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第18話 並行世界の病気
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珍しくどこの並行世界へ入るでもなく、世界樹のある輝く空間に留まっている。
二つの世界があまりにもカロリーを消費して、精神的にも疲れてしまったので、今は寝ようと思って唯一幽霊の身体で眠ることができるこの空間に留まっているというわけだ。
「疲れて眠いはずなのになかなか寝付けない……」
私は輝く空間に横向きで寝転んで、ふわふわと浮いている。
この空間は歩こうと思えば歩けるし、泳ごうと思えば泳げるし、寝ようという気持ちで空間に留まると、ウォーターベッドやビーズクッションのような、何かに包まれるような柔らかさがある。
そして、目が眩むような明るい空間だけど、まぶたを閉じると完全な闇が訪れる。
「眠れない時ってあるよね。僕も生前はそういうことよくあったよ」
目を開けると、私と並ぶように昴くんも腕を頭の後ろで組んで寝転んでいた。
「生前ってことは、幽霊になってからはないの? というか意外かも、昴くんも眠れないことよくあったんだ」
「うん、幽霊になってからは精神が強くなったからかな。そもそも殆ど眠ることすらなくなったよ」
「そうなんだ、羨ましいというか、なんというか」
「黒江ちゃんも精神的に強くなりたいの?」
「もちろん、できるならって感じだけど」
確かに昴くんって飄々としてて、あまりへこたれてる所を見たことがない。
昴くんは幽霊になってからは精神が強くなったって言ってたから、何かコツがあるのかな?
というか、そもそも私って昴くんの過去について殆ど知らないや……。
何となく聞きづらいまま今日に至ってしまってるけど、そのうち聞きたいなぁ……。
「じゃあ寝付けるまで、僕が何か話でもしよっか」
「うん、ありがとう」
一体どんな話だろ、昴くんの世界を巡る旅は私の経験の比じゃない。
きっとすごい話が聞けるのだろうと、眠ろうとしてるのにワクワクしてきている。
「じゃあね、並行世界の病気の話」
「病気かぁ……」
「駄目だった?」
「駄目じゃない……」
でも、もうちょっと明るい話が良かったなぁ……。
◇ ◇ ◇
「色んな並行世界を回ったんだけど、やっぱり病気も色々あってね。根幹世界では大体似たような病気が流行ってるんだ、名前は違ったりするけどね」
「やっぱりその辺りはちゃんと根幹世界なんだね。文字も見習って欲しいなぁ」
「黒江ちゃん……。相当、文字がトラウマになってるね……」
昴くんが苦笑いしているけど、私からしたら呪われたようなものなんだから!
精神が死んだら幽霊も死んじゃうって言ってたのは昴くんなのに、もう!
「あはは、ごめんね。それで、病気なんだけどさ、例えば黒江ちゃんの世界だと『黒死病』って病気あったでしょ?」
「うん、中世くらいに流行った感染症で、身体が黒くなって死んじゃうから黒死病って名前になったんだったかな?」
「あの病気、木造のロンドンの世界では感染源の動物から名前を取って『クマネズミ病』って呼ばれていて、僕のいた世界では発見者と言われてる医者の名前から取って『ムース病』って呼ばれているんだ」
「へぇー、魔法の世界でも黒死病ってあったんだね」
私が何気なく発した言葉に昴くんは一瞬眉をひそめた。
どこか気に障るようなことを言ってしまったのだろうか。ふとした見たことのない表情に、違和感を覚えた。
「黒江ちゃんは僕の世界の文明レベルって覚えてる? 時間という概念では僕の世界は黒江ちゃんの世界よりも数億年早く文明が興っているけど、その文明のレベルとしては黒江ちゃんからしたら五〇〇年くらい前だと思う。だから、黒死病は『あった』じゃなくて『ある』んだよ」
「………………」
何も言えなかった。
現代を生きていた私も、いくつか大規模な感染症をリアルタイムで体験はしてきている。
子供の頃は外国で流行っていた感染症があったり、学生の頃には日本でも感染症が流行って常にマスクをしていた時期もあった。
でも、それは『死』があまり身近ではなかった。
だから、昴くんが言いたいことは理解できた。
「ムース病やゾギワ病、山間部ではハジュック病だってまだある。僕の世界ではまだまだ治せない病気は沢山あるんだ。そして、感染拡大を防ぐために、感染した人を生きたまま焼き殺す仕事の魔法使いもいれば、人生で一つしか持つことの出来ない魔法を、感染者を見つける魔法にする人だっている」
「で、でも、ムース病――黒死病なら私の世界では治し方が特定されているんだから、昴くんが教えたら助かるんじゃないの!?」
そうだ、並行世界を渡る私達ならそれが叶うんだ!
