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第20話 出会いの夢その2
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「んぁ……」
翌朝、目が覚めると早速視線を感じた。
「おはよう、黒江ちゃん」
「むわあぁぁ!」
起きがけに優しそうなイケメンが話しかけてきて思わず声が出てしまった。
「あぁ、そうだった……。人助けしたんだった……」
自分の部屋に誰かがいることなんて無かったから、つい驚いてしまった。
「可愛い寝顔だったよ」
「み、見てたんですかっ!?」
「うん、でもおかげで……」
彼は横向きで寝ていた体勢から両手を使って起き上がると、一回伸びをしてこちらを改めて向いた。
「ほら、多少は起き上がれるようになったよ」
「う、うん。良かったですね!」
「まだ立ち上がることは出来ないけど、黒江ちゃんの寝顔を見てたら元気になったんだ。本当にありがとう」
これはもしかして変な人を家に入れてしまったのではないだろうか。
少なくとも、この時点ではまともな人じゃないとは思っていた。
その予感は結果的には当たらずとも遠からずといった感じだろうか。
「それは良かった――って、もうこんな時間!?」
壁にかけてある時計を見ると既に七時四十分を指していた。普段は七時前に起きているから大寝坊どころの騒ぎではない。
「わわっ! 朝ごはんなんか食べてる余裕なんてない! 早く着替えて仕事に行かないと!」
慌てて立ち上がって寝間着を脱ごうとして、彼と目があった。
一瞬の沈黙の後、彼は頭から布団に潜っていった。
「どうぞー」
着替えを促すくぐもった声が聞こえる。
確かにまだ身動きが取れないだろうから、それしか方法はないのかもしれないけど……。
とはいえ今はそんなことを言ってられないので、サッサとスーツに着替えて、未だに不慣れな化粧をして出勤の準備を進める。
食事は駅前のコンビニでおにぎりかゼリー系の食べ物でも買ってなんとかしようかな。
ん? 買う? あれ?
「あ! 財布!!」
この時、やっと財布を忘れたから歩いて帰ってきて、そこで彼を拾ったことを思い出した。
「財布ってこれ? ベッドの枕元においてあったよ」
いつの間にか布団から手が生えてきており、その片手には薄いピンク色の長財布を持っていた。
そうだった……一昨日、五百円玉貯金のために鞄から財布を出して、貯金したと同時にそのまま力尽きたのを思い出し、苦い顔をしてしまった。
私の記憶は大体が仕事とリンクしてしまっている。
「あ、ありがとう……。あ、そうだ。お昼ご飯はこれでなにか適当に買って食べてください」
財布から千円札を出して彼に渡し、今度は間違いなく財布を鞄に仕舞った。
「それじゃあ、私は仕事に行きますので! 自分の家だと思って過ごして貰って構わないので、何かあったらまた夜に教えてください!」
「うん、いってらっしゃい。黒江ちゃん」
駅に走りながら、鍵の場所とか連絡先とか、そういったものを伝え忘れたと思ったし、そもそも立ち上がれない人にお金を渡して意味があったのか、今更後戻りはできないのでそのまま走り続けた。
◇ ◇ ◇
「ただいまぁ……」
時刻は二十三時ちょうど。念のためコンビニ弁当は二つ買って帰ってきた。
「おかえり、黒江ちゃん」
「あ、起きてたんだ。晩御飯ってもう食べました……? いや、立ち上がれない人に何言ってるんだろ……」
当然のように彼は家にいて、私もそれを受け入れていた。多分、脳が麻痺しているんだと思う。
「いや、僕はお腹空かないって昨日言ったでしょ。朝は勢いで貰っちゃったけど、お金は返すよ」
そう言って、彼は歩いて玄関にいる私の下へお金を返しに来た。
「あ、もう歩けるまで回復したんですね」
「うん、お陰様で」
私は彼が食事を我慢しているのではないかとも思ったけれど、本当にお腹を空いている様子はなかった。
実はお金を持っているのではないか、あるいは自宅にあるものを食べたのではないかと少し疑ったが、少なくとも家にはまともな食料はなかったことを思い出して、それはそれで気が滅入った。
「ご飯、食べたほうが良かったかな?」
