら廃嫡も考えて下さい」
宰相様も父と同じで子供の頃からの陛下の側近。仲がいいのでついつい厳しい事を言ってしまうようだ。
腕組みをして話を聞いていた父が口を開いた。
「まずは男爵令嬢を見極めないといけないだろう。邪な気持ちではなく、本当にカール様を愛しているのなら、臣籍降下し添わせることも考えるべきかもしれないな」
「そうだな。ただ、男爵令嬢の母親には前男爵夫人殺害の疑惑もある。男爵令嬢も本当に男爵の娘なのか怪しいしな」
宰相様、何でそんなに怖い話をするのよ。
「さっきのマーロックス先生がおっしゃていた事をやってみるのもいいかもしれませんね。男爵令嬢がしっぽをだすやもしれません」
テオは悪い顔をしている。
「でも、エル様に危険がおよばないかしら? ハイディが邪魔ならあの女は何かしてくるんじゃない?」
ペネロペは優しいなぁ。私に気を使ってくれている。
それにしてもみんなの話を聞いている限り、私が消される雰囲気は無いみたいだわね。次の王太子の妃にスライドされるのかしら? しかし、次の王太子って誰よ?
誰もいないからカール様をフォローする為に私は王太子妃、王妃、教育だけじゃなくて王太子教育も受けさせられたのよね。
側近候補も精鋭を集めたのに、テオ以外は多分失脚ね。私の希望は職業王太子妃なんだけどな。
男爵令嬢が良い子でカール様と結婚して、私が執務をする。もちろん私はカール様の妻にはならずに違う誰かと結婚する。みたいな感じが望ましい。
しかし、あの男爵令嬢は多分ダメだ。女のカンってやつがダメだと言っている。
「では、そう言うことで。エルフリード嬢、頼んだぞ。テオドール、ペネロペ、マリウス、マチルダ、しっかりフォローするように」
へ? 何を頼まれたの? 自分の世界に入っていて何も聞いてなかったわ。
陛下の言葉にとりあえず頷いた。
マチルダ姉様はそんな事をいう。今日はそれぞれの情報を持ち寄り、報告会が王宮で開かれている。
参加者は国王陛下、王妃様、うちの両親、私、弟のマリウス、マチルダ姉様、巻き込まれたテオ、同じく巻き込まれたテオの婚約者のペネロペ、宰相様、そして姿は見えないが影が何人かいる。
同じ王宮でこんな会議が開かれている事をカール様は全く知らない。
「それにしてもエルの幻影魔法に気が付かず懸想してしまうカールには我が息子ながら情けなくて涙が出るわ」
王妃様が泣き真似をしている。
「やはり国王は無理なのかもな」
国王陛下がぼそっと呟く。
「エルフリーデ嬢ありきの王太子ですからね。本当に婚約解消などということになったら廃嫡も考えて下さい」
宰相様も父と同じで子供の頃からの陛下の側近。仲がいいのでついつい厳しい事を言ってしまうようだ。
腕組みをして話を聞いていた父が口を開いた。
「まずは男爵令嬢を見極めないといけないだろう。邪な気持ちではなく、本当にカール様を愛しているのなら、臣籍降下し添わせることも考えるべきかもしれないな」
「そうだな。ただ、男爵令嬢の母親には前男爵夫人殺害の疑惑もある。男爵令嬢も本当に男爵の娘なのか怪しいしな」
宰相様、何でそんなに怖い話をするのよ。
「さっきのマーロックス先生がおっしゃていた事をやってみるのもいいかもしれませんね。男爵令嬢がしっぽをだすやもしれません」
テオは悪い顔をしている。
「でも、エル様に危険がおよばないかしら? ハイディが邪魔ならあの女は何かしてくるんじゃない?」
ペネロペは優しいなぁ。私に気を使ってくれている。
それにしてもみんなの話を聞いている限り、私が消される雰囲気は無いみたいだわね。次の王太子の妃にスライドされるのかしら? しかし、次の王太子って誰よ?
誰もいないからカール様をフォローする為に私は王太子妃、王妃、教育だけじゃなくて王太子教育も受けさせられたのよね。
側近候補も精鋭を集めたのに、テオ以外は多分失脚ね。私の希望は職業王太子妃なんだけどな。
男爵令嬢が良い子でカール様と結婚して、私が執務をする。もちろん私はカール様の妻にはならずに違う誰かと結婚する。みたいな感じが望ましい。
しかし、あの男爵令嬢は多分ダメだ。女のカンってやつがダメだと言っている。
「では、そう言うことで。エルフリード嬢、頼んだぞ。テオドール、ペネロペ、マリウス、マチルダ、しっかりフォローするように」
へ? 何を頼まれたの? 自分の世界に入っていて何も聞いてなかったわ。
陛下の言葉にとりあえず頷いた。
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