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彼は友人がどうしても、出来ない
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学校に着くとまだ登校中の生徒がたくさんいた。もちろんその中に陰キャラもいればリア充どもいる。俺は自分の存在を無くすようにして2ー3組の自分の席に座った。
椅子に座り、俺は本をバックから取り出した。
『妹が俺のこと好きすぎて照れてしまいます』
と今流行りの妹系ライトノベルの本を毎朝読んでいる。
1限目が始まるまでは話しかけてくるやつもいなければ友達もいないため、やることがない。だからこうして本を読んでいるのだ。
暇潰しにしてはこの本は妹好きにとって最高の本だ。読んでいると鼻血がでるほどおもしろい。
なんといっても、このヒロインの妹が可愛いすぎてニヤケが止まらないほど可愛い。
まぁ俺の妹に比べたらまだまだだけどね。
読んでいるうちに1限目になり、つまらない授業がすべて終わった。
リア充どもは
「カラオケいこー」
とか「このあと彼氏とデート」
とか「部活だるいんですけどぉ~」とか疲れた顔をして話していた。
疲れたし帰るか...。
帰ろうとすると放送が鳴った。
「米満さん米満さん至急進路相談室に来て下さい。」
放送では2ー3組の担任の鹿苑寺先生(女)の声がした。
鹿苑寺恵花先生は表では恵花先生や恵花の恵の字をとりめぐみ先生とも呼ばれたりしている。
「めぐみとかもう別人の名前じゃん」などとはほとんどの生徒が心に秘めて決して口では言わない。
暗黙のルールのようなものだ。
この先生にはもう一つ可哀想な呼ばれかたがある。それが「無残」。多分合コンで何度もミスってこの名がついたのだと思う。陰ではみんなこうよんでいる。
その先生が俺を呼んだ。
辺りでは
「米満って誰?」
「聞いたことないー」
「うけるー」とか散々言われた。
俺って自分で思っているより陰薄すぎだろ...
まぁ、俺のスキル『ステルス』のおかげか。
サイコーステルス。サイコー俺。
脳内中二病が発生しながらバックを持ち、サッと進路相談室に行った。
進路相談室のドアには使用中と書いてあったが呼ばれたため、なんのためらいもなく入った。
「失礼します。」
進路相談室に入るとこちらを向きながら、椅子に座った、先生がシワをよせていた。
先生ただでさえおばさんなのにシワよせたらもう...
「なぁ、米満。君が今なにを考えているのか当てて見よう。」
真剣そうな顔をして言ってきた。
「君は今、友達が欲しいだろ。」
「いえ。」
即答した。友達なんていらない。てか、邪魔だ。友達が欲しいやつはだいたい周りから可哀想と思われたくない可哀想なやつだけだからな。
もちろん、俺は自分のこと可哀想なんて1ミリも思ったことがない。むしろそこそこカッコいいと思っている。良い具合の筋肉のつきかた、顔、スタイルはそこそこだと思っている。
「お、おう。そうか。」
少し、言葉を詰まらた。
「でもな、君は友達を作った方が良い。それと成績のほうも君は危機にひんしている。」
「要約すると俺は単位が危ないんですね。」
「そうだ。だから、この美しい私が単位を条件付きで上げよう。そうでないと卒業すらできないぞ。」
卒業出来ないのは困る。3つ下の妹の名に傷がつく。それだけは避けなくてはいけない。
「条件とは?」
渋々聞くと先生はニッコリして答えた。
「君は部活に、入っていないだろ。ついでに友達もいない。彼女もいない。だから...」
「だから、単位をこれ以上落としたくなかったら、先生が顧問をしている部活に、入れと...」
驚いたようにして先生が言う。
「まぁ、そういうことだ。」
先生が顧問を出来そうな部活は帰宅部もしくは文芸部。だいたいこれらは、2次元ではいつも廃部の危機にひんしている部活だ。だから、人員補充というところだろう。
てか、先生それ脅しと似ていますよ。なにサラッと脅しているんですか。怖いよ。今なら無残の意味が分かる気がする。
「分かりました。」
どうせ、部活なんて
「あーごっめーん体調崩してたー。」とかで何とかなるだろ。
「ちなみに、嘘で部活を休んだらどうなるか分かっているだろうな...」
にらみながら言ってきた。
怖いよ先生。これはさぼることが出来なさそうだな。
「ではさっそく案内する。ついてこい。」
こうして、俺は先生にしたがうことにして、いや違うな。この場合、先生に脅迫され、見知らぬ部活に入ることに、なった。
俺の青春、俺のラブコメ生活はどうなることやら。
まぁ、まだ青春もラブコメも経験0なんだけとね.. .