「ただでさえ倒れて死にかけてたんですから、食べなきゃ本当に死んじゃいますよ!」
「心配してくれてありがとう、黒江ちゃん」
ずっと、なぜ彼がずっと私のことを『ちゃん』と呼んでいるのか違和感を覚えていたが、きっとこれは愛情の現れだったのだろう。
「そっか、じゃあ次からは食べるようにするよ。別に食べられないわけじゃないからね」
「そうしてください」
思い出したように片手に持つお弁当のことを思い出した。
「そうだ、さっき二つ買ってきたんです。一緒に食べましょ」
「本当? ありがとう、黒江ちゃん!」
部屋に入ると自分の部屋の汚さに少し恥じらいを持ってしまった。
お弁当やペットボトルの容器がゴミ袋に入れられ、口も縛らずにいくつも放置してある。
流石に臭いが出そうなものや食べ残しは生ゴミとして捨てているし、ゴミの日に出し損ねたものもベランダにある。
多分、時間と体力があったら片付けるのかもしれないけど、今のところ危険水域に達する前には掃除している。
「えっと……。机の周りだけでも片付けるから待ってて……」
花も恥じらうアラサー女子。部屋に男性を入れることなんて想定外。
「別にそれくらい気にしなくてもいいのに」
「私が気にするんです!!」
◇ ◇ ◇
「こんなものかな……」
机の周りにそれぞれ一人ずつ、四人は座れるくらいのスペースが生まれた。
ちょうど翌日が可燃ゴミの日なので、出勤前に忘れずに出さなければならない。
結果から言うと忘れてベランダ行きになった。
「おまたせしました、それじゃあいただきましょ」
「うん、ありがとう」
私と彼は向かい合わせで座ってお弁当を食べ始めた。
「えっと……。スバルさん、でしたっけ?」
「うん、スバル=グラン。いや、玖蘭 昴にしようかな。それと『さん』ってのより『くん』とか『ちゃん』とか、そういう方が親しみがあっていいかなぁ」
「はぁ……。じゃあ、昴……くん」
「うん、イエスだね」
「えっと、昴くんは普段は何をしているんですか……? その……仕事とか」
私は恐る恐る彼のプライベートについて踏み込み始めた。
こういった距離感の詰め方は未だによくわかっていない。
「うーん、色んな世界を旅して絵を描いて回っているくらいかなぁ」
「す、すごいですね……。それってお金とかはどうしているんですか?」
「基本的には安いものを買って、世界を渡って違うところで高く売ったりしてるよ」
少し印象の悪い言い方をするなら転売って感じかな。
でも、世界という単位でなら需要と供給のバランス調整を担っている重要な役割ではある。
「じゃあ、いまはどうしてたんですか?」
「うーん、どこか絵の描ける場所を探して、そこで考えようと思っていたところ」
なんという風来坊なんだろうか。
その日暮らしというのを体現したような生活で、少なからず驚いた。
「でも、もう決めたんだ。ほら、これ」
彼が背後から取り出したのは、ベッドから見渡したこの部屋が描かれたキャンバスだった。
「んな!!」
あまりの衝撃に変な声が出てしまった。
改めてゴミで埋め尽くされた部屋を絵画という手段で突きつけられて、掃除をしろという圧力に押しつぶされそうになった。
「僕にとってこの部屋は運命を変えるような出会いだったからね、思わず描いちゃった!」
「せ、せめてもうちょっと綺麗な部屋で!!」
「ううん、この部屋がよかったんだ」
この時は焦っていて気が付かなかったけど、彼がどこからキャンバスを持ってきて、どこから絵の具を取り出したのか、後に彼の魔法だと知るまで完全に頭から抜け落ちていた。
「僕はね、こんな僕を助けてくれて、親切にしてくれて、そんな黒江ちゃんのことが好きだし、僕がお世話になったこの部屋が好きなんだ」
突然告白みたいなことを言われて気が動転してしまった。
「あ、えっと、その……。好きとかなんとかって、冗談かなにかですよね……?」
「僕は嘘なんてつかないよ」
爽やかな笑顔を見せる彼の言葉に、本当に偽りはないのだという実感させられた。
多少変な人かもしれないけど、優しく微笑む綺麗な顔で『好き』と言われて悪い気はしないし、彼に対して絆されてしまった自分がいる自覚はあった。