いや、それどころか未来の世界へ行ったこともあるんだ、私の世界で治せない病気だって私が手を加えれば世界を救うことができるんじゃないだろうか。
別に名誉とかお金が欲しいわけじゃない、悲しむ人を救うことができれば……。ただそれだけのために活動したって――
「――僕はやろうとは思わないね」
意外な答えだった。
昴くんは自分勝手なところはあっても、人のことを蔑ろにするような人ではない。
だから、きっと昴くんも賛同してくれると思ったのに……。
「そういう並行世界を救う活動をしている人がいるのは知ってる。病気だけじゃない、閉ざされた並行世界を救うとか、そういう大それたことをしている人たちだっている。でも、そんなのはキリがない話なんだよ……。僕の世界だけ救って終わり? 僕がいた世界から分岐した世界は? そんなのいくらだってある。並行世界は今この時だって幾万幾億という数が生まれている。だから僕は下手に世界に干渉するくらいだったら全て干渉しないようにしているんだ」
悲しげでありながら、真面目な顔をした昴くんが私の眼を見てくる。
そっか、昴くんは無責任になりたくないんだ。
やるなら最初から最後まで責任を持ってやらなくちゃいけない。
そして、それをやるっていうことは自分の全てを捨ててそれに専念しないと出来ないくらいの規模の活動……。
「うん、わかった気がする。ごめんね、大して考えもせずに物を言っちゃって」
「違うよ黒江ちゃん、僕はズルいんだ。黒江ちゃんならきっと助けたいって言ってくれると思っていじわるしたんだよ。優しさを試したっていうか、なんというか……」
「もう! 試すならもっと平和的な話題で試してよ! ちょっと重すぎる!」
私が少し拗ねた顔をしたからか、珍しく慌てた顔をしている。
振り回されたんだから、私だって少しくらいは振り回しちゃうんだから。
「ごめんごめん。でも、ちょっとは並行世界のことについて理解が深まったんじゃないかな?」
「むぅ、深まりはしたけど、全然眠くならないどころか、むしろ目が冴えちゃったんですけどぉ!」
何なら若干精神が削られて、寝る時間が増えてしまったのではないかという気すらする。
「うーん、だって黒江ちゃん精神強くなりたいって言ったからさぁ。どうせ寝るならもうちょっと精神削ってからのほうが強くなると思って……」
いたずらっぽい顔で昴くんがこちらを見る。
なるほどぉ。そういう魂胆だったか……。
「昴くん!!」
「は、はい!」
「罰!! 左腕を伸ばして」
「こう?」
左腕を肩と平行にして、これであっているのかを目線で確認してくる。
「あってる!」
私はそう言いながら昴くんの左腕に向かって勢いよく抱きつくように飛びつき、左腕を捕まえた。
その腕に私の頭を乗せ、ゆっくりと眼を瞑った。
「罰として腕まくら五十年の刑に処す! おやすみ!」
「――うん、おやすみ。黒江ちゃん、お昼寝が済んだらまた出かけようね」
さっきまで眠れなかったのが嘘のように眠くなり、深い漆黒の闇へ誘われていった……。
二つの世界があまりにもカロリーを消費して、精神的にも疲れてしまったので、今は寝ようと思って唯一幽霊の身体で眠ることができるこの空間に留まっているというわけだ。
「疲れて眠いはずなのになかなか寝付けない……」
私は輝く空間に横向きで寝転んで、ふわふわと浮いている。
この空間は歩こうと思えば歩けるし、泳ごうと思えば泳げるし、寝ようという気持ちで空間に留まると、ウォーターベッドやビーズクッションのような、何かに包まれるような柔らかさがある。
そして、目が眩むような明るい空間だけど、まぶたを閉じると完全な闇が訪れる。
「眠れない時ってあるよね。僕も生前はそういうことよくあったよ」
目を開けると、私と並ぶように昴くんも腕を頭の後ろで組んで寝転んでいた。
「生前ってことは、幽霊になってからはないの? というか意外かも、昴くんも眠れないことよくあったんだ」
「うん、幽霊になってからは精神が強くなったからかな。そもそも殆ど眠ることすらなくなったよ」
「そうなんだ、羨ましいというか、なんというか」
「黒江ちゃんも精神的に強くなりたいの?」
「もちろん、できるならって感じだけど」
確かに昴くんって飄々としてて、あまりへこたれてる所を見たことがない。
昴くんは幽霊になってからは精神が強くなったって言ってたから、何かコツがあるのかな?
というか、そもそも私って昴くんの過去について殆ど知らないや……。
何となく聞きづらいまま今日に至ってしまってるけど、そのうち聞きたいなぁ……。
「じゃあ寝付けるまで、僕が何か話でもしよっか」
「うん、ありがとう」
一体どんな話だろ、昴くんの世界を巡る旅は私の経験の比じゃない。
きっとすごい話が聞けるのだろうと、眠ろうとしてるのにワクワクしてきている。
「じゃあね、並行世界の病気の話」
「病気かぁ……」
「駄目だった?」
「駄目じゃない……」
でも、もうちょっと明るい話が良かったなぁ……。
◇ ◇ ◇
「色んな並行世界を回ったんだけど、やっぱり病気も色々あってね。根幹世界では大体似たような病気が流行ってるんだ、名前は違ったりするけどね」
「やっぱりその辺りはちゃんと根幹世界なんだね。文字も見習って欲しいなぁ」
「黒江ちゃん……。相当、文字がトラウマになってるね……」
昴くんが苦笑いしているけど、私からしたら呪われたようなものなんだから!