これからが疲れそうな予感しかしない。
椅子に座り、俺は本をバックから取り出した。
『妹が俺のこと好きすぎて照れてしまいます』
と今流行りの妹系ライトノベルの本を毎朝読んでいる。
1限目が始まるまでは話しかけてくるやつもいなければ友達もいないため、やることがない。だからこうして本を読んでいるのだ。
暇潰しにしてはこの本は妹好きにとって最高の本だ。読んでいると鼻血がでるほどおもしろい。
なんといっても、このヒロインの妹が可愛いすぎてニヤケが止まらないほど可愛い。
まぁ俺の妹に比べたらまだまだだけどね。
読んでいるうちに1限目になり、つまらない授業がすべて終わった。
リア充どもは
「カラオケいこー」
とか「このあと彼氏とデート」
とか「部活だるいんですけどぉ~」とか疲れた顔をして話していた。
疲れたし帰るか...。
帰ろうとすると放送が鳴った。
「米満さん米満さん至急進路相談室に来て下さい。」
放送では2ー3組の担任の鹿苑寺先生(女)の声がした。
鹿苑寺恵花先生は表では恵花先生や恵花の恵の字をとりめぐみ先生とも呼ばれたりしている。
「めぐみとかもう別人の名前じゃん」などとはほとんどの生徒が心に秘めて決して口では言わない。
暗黙のルールのようなものだ。
この先生にはもう一つ可哀想な呼ばれかたがある。それが「無残」。多分合コンで何度もミスってこの名がついたのだと思う。陰ではみんなこうよんでいる。
その先生が俺を呼んだ。
辺りでは
「米満って誰?」
「聞いたことないー」
「うけるー」とか散々言われた。
俺って自分で思っているより陰薄すぎだろ...
まぁ、俺のスキル『ステルス』のおかげか。
サイコーステルス。サイコー俺。
脳内中二病が発生しながらバックを持ち、サッと進路相談室に行った。
進路相談室のドアには使用中と書いてあったが呼ばれたため、なんのためらいもなく入った。
「失礼します。」
進路相談室に入るとこちらを向きながら、椅子に座った、先生がシワをよせていた。
先生ただでさえおばさんなのにシワよせたらもう...
「なぁ、米満。君が今なにを考えているのか当てて見よう。」
真剣そうな顔をして言ってきた。
「君は今、友達が欲しいだろ。」
「いえ。」
即答した。友達なんていらない。てか、邪魔だ。友達が欲しいやつはだいたい周りから可哀想と思われたくない可哀想なやつだけだからな。
もちろん、俺は自分のこと可哀想なんて1ミリも思ったことがない。むしろそこそこカッコいいと思っている。良い具合の筋肉のつきかた、顔、スタイルはそこそこだと思っている。
「お、おう。そうか。」
少し、言葉を詰まらた。
「でもな、君は友達を作った方が良い。それと成績のほうも君は危機にひんしている。」
「要約すると俺は単位が危ないんですね。」
「そうだ。だから、この美しい私が単位を条件付きで上げよう。そうでないと卒業すらできないぞ。」
卒業出来ないのは困る。3つ下の妹の名に傷がつく。それだけは避けなくてはいけない。
「条件とは?」
渋々聞くと先生はニッコリして答えた。
「君は部活に、入っていないだろ。ついでに友達もいない。彼女もいない。だから...」
「だから、単位をこれ以上落としたくなかったら、先生が顧問をしている部活に、入れと...」
驚いたようにして先生が言う。
「まぁ、そういうことだ。」
先生が顧問を出来そうな部活は帰宅部もしくは文芸部。だいたいこれらは、2次元ではいつも廃部の危機にひんしている部活だ。だから、人員補充というところだろう。
てか、先生それ脅しと似ていますよ。なにサラッと脅しているんですか。怖いよ。今なら無残の意味が分かる気がする。
「分かりました。」
どうせ、部活なんて
「あーごっめーん体調崩してたー。」とかで何とかなるだろ。
「ちなみに、嘘で部活を休んだらどうなるか分かっているだろうな...」
にらみながら言ってきた。
怖いよ先生。これはさぼることが出来なさそうだな。
「ではさっそく案内する。ついてこい。」
こうして、俺は先生にしたがうことにして、いや違うな。この場合、先生に脅迫され、見知らぬ部活に入ることに、なった。
俺の青春、俺のラブコメ生活はどうなることやら。
まぁ、まだ青春もラブコメも経験0なんだけとね.. .
これからが疲れそうな予感しかしない。
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