そしてそのまま、一ヶ月が過ぎても彼はこの部屋に居座り続けて、私のお金を使って様々なところで絵を描くことになるのであった。
翌朝、目が覚めると早速視線を感じた。
「おはよう、黒江ちゃん」
「むわあぁぁ!」
起きがけに優しそうなイケメンが話しかけてきて思わず声が出てしまった。
「あぁ、そうだった……。人助けしたんだった……」
自分の部屋に誰かがいることなんて無かったから、つい驚いてしまった。
「可愛い寝顔だったよ」
「み、見てたんですかっ!?」
「うん、でもおかげで……」
彼は横向きで寝ていた体勢から両手を使って起き上がると、一回伸びをしてこちらを改めて向いた。
「ほら、多少は起き上がれるようになったよ」
「う、うん。良かったですね!」
「まだ立ち上がることは出来ないけど、黒江ちゃんの寝顔を見てたら元気になったんだ。本当にありがとう」
これはもしかして変な人を家に入れてしまったのではないだろうか。
少なくとも、この時点ではまともな人じゃないとは思っていた。
その予感は結果的には当たらずとも遠からずといった感じだろうか。
「それは良かった――って、もうこんな時間!?」
壁にかけてある時計を見ると既に七時四十分を指していた。普段は七時前に起きているから大寝坊どころの騒ぎではない。
「わわっ! 朝ごはんなんか食べてる余裕なんてない! 早く着替えて仕事に行かないと!」
慌てて立ち上がって寝間着を脱ごうとして、彼と目があった。
一瞬の沈黙の後、彼は頭から布団に潜っていった。
「どうぞー」
着替えを促すくぐもった声が聞こえる。
確かにまだ身動きが取れないだろうから、それしか方法はないのかもしれないけど……。
とはいえ今はそんなことを言ってられないので、サッサとスーツに着替えて、未だに不慣れな化粧をして出勤の準備を進める。
食事は駅前のコンビニでおにぎりかゼリー系の食べ物でも買ってなんとかしようかな。
ん? 買う? あれ?
「あ! 財布!!」
この時、やっと財布を忘れたから歩いて帰ってきて、そこで彼を拾ったことを思い出した。
「財布ってこれ? ベッドの枕元においてあったよ」
いつの間にか布団から手が生えてきており、その片手には薄いピンク色の長財布を持っていた。
そうだった……一昨日、五百円玉貯金のために鞄から財布を出して、貯金したと同時にそのまま力尽きたのを思い出し、苦い顔をしてしまった。
私の記憶は大体が仕事とリンクしてしまっている。
「あ、ありがとう……。あ、そうだ。お昼ご飯はこれでなにか適当に買って食べてください」
財布から千円札を出して彼に渡し、今度は間違いなく財布を鞄に仕舞った。
「それじゃあ、私は仕事に行きますので! 自分の家だと思って過ごして貰って構わないので、何かあったらまた夜に教えてください!」
「うん、いってらっしゃい。黒江ちゃん」
駅に走りながら、鍵の場所とか連絡先とか、そういったものを伝え忘れたと思ったし、そもそも立ち上がれない人にお金を渡して意味があったのか、今更後戻りはできないのでそのまま走り続けた。
◇ ◇ ◇
「ただいまぁ……」
時刻は二十三時ちょうど。念のためコンビニ弁当は二つ買って帰ってきた。
「おかえり、黒江ちゃん」
「あ、起きてたんだ。晩御飯ってもう食べました……? いや、立ち上がれない人に何言ってるんだろ……」
当然のように彼は家にいて、私もそれを受け入れていた。多分、脳が麻痺しているんだと思う。
「いや、僕はお腹空かないって昨日言ったでしょ。朝は勢いで貰っちゃったけど、お金は返すよ」
そう言って、彼は歩いて玄関にいる私の下へお金を返しに来た。
「あ、もう歩けるまで回復したんですね」
「うん、お陰様で」
私は彼が食事を我慢しているのではないかとも思ったけれど、本当にお腹を空いている様子はなかった。
実はお金を持っているのではないか、あるいは自宅にあるものを食べたのではないかと少し疑ったが、少なくとも家にはまともな食料はなかったことを思い出して、それはそれで気が滅入った。
「ご飯、食べたほうが良かったかな?」
「ただでさえ倒れて死にかけてたんですから、食べなきゃ本当に死んじゃいますよ!」
「心配してくれてありがとう、黒江ちゃん」