精神が死んだら幽霊も死んじゃうって言ってたのは昴くんなのに、もう!
「あはは、ごめんね。それで、病気なんだけどさ、例えば黒江ちゃんの世界だと『黒死病』って病気あったでしょ?」
「うん、中世くらいに流行った感染症で、身体が黒くなって死んじゃうから黒死病って名前になったんだったかな?」
「あの病気、木造のロンドンの世界では感染源の動物から名前を取って『クマネズミ病』って呼ばれていて、僕のいた世界では発見者と言われてる医者の名前から取って『ムース病』って呼ばれているんだ」
「へぇー、魔法の世界でも黒死病ってあったんだね」
私が何気なく発した言葉に昴くんは一瞬眉をひそめた。
どこか気に障るようなことを言ってしまったのだろうか。ふとした見たことのない表情に、違和感を覚えた。
「黒江ちゃんは僕の世界の文明レベルって覚えてる? 時間という概念では僕の世界は黒江ちゃんの世界よりも数億年早く文明が興っているけど、その文明のレベルとしては黒江ちゃんからしたら五〇〇年くらい前だと思う。だから、黒死病は『あった』じゃなくて『ある』んだよ」
「………………」
何も言えなかった。
現代を生きていた私も、いくつか大規模な感染症をリアルタイムで体験はしてきている。
子供の頃は外国で流行っていた感染症があったり、学生の頃には日本でも感染症が流行って常にマスクをしていた時期もあった。
でも、それは『死』があまり身近ではなかった。
だから、昴くんが言いたいことは理解できた。
「ムース病やゾギワ病、山間部ではハジュック病だってまだある。僕の世界ではまだまだ治せない病気は沢山あるんだ。そして、感染拡大を防ぐために、感染した人を生きたまま焼き殺す仕事の魔法使いもいれば、人生で一つしか持つことの出来ない魔法を、感染者を見つける魔法にする人だっている」
「で、でも、ムース病――黒死病なら私の世界では治し方が特定されているんだから、昴くんが教えたら助かるんじゃないの!?」
そうだ、並行世界を渡る私達ならそれが叶うんだ!
いや、それどころか未来の世界へ行ったこともあるんだ、私の世界で治せない病気だって私が手を加えれば世界を救うことができるんじゃないだろうか。
別に名誉とかお金が欲しいわけじゃない、悲しむ人を救うことができれば……。ただそれだけのために活動したって――
「――僕はやろうとは思わないね」
意外な答えだった。
昴くんは自分勝手なところはあっても、人のことを蔑ろにするような人ではない。
だから、きっと昴くんも賛同してくれると思ったのに……。
「そういう並行世界を救う活動をしている人がいるのは知ってる。病気だけじゃない、閉ざされた並行世界を救うとか、そういう大それたことをしている人たちだっている。でも、そんなのはキリがない話なんだよ……。僕の世界だけ救って終わり? 僕がいた世界から分岐した世界は? そんなのいくらだってある。並行世界は今この時だって幾万幾億という数が生まれている。だから僕は下手に世界に干渉するくらいだったら全て干渉しないようにしているんだ」
悲しげでありながら、真面目な顔をした昴くんが私の眼を見てくる。
そっか、昴くんは無責任になりたくないんだ。
やるなら最初から最後まで責任を持ってやらなくちゃいけない。
そして、それをやるっていうことは自分の全てを捨ててそれに専念しないと出来ないくらいの規模の活動……。
「うん、わかった気がする。ごめんね、大して考えもせずに物を言っちゃって」
「違うよ黒江ちゃん、僕はズルいんだ。黒江ちゃんならきっと助けたいって言ってくれると思っていじわるしたんだよ。優しさを試したっていうか、なんというか……」
「もう! 試すならもっと平和的な話題で試してよ! ちょっと重すぎる!」
私が少し拗ねた顔をしたからか、珍しく慌てた顔をしている。
振り回されたんだから、私だって少しくらいは振り回しちゃうんだから。
「ごめんごめん。でも、ちょっとは並行世界のことについて理解が深まったんじゃないかな?」
「むぅ、深まりはしたけど、全然眠くならないどころか、むしろ目が冴えちゃったんですけどぉ!」
何なら若干精神が削られて、寝る時間が増えてしまったのではないかという気すらする。
「うーん、だって黒江ちゃん精神強くなりたいって言ったからさぁ。どうせ寝るならもうちょっと精神削ってからのほうが強くなると思って……」
いたずらっぽい顔で昴くんがこちらを見る。
なるほどぉ。そういう魂胆だったか……。
「昴くん!!」
「は、はい!」
「罰!! 左腕を伸ばして」
「こう?」
左腕を肩と平行にして、これであっているのかを目線で確認してくる。
「あってる!」
私はそう言いながら昴くんの左腕に向かって勢いよく抱きつくように飛びつき、左腕を捕まえた。
その腕に私の頭を乗せ、ゆっくりと眼を瞑った。
「罰として腕まくら五十年の刑に処す! おやすみ!」
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