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1.はい、喜んで。
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「今日限りで、お前との婚約を破棄させてもらう!は?理由?俺は他に女が出来たとかそんな不誠実な理由じゃない。ただ―――お前のその容姿が俺の隣にいるに相応しくないからだよ!」
そう言い放つのはこのフッラクション王国の王太子であられます、ダミアン殿下です。
罵られた私ですが、ホウショウ公爵家の次女であります、コリーナと申します。
殿下が気に入らない容姿は、私が眼鏡(ビン底)で、三つ編みで華やかさに欠けるからでしょうか?
王太子殿下に華やかさは必要ないと思うのですが?
それよりも婚約破棄を夜会という場で宣言した、殿下の非常識さの方が問題かと…。
幸い(?)国王夫妻は外遊中ですが、まぁそれを狙ったともいえますね。
特に他に好きな人が出来たわけでもなく婚約破棄(私の有責なのでしょうか?)という話をしたのは国王陛下・王妃殿下に聞かせたくはない話ですね。
「婚約破棄について、承りました。慰謝料については問題が私の容姿という不確かなものが原因でしたので、発生しないと考えますが?」
「ケチ臭い女だな。この王国も困窮しているわけでもないし、慰謝料を必要としていない。ただ、俺とは無関係だという事だ」
ダミアン様は女性関係にだらしないのでしょうか?
私という婚約者がいることが障害となっているようですし。
***
帰宅後、怒っていたのは私付きの侍女のルナ。
「全く王太子殿下はどこに目を付けているのでしょうか?」
「顔でしょう?」
「お嬢様!そのような事ではなくてですね……」
ルナが怒るのは最もで、私がビン底眼鏡をかけて、三つ編みなのはわざとです。
素顔を晒すとちょっと問題が発生してしまうので。
「わかったわよ。とりあえず、明日からはビン底眼鏡はやめて学園に通うわ」
「是非そのように!まったく、お嬢様は素顔だったら誰よりも美しいというのに」
ルナはプリプリと怒り続けていた。
ダミアン様はザ・王子様といった感じの金髪碧眼ですが、私はというとストロベリーブロンドの髪で緑眼。
今まではこの眼の色を眼鏡で隠していました。
翌日の学園。
「誰だよ?あの美女?」「転校生か?」「この時期に転校生とかあるのか?」などという声が聞こえましたが、全て無視しました。たまに…。
「麗しのレディ、この学園を案内しましょうか?」などと言う勘違い野郎に出くわすが、無視してきた。
今まで散々私の事を「冴えない女」「何故殿下の婚約者?」とか言ってきたのにちょっと眼鏡を外したくらいで、この扱いはないでしょう?酷すぎる。
「私はコリーナ=ホウショウですが?」
と言うと、蜘蛛の子を散らしたように顔色を変えて散っていった。
授業中もいつもなら、「流石ガリ勉って感じだよな。先生に当てられても、余裕で答えてるぜ?」とか言っている令息たちが、というか先生まで?違う目線で見てくる。
はぁ、嫌になる。家に帰ったらお父様に相談しましょう。
そう言い放つのはこのフッラクション王国の王太子であられます、ダミアン殿下です。
罵られた私ですが、ホウショウ公爵家の次女であります、コリーナと申します。
殿下が気に入らない容姿は、私が眼鏡(ビン底)で、三つ編みで華やかさに欠けるからでしょうか?
王太子殿下に華やかさは必要ないと思うのですが?
それよりも婚約破棄を夜会という場で宣言した、殿下の非常識さの方が問題かと…。
幸い(?)国王夫妻は外遊中ですが、まぁそれを狙ったともいえますね。
特に他に好きな人が出来たわけでもなく婚約破棄(私の有責なのでしょうか?)という話をしたのは国王陛下・王妃殿下に聞かせたくはない話ですね。
「婚約破棄について、承りました。慰謝料については問題が私の容姿という不確かなものが原因でしたので、発生しないと考えますが?」
「ケチ臭い女だな。この王国も困窮しているわけでもないし、慰謝料を必要としていない。ただ、俺とは無関係だという事だ」
ダミアン様は女性関係にだらしないのでしょうか?
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***
帰宅後、怒っていたのは私付きの侍女のルナ。
「全く王太子殿下はどこに目を付けているのでしょうか?」
「顔でしょう?」
「お嬢様!そのような事ではなくてですね……」
ルナが怒るのは最もで、私がビン底眼鏡をかけて、三つ編みなのはわざとです。
素顔を晒すとちょっと問題が発生してしまうので。
「わかったわよ。とりあえず、明日からはビン底眼鏡はやめて学園に通うわ」
「是非そのように!まったく、お嬢様は素顔だったら誰よりも美しいというのに」
ルナはプリプリと怒り続けていた。
ダミアン様はザ・王子様といった感じの金髪碧眼ですが、私はというとストロベリーブロンドの髪で緑眼。
今まではこの眼の色を眼鏡で隠していました。
翌日の学園。
「誰だよ?あの美女?」「転校生か?」「この時期に転校生とかあるのか?」などという声が聞こえましたが、全て無視しました。たまに…。
「麗しのレディ、この学園を案内しましょうか?」などと言う勘違い野郎に出くわすが、無視してきた。
今まで散々私の事を「冴えない女」「何故殿下の婚約者?」とか言ってきたのにちょっと眼鏡を外したくらいで、この扱いはないでしょう?酷すぎる。
「私はコリーナ=ホウショウですが?」
と言うと、蜘蛛の子を散らしたように顔色を変えて散っていった。
授業中もいつもなら、「流石ガリ勉って感じだよな。先生に当てられても、余裕で答えてるぜ?」とか言っている令息たちが、というか先生まで?違う目線で見てくる。
はぁ、嫌になる。家に帰ったらお父様に相談しましょう。
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