ずっと、なぜ彼がずっと私のことを『ちゃん』と呼んでいるのか違和感を覚えていたが、きっとこれは愛情の現れだったのだろう。
「そっか、じゃあ次からは食べるようにするよ。別に食べられないわけじゃないからね」
「そうしてください」
思い出したように片手に持つお弁当のことを思い出した。
「そうだ、さっき二つ買ってきたんです。一緒に食べましょ」
「本当? ありがとう、黒江ちゃん!」
部屋に入ると自分の部屋の汚さに少し恥じらいを持ってしまった。
お弁当やペットボトルの容器がゴミ袋に入れられ、口も縛らずにいくつも放置してある。
流石に臭いが出そうなものや食べ残しは生ゴミとして捨てているし、ゴミの日に出し損ねたものもベランダにある。
多分、時間と体力があったら片付けるのかもしれないけど、今のところ危険水域に達する前には掃除している。
「えっと……。机の周りだけでも片付けるから待ってて……」
花も恥じらうアラサー女子。部屋に男性を入れることなんて想定外。
「別にそれくらい気にしなくてもいいのに」
「私が気にするんです!!」
◇ ◇ ◇
「こんなものかな……」
机の周りにそれぞれ一人ずつ、四人は座れるくらいのスペースが生まれた。
ちょうど翌日が可燃ゴミの日なので、出勤前に忘れずに出さなければならない。
結果から言うと忘れてベランダ行きになった。
「おまたせしました、それじゃあいただきましょ」
「うん、ありがとう」
私と彼は向かい合わせで座ってお弁当を食べ始めた。
「えっと……。スバルさん、でしたっけ?」
「うん、スバル=グラン。いや、玖蘭 昴にしようかな。それと『さん』ってのより『くん』とか『ちゃん』とか、そういう方が親しみがあっていいかなぁ」
「はぁ……。じゃあ、昴……くん」
「うん、イエスだね」
「えっと、昴くんは普段は何をしているんですか……? その……仕事とか」
私は恐る恐る彼のプライベートについて踏み込み始めた。
こういった距離感の詰め方は未だによくわかっていない。
「うーん、色んな世界を旅して絵を描いて回っているくらいかなぁ」
「す、すごいですね……。それってお金とかはどうしているんですか?」
「基本的には安いものを買って、世界を渡って違うところで高く売ったりしてるよ」
少し印象の悪い言い方をするなら転売って感じかな。
でも、世界という単位でなら需要と供給のバランス調整を担っている重要な役割ではある。
「じゃあ、いまはどうしてたんですか?」
「うーん、どこか絵の描ける場所を探して、そこで考えようと思っていたところ」
なんという風来坊なんだろうか。
その日暮らしというのを体現したような生活で、少なからず驚いた。
「でも、もう決めたんだ。ほら、これ」
彼が背後から取り出したのは、ベッドから見渡したこの部屋が描かれたキャンバスだった。
「んな!!」
あまりの衝撃に変な声が出てしまった。
改めてゴミで埋め尽くされた部屋を絵画という手段で突きつけられて、掃除をしろという圧力に押しつぶされそうになった。
「僕にとってこの部屋は運命を変えるような出会いだったからね、思わず描いちゃった!」
「せ、せめてもうちょっと綺麗な部屋で!!」
「ううん、この部屋がよかったんだ」
この時は焦っていて気が付かなかったけど、彼がどこからキャンバスを持ってきて、どこから絵の具を取り出したのか、後に彼の魔法だと知るまで完全に頭から抜け落ちていた。
「僕はね、こんな僕を助けてくれて、親切にしてくれて、そんな黒江ちゃんのことが好きだし、僕がお世話になったこの部屋が好きなんだ」
突然告白みたいなことを言われて気が動転してしまった。
「あ、えっと、その……。好きとかなんとかって、冗談かなにかですよね……?」
「僕は嘘なんてつかないよ」
爽やかな笑顔を見せる彼の言葉に、本当に偽りはないのだという実感させられた。
多少変な人かもしれないけど、優しく微笑む綺麗な顔で『好き』と言われて悪い気はしないし、彼に対して絆されてしまった自分がいる自覚はあった。
そしてそのまま、一ヶ月が過ぎても彼はこの部屋に居座り続けて、私のお金を使って様々なところで絵を描くことになるのであった。
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